大宣言の日──うそ偽りのない真実
ベンジャミン・クレーム
ベンジャミン・クレームは2009年8月2日、米国サンフランシスコにおける講演中に大宣言の日に関する次のような話をした。
キリストは、世界をひとつのものとして見る必要性を指摘されるでしょう。私たちはひとつの世界です。私たちは戦争を過去のものとし、世界をひとつのものとしなければなりません。そうすれば、覚者方は私たちを助けることができます。そうすれば、この地球上にかつてなかったような最も素晴らしい文明を建設する方法を私たちに示すことができます。この来るべき文明は──覚者方によって鼓舞され、案内され、導かれながら──人類によって創造されるでしょう。これらの欠点のない方々が私たちの中に住むことになります。マイトレーヤは私たちのような人間ですが、どのような欠点もありません。彼は完全な利他的な愛のみを知っておられます。彼は人類が前進するのを助け、私たちを守り保護するために、ご自身の途方もない知性と智恵と愛を使われます。マイトレーヤが「わたしはあなたがたの楯である」と言うとき、彼は全く具体的にそれを意味しています。覚者方、とりわけマイトレーヤは私たちの楯です──私たちを苦しみから守り、人類をすっぽり覆ってしまうような世界の巨大な悪から守ってくれます。私たちが志向することのできる完全性のイメージを提示するために、彼はここにおられます。
マイトレーヤはあらゆる徴──〔1995年の〕ミルクの奇跡、動いて目を開ける像、本物の涙を流す絵など──を、何か途轍もないことが起こっている徴として世界に提供されました。世界中に何千という奇跡があり、タイム誌は〔米国、1995年4月に〕それに見開き8ページを費やしました。「尋常でない何かが世界に起こっている」と書かれていました。その何かとは、キリストと智恵の覚者方が私たちの兄たちとして世界に再臨されることです。
もう間もなく、マイトレーヤはこの国〔アメリカ〕のテレビに現れるでしょう。後に日本に、それから世界中のテレビに現れ、すべての人が理解できるようにとても単純に語るでしょう。マイトレーヤが話すとき、それが真実であることが分かるでしょう。彼は心(ハート)から心(ハート)へと直接語りかけます。愛を体現する方から送られるエネルギーはあなたの心(ハート)の中に愛を目覚めさせます。それが真実であることを知る(悟る)ので、あなたは彼が言うことを信じます。そこにある唯一の真理なので、真実に違いないと思うのです。あなたはそれを自分自身の奥深くに感じます。その結果、信頼、希望、分かち合い、正義、平和という単純なメッセージを否定することはできなくなります。
十分に多くの人がこのようにしてマイトレーヤに反応するとき、彼はテレビに出て全世界に語りかけるように要請されるでしょう──その時にはすでに多くの人にキリストとして知られています。多くの人が彼を見て、「あの方がきっとクレームが話していた男に違いない」と考えるでしょう。このイベントのためにテレビのネットワークが連結され、聖書に書かれているように「すべての人の目が彼を仰ぎ見る」でしょう。
あなたは彼の顔を見て──そのエネルギーを感じ──「私の心(ハート)をそのような愛で満たすことができるのはキリストだけだ」と言うでしょう。
マイトレーヤは全知遍在であり、いつの日か世界のすべての大人が彼の声を内的に聞くでしょう。彼は25分くらいの間、ご自分と私たちとの間にこの連絡、このテレパシーによる連結を創造されます。そして、あなたは自分が耳にしているものが真実であることを知るでしょう。
覚者の一人は「至るところにいる人々が幼い子供のようになるだろう」と言いました。大人になってから失ってしまったあのすべてのものを備えた、信頼に満ち、愛に満ち、善良さに満ち、希望に満ち、志向に満ちた子供のようになるでしょう。それは、
頑なになり、商業主義に毒され、凝り固まった、恐怖心がいっぱいで、人を信頼しなくなる人間になる前の──半人前のような人間になってしまう以前の──状態のようでしょう。子供のように、人々はこのことが真実であることを感じるでしょう。「私は全世界の一部である」と。人々はお互いに結び付いているように感じるでしょう。それは、子供のころ以来、一度も感じたことがないものでしょう。人々は子供がいつも感じているような一体感を抱くでしょう。それは、子供が、もし正しく育てられ、そうした感覚が締め出されていないならば、いつも抱くような一体感です。人々は神聖さを感じるでしょう。自分が最良の時にあるように、最も聖なる瞬間にいるように感じるでしょう。それは、初めて聖体を拝領した時以来、一度も感じたことがないものでしょう──もしそのような体験があるならば。両親が言うことを信じ、両親が自分の面倒を見てくれることを知っていた幼い子供のころ以来、感じたことがないものでしょう。それから、子供たちは神を信じ、神が自分の面倒を見てくれることを知りました。それから、法王のことを知り、法王が自分の面倒を見てくれることを知りましたが、法王はそうしてくれませんでした。子供たちは期待を裏切られ、心を頑にしました。彼らは信仰を持たない人になり、人間性を失い始めました。彼らは宇宙全体の中であらゆる惑星とあらゆるシステムにおいてそれぞれの人を他のすべての人に結び付ける糸を失い始めました。私たちはひとつです。唯一の神の下に唯一の人類があり、私たちすべてがその人間性を分かち合っているのです。
大宣言の日にはマイトレーヤの愛のエネルギーが人類に注ぎ出され、これが私たち自身の愛の奔流を喚起するでしょう──私たちはそれを感じ、それを認識し、このメッセージが本当であることを理解するでしょう。語られるすべてのことが真実です。このことが真実であることを私たちの心(ハート)が告げるでしょう。それ以外ではあり得ないでしょう。ですから、私たちは分かち合い、正しい関係の中で生き、正義を行い、戦争を背後に置き去りにしなければなりません。この地球を戦争で変色させることは二度とあってはなりません。
マイトレーヤは私たちに、私たちがいかに年を経た存在であるか、いかに長い間進化してきたか、いかに高いところから今日のこの卑しい物質性へと堕落したかを示されるでしょう。商業至上主義が市場フォースを通して人類から生き血を搾り取っており、そうした中で人々は貧しい環境に生まれたという理由だけで屈辱に苦しんでいます──生まれながらにしてあまりにも貧しいため、何の生き甲斐も見いだせません。
マイトレーヤはまた、来るべき文明を人類に垣間見させてくれるでしょう──私たちが住むことになる美しい都市、覚者方がいま世界にもたらすことを計画している建築のタイプを。
この体験が続いている間、何十万件もの自然治癒が起こるでしょう。テレパシーによる連結と、至るところにいる人々のマインドとハートのオーバーシャドウによって、キリスト原理つまり愛のエネルギーの流出によって、そして奇跡的な治癒によって、あなたはその方がキリストであることを知るでしょう。大宣言の日、あなたは絶対的な確信をもって、疑惑の時は過ぎたことを知るでしょう。これは、キリストがハイアラキーの長として、人類のすべての兄弟たちの長兄として外的に位置を占める時です。彼は私たちの前に立ち、彼が長を務めている王国つまり霊的王国へと私たちを連れていくことになります。その王国は、あちらこちらにいる人々がイニシエーションを受けて徐々に光に向かって進化していくにつれて、人間王国の中から日々拡大しています。
覚者方が「デイ・オブ・デイズ(かつてない特別な日)」と呼ぶその日は、先例のない日となるでしょう。そのような日はかつて一度もありませんでした。地球上の誰も、その日に感じることを経験したことはありません。あなたはそれを子供たちに話し、子供たちはそれを自分の子供たちに話すでしょう。人々は何世代にもわたって、それを子供たちに伝えていくでしょう。
マイトレーヤはやって来られ、次々と啓示をもたらすでしょう。彼はUFOの性質や、私たちが神と一体であることや、神への新しいアプローチについて啓示するためにやってこられます。そのアプローチとは、信仰ではなく知識や理解や喚起を通して神へと接近するというものです。私たちは神を喚起し、自分たちは自らが喚起するものであるということを理解するようになるでしょう。たった一日で人生がいかに豊かで有意義なものになったかに気づくでしょう。
それがすべての人へのキリスト到来の約束です。彼はすべての人のためにやって来られます。宗教を信じる人のためにも、宗教を信じない人のためにも。彼はあなたが宗教を信じているかどうかに関心を持たれません。あなたが同胞を愛しているかどうかに関心を持たれます。それが尺度です。
彼はこう言われます。「兄弟の窮乏をあなたの行動の尺度として、世界の問題を解決しなさい。その他の道はない」と。