現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2009年 5月 読者質問

読者質問

Q 2009年4月、ロンドンで開かれたG20の会合で、世界の指導者たちは長期化する不況を止め経済を回復するために1兆ドルを投入することを発表しました。これは世界の経済制度が徐々に崩壊するのを緩和し、現状維持を長引かせるのに役立つでしょうか。
A いいえ。

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Q 大統領選挙のキャンペーンを身近に見守って来たアメリカ市民として、オバマ氏は確かに「繁栄の分かち合い」について話していたと言わなければなりません。それはすぐに保守派が、彼の社会主義への傾倒を示すものとして取り上げました。オバマ氏はクリントン夫人がディベートでそれを持ち出すと、その用語の使用を撤回しました。黒人問題や奴隷問題についての議論で国民の先を行きすぎることはできないと認識したリンカーンのように、オバマ氏も分かち合いについての主張を弱めざるを得なかったのだと思います。ですから、マイトレーヤが30年以上前に提唱されたように、正義と平和への手段としての分かち合いについて、正直で率直な議論が必要なのです。


A はい、まったくそうです。

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Q あなたは、コンピューターゲームには中毒性があると言われました。同じことはデジタル音楽プレーヤー(MP3)や多機能携帯電話の至るところでの使用にも言えますか。ポップミュージックや携帯メールやチャットなどの絶え間ない注意力の分散は、人間の集中力を弱めますか。個人的な電子装置は若者の精神や霊性の発達にどんな影響を及ぼしますか。


A これらの装置はすべて一定の有益な機能を持ちます。しかしながら、今日のように広く用いられると、その主な効果は、使用者を自分自身やありのままの人生を体験することから逸らせること、言い換えれば、過剰に使用されると、リアリティ(実在)からの逃避になります。若者のマインドをこのような意義と挑戦で満たし、もう逃避を求めなくなるようになるには、マイトレーヤのインスピレーションが必要でしょう。

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Q 未来の都市はもっと人間的にデザインされ、人口は減るだろうとあなたの師が言われたとき、彼は都市と郊外を含めた世界人口の減少について言及されたのですか。そうだとすれば、これはロシア、日本そしていくつかのヨーロッパ諸国における人口減少と同じ要因によって起こるのですか。それとも世界の人口減少は、ジェームス・ラブロックがその著書『ガイア理論』の中で述べている理由のために必然的なものですか。ラブロックは、すでに大気中に存在し、数百年間留まり続ける温室ガスのために少なくとも摂氏2度の地球温暖化が起こることは確実であり、その結果として、今世紀末までにこの惑星は10億人の人口を養うだけの農業生産しかできなくなるだろうと言います。(1)この予測はあなたの見解からは悲観的すぎますか。(2)それとも、これは正確だがラブロックが言うようにそれほど陰鬱なものでもないのですか。人口は10億人いれば十分であり、人類は遠い過去にももっと厳しい人口動態の障害をくぐり抜けてきていて、再びその経験を通してもっと賢明で強くなると考えられるからです。

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A 私たちが地球温暖化を克服するためにほとんど何もしないならば、ラブロック氏の予測はかなり正確なものでしょう。もっとも、地球温暖化のために同時に北ヨーロッパ、ロシア、カナダの北極地域にある広大な土地が耕作可能になり、世界のために大量の食糧を生産できるようになるでしょう。いずれにしても、ラブロック氏はマイトレーヤの存在も彼がまもなく出現することも知らないと思われます。私たちが反応するならば、マイトレーヤと覚者方のグループは、地球温暖化を食い止め、克服するために何をなすべきかを御存じです。私の師は、この世界はおよそ45億人を快適に維持し養うことができると述べられました。そして徐々に、地球人口はその程度になるでしょう。飢えや食糧不足のためではなく、性機能の自然な社会的統制と、より公正な社会生活とすべてのグループへの配慮のためです。例えば、最も貧しい国々の巨大家族は、老齢の両親を支える必要に支配されています。彼らが多くの子供を持つのは、大半の子供が大人になる前に死んでしまうことを知っているからです。それは老齢保険の形態なのです。分かち合いの正義が世界の現実となるとき、この不名誉は変わり、人口は自然に減少するでしょう。

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Q 瞑想をしない私の友人たちに対する無執着と同情と正しい関係の適切なバランスを見出すために、コメントをいただけますか。グループワークを行ってきた過去2、3年の間に、瞑想に参加していない友人は私との関係で絶えず傷ついていたことに気づきました。


A 本当に無執着でいるならば、あなたは正しい関係にあります。あなたは瞑想しない友人に対して少し忍耐を欠いていたかもしれません。それは自発的に、自由意志から行われなければなりません。

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Q (1)記憶がマインドに蓄積されることと頭脳に蓄積されることの違いは何ですか。マインドは記憶を蓄積しますが、頭脳も記憶を蓄えるのですか。(2)頭脳に蓄積される記憶には限界がありますが、マインドにはないというのは正しいですか。(3)マインドと頭脳の関係を説明していただけますか。


A (1)頭脳は記憶を蓄積し、全体的に利用可能にします。マインドは記憶を‘蓄積’しませんが、十分に発達すればそれにアクセスできます。(2)一般化はできません。理論的には、頭脳が蓄積できるものに限界はありませんが、その人の発達の度合いと健康にかかっています。同様に、マインドのアクセスも発達度によって制限されます。(3)頭脳は道具であり、高度に発達し、さらに発達することもできますが、私たちの肉体器官の一部です。マインドは、健康な人の場合、頭脳に蓄積された記憶にアクセスできます。

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Q (1)あなたの師は次の非常に難しい科学的問題についての見解を示していただけますか。グリーン・テクノロジーを可能な限り加速しても、地球温暖化の危機を防ぐには十分ではないという見解が、最近、科学ジャーナリストのシャロン・ベグリーと著名な科学者ジェームス・ラブロックによって示されました。(2)もしそうだとしたら、農業廃棄物を低酸素の環境で燃やすことにより木炭に変え、植物が固定化しながら成長するために大気中から取り込む炭酸ガスを隔離する方法を勧められますか。(3)それとも、世界で最も頭の良い人々の一人であるフリーマン・ダイソンに同意されますか。彼は心配することを止めるべきであり、この問題は2000年のコンピューター問題のように大した問題ではなかったことが分かるだろうと述べます。私自身のように意見がはっきりしない人間には心強い見解です。


A (1)はい。地球温暖化には、例えば森林破壊のような他の要因もあります。古代の樹木が多数失われていることは、回復しなければならない巨大な酸素の損失を生じさせています。(2)はい、それは手始めにできることの一つです。(3)いいえ、世界で最も“頭の良い”人々の一人によるそのような態度は、完全な災害につながるでしょう。

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Q 私たちの資金をどう扱うべきかについてアドバイスをお願いしたいのです。状況が悪化した時のために資産を保全したいと思っている多くの人々がいます。私たちはお金を銀行に預けるべきか、投資すべきか、それともマットの下に隠すべきでしょうか。あるいはお金は消滅するのでしょうか。


A マットの下に隠しておきなさい! それ以外に安全な場所はありません!

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Q 数カ月前、伝導瞑想の間に、私は黒いローブを着た、顔のあるべき場所が濃い青の輝く楕円形をした存在のビジョンを見ました。この存在は私のところに来て、手を伸ばし、私の体の左側、腕の下の脾臓のある場所を素早く引っかくような動作をしました。それから私は身体の左側にエネルギーの高まりを感じました。その存在は私の目を閉じたビジョンから去りました。
この間、私はいかなる敵対勢力も伝導瞑想を乱すことは許されていないという思いを保ちました。さもなければ、私は非常に傷ついたでしょう。しかし、私は運よく注目を維持し、瞑想を続け、その存在が働きかけるに任せました。後に私は、脾臓はエネルギーの血液への流入を統御しており、引っかくような動作は、エネルギーを調整するために運動生理学で使われているということを知って驚きました。(1)それはデーヴァか人間のような覚者方の弟子でしたか。(2)エーテル体かアストラル体の存在が、アストラルまたはエーテル視力によって見えたのですか。(3)これらの存在は本当にそのような姿をしているのですか。それとも私の不完全なビジョンのためですか。(4)このような世話は通常のことですか。私は、瞑想で注目が逸れたり眠りに落ちそうになると、しばしば誰かが私の腕や膝を疼かせるように感じています。(5)メンタル偏極を促進するためにアジュナ・チャクラに日中も注目しているならば、アジュナ・チャクラを過剰に刺激する危険をどうやって避けることができますか。これまでのところ、少しめまいがする感じがして、それは喜ばしいのですが、心配でもあります。

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A (1)それはイエス覚者でした。(2)エーテル体です。(3)どちらでもなく、意図的な変装です。(4)はい。(5)私の助言は、リラックスすることです――狂信的にならないようにしなさい!

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Q 私はあなたが世界でこれから起こることについて述べていることの多くの真実さ、誠実さを感じます。しかし、聖書(キング・ジェームス版)はイエスの人生について大部分正確であるというあなたの意見には深刻な疑いを持っています。あなたもご存じのとおり、そのような人物が存在したという歴史的な証拠はありません。彼が死んだと思われた後、数世代後とは言わなくとも、数十年後に神話が仕上げられたのです。ですから、そのような聖書の記述を推奨することは、あなたがどれほど盲目的な信仰を受け入れているかについて私に疑いを持たせ、それは必然的に、あなたの言及する他の問題の信頼性にも疑いをもたらします。おそらくこの事柄について、あなた自身の個人的な信仰体系が来るべき善についてのあなたのビジョンの寛容性の妨げになっているのだと思います。これは批判ではなく、正直な疑問です。どうかこの問題を再考してみてください。この時代においては、科学と信仰は連携して進む必要があります――あらゆる問題についてです。

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A 私は、キリスト教の‘信仰体系’から語ったり書いたりしているのではないことをはっきりさせなくてはなりません。私は秘教学徒であり、これまで隠されていた、私たちの歴史における決定的な時代の出来事についての知識を提供しているのです。いまや私たちはキリストの帰還を目撃しており、別の人物(イエス)を通してではなく、あらゆる意味でキリスト御自身が来ておられます。イエス覚者は、マイトレーヤが公に働くようになれば、それに続く最初の覚者方の一人です。そのときあなたは自分自身で彼を見るでしょう。

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Q インドのウッタラカンドにあるオークとシャクナゲの木はゆっくりと死滅しているのですか。


A はい、気候変動の結果です。

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Q マイトレーヤはユダがイエスを裏切ったのではないことを明らかにして、真実が皆に知られるようにされるでしょうか。


A 尋ねられればマイトレーヤは質問に誠実に答えてくださると思います。たとえ彼の答えが歴史的に信じられていることに沿わないものであっても(ユダについてのさらなる情報については、『マイトレーヤの使命第2巻』265ページを参照のこと)。

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Q これは質問というよりは私の考えです。子供たちが、母親と父親が長年一生懸命働いたあげく、破産や失業や貧困に直面するのを見るとき、子どもたちは一生懸命に働くことは割が合わないと思うでしょう。どうすれば私の息子をこの現実に直面させずにいることができるでしょうか。私の息子も一生懸命に働いており、将来彼の働きの成果を見ることができるのか疑問に思っています。
何百万もの人々にとっての厳しい現実は、一生懸命に働くことは割に合わないということです。私はベトナム退役兵で障害を抱えた人と結婚し、1月に職場を解雇されました。懸命に仕事を探していますが見つかりません。私たちの教師が到来すれば、私は本当に喜ぶことでしょう! あなたの働きに感謝します。

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A お手紙ありがとうございます。しかし、私はあなたの結論には同意しかねます。世界教師マイトレーヤと他の覚者方の導きを通して、私たちが経済政治の制度を分かち合いと正義によって正すとき、あなたの子供たちや他の何百万の人々は、“働きの成果”よりも、むしろ世界の利益のために働くことを鼓舞されるようになるでしょう。健全で公正な世界を見るとき、若者たちは理想主義に満ちています。それはそうとして、あなたに早く仕事が見つかることを願っています。

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Q 私は少し混乱しています。あなたはマイトレーヤを神のような存在だと語りますが、彼は兄弟として近づいてくれることを欲しているといいます。なぜそうなのですか。


A 私は確かにしばしばマイトレーヤを神のような人間として語りますが、同時に、彼は私たちのような人間であり、ただ完全であるということをいつも伝えようとしてきました。あまりにも完全なので、彼は世界教師であり、この惑星のハイアラキーの長であり、キリスト、仏陀、強力なアバターなのです。