現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2014年 4月号 自由と正義(第2部)― -撰集

自由と正義(第2部)― -撰集

「自由と正義」というテーマに関する引用文の撰集の第二部を表示する。これはマイトレーヤの教え(『いのちの水を運ぶ者』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』、シェア・インターナショナル誌)およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。「自由と正義(1)」については、2008年5月号本誌を参照されたい。

兄弟たちを愛する者は、わたしの民である。未来の門口に立つ者は、わたしの選んだ者である。道を知る者は、わたしの生徒である。あなたがたはいかによく教えられたかを、世に示しなさい、我が愛しき者たちよ。あなたがたが、正義と愛と分かち合いと自由のために戦うことを、世に示しなさい、我が友よ、そしてわたしの法を顕しなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第124信 p. 373)

そこで人間にとって偉大な冒険が始まり、それは彼らを最高の高みにまで連れて行くだろう。                                        簡素さの中に、意味と目的で豊かに満ちた新しい人生を、人々は知るようになるだろう。宝瓶宮の「いのちの水」から、すべての人間が心(ハート)の裡で請い願うあの霊的豊かさが流れ出るだろう。
このようにして、金や権力、特権や威信の問題に対して、新しいアプローチがなされるだろう。奉仕への欲求が利益を求める欲望に取って代わり、正義への願いが分離的な貪欲に取って代わる。各人が、この新しい自由の創造の中で、それぞれに演ずる役を持つ。今のこの時の出来事を感知する者はすべて、自分たちの役割を良く演じなければならない。
(『覚者は語る』―新しい簡潔さ―p.183)

我が友よ、わたしはあなたがたが想像するよりはるかに近くに居る。なぜならわたしは兄弟たちを愛する者すべての心の裡に、世界に正義と自由の光を放ち、分かち合うことを願う者すべての心の裡に、座しているのである。
わたしは今あなたがたの裡に在る。あなたがたの志向の思いで飾られた心の中心にある蓮華の花の中に、わたし自身を、わたしであるところのものを見る。そしてこれを非常にうれしく思う。あなたがたの裡に宿るこの光こそが、わたしをあなたがたのところへ呼び招いたのである。あらん限りの力と栄光をもってこの光を広く顕し、世界中にわたしのための道を照らしなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第62信 p.184-185)

私たちは霊性についての概念を拡大しなければなりません。そして霊的基礎にたつ政治、経済機構をつくらなければなりません。つまりそれは分かち合いと公正です。これらが霊的な様相です。マイトレーヤは言われます、「分かち合いは聖なることである……あなたが分かち合うとき、あなたの兄弟の裡に神を認知する」。これは単なる良いアイディア(観念)ではなく、聖なるアイディアです。神性の特性です。公正ということは聖なることです。自由は聖なることです。マイトレーヤは分かち合いを通して公正と自由を築く方法を私たちに示すためにやって来られます。そうして、私たちは霊的に正しい政治、経済、宗教機構をつくるようになるでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第II巻』p.124)

多くの者が自由を求めて闘うのだが、それを他の者に対しては否定する。自由そのものが、正義と同様に、分割できないものであることを忘れている。多くの者が自分自身が必要と感じるものに対する解決を求めるが、相互依存を通してのみ、すべての者の必要が満たされ得ることを忘れている。マイトレーヤの呼びかけが人間の耳に響くだろう――分かち合って世界を救いなさい、協力して真の自由を知りなさい。「あなたの兄弟の手をとって、彼をあなた自身として知りなさい」。そのようになるだろう。そのようにして、偉大なる主は世界にとって、古きものと新しきものの間で苦闘しながら呻いている世界にとって、非常に必要とされる変化を鼓舞するだろう。
(『覚者は語る』―変化の中にある世界―p.374)

マイトレーヤがこの世に臨在されることによって、人類は鼓舞され、政治、経済、社会生活において必要な変化をつくり出していくだろう。それがすべての人間のために平和と正義と自由を保証するだろう。マイトレーヤの主要な関心事は、先進開発国と開発途上国の生活水準の間にある不均衡である。それが人類の未来を脅かす、と彼は言われる。テロリズムはこれらの分割の主な徴候の一つである。マイトレーヤは、分かち合いの原理こそがわれわれの多種多様な問題の解決の鍵であり、人類をお互いに正しい関係に導く手段である、と見ておられる。マイトレーヤは、「あなたの兄弟の必要をあなたの行動の尺度となして、世界の問題を解決しなさい。それ以外の道はない」と言われた。
(『多様性の中の和合』p.13-14)

解放こそが人類の目標である。この目標に至る道を指し示し、前進へと導き、あなたがたの前に横たわる登り径を切り開こう。
覚者たちは簡素な喜びに満ちた生活をする方法を、あなたがたに示すだろ。彼らは同じ道をかつて歩いたので、その道路をよく知っている。子供のように信頼しきって、彼らにその道を教えてもらいなさい。その迷路を一歩一歩案内してもらいなさい。あなたがたの用意ができたとき、わたしの光輝の前に立つ。そしてわたしを通して、神の御観を仰ぐ。
良き選択をしなさい。我が友よ、今これをしなさい。分かち合いと愛することを望む者たちと、正義は神聖なるものと考える者たちと、同じ側に立ちなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第18信 p. 70-71)

あなたが自由を体験するとき、それが自分の外にあるのではなく内にあることに気がつくだろう。真の自由、真の安全、真の救済は自分の内にあることを認識するだろう。あなたがマインドや生気や肉体から(すなわち条件づけから)の自由を体験するとき、あなたは自分が至高なる創造主の永遠の閃光であることを認識するだろう。あなたの周りの、あなたの裡の一つ一つ、すべてのものが全能者に帰属する。それは、獲得したり、失ったりすることはできない。それは目に見えない。それは唯一にしてすべてなるものに帰属する。
(『いのちの法則』p.133)

マイトレーヤは宗教的教師ではありません。彼は本質的に「霊的教師」であり、世界の政治、経済、社会的必要への関心を包含しています。彼は世界教師であり、宗教を持つ人にも持たない人にもすべての人々にとっての教師です。多くの人々は宗教的な道だけが霊的な道だと思いがちです。それは神を体験するための多くの道の一つにすぎません。私たちはあまりにも深い物質主義の中に政治や経済を覆い隠したので、今日のような危機的な状況を迎えたのです。私たちはすべての人々のために、分かち合いと正義と自由を通して霊的な政治と経済を持たなければなりません。それがマイトレーヤの目的です。愛とは正しく分かち合う行為です。それが平和への道です。
(『多様性の中の和合』p.228)

れわれが目撃しているのは、人間の神性の顕現を阻止するあらゆるものの崩壊である。自由と正義は神聖である。ゆえに、過去の束縛から何百万の人々を解放するための新たな衝動が、世界中に顕現しているのである。苦しいのは、これらの緊急な最初のステップである。しかし人々は、変化の時が近づいているのを心(ハート)の中に知っている。あまりにも長い間、人は人を搾取してきた。あまりにも長い間、金持ちは何もかも奪われた者たちの犠牲の上に彼らの富を増やしてきた。過去十年間の行き過ぎと失敗を反省するにつれて、新しいリアリズム(現実感)がゆっくりと人間の思考に浸透する。
(『覚者は語る』―私たちは招集を待つ―p.340)
わたしの予定は、できるだけ速やかに出現し、一定のリズムを保ちながら、わたしの存在を世界に知らせていくことである。わたしの住む拠点地において、あなたの兄弟姉妹たちの多くがわたしの顔を見、わたしの言を聞き、わたしの存在に反応し、行動への呼びかけに応え始めている。あなたの兄弟たちの感激は非常に大きい。これはわたしの使命の将来に対する良い前兆である。あなたがたが、自身でわたしを見るときには同様の反応を示すものと確信する、
なぜならわたしの言を聞く者すべての中に、わたしが目覚めさせる真理と正義と自由の同じ光があなたがたの裡に宿っているのであるから。だから、我が友よ、人類がわたしを拒否するのではないかと恐れる必要はない。わたしの計画はあなたがたの手にあって、安全である。
(『いのちの水を運ぶ者』第65信 p.192-193)

同胞愛が何であるかを知る者は非常に少ない。正義は多くの者によって夢見る夢であり、それのために非常に多くの人々が苦闘し、いまだ世界的規模で達成されたことはありません。ある人々はある程度の正義を達成しました――労働組合は彼らの職場における正義のために戦い、人々は政治的正義のために、経済的正義のために戦いました。ほとんどの人々が絶えず正義のために戦っているようです。なぜなら、それは人間の心(マインド)の中にある第一の概念だからです。それは正しい関係を意味します。それが正義の意味です。人々は、彼らの最善最良の瞬間に、人生の意味は正しい関係を示現することであることを本能的に知ります。しかし、正義のないときに、それがどうして可能でしょうか。……
愛と同じように、正義も私たちの神聖なる存在の特質の表現として受け取られます。そしてそれは分割できないものです。正義は一つであり、愛は一つであり、自由は一つです。それを人々は願望します。
(『人類の目覚め』p.40-41)

ソ連におけるグラスノスチ(情報公開)のプロセスは、新しいものへ道を開くために「古いやり方」を放棄する必要として理解されるかもしれない。このプロセスは、そしてこの必要は、ソ連だけではなく、東西、南北の他の多くの国々にも適用する。このように世界的視野で見ると、世界中にいま起こっている必然的な激変は、より公正な社会に向かうために非常に必要とされる変化への序幕として理解されはじめるかもしれない。そのような社会では正義を犠牲にして自由が達成されることなく、自由を犠牲にして正義が達成されることはないだろう。ソ連も米国もそれぞれ弱点を隠したがり、他の国々を支配しようとする傾向がまだ強い。しかしながら、彼らはだんだんに他国に干渉しなくなり、そのプロセスが続いて、世界情勢の風潮の改善に貢献し、未来に対する自信がますます強くなるだろう。
(『いのちの法則』p.341)

社会主義なしの資本主義は、海中にいる大きな鮫のようなものであり、目にとまるものは手あたり次第に食い漁り、集団意識とか社会的責任感を持ちません。私たちは両方の制度の良いものを取り、組み合わせる必要があります。マイトレーヤによれば、その象徴が東西ドイツの統一です。東西ドイツの統一は、資本主義と共産主義という二つの対立する制度を合わせることを意味する。その結果は、いずれか一方ではなく、両方の最高の側面の融合であり、一種の社会民主主義のようなものだろう、とマイトレーヤは言われます。両方が必要です。共産主義の正義感、同胞愛、社会的な福祉感が西側に必要であり、個人の移動や表現や思考についての自由感が東側に必要です。それがヨーロッパにおいて徐々に規範となり、やがて世界中がそうなるだろう、とマイトレーヤは言われます。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅱ巻』p.184)

民衆は恐れることなく、はっきりとした目で将来をのぞき、公平で、平和な世界を求める彼らの志向の実現の可能性を見た。これはひとりでに起こらないことを、兄弟姉妹たちと共に、実現するための力(パワー)を自分たちの手に握らなければならないことを、彼らは知っている。また彼らは、その道が困難であり、危険なことも知っているが、それを不成功に終わらせるにはあまりにも貴重な褒美である。なぜなら、それは同胞愛という褒美、正義、平和という褒美、そしてすべての人間にとって、より良い、より簡素な、より真の人生という褒美であるから。それを達成するためにはどのような犠牲も大きすぎることはないことを彼らは知っており、その名の下に死ぬことを厭わない。
かくして、世界の民衆は、彼らに定められた自由と正義という生得の権利を受け継ぐだろう。かくして、民衆の声は次の数カ月、数年のうちに、よりいっそう大きく、よりはっきりと持ち上がるだろう。
(『シェア・インターナショナル』2013年7/8月号
「覚者より」―民衆の声が将来を先導する―)

わたしの軍隊は進む、未来へ向かって勇敢に行進する。光の側で、真理と自由と正義の側で戦う者たちに加わりなさい。わたしの先導隊に加わり、あなたの兄弟たちに道を示しなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第17信 p.69)

世界中で、人々は、自由と正義をその中核においたより良い生活の可能性に目覚めつつある。恐れるでない、民衆の声は高まっており、接触伝染のようにますます多くの人々に影響を及ぼしている。自由、正義、そして人間の和合という真理のために生きる――あるいは死ぬ――人々の背後にマイトレーヤは立っておられる。若者が道を先導する、そしてその将来は彼らのためにある。
(『シェア・インターナショナル』、2011年10月号、
「覚者より」―裂開の剣を創造する―)

世界の世論が世界の人々を通して表現されるにつれて、それが世界を変えるだろう。マイトレーヤの任務は、世界世論を活気づけて、それを数個の単純なアイディアに集中させ、人々が至るところで、正義を、自由を、呼びかけるようにすることである。正義を達成し、戦争を終わらせ、平和を創造する唯一の方法として分かち合いを呼びかけるようにすることである。平和とテロリズムの終結は正義の創造にかかっており、それを達成する方法は一つ、世界資源の分かち合いである。
(『多様性の中の和合』p.52)

人類は方法手段を持つのだが、これまでは変えようとする意志を持たなかった。われわれは自分たち自身をひとつとして見なければならない。一人ひとりが神の反映であり、兄弟姉妹であり、唯一なる御父の息子や娘たちである。われわれはこの地球から戦争を永久に追放しなければならない。われわれはこの惑星の資源を分かち合わなければならない、それはすべてに属するのである。われわれはお互いに調和した未来を知るようになるために、惑星自体と調和して生きることを学ばなければならない。
マイトレーヤは人間に道を示し、人間の活動を活気づけるためにやって来られた。世界中で、人々は彼らの声を見いだし、正義と自由を呼びかけている。多くの人々が自由と正義に対する彼らの天与の権利を主張するために死んだ。マイトレーヤは、至るところにいるすべての男女が自分たち自身を、マイトレーヤが彼らを見るように、神として、神(神聖なる存在)自体の息子と娘たちとして見ることを呼びかける。
(『シェア・インターナショナル』、2011年4月号、
「覚者より」―人間の責任―)

今夜、わたしは、真理を求める者としてのあなたがたに語りかける。我が友よ、真理はあなたがたの中に存在する。真理はあなたがたの心の中にある。真理は、我が友よ、兄弟姉妹よ、愛と分かち合いと正義と自由である。これらをあなたがたの生活や社会の中に具現し、神の大計画を再確立しなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第93信 p.276)

正義と自由といのちに関するあなたの立場を明らかにし、神の力を受けなさい。神の力に抵抗できるものは何もない。神の計画をとどめるものは何もない。いっとき以上、聖なる神の意を妨害できるものはない。これが真理であることを悟りなさい。我が友よ、これをよく記憶に留めて、これまでにないほど働きなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第128信 p.386)

私たちがそれをしなければなりません。私たちが変化を起こさねばなりません。マイトレーヤは言われます。「何事もひとりでに起こるものはない。人は行動し、その意志を実行しなければならない」(メッセージ第31信)。私たちはただ座ってほかの誰かがやってくれるのを待っていてはいけません。変化を起こしたければ私たちがそれをしなければなりません。変化を要求し、デモ行進に参加し、連帯し、合法的なあらゆる方法を使って変化を生み出すことのできる人々に変化への欲求を伝えなければなりません。誰もが、道を先導し、変化を要求し、すべての人のための正義と自由を要求する機会を持っています。なぜそうしないのですか。私の話を何度も聞きに来るより、世界の平和と正義と自由の旗を掲げて行進したらよいのです。
それが変化を起こす唯一の方法なのです。それはマイトレーヤの鼓舞を受けるかもしれません。彼のエネルギーがそれを生み出すかもしれません。しかし、私たちがそれをしなければならないのです。私たちが要求しなければなりません。
民衆の声が支持を得てきていますが、まだよく耳を澄まさないと聞こえません。もっと大きな声にする必要があります。マイトレーヤにできるのは、人間を教育し、知らせ、鼓舞し、頼りになる器――世界のすべての国の民衆の声――をつくることです。それに対して世界のどんな国の政府も立ちはだかることはできません。明確な表現能力を持つ民衆を生み出すことです。平和、正義、自由を求める、知らされ、教育された世界的世論がとても必要です。そのようにして変化は起きるでしょう。
(『人類の目覚め』p.147-148)

我が兄弟姉妹よ、わたしの仕事を援けて、正義こそが、わたしたちの生活における至上のものであることを、あなたの知っているすべての人々に知らせなさい。これが欠如するだけで、人を人から分離させ、人類そのものを脅かす。これを悟りなさい、我が友よ兄弟よ、そして光が勝利することを知りなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第126信 p.380)




祝宴へようこそ
――覚者より、ベンジャミン・クレーム筆記 1996年6月

ここ数年間に新しい現象が現れている。人々は、彼らの自由と自決の権利を政府に要求し始めた。今までは、そのような天与の権利を保障するための突発的な試みは確かに起こった。そして歴史に残る様々な革命は、人間が神の自由なる子供たちとしての彼らの神聖な遺産を求める永遠の願望を記録している。しかしながら今日、新しいそして強力な自由への衝動が世界中に広まり、大勢の人間が自分たちの生活と進化をコントロールする基本的権利を要求する。
今日、諸政府はこの要求を考慮に入れ、その政策をこの回避できない事態に合わせなければならない。悩める人類の心(ハート)からもち上がる正義と自由を求める正当な叫びを制裁を受けることなく無視することのできる者はいない。
言うまでもなく、この自由を求める叫びの背後に、マイトレーヤと彼のグループが立つ。彼らは長い間、この要求を刺激して、人間を個人的自由の必要性に目覚めさせることを求めてきた。自由なしには、最も偉大な達成も無に等しい。ゆっくりと、しかし確実に、人間はこのより高位の呼びかけに反応してきた。そして今、彼らの要求を知らせ、進化しつつある神の子供たちとしての彼らの生得の権利を受け継ぐために、ほとんど団結して立つ。
間もなく、この叫びが世界の良心に突然現れるだろう、そして新しい一章が人類種族の進化の上に開かれるだろう。マイトレーヤは提唱するだろう――すべての人間が公平に正しく世事に参加する権利を認める時が来たということを、当然の正義に釣り合うある程度の自由を、すべての人間に日常生活の必需品を得る権利を保障する律法処置の制定を。そして大勢の人間がそれに応えるだろう。
必然的に、この正義と自由への呼びかけに抵抗があるだろう。これらを自分たち自身のためにのみ大事にする人々が大勢いる。にもかかわらず、これらの基本的な必要についての単純な真理に世界は気づくだろう。そして人々は、感謝のうちに、マイトレーヤの指導と救済を仰ぐだろう。そのようになるだろう。そのようにして、「人の子」は人の子たちを新たに導くだろう。このようにして、人間は進化の大計画への彼らの誓約を一新し、そして最も高きところへ向かう上昇を再び始めるだろう。
すべての人間が自分自身の態度を決めなければならない時が迫っている。地球上のすべての未来の進歩に賛成するか、反対するか――それが各人が直面しなければならない問題である。未来はあなた方を自由と正義へ招いている、そしてあなたたちをその祝宴に招待する。
(『覚者は語る』―祝宴へようこそ― p.427-428)

写真:公正ということは聖なることです。自由は聖なることです。マイトレーヤは分かち合いを通して公正と自由を築く方法を私たちに示すためにやって来られます。そうして、私たちは霊的に正しい政治、経済、宗教機構をつくるようになるでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第II巻』)