現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2014年 1月号 アクエリアスの歓びの訪れ

アクエリアスの歓びの訪れ

覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記 (2014年1月9日)

人間が今のこの時を振り返るとき、自分たちがいかに長い間、さまざまな残虐行為や苦難を許容してきたのか信じ難く驚きあきれるだろう。人々はその責任をとがめ、処罰と仕返しを要求するだろう。しかし、マイトレーヤは別の方法を勧告するのを知るだろう。正義は、分かち合いと自由と同様に神聖であることを、彼は実証するだろう。報復は彼のやり方ではなく、それは人間を過去に連れ戻すだろう。人々がこれに気づくとき、復讐への思いを放棄して、マイトレーヤと彼のグループの覚者たちに鼓舞されて、途方もない変換の仕事に熱意をもって取り掛かるだろう。
もちろん、必要とされる変化は膨大であり、それぞれに優先順位があるだろう。現在、飢えと赤貧の中で生きている人々、あるいは戦争によって無理に移動させられた人々、これらの何十億という人々が最初に、その苦しみから解放されるだろう。この惑星の未来がかかっている分かち合いの法という神聖な正義が、最高位を占めるだろう。人間がこの見事な成果をつくづく眺めるとき、分かち合いの法が彼らの心(ハート)に入り込むまでに、なぜそんなに長くかかったのか、悲しく、不思議がるだろう。
かくして、人は新しい達成の光の中で彼らの過去の過ちを熟視するにつれて、心的、精神的に成長するだろう。かくして、急速に消え褪せていく過去から新しい世界を形づくるために彼らの決意を奮い起こすだろう。
覚者たちが生きることへの新しいアプローチの開始を鼓舞するだろう。すべての人間が分かち合うことができ、すべてがその一部であることのできる生き方である。ますます深まる同胞愛と協力の感覚が、彼らの仕事に新しい歓びをもたらすだろう。時が進行するにつれて、仕事とお互いに対するこの新しい姿勢が、アクエリアス(宝瓶宮)がもたらす栄光を予告するだろう。