現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2010年 6月 問題の核心

問題の核心

編集長殿
2010年3月20日に、私たちはサンフランシスコの平和集会に出店していました。一人の年配の男性がその日早くにブースに立ち寄って、私たちの資料を見ていましたが、何も言いませんでした。集会の拡声器からの騒音で何も聞こえず、そのような状況で会話をすることは不可能でした。彼は中背の幾分ずんぐりとした体格に、細い白髪頭でしたが、陽気な顔立ちの人で、少しクリス・クリングル(現代のサンタクロースとして描かれた映画・小説の登場人物)に似ていました。彼は軍の放出品のようなだぶだぶの服を着て、その日は暖かかったのに厚手のカーキのコートを着ていました。彼が立ち去っていく時、振り返って真っ直ぐ私の方を見て、秘密を共有して楽しんでいる古い友人同士の、からかうような笑みを浮かべていたのです。私は以前どこかで彼に出会っていたのに、それを忘れてしまったのだろうかと不思議に思いました。
午後遅くに彼が戻ってきたので、私たちはシェア・インターナショナル誌や出現のことについて話しました。私たちが話をしている間、彼はしきりに、コートの外ポケットに詰め込まれた様々な紙の束をガサガサとさせていました。見ていると、その紙の一つは出現季報で、『顕現しつつある人間の神性』という覚者の記事が見えるように折りたたまれていました。会話の中で、私たちはこれから予定されている、グループのメンバーが行うUFOとその使命についてのイースターの講演会のことを伝えました。彼はオレゴン州のユージーンから来ていて、あと一週間しか町にいないと言いましたが、ユージーンには伝導瞑想のグループがあったので、こうした物事の考え方をする他の人々と連絡をしたい時のために、私たちのメーリングリストに登録するように勧めました。彼がペンを取って書こうとした時、唐突に「人々の問題は自己満足です」と言ったのです。
これは全然予想もしていないことでした。この集会の参加者があまりに少なかったので、私たちは集会の始めに、オバマ大統領選挙以来、米国の平和運動に何が起こったのだろうかと考えていたところだったのです。数時間後の、この訪問者の一見何気ない一言が私たちの答えになっていました。再び彼は立ち去っていきながら振り返り、思いやりとユーモアに満ちたいわくありげな目つきで、まるで「これでどうかな?」とでも言っているように私に微笑みかけたのです。
この訪問者は特別な方でしたか。
フランシア・フレンドリッチ
米国、サンフランシスコ
【ベンジャミン・クレームの師は、その訪問者がマイトレーヤであったことを確認した】


編集長殿
2010年4月24日の午後9時に、私の夫が台所の窓からたまたま月を見ていた時、空にオレンジ色の光を目撃しました。夫が私を呼んだので、二人で輝くオレンジ色の球が東から西へと、私たちの家の向かい側の家々の上を飛んでいくのを見ました。それの動きは大変にきっぱりとした直線の動きで、その後私たちの目の前で消えてしまいました。出来事全体はほんの数秒間のことでしたが、私たちは温かな、高揚した気持ちになりました。その輝くオレンジ色の光は何でしたか。
C.グリフィン
英国、ロンドン
【ベンジャミン・クレームの師は、そのオレンジ色の光がマイトレーヤの光船であったことを確認した】


ツアーガイド

編集長殿
私たち3人、アーメル、アンドレと私の妻マリー・ジョーは2009年11月にブリックレーン近くのイーストロンドンモスクを訪れていました。私たちはイスラムのスカーフを着けた若い黒人の少女に迎え入れられました。彼女が祈りの広間を案内してくれて、いくつか説明もしてくれました。彼女が説明をしてくれていた時、一人の、中背のインド人風の男性が私たちの近くにやって来て、手伝いを申し出てくれました。けれどもその少女が自分だけで大丈夫だと請け合ったので、私も丁寧に彼の申し出を断りました。私たちはそれから数分間しかいなかったのですが、その男性は建物の中に姿を消しました。彼は覚者でしたか。
アーメル・ブイゲ
フランス、パリ
【ベンジャミン・クレームの師は、その男性がマイトレーヤで、『若い少女』がイエス覚者であったことを確認した】


つながった出会い

編集長殿
何年も前にラグーナビーチで、お祭り会場にいて私に背を向けて座っていたターバン姿の男性に出会いました。彼を見ていると、彼が大変意図的に振り返り、真っ直ぐ私を見つめました。私たちの目が合った時、私たちの間に『ワイヤー』としか形容できないものがあって、きらめく光が行ったり来たりしているのが分かりました。
私はそのまま歩き続けましたが、とても『夢見心地』になっていました。私たちが帰る時、彼が人込みの中で私の隣に現れて、私を見下ろしてうなずきました。私たちは何も言いませんでした。私は彼がいてくれることでとても慰められました。私はモリヤ覚者のことはずっと知っていました。彼は私の生まれる何年か前にある女性を通して、私の祖父について話をしたことがあったのです。私は厚かましくも彼が近くにいると思い込むようには、決してなりたくないと思ってきました。けれども私は常につながりを感じてきたのです。私は人生のこの時点である種のつながりを失くしてしまったと感じています。私は導きを必要としていますので、何か提案してくれませんか。
私は常に自分自身の道を感じてきましたし、熱心に『参加する人』ではありませんでした。
ダン・アンドリュース
米国、アリゾナ州グレンデール
【ベンジャミン・クレームの師は、そのターバン姿の男性がマイトレーヤであったことを確認した。あなたが今『探している』のは彼である。あなたの最寄りのいくつかのグループを知るためにシェア・インターナショナルUSAに連絡することを勧める】

助けはすぐに

編集長殿
(1)ある朝コーヒーショップで、小柄で年配の、歯がほとんどなく、キラリと光る瞳をしたネイティブの女性を見かけました。私は財政的につらい時期でしたが、後になってまとまった額の現金の束が私の賃借料として見つかったのです! 彼女は何者でしたか。
(2)私の車のバッテリーがだめになって、周りに誰もいなかった時、突然、本当にハンサムな、黄色がかった瞳の紳士がやって来て助けてくれました。その存在感から、私は彼が特別だと分かりました。明るい肌色の黒人で、白髪が交じりかけた髪に、変わった服装の人でした。二人ともブースターコードを持っていなかったので、彼が自分のオレンジ色のプリマスからバッテリーを取り出して、何とか私の車のエンジンを始動させてくれました。彼は何者でしたか。(3)私は少し前にマイトレーヤの『手』をプリントしたのですが、今になって手の平に顔が見えるのです。これは偶然ですか。
K.L.
米国、アリゾナ州スコッツデール
【ベンジャミン・クレームの師は、(1)『年配の女性』と(2)『ハンサムな紳士』が両方ともイエス覚者であったことを確認した。(3)『手』の上の顔は錯覚である】