現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2008年 10月 人間の運命

人間の運命

人は、彼らの本当の可能性に目覚めるとき、自分たちの創造性の範囲(の大きさ)に驚嘆するだろう。自分たちの思考の大胆さに、初めはびっくり仰天するだろうが、それは今日では想像もできないような企てに彼らを導くだろう。人は、自分たちが、本当は、潜在的に神々であることを発見するだろう。過去の深いまどろみから目覚めて、長い間彼らの前進を遅らせていた無知という重い衣を脱ぎ捨てるだろう。そのようであろう。
人はいま地球上での長い転生冒険の転換期にいる。これからは、すべての進歩は熟慮の上の意志と理性の結果であろう。もはや貪欲と競争が完成への旅路を阻むことはなくなるだろう。もはや戦争が、そして富への欲望が人間を堕落させ、その道程を汚すことはないだろう。再び無法と分離主義的規定が地球上を支配することは決してないだろう。

梯子
人間の足はまさに彼らを(運命の)星に連れて行く上昇の梯子の上に置かれている。
あなた方の兄たちであるわたしたちがあなた方の傍らに位置を占めるにつれて、あなた方はわたしたちを模範として見るだろう、そしてわたしたちのようになるように鼓舞されるだろう。わたしたちが、競争を知らないことを、そしてどのような形であれすべてのいのちを尊重することを知るだろう。わたしたちが区別も条件もなしに愛することを、そして(神の)大計画の成就のためにのみ働くことを知るだろう。大計画によって、人間は同じ完全さに到達するように運命づけられているのである。わたしたちの任務はその道を示すことである。
そのような完全さへの道はわたしたちによってしっかりと踏み固められており、必要な道標が置かれている。人は人類すべてをひとつとして、兄弟姉妹として、唯一なる御父の子供たちとして見なければならない。
自由と正義は、至るところにいるすべての人間に、例外なしに、必要不可欠であり、それは信頼によってのみ達成され得る。
分かち合いのみがその信頼をつくり、そして人間を彼らの運命への旅路につかせることができる。人間は幸せになるためには「いのちの法則」――原因と結果の法則、再生誕の法則、無害と犠牲の法則――の範囲内で生きなければならない。これらの基本的な法則はいにしえの道標であり、それが人間を自己破壊と後悔から守る。
マイトレーヤが公の視界に進み出るとき、あなた方は再びこれらの法則について聞くだろう。なぜならそれらがマイトレーヤの教えのすべての基礎をなし、地球上のすべてのいのちの基礎であるから。

重要性
人間の目覚めは、彼らがこれらの法則の重要性を把握し、自発的に迅速な変化を起こしていくことにかかっている。現在のいわゆる‘文明’はもはや終わりにきており、腐敗し、死にかけており、人間に対して苦痛と恐怖、そして最終的には自滅以外に提供するものはない。
マイトレーヤは、人間が彼らの本質である神々となるために必要なものはすべて彼ら自身の裡にあることを示しに来られる。その道はいかに単純で、美しいものであるかを示すために、そして彼らが自分たちの運命をしっかりと握りしめ受け入れるのを鼓舞するために来られる。
マイトレーヤは人間の応えを疑わない。