読者質問

Ｑ　マイトレーヤは現在までに何回テレビに出演されましたか。

Ａ　46回です。最後の３回はブラジルです（2011年10月5日現在）。

Ｑ　１年半前に、マイトレーヤは公の使命を開始しました。それ以来、湾岸石油災害、日本の津波と現在も続く放射能被害、多くの人々が殺され虐待されたアラブの春、そして世界中で災害を引き起こしている異常気象などが起こりました。私は、マイトレーヤが臨在される影響で、世界はもっと穏やかな方向に進むと思っていました。しかしそうではないように見え、彼の臨在によって混乱が少なくなっているとは思えません。実際、転換点に達するまでには、さらに同じようなことやもっと悪いことが起こるかもしれません。この分裂状態について、そして転換点がいつ起こるのかについてコメントをいただけませんか。長年のお仕事に感謝します。

Ａ　当然ながら、その進化段階や経験の違いのために、普通の人々と覚者方は世界の出来事を全く異なったやり方で見ています。私たちは個々の分離した出来事の結果だけを見て、私たちのマインドの状態に応じて、それを脅威とか受け入れられないとか恐ろしいとか考えます。覚者方は同じ出来事を見ますが、同時にあらゆる階層で起こっている、私たちの限られた認識のために見ることのできない他のすべての出来事もご覧になります。覚者方は出来事が階層を通して上昇したり下降したりするのをご覧になります。私たちの目には強力で脅威に見える出来事の多くは、覚者方の目には衰え消滅していくものであり、同時に、新しい仕組み、思想、アイディアを体現する巨大なエネルギーの動きが、徐々に下降して物質界に顕現しています。このようにして途方もない変容が起こっており、その大部分を人類は知りません。
質問者は、このプロセスの中でいつ転換点が起こるかと尋ねています。転換点はすでに起こりました。ますます多くの「新しいもの」が低位の階層に具体化しており、過去の「がらくた」はますますその影響を失っています。比較的間もなく、世界情勢は静まり、人類が行動するに従って――それは人類の行動にかかっています――新しいものの膨張が起こるでしょう。人類は自らをこれらの途方もない出来事に対する傍観者としてではなく、行動するフォース（力）と見なすべきです。マイトレーヤが言われるように、「何事もひとりでには起こらない。人は行動し、その意志を実行しなければならない」。人類はこれをし始めています。

Ｑ　クレーム氏はテレビでマイトレーヤのインタビューを見たことがありますか。それについてのすべての情報を覚者から得ているのですか。

Ａ　私はそれらを見たことがありません。

Ｑ　こんな質問にはうんざりされているかと思いますが、質問させてください。マイトレーヤのインタビューをインターネットで発見するためのヒントが欲しいのです。私はマイトレーヤの出演したアメリカとメキシコのトーク番組をネット上で長い時間探しましたが、何も見つかりませんでした。彼の智恵の言葉を聞き、彼の存在を体験したいのです。それが、世界が良くなることについて私の唯一の生きる希望です。お願いします。あなたは智恵の覚者と接触することで慰めを得られますが、私たちはそうではありません。私たちにはそれが必要なのです。

Ａ　私は決してインタビューを探しません。マイトレーヤは意図的に匿名を保っておられます。彼は「マイトレーヤ」として認知されることを望んでおられません。彼が関心を持つのは、彼が提唱すること――分ち合い、正義、平和が彼の優先事項です――をあなたが世界のために欲するかどうかということだけです。それを（まだそうでないならば）あなたの優先事項とし、マイトレーヤをあなたに近づけなさい。

Ｑ　マイトレーヤのテレビ・インタビューをユーチューブで探すのは意味のあることですか。

Ａ　いいえ。

Ｑ　アルゼンチン、ブエノスアイレスのラジオＦＭマントラ91.9ＦＭは、マイトレーヤの出演を歓迎します。ＦＭマントラの放送範囲は限られていますが、声や画像はインターネットで世界中に放送されます。マイトレーヤを招待する正しい方法を教えていただけますか。そしてこの申し出が心からのものであることを考慮していただければと思います。

Ａ　マイトレーヤの出演番組の選択について、私に助言できることや私が果たすことのできる役割はありません。それらはすべてマイトレーヤの計画に従ってなされています。

Ｑ　私たちは大宣言の日にどれほど近づいていますか。

Ａ　おそらく大宣言の日の正確な日付をご存じなのはマイトレーヤだけです。それは決まった予定ではなく、ハイアラキーからの様々な刺激に対する人類の反応にかかっています。しかし、多くの人々が考えるよりも早く起こると思います。

Ｑ　エジプト、カイロにおけるコプト派キリスト教徒による最近のデモと抗議行動は権力側の軍によって暴力的に弾圧されました。民主主義へのステップはゆっくりとしており、政府により抵抗を受けているように思われます。エジプトに真の民主主義はもたらされるのでしょうか。

Ａ　はい、確かにそうなりますが、もっと時間が必要です。民主主義に反対する勢力――権力側の軍や右翼的経済界――はまだ非常に強力です。ムバラク政権の転覆はそれ自体が奇跡であり、中東全体に反響し、世界中で民衆の声を鼓舞しました。アメリカもそれに含まれます。

Ｑ　「ウォールストリートを占拠せよ」デモはなんと素晴らしい出来事でしょうか。マイトレーヤはニューヨークにおられますか。

Ａ　いいえ、彼は今ブラジルにおられます。

Ｑ　「ウォールストリートを占拠せよ」という形で始まり、様々な都市に広がっているアメリカにおける新たな人民主義運動は、発展すると思われますか。

Ａ　はい。これはアメリカの変容の始まりです。

Ｑ　「占拠せよ」運動――「ウォールストリートを占拠せよ」デモに反応して今や全米に広がっている――は、マイトレーヤが集結し、世界中に広がることを期待している民衆の力の表現の一種ですか。

Ａ　その一部です。少なくとも最初の頃は、様々な国の様々なグループがそれを起こすために様々な方法を用いるでしょう。

Ｑ　（１）ニューヨークや他の都市における「ウォールストリートを占拠せよ」デモの参加者は、どの程度（意識的にせよ無意識的にせよ）マイトレーヤのエネルギーによって鼓舞されているのですか。（２）マイトレーヤは、タハリール広場で人々を鼓舞し教えたように、ニューヨークのデモ参加者のもとを肉体で訪れましたか。

Ａ　（１）30パーセントです。（２）いいえ。

Ｑ　民衆は自国の経済体制を倒そうと努めるべきでしょうか。

Ａ　民衆の力は特定の国の経済体制を「倒す」ためのものではなく、その国の人々のための自由、正義、平和を勝ち取るためのものです。最終目標は常に頭に置いておかねばなりません。それは世界中に自由、正義、平和を確立することです。これを達成するためには、世界の経済体制が根本的に再組織されることが必要であることは明らかです。分ち合いはこれを達成するための最も重要な仕組みです。

Ｑ　現在の経済、政治、社会の仕組みを変えようと働いている最も熱心な活動家や、環境保護のために働いている人々は、本当に実際的で適切な解答を持っているのですか。

Ａ　はい、持っています。すべての人のための生活を変容し、戦争を終わらせることを保証する分ち合いと正義が、宣言されるかどうかにかかわらず、すべての人の目標です。

Ｑ　政治家が高まる世界の危機に対して何をすべきか分からず、何も答えを持っていないことが日々明らかになっています。現在、世界にいる政治家や指導者の中に、進むべき方向と問題への対処法に感づいている人はいるのですか。

Ａ　はい、しかし彼らはまだ役職についていません。

Ｑ　世界の経済体制が崩壊する中で、現在経済的に苦しんでいる国々はどうやって国民に食べさせればよいのでしょうか。すでに何百万もの人が飢えており、豊かな西側でもますます多くの人々が苦境を感じ始めています。

Ａ　世界はこれが不可避であることを知らなければなりません。それは「荒野の体験」です。人々がこれを見て、別の生き方、つまり分ち合いを採用し、正義や平和を求めない限り、何も根本的に変わりません。

Ｑ　私は23歳で、エジプト出身です。何年もあなたに従ってきましたが、もう変化が起こるのを待ちきれません。私は革命という形で変化を見ました。（１）しかし、奇跡という形で変化がいつ起こるのかを知りたいのです。私が毎日見るサイトでは、誰もがそれは間近であり、多くのことが変化すると述べています。しかし私の質問は、信じる者（または私のような者）がいつその始まりに気づくのかということです。あらゆる通常の人が、これは正常ではないことに気づくべきです。（２）私はイスラム教徒なので、マホメットがイエス覚者のように今地球上に覚者として私たちを援助するためにいらっしゃるのかということに関心があります。

Ａ　（１）今起こっている物事の中に徴を求めるべきです。中東全体やその遥か遠くで起こっている出来事が見えませんか。エジプト、カイロのタハリール広場でほんの数カ月前に起こったことを覚えていませんか。それは世界中でどんどん起こり始めています。マイトレーヤご自身が３週間以上あの広場で長時間過ごされ、あらゆる宗教を持つ人々を鼓舞し、安全を守り、世界に対するインスピレーションとして彼らがお互いを守り面倒を見るよう教えました。今も世界を変えているのは、至るところで声を挙げている民衆なのです。（２）はい。マホメットは彼のインスピレーションと教えをイエスから受けました。彼らは兄弟です。

Ｑ　現在の経済体制の最終的な崩壊は、緊急援助、債務限度額の引き上げ、公共サービスや福祉制度の切り捨てなどの操作により、ゆっくりとした苦痛を伴うものになるでしょう。市場が最終的にどん底に落ち込み、このゆっくりとした死が世界市場経済の破滅という形で最終的に終わる時が間もなく来るのでしょうか。

Ａ　はい。あなたはこれをゆっくりと言いますが、冷静に見ればそれは著しく急速に起こっています。

Ｑ　パレスチナが国連でより大きな認知を得ようとする努力についてどう思われますか。これらの取り組みは彼らの大義に役立つと思われますか。

Ａ　それは世界に彼らの存在と苦境について思い出させるでしょうが、今のところそれ以上のものではないでしょう。前に私が述べたとおり、パレスチナとイスラエルの問題を解決するためにはマイトレーヤが必要でしょう。現在のところイスラエルは、パレスチナに正義をもたらす解決をするつもりがないようです。

Ｑ　日本の福島では多くの子どもたちが癌をもたらす量の放射能を内部被ばくしていると考えられています。これは本当ですか。

Ａ　はい。問題は、日本政府が、日本の原子力産業と連携して、日本の原子力産業を終わらせるおそれのあることを何も認めようとしないことです。しかし、遅かれ早かれ、原子力エネルギーはあらゆるところで放棄されるでしょう。

Ｑ　霊的発達の度合いについて考える一助として、あなたの師は次のイニシエートの生まれたときの進化段階を教えてくださいますか。（編集者による註：カッコ内の数字は『マイトレーヤの使命第３巻』に記載された死亡時点の進化段階を表す）

Ａ　
クリシュナムルティ 3.0（4.0）
ベートーベン 2.0（3.1）
ウィンストン・Ｓ・チャーチル 2.0（3.0）
（マハトマ）モハンダス・K・ガンディー 1.7（2.0）
パブロ・ピカソ 1.5（2.4）
ヘレナ・ブラヴァツキー 3.2（4.0）
ヘレナ・レーリッヒ 2.7（4.0）
ニコラス・レーリッヒ 1.6（2.1）
アリス・A・ベイリー 2.0（3.2）。

Ｑ　宇宙の兄弟たちが、カルマの法則のために、すべての放射能汚染や他の汚染を浄化できないことは理解しています。（１）彼らが中和できる放射能汚染（土壌、大気、水）の割合はどのくらいですか。（２）他の汚染について彼らがカルマ的に取り除くことができる割合はどのくらいですか。

Ａ　（１）約25パーセントです。（２）約40パーセントです。

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