現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2010年 10月 蘇る地球

蘇る地球

――覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記 2010年9月13日

今からおよそ20年後には、地球を訪れる訪問者はわれわれの生活すべての面における変容にびっくりするだろう。過去の最良のものは保存されているだろうが、しかし新しい活気のある美が至るところに普及し、人間と彼らが住む環境の間に新しい関係が確立されているだろう。今日、何千万の人間がその中でかろうじて‘生活している’貧民街や掘っ建て小屋は永久になくなるだろう。‘人間’に対する新しい誇りが、人々の余暇と社会活動に対して同じく関心を起こさせ、徐々に人間の本質的な必要についての新しい理解へとつながるだろう。新しいテクノロジー(科学技術)が数え切れない大勢の人々を退屈で骨の折れる繰り返しの作業から解放するだろう。すべての分野における知識への要求が大学や工場や農場の扉を大きく開き、そして学ぶことへの新しい熱意が世界中に顕現するだろう。かくして、人々は転生体験の底に横たわる目的をより良く理解し、そうしてわれわれの肉体、アストラル体、メンタル体に対する必要なコントロ-ルが増大するだろう。これが人間をイニシエーションの扉へ、そしてそのようにして完成へと導くだろう。

戻る

かくして人間は古くから続いている完成への行路に新たに戻り、そして過去のグラマー(自己眩惑)や過ちから解放されて、もう一度、犠牲の道、すなわち最高の理解と光を妨げるすべてを放棄する道をたどるだろう。人はこの単純な道から大きく迷い出し、大きな災難のまさに瀬戸際までおびき寄せたひどい物質主義によって脇道にそれたのである。しかし人々は、彼らの永遠の神性が再びそれ自体を主張して、あの断崖から引き戻したことを知るだろう。
ますます大勢の人々が、至るところで、これが本当であることを感知し始めており、そして変容の仕事に目覚め始めている。このようにして、人々は彼ら自身の責任感が補強され、それに従って反応することを知るだろう。かくして、未来の労働者(ワーカー)たちは見いだされ、かようにして、世界はより良い方向に変化する。

着実に

まだ静かにではあるが着実に、マイトレーヤはこの過程を強化するために働いておられる。彼の恩恵をもたらすエネルギーはイースト菌のように作用して、人間の志向を持ち上げ、そして反応することのできる人々すべての決意を強化する。彼らは大勢であり、光の中の労働者(ワーカー)の大いなる軍団が築かれており、その光が世界を変容し、すべての人間のための未来を保証するだろう。