現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2011年 3月 民衆の声は聞かれた

民衆の声は聞かれた

--覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記 (2011年2月13日)

最近の18日の間、世界の注目はいにしえの街の一つの広場に釘付けにされた。何万、何十万ものカイロ市の人々、老いも若きも、非常に若い子供たちも、勇敢に戦車や水砲の脇を通り抜けて行進し、そして彼らは催涙弾の攻撃の直中を呼吸していく術をすみやかに学んだ。カイロの民衆は、平和的な同胞愛のうちに、彼らの広場を占拠し、守り抜き、タハリール(広場)の名前をエジプトの輝かしい過去の栄光に加えたのである。
18日の間、彼らは古い腐敗した政体の警官や代理人たちをものともせずに、変化を、正義と職を、自由と法の支配を求める平和的なイスラム教徒は時間が来れば祈りを捧げ、他の者たちは彼らを攻撃から守るために警備した。同胞愛は開花した。そして途方もない霊的な力が広場の中に、そして街全体を通して触知された。
これはどこから来たのか。18日の間、毎日、マイトレーヤはカイロで、主に広場の中で多くの時間を費やされたのである。多くの異なった扮装で、彼は民衆の中で働き、怪我をした人々や自由と正義のために生命を捧げたたくさんの殉死者たちを慰めたのである。偉大なる主は彼らの熱情と抑制力を導き、祝福された。そして深い愛と和合の感覚がすべての人々の心(ハートとマインド)を満たした。外国のジャーナリストたちは、老いも若きも、金持ちも貧乏人も、不具者も元気な者も、市民たちすべてによっておおっぴらに表現された歓喜にひどく驚いた。マイトレーヤのエネルギーと愛に浴しながら、彼らは新たに生れ変わったのである。

独裁者

近辺の独裁者たちや‘強者たち’は、この狂気を終わらせるために旧政体からの確かな、断固たる反応があることを期待しながら、恐怖と信じられない思いで毎日テレビに写る光景を見つめた。この狂気は新しい時代の、正義と分かち合い、自由と愛の時代の声であった。
それは民衆の声であり、民衆は彼らの和合とパワー(力)に目覚めた。古い独裁者にとって、彼らの碑銘は壁に書かれている。