現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2011年 8月 世界資源の分かち合い ――選集

世界資源の分かち合い ――選集

本稿には「世界資源の分かち合い」というテーマに関する引用文の選集を発表する。これはマイトレーヤの教え(マイトレーヤからのメッセージ)、ベンジャミン・クレームの師のことば(『覚者は語る』)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

人間の壮大なる運命を彼らに思い出させ、そして分かち合いの行為が、彼らが求める信頼を生まれさせるということを彼らに説得することが、マイトレーヤの任務である。分かち合いはもはや一つの選択ではなく、人類はひとつであるという認識の必然的結果であることを示されるだろう。かくして、マイトレーヤと彼のグループは、人類を吸い込もうとしていると多くの者が恐れているあの底知れぬ奈落への淵から、人類を引き戻してくださるだろう。かくして、マイトレーヤは人類を、彼らの聖なる運命を実現するための進路にしっかりと位置付けてくださるだろう。
(『覚者は語る』―信頼の創造―p.609)

必要とされるのは私たちのお互いに対する関係を改めることです。これらの問題に取り組むために取るべき第一歩は、人類はひとつであることを認めることだと、マイトレーヤは言っています。私たちは、人類というひとつの家族の兄弟姉妹であり、国家の違いを超えたひとつの種族、ひとつのグループであるという地球的感覚を身につけ、食糧、資源、エネルギー、科学技術、教育施設がすべての人間に属することを認めなければなりません。これらの資源は、私たちが進化のプロセスの根底にある大計画に従って正しく進化していくために、すべての人間に与えられているものです。ですから私たちはこれらの資源をより平等に分かち合わねばなりません。分かち合うとき、世界に正義が確立されるだろう、とマイトレーヤは言われます。正義が世界に確立されるとき、そしてその時にのみ、世界に平和を築くことができるでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』p.121-122)

分かち合いが、鍵の中の鍵である。分かち合いを通して、人間は神の愛の意味を知るようになるだろう。分かち合いなしに、人間の未来はない。なぜなら神の愛を具現するか――さもなければ死滅するか、その時がやって来たのである。分かち合いが、人間の問題のすべてに対する答えと、「新しい時代」への確実な人口を提供する。分かち合いを通して、平和は行きわたるだろう。分かち合いを通して、正義は勝利を得るだろう。分かち合いと協力を通して、同胞愛は栄え、新しい栄光の未来が人間に開かれるだろう。    
(『覚者は語る』―未来―p.120)

世界中至るところに、わたしのメッセージに対する反応が見られる。人間の生活の基本である分かち合いの原則が、指導者たちの心を引きつける。そのように目覚めた者たちのグループがますます大きくなり、新しい時代の基本線を打ち出す。わたしの仕事に対するこのような反応を見てうれしい。
我が友よ、あなたがたも生活の中で分かち合いを具現することができる。この聖なる原則が是非とも支配すべきである。あなたがたの子供たちに、幼き者たちに、分かち合うことを教え、善を啓発しなさい。わたしの任務は、すべての人を啓発し、無知を真の知識に変え、目で見えるすべてのものの背後に唯一なる実在があることを教えることである。
そのようにして人間を神のもとに連れていく。
(メッセージNo.15、p.373-374)

わたしは折にふれて、分かち合いの精神を培う必要性について語ってきた――それによって世界資源のより平等な分配が可能となる。これは緊張の減少と計り知れない人間の苦難の減少につながるのである。それはまた、先進国の経済と生活に活力をもたらす。惑星の生命の血液は循環しなければならない。貧困な国々もまた、生きる権利と適度な生活水準を楽しむ権利を持つことを認識することによってのみ、富める国々の沈滞した経済は活気づくのである。分かち合いのみがこれをなす。
世界はひとつであること、人類は有機体であり、その福利はそれぞれの部分すべての健康にかかっていること、危機と病の兆しを無視することはもはや可能でもなく賢明なことでもないこと、これらのことを人間に示す証拠は日ごとに増えている。現在、多くの者がこれに気づき、正義を呼びかけているが、目覚めた人類の叫びのみが、大国を現在の貪欲な姿勢から転じさせるに足るものであろう。
(『覚者は語る』―未来は招く―p.56)

偉大なるスペインの詩人、フエデリコ・ガルシア・ロルカが飢餓の終止について述べた素晴らしい声明がある。「飢えが地上から除去される日には、世界がかつて知ったことのない最大の霊的爆発があるであろう。その偉大なる革命の日に世界中にどっと沸き上がる喜びを、人類は想像できない」
これは非常に大胆な主張に思えるかもしれない。しかしこれは、豊かなる世界において飢餓を除去することが人間の神性への最初のステップであることを認識したものであると信じる。なぜなら、それは人と人との間の正しい関係への最初のステップであるから。人類は一つであることを認めて、世界の資源をすべての人間の間で分かち始めるや否や、我々は神となる道への最初のステップを踏む。そこに新しい経済機構の本質的な霊性が横たわる。それは分かち合いに基づかなければならない。なぜならそれは人間の神性に基づかなければならないから。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅰ巻』p.120)

マイトレーヤの関心の中で最優先するものは、貧しい人々、虐げられた人々の福利である。世界の人口の半分がこの範疇に属し、人間の善意に大きな挑戦を呈する。マイトレーヤの意図はその善意を鼓舞し、活気づけることであり、そしてこの不公正さを永久に終わらせることである。これは容易ではないことを、マイトレーヤはすでにご存じである。人間の貪欲と利己主義の根は深く、執拗である。しかし徐々に、人々は、世界資源を分かち合うことが彼ら自身のためでもあることを、それ以外に彼らを破局から守るものはないことを、知るようになるだろう。人間が喜んで、快くその必要を受け入れるとき、分かち合いの青写真はひもとかれ、諸国に提示されるだろう。かくして、この地球の歴史の暗黒の章は永久に終わりを告げるだろう。人間は再び上に向かう道程を歩きはじめることができる。
(『覚者は語る』―暗黒の章の終わり―p.315-316)

あなたがたの問題に対する答えは非常に簡単である。分かち合う意志が、あなたがたの生活を支配しなければならないということを、わたしは何度も述べてきた。もう一度繰り返す――分かち合いと正義なしには、人は平和を知ることはないだろう、我が兄弟姉妹よ。だからわたしの忠告をよく心に留めなさい。そして唯一の開かれた道を選び、世界の苦悶を和らげるために分かち合いを信じなさい。
(メッセージNo.15、p.391-392)

もし概念と意志さえあれば、世界的な基盤での分かち合いは可能なのです。単に、必要性を認知して、それを成就する方法を見つけることです。
覚者方は非常に簡単な計画をお持ちです。覚者方がそれをつくったのではなく、国際的に著名な経済学や金融関係の人間で、しかも霊ハイアラキーのメンバーでもあるイニシエートの一団が、覚者方の助けを借りて、作成したものです。各国は自分たちが持っているものと必要とするものの明細目録をつくることを要請されるでしょう。このようにして、世界の「ケーキ」の大きさが知られます。各国は所有する物資の中で自分たちの必要以上の余剰分を共通の信託として預けることを要請されるでしょう。資源の分配のみを扱う新しい国連機関が、覚者かあるいは少なくとも第三段階のイニシエートの監督の下に形成されるでしょう。そして分かち合いと交換の単純な過程によって、物々交換の非常に洗練された形態が現在の経済制度に置き換えられるでしょう。これは直ちにではありませんが、あまり遠くない将来に起こるでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅱ巻』p.173-174)

人類の問題は解決可能なものであることを、わたしの働き人たちが世界に示していくであろう。分かち合いと公正な再分配を通して、すべての人間の必要は満たされる。人類を取り巻く苦悩や病いや飢えのために、非常に多くの人間が苦しんでいる。しかし、その必要はないのである。このことを、日々その数を増しつつあるわたしの働き人たちが示していくであろう。
(メッセージNo.26、p.90-91)

二分半毎に一人の子供が第三世界で飢え死にしている。他方、総人口の一人当たり十パーセントもの余剰食料が存在し、それは先進世界の倉庫で放置され、腐敗している。この状態が世界の福利を脅かしている。
マイトレーヤは言われる、「どうしてわたしはこの大量殺戮を傍観し、わたしの幼き者たちが死ぬのを眺めていられようか。否、我が友よ、それはできない。だから、わたしは再びあなたがたの中に速やかに戻り、方向を示し、道を教えにきたのである」。マイトレーヤは人類に分かち合いの必要を教えに来られたのである。「分かち合いは聖なることである。分かち合うとき、あなたは兄弟の裡に宿る神を認める」と言われる。
もしわれわれが分かち合いの原理を受け入れ、人類は一体であることを受け入れ、世界の資源を再分配し、そのようにして世界に正義を創造するならば、われわれは平和を得るであろう。それは安全な持続可能な平和を獲得する唯一の方法である。
(『マイトレーヤの使命・第Ⅱ巻』p.31-32)

様々な国々によって統御される経済力の大きな格差の中に内在する緊張はあまりにも大きく、本当の安定を達成することは不可能である。そうであるから、不安定な大殿堂全体が屈辱的に崩壊するのはただ時間の問題である。
それは、世界の経済的優先事項の完全な再評価のための合図であり機会であろう。すべての人間の必要は同じである。適切な食糧、住宅、教育と医療は基本的な必要条件であり、それなしには、人間は己の全可能性に達することも、社会にそれを寄与することもできない。今日、非常に多くの人間にこれらの基本的権利が否定されている。
マイトレーヤが出現されるとき、彼の最初の優先事項はこの基本的な問題を取り上げることである。そして人間がお互いを兄弟同胞として見るとき、現状維持の姿勢を変えることがいかに簡単であるかを示されるだろう。マイトレーヤは緊急事項として、生活の必需品をより公平に分かち合うことが安定した世界社会のための先行条件であることを、提唱されるだろう。かくして、マイトレーヤは諸国民を歩み寄らせ、変容への行動に引き付けるだろう。人々はその必要を見、それが明らかにする可能性を認めるとき、喜んでマイトレーヤの勧告に従い、必要な変化を実施するだろう。
(『覚者は語る』―包括性が鍵―p.490-491)

わたしの任務は、あなたがたが兄弟同胞として共に平和に生きる方法を示すことである。これは想像するよりも単純なことである、我が友よ、なぜなら、必要なのは、分かち合いを受け入れることだけであるから。分かち合いは、実に、聖なることである。人間のすべての進歩の根底にある。それによって、我が兄弟よ姉妹よ、あなたがたは神との正しい関係を築くことができる。これが、我が友よ、あなたがたの人生の根底にある。分かち合うとき、あなたは兄弟の裡に宿る神を認める。これは真理である。単純なのだが、人はこれまでこのことを本当に把握することが困難であった。この真理を証明する時が来た。
(メッセージNo.82、p.235)