UFO──その霊的な使命
2009年度伝導瞑想/研修会基調講話
UFO──その霊的な使命
【以下の記事は、ベンジャミン・クレームが2009年8月にアメリカのサンフランシスコ近郊で開かれた伝導瞑想/研修会で話した基調講話を編集したものである】
UFOについての情報が大量に存在しており、あるものは真実であり間違いなく本物ですが、大半は全く非現実的なにせ物です。これは途方もなく大きな、極めて重要な主題です。
私の師である覚者の記事から話を始めたいと思います。それは立場を非常に明確に打ち出しています。
1940年代後半と1950年代前半、あらゆる種類の飛行機のパイロットが時には乗客も共に、ドームと丸い窓のついた、皿を逆さにしたような物体を見たと報告し始めました。それは彼らの飛行機と並んで飛び、それから猛スピードで飛び去ることもありました。
こうした報告はますます増え、様々な新聞のトップ記事になりました。それについて初めて読んだとき、私は多くの人と同じように、こうした皿のような物体はおそらくアメリカかロシアかドイツによって作られた新しい飛行機ではないかと思いました。第二次世界大戦が終わったあと、連合軍はドイツに入りました。ドイツ南部では、ドイツ人が戦時中に反重力装置に関する秘密実験を行ってきたことを示す明白で実証可能な証拠が見つかりました。同時に、アメリカ人とロシア人も反重力を実現するために同様の実験を秘密裏に行っていました。彼らはすべて、反重力による全く新しい飛行方法の開発に猛烈に取り組んでいました。
1953年、デスモンド・レスリーという名のイギリス人が『空飛ぶ円盤は着陸した』という本を書きました。彼はウィンストン・チャーチルの従兄弟で、演劇や小説や音楽を書く才能豊かな人物でした。この本を書いたあと、彼はジョージ・アダムスキーという、米国に住む並外れた人物について聞きました。アダムスキーは、他の惑星から来た人々と接触したと主張する記事を発表していました。アダムスキーは、何人かの目撃者が金星から来た人物との会見の証人になり得ると述べていました。
1952年11月のある日、アダムスキーは予定通りに、カリフォルニア州デザート・センター近くの砂漠に入って行きました。目撃者のグループは数百メートル離れたところにいて、双眼鏡でその光景を眺めていました。1940~50年代に旅客機と並んで飛んでいたのと同じ型の宇宙船が着陸しました。アダムスキーによると、つなぎ服を着た男が宇宙船から出てきました。彼は少なくとも最初のうち、言葉を使わないでアダムスキーに語りかけましたが、自分が言おうとしていることをアダムスキーに理解させました。事実、彼らはテレパシーでつながっていたのです。金星から来たと主張するその男は、砂漠の砂にはっきりとした際立った足跡が残るような靴底の靴を履いていました。その足跡はのちに、遠くから見ていたグループによって写真撮影されました。
金星から来た男が宇宙船で着陸したといううわさが広まっており、それを聞いたレスリーはアダムスキーに手紙を書き、大昔からの空飛ぶ円盤の歴史についてレスリーがすでに書いていた本に、砂漠での目撃情報を書き加えることを提案しました。レスリーの本は、他の惑星から来た空飛ぶ円盤は何千年もの間地球を訪れており、この主張に説得力を与えるような、こうした宇宙船や人工物が地球を訪れたという記述が数多くあると主張していました。レスリーとアダムスキーは共に『空飛ぶ円盤実見記』(1957年)を出版し、それはベストセラーになりました。世界中で多くの部数が売れました。その本はいわゆる「ニューエージ」運動によって特に米国で大きく取り上げられ、このことを益することもあれば妨げることもありました。アダムスキーは世界各地で有名になり、米国、南米、ヨーロッパなどで一連の講演旅行を行い、宇宙船について話しました。
アダムスキーは1955年にもう一冊の本を発行しました。『空飛ぶ円盤同乗記』というずっと長い報告です。彼はその本の中で、ドームが付いた、円盤を逆さにしたような小さな偵察船に乗せられ、巨大な母船に連れて行かれたと報告しています。彼はその母船の中で尋常でない人々に引き合わされ、その宇宙船の主要人物、金星の教師によって深遠な教えを与えられました。
その教えは非常に深遠であり、その本を読んだ大勢の人々の考え方を変えました。それはそうした教えの唯一の源ではなく、クリシュナや仏陀、キリスト、マホメットのような、この世界の偉大な教師たちによって与えられた教えに非常に近いものでした。すべての偉大な宗教の教えが、金星の教師によって与えられた教えによって強調されているように思えます。この教えは深遠な変容を呼び起こすものであり、マイトレーヤの教えによく似ています。
普遍的な教え
それは、別の言い方をすれば、マイトレーヤの教えのようなものでしょう。マイトレーヤは人類が一つの王国であり、私たちがいかに一つの世界であるかを、そして分かち合いや正義、正しい関係の必要について、とりわけ、戦争は不要であることについて話されています。これはマイトレーヤと金星人の教師によって与えられた教えの中で何度も何度も強調されています。率直で温和な人物であったアダムスキーはこの教えを地球に持ち帰り、それを広く知らせました。
それは、ヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー、エレナ・レーリヒ、アリス・ベイリーがもたらしたニューエージの教えの核心と完全に合致しており、戦争から抜け出たばかりの人類に全く違った見方をもたらしました。戦争の影響はヨーロッパ、日本、ロシアでまだ非常に強く感じられており、人々は文明の糸を再びたぐり寄せ始めていました。彼らは意味と目的を、そして世界を再構築するにあたっての導きを探し求めていました。
国際連合が形成され、その中に(世界人権宣言の中に)至るところにいる人々の権利についての信条が埋め込まれました。世界は戦争の結果として生じた問題──連合軍によって完全に粉砕されたドイツの貧困や、ロシアで発生した途方もない損害と人命の損失──に徐々に立ち向かっていきました。そのような損失は、ナチスとの過酷な戦いの後、新しい社会を創造しようというロシアの人々の意欲をそいでいました。アメリカは戦後、マーシャル・プランを策定しました。それは、この何十年もの間で、アメリカが行った最も偉大な行為でした。マーシャル・プランはヨーロッパに、特に東ドイツに、米国が戦争にもかかわらず戦時中に作ることができた最新・最良の産業設備を提供し、ヨーロッパの産業界を変容させました。
宇宙の兄弟たちが危機の最中に支援する
それから二つのトラウマ的な出来事が起こりました。ベルリンは、ロシア、アメリカ、イギリス、フランスの四つの領域に分割されました。1961年にソ連は自国の領域を閉鎖し、東西ベルリンの自由な往来を不可能にしました。アメリカとソ連は1939年から1945年まで対ナチ戦において同盟国でしたが、異常極まりない形で敵対国になりました。アメリカは、完全ではないにしても、民主主義というアイディアに固執する一方、ロシアは現実的ではないにしても、共産主義というアイディアに固執しました。双方がこの二つのアイディアに狂信的に固執し、世界はそれまでにないほど第三次世界大戦の瀬戸際へと追い込まれました。この二つの主要国は20世紀の二つの大戦争の二度目からやっと抜け出たのに、1961年には対立していました。
ほとんどの人が知らないことは、当時ソ連とアメリカの敵対関係を終わらせたのはケネディ大統領ではなかったということです。そのようにしたのは、私たち太陽系の、主として火星と金星の宇宙の兄弟たちでした。UFOによる宇宙探査に見られるように、彼らはエネルギーの達人です。統御が可能であることを私たちが知りさえしないようなエネルギーを統御しており、アメリカ人とロシア人の緊張を解くことができました。
ケネディ大統領は一定の方法でロシア人に接近を試みるよう、地球に住む金星人のエージェントから助言を受け、ある程度までそうしました。彼は──自分なりのアメリカ流のやり方でしたが──そうしました。その間、宇宙の兄弟たちはその状況からエネルギーを完全に除去し、危機が過ぎ去ったのです。それは戦後、第三次世界大戦の勃発に最も近づいた瞬間であり、宇宙の兄弟たちによってしか阻止され得ないものでした。彼らはすべての力を結集し、彼ら独自のエネルギーの統御を、普通の人々として私たちの中に住んでいるが実際には金星、火星、木星、その他の惑星のエージェントであるすべての人々に呼びかけました。
1962年10月、世界が第三次世界大戦に近づいたもう一つの瞬間がありました。1962年9月、ソ連政府は核ミサイルを秘かにキューバへと運びました。米国の情報機関がその兵器を発見したとき、米国政府はミサイルを確実に除去するために可能な限りのあらゆることを行いました。それから10月になって、ロシア人はアメリカの出方を見るためにはったりをかけ、もっと多くの核ミサイルを積載した船を大西洋を渡ってキューバへと向かわせました。そのようにすれば、アメリカの目と鼻の先にミサイルが置かれることになります。ロシア人はこの時はミサイルを偽装しようという試みを全くしなかったため、それがミサイルだということは誰の目にも明らかでした。
それはアメリカへの返答であり、「お前たちはアラスカからパキスタンまでミサイルでロシアを取り囲んでいる」と主張するための、ロシアによる挑発的な試みでした。アメリカはこれまでもそうしてきたし、今でもそうしています。パキスタンはアメリカの基地であり、何年間もそうでした。そのパキスタンから、ロシアの南方の国境はもちろん、アラスカに至るまで、ロシアはアメリカのミサイル基地によって完全に包囲されており、そのような状況が1960年代以降続いています。
ケネディ大統領はまたしても声明を発表しました。何を言うべきかは、米国の外交部にいるエージェントを通して、宇宙の兄弟たちによって教えられていました。彼は依頼されていたことを言うには言いましたが、依頼された通りに言うというよりも、再び自分なりのやり方で言いました。
ベルリン危機の時に依頼されていたように、ケネディ大統領は再び、ロシア人の懸念は明確に理解できるし、不安を和らげたいと思うということを敬意と理解をもってロシア人に話すように言われました。ところが、彼はずばずばと話をして、ロシア人を挑発しました。ロシア人がこうしたミサイルをキューバに運び続ける意図を持っていたとは思いません。邪魔立てされずにこうすることができると思うほど彼らが愚かであり視野を欠いていたとは思いません。地上から抹殺されたいという願いをキューバ人が抱いていなかったのは明らかです。そのため、船は引き返しました。ソ連はいずれにしても、そうするつもりであったと、私は確信しています。
敵意を解消させるために宇宙の兄弟たちが介入しなければならなかったのは、それが二度目でした。彼らはこれをエネルギーによって、否定的なフォースを無力化し、人々の不安を和らげ、表面上の停戦、つまり、新しいものが育っていくことのできる状態をもたらすことによって行います。宇宙の兄弟たちはこれまでずっと、そのようにして働いてきました。
彼らは対決を信じておりません。地球の人々に対して与えられる助言は、対決によってではなく、協力によってあらゆる紛争を解決すること、相手の観点を理解し、戦争の道ではなく霊的な道をたどることです。
それが宇宙の兄弟たちの性質です。そのような訳で彼らは非常に進化しており、私たちのテクノロジーのはるか先を行くこのような並外れたテクノロジーを持ち、決して戦争を行わないのです。彼らはそれをはるかに超越しており、人類に対しての平和な態度と善意以外のものを持っておりません。
人間はこの太陽系にのみ住んでいるのではなく、宇宙全体の至るところに住んでいます。宇宙のどこに行っても、人間が見つからないところはありません。
太陽系と大計画
すべての惑星は大計画に携わっており、地球もその中に含まれます。地球のほとんどの人々はそのような大計画が存在することさえ知りません。それは私たちの太陽系の進化の計画であり、太陽系は一つの単位として働きます。
私たちは地球、太陽、月について考えますが、NASAやロシアの成果を除けば、太陽系の他の惑星に対してはほとんど注意を向けません。すべての惑星にはそれぞれの計画があります。それらはすべてこの太陽系の一部であり、この太陽系は共に進化します。
すべての惑星が同じ進化段階にあるわけではありません。非常に低い進化段階の星もあります。地球は、道の半分ほどしか進んでいません。非常に進化した惑星もあります。初期の動物人間が覚者になるまでに何十万もの転生を経るように、惑星にも7つの表現(周期)があり、それぞれの周期が長大な年月を持ちます。過程を終えて見えなくなった惑星もあります。それでもそれはエーテル・エネルギーとして存在します。金星は最後の周期にあります。金星は地球の他我(アルター・エゴ)、高位の様相です。
地球は半分くらいの地点、第4周期の中間にいます。その地点で惑星はその過程、運命を見いだし始めます。住民は目覚め始めます。それが今日世界で起こっていることです。人類は、地球上の生活の現実、目的、意義との接触を失った長い眠りから目覚めつつあります。人類は今日に至るまで深い物質主義にどっぷりと浸かっています。
宇宙の兄弟たちの使命
マイトレーヤは人類を目覚めさせるために来られました。宇宙の兄弟たちもまた人類を援助し救うためにやって来ました。彼らは、主にアメリカ政府によって、野蛮で残酷な存在として描かれています。死体を破壊してアメリカの平原や砂漠に放置し、人々を宇宙船に連れ込み、手術をしてマイクロチップを埋め込み、彼らをコントロール下に置き、再び地球に送り返すような存在として。これらすべては完全に誤りです。
金星の覚者からもたらされたアダムスキーの教え、私の師である覚者、そしてマイトレーヤの教えの中で一つはっきりしていることは、宇宙の兄弟たちは地球人にとって完全に無害であるということです。実際、彼らの臨在は霊的な使命です。彼らはさらに大きな苦痛から私たちを救うために来ているのです。もし彼らの援助がなかったならば、その苦痛は核分裂の発見以来、私たちが知っているものよりもはるかに大きなものだったでしょう。
核分裂の発見以来、私たちは核エネルギーを大気中に放出していますが、科学者はそれを測定することさえできません。科学技術は、ガス以上のレベルにあるエーテル・レベルを測定することができません。核エネルギーの放出が起こるのはエーテル・レベルであり、それはかつて地球上で起こった最も致命的なエネルギーの放出です。
この核エネルギーは途方もなく強力で、人類とより低位の王国の生活を破壊しています。それは肉体の免疫システムを弱体化させ、普通なら感染しないようなあらゆる病気に感染することになります。その結果、インフルエンザや他の病気にかかりやすくなり、それに対処する能力がどんどん乏しくなっていきます。世界中で若年性アルツハイマー病が増加しているのは、高位のエーテル・レベルにおける核エネルギーの密集の直接的結果です。それは現在の科学の器械では記録されません。このエネルギーが人間の脳に作用し、アルツハイマー病の増加、記憶力の減退、方向感覚の喪失、そして人体の防御システムの漸進的な崩壊を引き起こします。
宇宙の兄弟たちは、主に火星と金星から来ていますが、この核放射能を中和する霊的使命に従事しています。彼らはすべての核放射能を完全に中和することは許されていませんが、カルマの法則の範囲内で、さまざまな内破装置を使って行います。彼らはあらゆる核実験と原子力発電所から例外なく大気中に放出されている放射能を中和しています。私たちは絶え間なくより多くの巧妙な爆弾を製造しており、それは以前の爆弾よりもさらに致命的です。その実験のすべては大気中に私たちの知らない核放射の雲を放出します。私たちはそれを測定できないため、その存在を否定しています。
核科学者は、核エネルギーを完全にコントロールしていると思っていますが、そうではありません。彼らは固体、液体、気体よりも上位にある物質のエーテル・レベルについて理解しておらず、核エネルギーについて限られた知識しか持っていません。私たちが利用すべきでないのは、エーテル物質です。核エネルギーは、聖書に述べられているように、「立つべきではないところに立つもの」です。核分裂は利用されるべきではありません。それは致命的であり、地球上の人間の健康にますますダメージを与えています。
他の惑星の人々は、このエネルギーを掃除し、同時にこの惑星の磁場の複製を濃密な物質界に作成することに無数の時間を費やしています。あらゆる惑星は磁場で囲まれています。それは交差するフォースの線で構成されており、交差した場所に渦ができます。
これらの渦が宇宙の兄弟たちによって濃密な物質界で複製されており、それはマイトレーヤが光の科学と呼ばれる新しいエネルギー網の一部です。太陽から直接もたらされる電気的エネルギーとの関係で、このエネルギー網は、マイトレーヤによって予測された新しい光の科学を私たちにもたらすでしょう。それはこの惑星に、他の惑星がそうであるように、無限の安全なエネルギー源をもたらし、それはどんな集団にも買い占められることはできないでしょう。
明らかな理由から、このテクノロジーは私たちが永久に戦争を放棄するまでは与えられないでしょう。今日、最も不可欠なことは、私たちが永久に戦争を放棄することであり、すべての人々が、戦争は過去のものであることに積極的に同意することです。これはマイトレーヤの初期の教えの基本的な点です。彼は、私たちが平和を生み出すことを何度も強調されています。平和がなければやっていくことはできません。なぜなら私たちは、今や地球上のすべての生命、人間も人間以外のものも破壊することができるからです。マイトレーヤと覚者方は、私たちが地球を破壊しないようにするために来られています。
もし私たちが地球を破壊すれば、太陽系の他の星にとっても取り返しのつかない結果をもたらし、人類の未来は本当に恐ろしいものになるでしょう。生きていくための惑星を持たず、私たち自身や他の惑星に対して恐ろしい犯罪を犯すことになるでしょう。私たちは遠く離れた、全く進化していない暗い惑星に転生することになるでしょう。そして最初からやり直し、何百万年も前のように、ゆっくりとした上昇の道を歩むことになるでしょう。それは信じられないほど苦痛であり、私たちの進化を何千年、おそらく何百万年も遅らせるでしょう。なぜそれを選ぶのでしょうか。なぜそのような終わりを選ぶのでしょうか。
繊細なアプローチ
宇宙の兄弟たちは奉仕するために来ています。援助することは彼らの本性です。彼らは巨大な犠牲を払っています。彼らは何千人もやって来て、あらゆる方法で私たちを助けることに時間とエネルギーを費やしています。彼らはエネルギーの渦を作っており、ミステリーサークルのような目に見えるものだけでなく、世界中で目に見えないものも作っています。ミステリーサークルは彼らの存在を目に見える形で示す唯一の外的なサインです。見る目があれば、このサインは途方もない知性、技術、機転、蓄えを持つ存在が私たちの袖に触れて、「私たちはここにいるよ」と告げていることが分かるでしょう。
彼らは着地して、大きな音を立て、彼らがここにいることを私たちに告げることもできるでしょう。しかし、彼らはそうしません。彼らは静かに、繊細に接触します。私たちがパニックに陥らないようにです。彼らがやって来て人々が恐れてパニックに陥ると、宇宙の兄弟たちはただ去ってしまうでしょう。人々が恐れず、パニックに陥らないならば、物事は起こるかもしれません。宇宙の兄弟たちは、何千もの地球人に自己紹介してきました。宇宙船と出会い、宇宙船の乗組員と会ったことについて、今日まで黙っている人々がたくさんいます。宇宙の兄弟たちは言葉に出さずに語りかけ、彼らが遠く離れた惑星から私たちを助けに来た訪問者であることを理解させます。彼らと接触した人々は語ることを恐れており、馬鹿にされることを恐れています。
私たちは真実を語る人々を馬鹿にし、それが真実だと認識しているときでさえそうします。私たちは真実を拒絶するのです。真実は変化を意味し、考え方、感じ方、行動や反応の変化を意味するからです。それは真の心理的変化を意味するので、困難なのです。ですから、肯定するよりも否定する方が容易です。
宇宙の兄弟たちやキリストと覚者方の再臨について読んだことを多かれ少なかれ信じ、肯定できそうなときにも、彼らはそれを拒絶しがちです。否定する理由を探します。完全には否定できないときにも、見くびる理由を探したり、大宣言の日にしか得られない証拠を求めたりします。彼らが求める証拠は、宇宙の兄弟たちがやって来て、宇宙船のドアを開けて、外に出てきて、「こんにちは」と言うまで得られるものではありません。そうなれば彼らは信じるでしょう。誰もが見ることができ、信じやすいからです。しかし、宇宙の兄弟たちが静かに接触し、彼らが現に行っているように穏やかで優しいやり方で個別にコンタクトを取るときには、接触した人々は「私は自分の目で見たので否定することはできない」と言う勇気を持ちません。
政府の二面的な態度
1950年代の半ば、私は数人の友人と共にロンドンの航空省に行き、空飛ぶ円盤についての彼らの態度を質問しました。私たちは細長い事務室に案内されました。長い傾斜した机があり、その後ろには「機密」と太い文字で印刷された表紙のある本ばかりで埋め尽くされた本棚がありました。私たちは感じのよい若者に会いました。彼は航空省の広報官で、一般市民と話すことができました。
私たちは「空飛ぶ円盤についてどう考えますか。公式見解はどのようなものですか」と質問しました。彼は言いました。「私たちは多くの資料を持っています。それはすべて機密情報を含んでいます。資料をお見せすることはできませんが、パイロット、警官などから、空飛ぶ円盤についての何百もの報告書があります。しかし、それは報告書にすぎません。証拠ではなく、報告書です。空飛ぶ円盤に対する私たちの態度は、それらはこの国(英国)の安全保障に対する脅威ではないというものです」
「では、それは存在するが無害だということですか。脅威ではないということは」
「いいえ、存在するとは言っていません。この国の安全保障に対する脅威ではないと言ったのです」
「存在しないのであれば、脅威になったりならなかったりはしないでしょう」
「存在しないとは言っていません。存在するとも言っていません。この国の安全保障に対する脅威ではないと言っているのです」
電話が鳴り、彼は電話に向かって二言三言何か言いました。それから彼は言いました。「申し訳ないのですが、行かなければなりません。10分ほど退席します」。彼は出て行き、私たちはもちろんすぐに資料に向かい、機密情報について読みました! 彼は15分くらい席を外していました。彼はわざと席を外して、私たちに資料を読ませようとしたのだと思います。彼はそこに何が書いてあるかを教えてくれたので、私たちは夢中になって読みました。彼が戻ってくるのが聞こえたので、私たちは本を閉じました。
彼は戻って来て言いました。「どうもすみません。これ以上時間がありません。仕事があるのです」。私たちは幸せな気分で帰りました。彼らは地球外生命体を、人々を食べる邪悪で危険な怪物だとは言わなかったからです。
マイトレーヤの“星”
イギリス南部はミステリーサークルの本場であることが、現在では明らかになっています。ますます多くのミステリーサークルが年毎にイギリス南部の、主にウイルトシャー州で、そしてまた周辺の地方に現れています。この地方は最高のミステリーサークルが現れる地方です。
スティーブ・アレキサンダーというイギリス人男性が、ミステリーサークルが現れると、ヘリコプターを借りて直ちにその写真を撮っています。今年、穀物の通常の成熟時期よりも約3週間も前に最初に現れたミステリーサークルは、“星”の形をしていました。それは、星の形をしていたのです――円形からあらゆる方向に放射する線がありました――それはマイトレーヤの“星”だからです。それはわれわれにとっては、世界で起こりつつあることに宇宙の兄弟たちが関与していることの徴だからです。マイトレーヤの“星”はもちろん星ではありません。それは私の師である覚者が「輝くパワーの星のような発光体」と呼んでいるものです。それは、火星、金星、木星、そしていまだ名前の分かっていないもう一つの星からやって来る四つの宇宙船の中の一つです。それらは地球の四つの隅――北、南、東、西――の各場所に存在していて、昼夜見えるようになっています。それは、しばらくの間は見えますが、直接太陽からバッテリーを充電するためにそこを去らなければなりません。そして同じ場所に再び戻ってきます。それは、脈動し、上下に動き、曲がりくねり、惑星または星とは異なった挙動をします。それは、鮮明な光を放ち、青色から赤、緑、黄、紫、白色へと絶えず色を変えます。このようにして、それはマイトレーヤが公式にテレビに出演されるための先触れとして行動しています。マイトレーヤの最初のテレビ出演はアメリカで行われますが、それは間もなく実現するでしょう。
宇宙の兄弟たちは、マイトレーヤの出現と完全に関係しています。これらの四つの飛行物体は特別に要請されて飛来しました。それは非常に大きく、サッカー競技場の5倍ほどの大きさです。そのために煌く他の星々に比較して大きく見えます。それらは金星や木星のような大きな惑星と同じぐらいの大きさの星のように見えます。金星や木星を見た人がそれを“星”と間違えることも時々あります。また時には、実際に“星”を見た人が質問すると、それはおそらく金星、アークトゥルス(大角星)、シリウスまたは他の明るい星あるいは惑星でしょうと、天文学者、あるいはメディアのコンサルタントのような、良く知っていそうな人に言われる事もあります。これらの宇宙の兄弟たちによって作成された“星”は、大宣言の日までそこに留まるでしょう。
マイトレーヤは間もなく出現されようとしています。大宣言は、彼のテレビ出演の後、1年ないし2、3年以内に行われるものと思われます。覚者やマイトレーヤは、それまでの期間は、どちらかと言えば、非常に短いと実際に考えておられるようです。しかし、時間調整のいかんを問わず、この四つの宇宙船はより一層多くの人々に目撃されるように空に留まるでしょう。世界のメディアがこれらの“星”についてますます自由に報道することを希望しています。
すでに、メディアは少しずつ報道を始めています。You Tube で見ることのできる色々なビデオと同様に、ノールウエーでは短い報道があり、メキシコではいくつかの報道がありました。最近では日本で全国向けの1分47秒のテレビ報道がありました。これは、テレビ放送としてはかなり長い時間です。その報道では宇宙船が飛び回り、上下運動をし、ここかしこ運行しました。レポーターが「あれは一体何だ? あれは何だ?」と言っていました。ビデオを撮影した人をインタビューしていましたが、その人は正直な人のように見えました。それで、すべての話題が「興味深い不可解なこと(mystery)」でした。私たちは、メディアがそのような興味深いミステリーを数多く取り上げて、それについて真剣に考えるようになることを望んでいます。
その一方では、この惑星の光の勢力のとてつもない連携した到来がありました。その勢力とは、ハイアラキーの覚者やイニシエート、そしてこの太陽系の他の惑星の兄弟たちであり、彼らは大挙してこの惑星に来つつあります。数年前におそらく一つのUFOが目撃された土地には、10または20のUFOが目撃されるでしょう。そして、20目撃されたところでは数百が、数百目撃されたところでは数千も目撃されるでしょう。昨年は、南米、極東、およびヨーロッパで宇宙船の途方もない大編隊が報告されています。
最近、私が住んでいるところから非常に近い場所で、夜間15機の宇宙船が北ロンドンを横断して行くのが目撃されました。人々は車を停めて下車し、上を見上げました。それが大騒ぎになり、新聞でも報道されましたが、一回きりで、その後何も起こりませんでした。目撃数は増大し続けるでしょう。人々が宇宙の兄弟たちとますますコンタクトをし、経験を積み、思い切って語るように勇気づけられるでしょう。世界中で何千という人々が空飛ぶ円盤を経験しており、そして大部分は非常に用心深く、あざけられるのを非常に恐れて、語っていなかったことが分かるようになるでしょう。
私は過去35年間この惑星の霊的ハイアラキーの長としてのマイトレーヤの出現のための道を整えてきました。すべての惑星には同じ種類のハイアラキーが存在します。非常に進化した金星には、神々のような覚者がいます。実際彼らは神々です。
霊的ハイアラキーと協力した私の最初の仕事は、それ自体はキリストと覚者方の再臨のための仕事ではなく、宇宙の兄弟たちと共にまた彼らのために行なった仕事でした。宇宙の兄弟たちの仕事が部分的にはハイアラキーの帰還のための道を整えることであるという点を考慮に入れなければ、当時私はキリストと覚者方の再臨のための仕事を行ってはいなかったと思っています。宇宙の兄弟たちもまた、マイトレーヤの出現のための仕事をしています。彼らは毎日、毎時間、絶えずマイトレーヤと共に仕事をしています。
今では、宇宙の兄弟たちが、私たちの周囲のあらゆる場所にいるという証拠があります。ミステリーサークルは、年毎に、ますます複雑さと美しさを増してきました。空飛ぶ円盤は英国の安全を脅かすものだとは考えていないと言った英国航空省は、ミステリーサークルが畑に現れると直ちに穀物を取り除くように要求して、イギリス南部の農家を買収しようとします。
以前私たちがミステリーサークル内にいたときに、私はある農夫と話をしました。彼は次のように言いました。「彼らは私を買収しようとしましたが、私はそれに応じませんでした。彼らは私にお金を受け取らせることは全くできませんでした。私は、買収に応じることは悪いことだと思います。サークルが何を意味するのかは知りませんが、正直なところ、それは何か途方もなく、大層重要なことであることは分かっていました。私の土地にこのミステリーサークルがあるということで、私も家族も何の危害も受けませんでした。私はこの買収に対してはいつでも抵抗するつもりですよ」と。ある農家はお金を受け取りましたし、おそらくまだ受け取っているでしょう。しかし、航空省の宇宙の兄弟たちに対する態度は、全く正直ではありません。航空省はできるだけその情報を一般大衆の注目から締め出そうとしています。
私はあるとき宇宙の兄弟たちについて語ったことがありますが、そのとき誰かが「私はその話を信じません。もし空飛ぶ円盤を見ることができたら信じるかもしれませんが」と言いました。そこで私が「そのときは信じますか?」と言いますと「はい、もし見ることができるならば、信じるでしょう」と言ったのです。私は非常にしばしば空飛ぶ円盤に語りかけて出現してもらうことがあります。そこで私は「もし近くに居るのでしたら現れていただけませんか」と言いました。そうすると彼らは姿を現してくれました。私はよくチェルシーの私の家の近くで、友人に宇宙船を見せたことを覚えています。彼らはそれが街を横切って反対側のビルの上を横切って行くのをじっと見て、「宇宙船だ」と言いました。それはゆっくりとそして穏やかに動く光のようでした。
私がかつて見た最初の宇宙船の場合は、私は屋内にいましたが、テームズ川の上に来ていた宇宙船のパイロットと突然連絡を取っているような感じがしました。チェルシーはテームズ川の一部が街の中を流れています。私は彼が川の上に来ると感じることができました。私がこのことを考える理由などないのですが、とにかく私は次のように考えました「彼は川に沿ってやって来る。もしそこに行けば、たぶん彼に会えるだろう」と。私は道路の曲がり角に行って、光り輝く宇宙船が浮かんでいるように少し上下に揺られながらやって来るのを見ました。それはぼやけた卵型の形をしていました。それはゆっくりと上昇して全く音もなく住宅街の彼方に行ってしまいました。それは私が最初に見た宇宙船でしたが、よく目にするありふれた物と同じように鮮明でした。私は「あのパイロットが私に連絡をしてくれたのだ」と思いました。しかし、実際には、パイロットではなく、私の師である覚者が、パイロットが川に沿ってやって来る、という考えを私にインプットしてくれたのでした。
私は以前、北ウエールズに妻と一人の友人と一緒に滞在していたときのことを思い出します。私たちがホテルから遠くない広い空き地を散策していたとき、友人が「空飛ぶ円盤を見てみたいわ」と言いました。
私が「もしそれを見たら、信じるかい」と聞くと、彼女は「ええ、信じるでしょう。自分自身の目で見ることができたら、もちろん信じるわ」と言いました。私は「ちょっと待って」と言ってから、近くに居るのでしたらあなた方自身を示してくれませんか、と頼みました。するとすぐ、素晴らしい光景が現れました。それは少し小さい太陽のように見えました。それは太陽のように光り、明るく金色に輝きました。それは私たちの上空を凄まじいスピードで突進していきました。それは約2,000フィート(訳注:約600メートル)の高さで、樹木の上を通過し地平線の方に向って飛行し続けました。この婦人の口は文字通り開いたままでした。私はそれ以前にそのような光景を見た事がありませんでした。それは途方もない出来事でした。
私が「あれは、あなたが見たいと言った空飛ぶ円盤ですよ」と言うと、彼女は「あれがそうなんですか」と言いました。私は「はい、そうです」と言いました。それから次のような会話が続きました。
「あれは飛行機ではありませんね。あのようなものをこれまで見たことがありませんもの」
「あれは空飛ぶ円盤ですよ。空飛ぶ円盤はあのような形をしています」
「あの中には人間がいるのですか?」
「はい、あの中には人間がいます」
「あなたは、あのように彼らとコンタクトできるのですか?」
「はい、時々」
私たちはホテルに帰りました。彼女は先頭を駆けていき、そしてホテルのバーに駆け込みました。そこにはホテルのオーナーが居ました。彼女は叫びました「私は空飛ぶ円盤を見ました! 空飛ぶ円盤を見ました!とにかく、ベン(ベンジャミン・クレーム)が、あれは円盤だと言ったのですよ。しかし、そんなはずはありませんよね。あれが円盤であるはずは全くあり得ません。いいえ、そんな事はあり得ません。決してありません」
彼女は大層素晴らしい発見を経験したのですが、それを信じませんでした。私はあのような目撃の経験はありませんでした。それは彼女が「そんなことはあり得ません」と言った5分か10分前のことでした。
「ところで、それは何に似ていましたか?」
「それは太陽に似ていました」
「それは飛行機でしたか?」
「いいえ、それは飛行機ではありませんでした」
「それは気球でしたか?」
「いいえ、気球のような遅いスピードではありませんでした」
「じゃあ、円盤のようですね」
「いいえ、あれが円盤であるはずはあり得ません」
それは、信じがたいことです。しかし、それは私がここに座っているのと同じように本当のことなのです。
現在、私たちにはミステリーサークルがあります。それは光の科学の将来へ向けての準備です。そしてマイトレーヤの先触れとしての“星”があります。それから世界中のビルディングに現れる光のパターンがあります。現在は、円盤の中の人たちが人間の思考と要請に応える新しい時期であるように思われます。もしあなたが空飛ぶ円盤を見て、それが円盤であることを証明するために、例えば、彼らがしばしばやらないような方式で動くように頼めば、彼らはその呼びかけ、つまり要請に応えます。自分でやってご覧なさい。
彼らは、恐れない人々を探しています。どういうわけか人々は恐れるのです。人々は出版物に発表されている空飛ぶ円盤の中の「怪物」を信じているからです。その怪物は人間を惨殺し細かく引き裂いたり、手術をして腕の中に何かを埋め込むなどと記されています。それは悲しいことです。なぜなら、それは私たちに、これらの無害な人々を恐れるように仕向けるからです。
われわれの長兄たち
円盤の人たちは、私たちが人間はかくありたいと願うだけにすぎない、そのような無害さを達成しているのです。私たちは絶えずお互いのプライバシーを侵害します。私たちには遠慮がありません。もしあなた方が彼らを求めるならば、彼らはそこにいます。もしあなた方が彼らを求めないならば、彼らは干渉しません。彼らは目立つようなことはしません。彼らは、ほとんどの私たちとは違って、寡黙で、静かで、礼儀正しいのです。
平和に共に生きることは、マイトレーヤが目指しておられることです。それは、宇宙の兄弟たちの生き方です――無害で、如才なく、尊重し合って生きることです。彼らは、マイトレーヤや覚者方のハイアラキーと同様に、私たちの年長の兄たちです。私たちは一つの太陽系です。私たちはすべて共に完成への旅を続けています。私たちは異なるレベルにあります。ある者は道の終わりにより近く、私たちの中のある者は、何万年経っても正道への道を求めて奮闘しているでしょう。
宇宙の兄弟たちは援助するためにここにいます。彼らの援助によって悪のフォースは破滅させられるでしょう。悪のフォースは、至るところの人々が平和と正義と正しい関係で生きようとするのを阻止します。正しい人間関係は、人類が次に目指すべき運命づけられたステップです。そして、宇宙の兄弟たちの援助とこの惑星の覚者方のハイアラキーの出現によって、それは速やかに成就するでしょう。
宇宙の兄弟たちは、光の科学という彼らの知識を惜しまずに与えてくれます。この知識は新しい科学であり、すべての必要に対して尽きることのないエネルギーを与えてくれるでしょう。彼らはその科学を持っています。私たちが、共に、正義を伴った平和と分かち合いと正しい関係性の中に生きることができ、できるだけ早く戦争を永久に放棄するならば、その科学を私たちは自由に用いることができるでしょう。そうなるとき、彼らが本当に私たちの同胞であることを知るでしょう。
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暴露の時
──覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記
何年もの間ほとんどの国の国民は、多かれ少なかれおとなしく、彼らの国会議員、すなわち政治家の布告に従ってきた。議会制度が民主的であろうがなかろうが、大体においてそうであった。これが今、変わり始めている。評判のよくない法律を黙って受け入れるのではなく、多くの国々の国民はいまやデモを起こし、変化を要求する。厳しい軍政の下にある国々を除いて、諸国の国民は大体において、彼らの声が聞かれることを、彼らの要望が取り上げられることを、そして悪法が改正されることを要求している。アクエリアス(宝瓶宮)の有益なエネルギーがその勢いを増大させていくにつれて、国民の増大するパワー(力)は倍加し、地上における最も強力な声となるだろう。まさにそうであるゆえ、今でさえ、あらゆる種類の政府は国民の福祉に深く関係する法律に対する国民の反応を考慮に入れることを余議なくされる。政府が厳密に党派の線に沿って統治することはますます困難になっている。政府の行動の多くが秘密主義で不透明であり、多くが‘舞台の背後’でなされ、それについて国民が知ることは決してないのだが、しかし一般に政府は、少なくともいわゆる‘民主的な’世界においては、国民の怒りや不満を呼び起こさないように気をつけている。
しかし確実にそうではない主要な領域が一つある。60年以上もの間、世界中の政府は‘UFO’あるいは‘空飛ぶ円盤’の現実を国民から隠してきた。さらに、これらの訪れた宇宙船の乗組員を‘異星人’として、何が何でも、侮辱しようとしてきた。国民をコントロールするために、そして‘パニック’を避けるために、世界中の政府は何千何万もの知的でオープンマインドな市民の体験を否認してきた。かくして、彼らは大きな神話を創り出した――「‘空飛ぶ円盤’は存在しないが、しかし彼らは危険であり地球の人間を強奪する」のだと! 同様に、国民に、穀物畑のミステリーサークルが宇宙からの遺産であるという考えをあざけるようにと教えてきた。しかるにすべての政府が、われわれの太陽系の姉妹惑星からの勇敢で無害な訪問者の存在と、彼らの創造性とより高位のテクノロジー(技術)について論争の余地のない証拠を持っている。物質のより精妙な界についてのわれわれの全くの無知が、世界の主要国政府が非常に長い間このごまかしを維持することを許してきたのである。
ついに暴露されるときが訪れた。なぜなら、政府機関はもはや真実を――われわれの太陽系のはるか彼方の惑星との友好関係を――地球の人間から隠しておくことはできないだろうから。すでに、マイトレーヤの出現の前触れである「星のような発光体」が世界中の人々に、自分たちが何年もの間、政府に騙されていたことを示しつつある。マイトレーヤがわれわれと他の惑星との関係について、そして長い間われわれの間に続いてきた協力関係についての真実を明らかにされることは確かである。本当に、暴露の時である。
(シェア・インターナショナル誌2009年7・8月号)