2013年度日本講演ツアー報告
石川道子氏は今年も各地のグループの要請で、5月から6月にかけて、日本での講演ツアーを行った。講演会と伝導瞑想の紹介が、大阪を皮切りに東京、名古屋、福岡、札幌の5都市で行われた。講演は「決断の時は迫る」というタイトルであった。今年の来場者の数は各地とも、昨年ほどではなかったが(札幌の130名から東京の900名まで)、はじめて来場された人々が非常に多かった(60%-80%)。いずれの会場でも、聴衆の関心と真剣さは圧倒的であった。
聞きなれない用語が続出する情報を出来るだけ分かりやすくするために、講演にはスライドとビデオが用いられ、第二部の質疑応答には非常にたくさんの質問が提出されて、質疑応答は多くの人々にとって、よりいっそう興味深いものであったようだ。(現時点までの報告で)マイトレーヤ、イエス覚者そして東京の覚者の(変装した)姿が東京と大阪、名古屋に、グループのメンバーによって認知された。(「編集長への手紙」欄を参照)
東京の日比谷公会堂での講演会のとき、公会堂のスタッフから、「もし講演中に地震があったら、揺れが止まるまで講演を止めなければならない旨を、あらかじめ聴衆に伝えておいてください」と警告された(2011年の東日本での地震と津波による大災害以来、より小規模の地震が頻発していたのである)。驚いたことに、実際、講演の途中で地震の揺れが感じられ、講演者の頭上に照明などの器具がぶら下がっているため、石川氏はステージから楽屋に退くように要請された。しかし、聴衆は席についたままでも良いとアナウンスされたのである。聴衆のなかに、パニックを起こす者は一人もなく、講演が再開されるまで、皆、驚くほど静かに座っていた。後で分かったのは、マイトレーヤが(若い男性の姿で)聴衆の中におられて、地震が起こる前に聴衆を静かに落ち着かせておかれたということであった(「編集長への手紙」欄の『保護』を参照)