現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2008年 7月 読者質問

読者質問

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Q ヨーロッパ連合(EU)へのアイルランドの反対票のためにEUの存続が疑問視されています。EUは最初から失敗する運命だったのでしょうか。それとも、英国連合モデルの線に沿った、もっと肯定的なものに変容し得るでしょうか。ハイアラキーはEUをどう見ていますか。
A EUは経済的な共通の市場として創立されました。ヨーロッパの各国が、政治的に統一されたヨーロッパ国家の中で失われることはハイアラキーの計画の一部ではありません。それが起こることが許されるべきではありません。そのような国家のアイディアは、今日商業主義のフォースによって駆り立てられており、拒絶されるべきです。
Q イランが核兵器を開発するつもりはないという言葉を、国際社会に信じてもらうにはどうすればいいでしょうか。さらなる制裁によって脅され、イランは特にアメリカからの強まる圧力を味わっています。
A 国連の査察団をイランに招待し、チェックして確認してもらうことができます(他の方法もあるでしょう)。
Q 日々のニュースを見ていると、世界中で民衆の抗議運動が起こっているようで、民衆の力が台頭しているという印象を受けます。これは間違った感覚でしょうか。デモや抗議運動は、民主主義の仕組みを損なう無政府主義的な活動だという批評家もいます。あなたの洞察をお与えください。
A それは間違った感覚ではありません。今のところ、正義や平和といった抽象的で国際的な大義よりも、食料や石油の価格の上昇や地域の主食が不足することが主な原因であることは事実ですが、それは必要とされる方向へ向けた第一歩です。
Q バチカンは、他の惑星に生命がいるかもしれないと公に言っているように思われます。バチカンは、信者に対して、他の惑星に生命がいること、UFOやそれに伴うあらゆる現象は真実であることについて徐々に慣れさせようとしているのでしょうか。この方針の背後にあるものは何ですか。
A まったく単純に、その通りです。真実は表に出始めており、バチカンは明白な事実について認めないままでいようとすることはできません。
Q マイトレーヤは、私たちは“兄弟たちの守護者”であると言われます。これは国際的な規模でも当てはまりますか。例えば、他の世界はジンバブエのような国がどんどんコントロールを失って混沌の中に落ち込むのを傍観していてよいのでしょうか。ジンバブエの国民に蜂起して腐敗した指導者を倒すことを求める人々もいます。世界はアフリカの指導者が行動を起こすことを期待しています。その一方で、暴力、貧困、飢餓はエスカレートしています。
A 国連がアフリカの指導者たちに招待され、十分な調査と必要ならば行動を起こすよう求められるべきです。
Q (1)ビルマ国民が人権を否定され、今では絶望的な状況にあるのを助けるために、外部の世界は介入すべきでしょうか。(2)国家主権は不可侵ですか。
A (1)はい。(2)このような状況ではそうではありません。
Q 飢えたり、子供を養うのに困難な人々は、現在の食料や燃料の価格の上昇に対して単純な答えを用意します:「値段を下げろ。そうすれば再び食べることができ、家庭や仕事を動かしていくことができ、生活できるようになる」。これほど単純なことでしょうか。
A いいえ。現在の経済制度は機能していません。これらの出来事はその症状です。食料も石油も本当に不足しているのではありません。答えは単純です――分かち合いのみが、過去と現在の間違いを正すことができるでしょう。
Q イスラエルは、現在の倍の数の入植地を建設中です。東エルサレムの入植者のための野心的な拡張計画が承認されました。それは1967年のアラブ・イスラエル戦争によってイスラエルが奪った土地です。この進行中の危機と紛争に対して国際社会がなすべきことは何でしょうか。
A イスラエルの違反行為に対して60以上の国連決議がすでになされていますが、安全保障理事会におけるアメリカの拒否権に守られて、イスラエルは単にそれを無視しています。安全保障理事会は廃止される必要があります。それはとっくに無用のものとなっています。国際社会もまたアメリカの力の濫用に対して立ち上がらなければなりません。
Q ビルマを襲ったサイクロンは自然現象でしたか。また、中国の地震は自然現象でしたか、それとも人間によって生み出されたものですか。(2008年のベンジャミン・クレーム名古屋講演会における質問)
A いいえ、それらは自然現象ではなく、直接的に人間によって生み出されたものでもありません。また、ビルマや中国の政府の悪行のカルマ的結果でもありません。それらは緊張の結果であり、維持しきれないほどのフォースがストレスの結果として爆発したのです。 例えば、人類は原因と結果の法則、無害の法則を理解していません。今日の世界には、イラク侵攻のために途方もない緊張が生まれています。それは完全に無法で、不必要で、身の毛もよだつような戦争であり、多くの人命を犠牲にしました。アメリカとイギリスによる侵攻というあの戦争は、世界に途方もない緊張を生み出しました。アフガニスタンにおける戦争とイランに対するアメリカの圧力もまた、世界中に必然的に恐怖をもたらしています。人々は緊張状態の中で生きています。その一部は巨大な宇宙的エネルギーのためですが、強力な個人の行動のためでもあります。そして民衆は黙っています。この国(日本)は黙っています。アメリカの同盟国だからです。しかし世界のすべての国家は、このアメリカによる他の国々への虐待に反対の声を上げなければなりません。 アメリカは偉大な国であり、さらに偉大な国になるでしょうが、悲しいことに、その運命を逸脱しています。この国は自分の理解していないフォースを弄んでいます。アメリカは若く、強く、極端に傲慢な国です。それは若者、特に強い若者の傲慢さです。より年長の、賢明な国家がアメリカの行動に反対の声を上げるべき時です。 最良の方法は、分かち合いを受け入れるよう促すことです。分かち合いと正義は世界に均衡とバランスをもたらすでしょう。 現在のように、私たちが均衡を欠いていると、台風や地震などを司るエレメンタル・フォースもまた均衡を失います。定期的に竜巻が起こっていた地域では、それが巨大化します。定期的に地震が起こっていた地域では、巨大な地震が起こります。エレメンタル・フォースは、私たちのストレスに反応します。人類はすべてのフォースと惑星のすべての側面との間に存在する関連性について理解しなければなりません。
Q 私は英国に住み、自分をマイトレーヤと呼んでいる男性を知っています。彼は仏教徒で、治療を行い、装飾用の石で夜寝床に置くためのピラミッドを作っています。彼は代替的治療についての深夜番組に出演しています。彼はあなたの言うマイトレーヤと同じ人物ですか。彼はまだ英国にいるのですか。
A 私はその人を知っています。彼は主マイトレーヤと何の関係もありません。マイトレーヤは世界教師であり、この惑星のハイアラキーの長です。
Q 気が変に思われるかもしれませんが、どうしても聞いてみたくなりました。最近、ネット上で、中国での地震は、中国政府が火山の中で核爆発を起こしたことによるものであるという記事をたくさん読みました。火山から確かにマグマではないコンクリートのような物質が流出したのを目撃したという話もあります。これは本当でしょうか。
A このような醜い反中国プロパガンダには何の真実性もありません。
Q シェア・インターナショナル誌2006年3月号の中であなたは、世界は「ピーク・オイル(原油生産の限界)」に向かっており、それは1929年に匹敵する世界的な株式市場の崩壊の引き金となるだろうと述べました。最近私がこのテーマについて読むあらゆる記事から、ピーク・オイルは現在起こっているように見えます。これは本当ですか。ピーク・オイルの筋書きは、世界的な飢餓、石油戦争などの暗い見通しを描いています。これは起こるでしょうか。それともマイトレーヤの大宣言の日は、この大災害を未然に防ぐためにその前に(非常にまもなく)起こるでしょうか。
A 「ピーク・オイル」という言葉を私は使っていませんし、あなたの描く筋書きは私が書いたものとはかけ離れています。したがって、あなたは私の記事と誰か他の人の書いたものを混同しているのではないかと思います。いずれにせよ、私は未来をそのようには見ていません。実際には、食料や石油の不足は存在しません。現在の危機は、そのような損失への恐怖心からくる操作や不当な利益行為の結果です。私の師によれば、世界には現在の消費量の78年分の石油があり、適切に分配されれば食料が不足することはありません。
Q 親愛なるクレームさん、私は1999年に初めてこの素晴らしい話を聞いて以来、伝導瞑想とあなたのすべてのコメントと教えに感謝したいと思います。私の質問はこうです。すべての伝導瞑想グループからお金を集めて、この情報を(テレビやラジオ広告、新聞記事などを通して)知らせるために中央の備蓄に委ねた方がよいでしょうか、それとも地域的なメディア活動のためにお金を使う方がよいでしょうか。
A 現時点で集めたお金の最もよい使い方は、講演会や書籍の新聞広告を行うと同時に、講演会に来たことのない一般の人々にこの話全体の情報を伝えることだと思います。重要なことは、マイトレーヤの出現に先立ってできるだけ早くこの情報を伝えることです。オーストリア(あなたの国)のグループがお金を使えるようにすることです。あなたの親切な言葉に感謝します。
Q これまでにあなたのすばらしい本を5冊読みましたが、いくつか質問があります。(1)子供は何歳でカルマを集積し始めるのですか。3歳の子供が妹を傷つけても悪いカルマを負うのですか。(2)私は注意欠陥・多動性障害(ADHD)と診断され、どんな薬も効果がありません(副作用が多すぎます)。シェア・インターナショナルのウェブサイトで、ADHDは核放射能と汚染が原因であるという記事を読みました。有機食物を食べ、汚染のない地域に住み、伝導瞑想をする以外に、この病気を治癒する方法はありますか。(3)アストラル界では、どこへでも好きな速さで移動できるといいます。その世界で行くのが危険な場所はありますか(他の惑星、太陽、銀河の中心にあるブラックホールなど)。
A (1)子供は7歳までカルマに従属しません。それ以降も14歳まではカルマはかなりの程度緩和されます。(2)現在はありません。汚染における核の有毒性の高次の側面に対処できるようになるまでは、ADHDを制限することはできないでしょう。マイトレーヤの手形を用いて援助を求めることを勧めます。(3)はい、確かにあります。あなたが挙げたブラックホールなどの場所は、アストラル界では行くことはできませんが、高次の力の監督なしに近づくべきでない低位アストラル界の危険な場所は多く存在します。
Q 興味深いウェブサイトです。しかしながら、これが虚偽であることの確かな特徴は、人類の救い主が本を売ろうとしていることです。キリストやクリシュナ、仏陀などの存在が物を売ることはないと思います。インターネットが普及している現在では、彼らはすべてをネット上に載せて、愚かな人々から数ドルを得ようとはしないはずです。このことは、あなた方が自己の信仰に誠実ではないことを示しています。
A 興味深いですが、まったく調べもせずになされたコメントです。少し調べれば、あなたの言うように、マイトレーヤが本を書いて売っているのではなく、私たち(シェア・インターナショナル)が、関心を持つ人々に知らせるために、著作権を主張せずに彼の教えを集めて出版し、同時にインターネットを利用できる人々に対してウェブサイトを開いていることが分かるでしょう。シェア・インターナショナルは完全な非営利組織であり、専らボランティアの無料奉仕によって運営され、同じく世界中で多くの姉妹グループが無償のボランティアによって運営されていることも分かるでしょう。私たちの仕事は奉仕として行われています。この過度に商業主義化された世界でも奉仕は行われているのです。

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