良き出会い
編集長殿
2012年6月16日の土曜日、オランダのプルメレントまで列車で出かけました。列車を降りてから、ある夫婦にショッピングモールまでの道を尋ねました。「私たちもモールへ向かっているところなので、歩きでお連れしますよ」と申し出てくれました。女性の方がとても優しげに腕を取らせてくれて、夫の男性が付き添ってくれました。彼らは年配の夫婦で、女性は口唇裂でした。彼らはプルメレントに住んでいると言っていました。私たちは道すがら会話を交わし、私はモールへ行って、平和や様々な事についての出現季報を配ることを伝えました。一旦モールで私たちがさよならを言ったとき、彼女はとても優しい人だったので、私にキスをしてくれて、私も彼女にキスをしました。彼は愛情を込めて握手してくれたので、私は彼にもお別れのキスをしました。私が季報を配っていた時、同じあの夫婦が通り過ぎるところで出会いました。彼は一部を受け取り、彼女は「あなたの所を通り過ぎようとしてしまうなんてね」というようなことを言ってくれました。
私には1986年のベンジャミン・クレーム氏の最初のオランダ講演からが始まりでした。すぐにこれが道であり、分かち合いの道だと悟りました。それこそが未来です。ついには地球上に平和をもたらすのです。
私はこの優しい人々が誰だったのかとても興味があるのですが、彼らは特別な方でしたか。もしそうなら、彼らはどなたでしたか。
カタリーナ・ナイマン
オランダ、エグモンド・アン・ジー
【ベンジャミン・クレームの師は、その『女性』がイエス覚者で、男性がイエス覚者の弟子であったことを確認した】
二度の祝福
編集長殿
一年ほど前に、私は数十年にわたって広められてきたシェア・インターナショナルの情報に出合いました。それはアルゼンチンのインターネットラジオ局であるマントラFMのラジオ番組を通してでした。私はその情報に非常に感動して、この3月に自分の町で小さな伝導瞑想グループを作りました。
最近私たちはもっと活動することを考え、エメルヘル・ムンディアル新聞(スペイン語版出現季報新聞)を配ることにして1カ月ほど前から配布を始めました。
2012年7月25日に、ラ・コルーニャでの地元のお祭りで、新聞を配って長時間歩いた後、とても風変わりな男性に出会いました。彼は食べ物を求めてきたのですが、とても優雅な物腰の人で、彼の服も古いものでしたが、やはりとてもエレガントだったのです! 休日なのでスープキッチン(無料食堂)へ行って食事を取ることができないと説明してきて、とても丁寧に食べ物を買うお金を少しもらえるだろうかと頼んできたのです。
私はすでにこの男性と1月に家の近くで会ったことがあり、私の母が亡くなった数日後だったので、私は調子がよくありませんでした。その時も彼は深く印象に残り、今になるとその折にお金を渡したかどうか覚えていないのですが、その出会いの時と同じ感情が湧き上がってきたのです。
私には彼が特別な方だと感じられ、白髪交じりの長髪であごひげを生やし、とても特別な、空のように青い瞳をしていました。それらが私の心に記録されていました。
彼が特別な方なのか、もしや覚者なのだろうかと思うのです。彼とは私の人生の二度の『特別な』瞬間に出会い、どちらの場合も大いなる平安が伝わってきたのです。
シェア・インターナショナルから私たちが受け取っているすべてのことにお礼を申し上げます。
リリアン・リッシ
スペイン、ラ・コルーニャ
【ベンジャミン・クレームの師は、その風変わりな男性がイエス覚者であったことを確認した】
喜んで渡す贈り物
編集長殿
2011年11月30日、私はマイトレーヤの出現についてウィーンで講演をするところでした。午後6時頃、講演のために部屋を準備していた時、私がビデオプロジェクターをテストしていた辺りの窓の一つを誰かがノックしました。もう外が暗かったので、誰がノックしているのか見えませんでした。窓の近くまで行くと、フードの付いたアノラックを着た、肌の色がとても黒いアフリカ系の男性であることがわかりました。彼は指をこする仕草でお金が欲しいことを伝えてきました。私は自分のアノラックのポケットに1ユーロ(約100円)入れていたことを思い出しました。そのコインを取り出し、入口のドアへ行って、その男性にコインを渡しました。彼はそれを受け取ると、訛りのあるドイツ語で彼が歯を治すのにコイン以上の、少なくとも10ユーロが必要であることを、私に何とか伝えようとしてきました。彼が私を信じきったように見つめているので、私は部屋の反対側へ戻り、財布から10ユーロ札を取り出しました。再び入口のドアまで歩いていきながら、なぜ私は普段とこれほど違った行動をしているのか、自分自身を不思議に思っていました。その男性にお札を渡すや否や、さらに10ユーロを求めてきて、きちんと歯を治すために必要なお金がそれで全部集まると説明してきました。正直言って、私は大変に親切というような人間ではありません。にもかかわらず、何の痛痒もなく彼にもう一枚10ユーロ札を渡しました。彼は心のこもったお礼を言って私の手を握り、去っていきました。
その物乞いが普通の男性だったのか、それとも変装した覚者であったのかお尋ねしてよろしいでしょうか。
フランツ・ブラム
オーストリア、ウィーン
【ベンジャミン・クレームの師は、その男性がマイトレーヤであったことを確認した】