最期の祝福
編集長殿
しばらく前に、苦痛を伴う病気で死にかけている22歳の若い女性の助けとなるために、私はダーバン・ホスピスに呼ばれました。ほとんど毎晩、私の娘と一緒に彼女と過ごしてから、夕食のため帰宅していました。一週間後、私たちはとても仲良くなり、私がシェア・インターナショナル誌で読んだマイトレーヤについての話をよく彼女に聞かせていました。このことは彼女にとって大変大きな喜びでした。ある晩、看護師長から声をかけられ、彼女が他の患者に迷惑をかけているので、厳しく注意するように言われました。痛みがひどくなると、彼女は私の名前を呼び、そして「主マイトレーヤ、来てください」と叫んでいるというのです。私はショックを受け、彼女を説得しようとしましたが、彼女はそれを止めず、静かにさせておくためにモルヒネの注射を打たなければなりませんでした。
彼女が亡くなった晩に、彼女は個室にいました。娘は私と一緒に部屋に入らないように言われました。彼女はこん睡状態にあるようで、イスラム教徒の女性たちが彼女の周りにたくさん集まってお祈りをしていました。私は手を彼女の足に置いて、ここにいることを伝えました。私も一緒に大声で祈りを唱えました。そして部屋から出て欲しいと言われました。部屋から出ると、イスラム教の司祭のような白い絹の衣装を着けた、非常に背の高い男性がいました。私の娘が彼の脇に立っていたので私も隣に並びました。その男性は大変に並外れた人物で、その存在感は生気に溢れていました。
翌日の午前3時に、娘がある紳士からの電話を受け、彼の妹が前夜7時に亡くなり、朝10時からのモスクでの葬儀に、私たちの出席を望んでいたと言われました。数日後、家族の方たちと話していた時、私たちはどなたが葬儀に招いてくださったのか尋ねました。それに対する答えは「誰も彼女が亡くなったことを電話で知らせたりしていません」とのことでした。
ホスピスにいた男性と私たちに電話を掛けてきた男性は誰でしたか。
C.B.アーウィン牧師
南アフリカ、クワズル・ナタル、ホーウィック
【ベンジャミン・クレームの師は、ホスピスの男性と電話を掛けてきた男性がマイトレーヤであったことを確認した】
歯のチェック
編集長殿
2006年9月の終わりに、マンチェスターにある歯科医院に行った時、一人の男性を見かけて、注意を引かれました。彼は背が高くほっそりとしていて、緑の配電ボックスの上に腰を下ろし、通り過ぎる人皆に明るく微笑みかけていました。私たちは互いに微笑を交わすと、ジーンズにジャンパーとジャケット姿のカジュアルな格好をしたその若い男性は私に話しかけてきました。彼の言葉がよく聞こえなかったので、私に話しかけているのかを尋ねました。「そうだよ、ハロー」。彼は手に缶を持っていたので、彼が酔っ払いではない(!)のか確かめた方がいいと思いました。私は「ハロー、私はジェニーよ」と返事をし、握手をしました。彼は私ににっこりして私の歯のことを尋ねてきました。「口を開けて、ちょっと見せて・・・ああ、いいよ、もう大丈夫だね」と言われました。私がマンチェスターで勉強しているのか尋ねると、「そうさ」と答えました。彼の声の調子には、さらに「でも大学ではないのでしょう?」と尋ねさせるものがありました。「ちがうよ、僕は世界を勉強しているのさ!」と言いました。
私はぎょっとして、「彼は霊的マスターなのか、それとも酔っ払いなのかしら?」と思っていました。彼はこの思いに応えるように、缶の飲み物を勧めてくれました。私たちは30分ほど、世界平和のことなどを話しました。私は「ブッシュやブレアにはいなくなって欲しいわ!」と言いました。彼は優しくしかめ面をして、「否定的にならないようにしなくてはね、彼らにはもうほんの少しの間だけ、いてもらう必要があるからね」と言いました。さらに続けて「今世界は、これまでで初めての曲がり角に来ているからね、それと同時に、世界中で祈りを唱えている、もっと肯定的な人々がいるんだよ!」と言いました。「そうなの?」と私は尋ねました。「ああ、もちろんそうさ、ここで平和のために働く霊的な人たちが、できる限りたくさん必要なんだよ」。彼はまた、私たちの思考、言葉、行動を互いによく気付いていて、平和的でなければないということについても話をしました。
私が、その週末のロンドンでの平和行進について彼に話すと、彼は「うん、知っているよ、穏やかに行って欲しいね、平和的な行進になるといいね。人々は、自分たちが『正しい』と考えることにはものすごく興奮して、お互いに怒鳴り合いを始めてしまう。単に正しいからといって、それで私たちが皆、兄弟姉妹だということを忘れてしまっていいことにはならない」
それから彼は、「仕事を手伝ってくれるかい?」と尋ねてきました。私は間抜けな返事をして「ええ、でも今はできないの、家に帰って猫にえさをやらないといけないの!」と言いました。彼は私をハグ(抱きしめて)して「神の祝福がありますように」と言ってくれました。
その後、一人の男性が、入り口の床の上にフルートを手に持って座っているのを見かけて、彼はお金を求めてきましたが、私はお金を持っていないけれども、今買ったばかりのブラックベリーなら分けてあげられると説明しました。彼は背が高くほっそりとして、すばらしい笑顔の人で、ブラックベリーをとても喜んでくれたようでした。私は歩いて駅に向かいながら、皆にニヤニヤ笑いかけずにいられませんでした。すると皆も微笑み返してくれたのです!
私はその日特別な方々に出会ったのですか。
アン・ジーネット・ウォーカー
英国、ランカシャー州オールダム
【ベンジャミン・クレームの師は、配電ボックスに座っていた男性がマイトレーヤで、出入り口でフルートを持っていた男性はイエス覚者であったことを確認した】
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