現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2015年 7月 大宣言の日──選集

大宣言の日──選集

The Day of Declaration  -   a compilation

「大宣言の日(The Day of Declaration)」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』と『シェア・インターナショナル』)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

マイトレーヤが世界の前に現れるとき、人々はこの方を以前から知っていたことを、そして、彼の教えは予想外のものではなく、彼らの思考のレベルを越えるものでもないことを悟るだろう。彼は実に単純明快であり、すべての者が理解できるだろう。
まさに彼の単純さこそはびっくり仰天させるだろう。にもかかわらず、ほとんどの人は彼らが聞く教えを新しい方法で、突然悟ったような真理として、新しく彼らのより深いレベルに触れる真理として経験するだろう。アイディア(理念)は単純かもしれないが、それは人々の心(ハート)に共鳴し、新鮮で活気あるものとして感じるだろう。……
民衆の力は増大し、マイトレーヤによって強化される彼らの声はますます強力になり、彼らの要求もより明確になるだろう。彼らのスポークスマンが世界に向けて語ることを民衆は要求するだろう。そして大宣言の日、すなわち新しい夜明けの最初の日の舞台が用意されるだろう。
大宣言の日に、初めて、マイトレーヤは彼の本当の御身分と名前を確認し、その日は、歴史を通じて、人類の進化の転換点として突出するだろう。それは特別な日として、新しきものの始まりとして、人類の神聖化として、人類を待つ栄光の未来への門口として、年代記に記されるだろう。その日は遠い先ではない。
(『シェア・インターナショナル』2006年11月号、
「覚者より」―最初のステップ―)

ご承知のように、わたしの教えは単純である。人間が生きるために、愛と正義と正しい分かち合いが必要である。現在、わたしの周りに居る者たち、わたしの拠点地に居る者たちは、これを学びつつある。わたしの呼びかけに応え、未来の約束に目覚めつつある。あなたがたにとっても同じことであろう。いまわたしはあなたがたの裡に、同様の崇高なる意図を見る。だから、我が友よ、わたしの任務の成功を懸念することはない。もうすぐ世界の前にわたしの姿を現す計画である。最も浅ましい心を持つ者のみが、わたしの降臨を否定するであろう。今でさえ起こっている変化は大きい。国々は新しい調和のきずなでますます接近していく。あなたがた自身でこれらの出来事を目撃しなさい。わたしの顔が広範囲に知られるようになるとき、この変換は新しい激しさを加え、もっともっと速やかに成し遂げられるだろう。
(『いのちの水を運ぶ者』第83信、p.244)

「大宣言の日」はメディアによってあらかじめ告知されるでしょう。人々は決められた時間にテレビのチャンネルを合わせ、それまでにはよく知られるようになっているマイトレーヤの顔を見るでしょう。キリスト教の聖書に述べられているように、「すべての目は彼を見る」でしょう――テレビのネットワーク中継で。テレビ中継はこの出来事のために存在するのであり、それによって史上初めて、世界教師が教会や聖職者の仲介を必要とせず、すべての人間に直接語りかけることができるのです。……
彼は世界の歴史について短く説明し、私たちがやって来た途方もないレベルから、私たちが落下した堕落への経緯を紹介するでしょう。彼は私たちに変化を促し、未来への展望で鼓舞するでしょう。これまで誰も世界に提示したことのない未来、この地球がこれまでに見た中で最も素晴らしく、美しく、途方もなく輝きに満ちた文明について語るでしょう。
(『大いなる接近』p.52~53)

あなたがたの多くは、もうすぐわたしを見るであろう。あなたの兄弟たちにこの喜ばしい待望の思いを分かち、マイトレーヤが、友が、兄が、昔の師がやってきたことを告げなさい。今これをなして、彼らが失った希望をよみがえらせなさい。今これをなして、わたしのために働きなさい。世界に奉仕して、わたしの愛の祝福を受けなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第19信、p.74)

すべての用意が整い、世界的イベントが人間にその警告の合図を発した後に、マイトレーヤは前面に進み出て、大教師としてのご自身の正当な位置を主張されるだろう。その時点から、新しい協力の精神が姿を見せ、すべての機構の急速な変換につながるだろう。人間はマイトレーヤの霊的深みから出る智恵の導きを受け入れて、順序を追ってその勢いを増しながら、彼らの人生を、マイトレーヤが世界に授けられる霊的な青写真に合わせて創りかえるだろう。
マイトレーヤの現在の仕事は均衡を回復させて、それを維持することである。このようにして、人類を多くの不必要な苦痛や災難から救う。これが成し遂げられつつあるという証拠はすでに存在し、新しい妥協の精神が国民を導く人々の心を引き付けている。間もなく世界は、その直中に偉大なる教師を見るであろう。多くの者たちが何らかの方法で彼を体験しており、彼が公に姿を現されるのを歓びのうちに待つ。アバター(大聖)を、キリストを、全人類のための大教師を待つ時間はもう長くない。
(『覚者は語る』―訪れる調和―p.226)

マイトレーヤが衛星中継テレビを通して世界に向かって話をする準備は良好に進行している。すべての国と国民は衛星中継で連結されるだろう。そしてマイトレーヤの臨在と教えを経験するだろう。マイトレーヤを見、聞き、そして応える者たちは、自分たちが徐々に変容していくのに気づくだろう。
大宣言の日には、「人々は教会や寺やモスクに入り、そして教会の鐘は鳴り響くだろう」。それは歓びの日であろう。
マイトレーヤはわれわれの中におられるのだが、マイトレーヤを実際に“示す”ことのできる人は誰もいないということを、人々は理解できない。マイトレーヤ御自身が言っておられる、「誰をも騒がせることなしに、わたしが出現の瞬間を選ぶだろう」。
(『いのちの法則』p.380~381)

十分に大勢の人々が、マイトレーヤにではなく、マイトレーヤの考え方に、アイディアに、助言に従うとき、彼は全世界に向けて話をするだろう――その日を「大宣言の日」と呼ぶ。その日に、マイトレーヤは世界中すべてのテレビの画面に同時に(地域によって時間は異なるが)姿を現し、御自分の本当の御身分を明らかにして、世界全体に向けて話をされるだろう。……
マイトレーヤは全知偏在であり、全世界をオーバーシャドウして、世界中のすべての大人たちと思念伝達(テレパシー)によるコミュニケーションを行うだろう。マイトレーヤの声は聞こえないだろう。すべての人間がマイトレーヤの思考を、アイディアを、希望を、計画を、沈黙のうちに自分たち自身の母国語で心のうちに内的に聞くだろう。日本人は日本語で、フランス人はフランス語で、ドイツ人はドイツ語で、中国人は中国語でというように。
彼は世界の歴史について簡単に述べ、人類がいかに年を経た存在であるか、この時点まで進化するのにいかに長い間かかっているかを、そして人類の前方に横たわるものを、未来の科学を示されるだろう。われわれが非常に高位のレベルから、物質主義の中にどっぷりと浸かったこのレベルにまで落ちてしまったことを示し、分かち合いの原則を受け入れて、ひとつの兄弟同胞感を表すことで、再び、競争ではなく一体性につながる霊的な道を歩むことができることを示してくださるだろう。
新しい時代、統合の時代とはそのことである。統合とは分離分裂した様々な部分を共に引き寄せ、一体性を、和合をつくることを意味する。それが進化の過程の目標であることが分かるだろう――多様性の中の和合、遍満する和合の中の最大の多様性である。
マイトレーヤの思いが伝えられている間、彼の体現する愛のエネルギーが途方もない力ですべての人間の心(ハート)に流れ込むだろう。これが彼の呼びかけに対して直観的な心(ハート)からの反応を呼び起こすだろう。そして肉体のレベルでは世界中で何千人もの人々が病の自然な奇跡的な治癒を体験するだろう。この三つの方法で、この方が、この方こそが仏教徒の待望するマイトレーヤ仏陀、弥勒菩薩、キリスト教徒の待望するキリスト、イスラム教徒のイマム・マーディ、ヒンズー教徒にとってのクリシュナ、またはカルキアバター、ユダヤ教徒にとってのメシア、あるいは世界教師、どのような名前で待望されていようとも、この方こそが自分たちが待ち望んできた方と知るだろう。その日が人類の未来のすべてを規定するだろう。
(『人類の目覚め』p.14~16)

わたしの計画は順調に進んでいることを告げにきた。すべてが予定通りに進む。わたしの希望はすべて満たされつつあり、大宣言の日は間近であろう。もうすぐあなたがたは、完全なる視界のうちにわたしを見るであろう。そしてその時、あなたがたの多くは、わたしとの出会いが初めてではないことに気づくであろう。あなたがたの多くは、以前に、ずっとずっと以前に、わたしに仕えた者たちであり、今、この世に転生して、再び仕える用意ができている。このことを知りなさい。我が兄弟たちよ、そしてわたしと世界に奉仕するために提供されたこの機会を掴みなさい。このことを知り、そしてあなたがた自身の成就のために、神の大計画に参加しなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第88信、p.258~259)

その日は、マイトレーヤに、新しい時代の世界教師として、霊的ハイアラキーのリーダーとして、そしてすべての宗教団体が待望する方として、ご自身の名前とご身分と目的を明かす機会を与えるだろう。彼の助けを必要とする者たちすべての友として教師として、ご自身を紹介されるだろう。人間の苦しみと苦難を知っており、彼らのつらい運命を和らげることを求める簡素な男として、すべてを完全に条件なしに愛する者として、われわれに歓びへのステップを示すために来た者として、ご自身を示されるだろう。
(『シェア・インターナショナル』2007年1月号、
「覚者より」―マイトレーヤは進み出る―)

一日一日と過ぎるごとに、マイトレーヤが全世界に公に出現される大宣言の日が、近づいてくる。そのうれしい日に、あらゆる地に住む男女の分かち合う歓びが、現在の不安と恐怖に曇った状況を変容させるだろう。
現在の混乱と脅威は、過去の悪を正し、諸国家の間に正義を創り、古い論争を解決し、国際法規を支持するための新しい平和的な協力の時代の前奏曲にすぎない。
人々は将来、この時を振り返って見るとき、それが最も輝かしい夜明けの前の暗い夜であったことを知るだろう。そしてこの波乱の多い時期に生きてきたことを喜ぶだろう。
世界は偉大なる教師を待つ。その教師は、出現して、すべての者の完全な視野の中で教え、奉仕する機会を待っておられる。
(『覚者は語る』─夜明け前の暗闇─p.287~288)

歴史上で初めて、世界的規模の思念伝達(テレパシー)による接触が起こるのです。全世界が一人の人間と接触を持ち、彼の言葉が各人の心(マインド)の中に彼ら自身の国語で直接に語りかけてくるのです。「それぞれに厳粛に」全く独りで経験するのです。あらゆる人間がテレビの画面を見るでしょう。お互いに見合って、「私が聞いていることをあなたも聞いているのか」確かめようとするでしょう。なぜなら、その声の調子ゆえに、思考の調子、アイディアの厳粛さ、これらの概念の広大さゆえに、人々は自分たちの人生で全く経験したことのないことを経験するでしょう。それは驚くべきことです。私たちはこの惑星の歴史の中のユニークな瞬間に立っています。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』p.282~283)

大宣言の日から、この世界を変容させるプロセスが始まるだろう。そして人間を最高のレベルの達成へと連れて行くだろう。
その日には、あらゆる所にいる男女が神の愛を体験し、それを自分たち自身のものとして知るだろう。彼らの心(ハート)を通して、マイトレーヤのエネルギー(光線)が流れ、全く新しい理解を彼らの裡から呼び起こすだろう。分かち合いと正義を、彼は呼び掛けるだろう。そのようにして導かれ、鼓舞されて、人間は最大に応え、マイトレーヤの賢明な勧告のもとに世界を創り直すだろう。
マイトレーヤがご自身を現すのに今まで待っておられたのは、理由がないわけではない。やっと今、人類は自分たちの家(世界)を整えるために歩み出しはじめている。このようにして、やっと今、マイトレーヤは全面に出てきて、導くことができるのである。
大宣言の日に、マイトレーヤは人間の未来図を描き、今日、人類種族が直面する選択肢を示されるだろう。人間の選択は分かち合いしかないことを示されるだろう。なぜなら、他はいずれも、この惑星を長い間支えることはできないのだから。
(『覚者は語る』─偉大なる主、お出まし給う─
p.211~212)

わたしがここに居ることを、わたしが戻ったことをすべての人々に知らせなさい。そして大宣言の日のために、神の贈物である日のために、人々を用意させなさい。なぜならその日に、人は皆共に、神の意志の成就を祝うであろう。わたしの到来がもたらすものは、それ以下のものではない。
(『いのちの水を運ぶ者』第25信、p.89)

マイトレーヤからのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』)をお読みになれば、言葉の一つひとつが理解できると思います。大宣言の日にもそのようでしょう。彼は最も単純な言葉で語るでしょう。秘教については語らないでしょう。この惑星での生活の最終局面としての「イニシエーションの道」について簡単に触れるかもしれませんが、その場合でも単純な言葉が使われるでしょう。彼は人生の本質、その意味と目的についての、そして私たちがなぜここにいるのかについての、私たちの考え方を再調整することに関して、誰もが理解できる言葉で語るでしょう。
もし彼がすべての人に各人の言語で語りかけることができるならば、彼はすべての人を「体験」するに違いありません。彼には分離感が全くないため、彼がそれぞれの人に対して言うことは、必然的にその人の言語でその人が理解できる言葉にその人の脳によって下げられて伝えられるでしょう。
(『大いなる接近』p.81~82)

世界はキリストの宣言を待つ。歴史上先例のないこのユニークで偉大な出来事が、新しい時代の始まりを布告するだろう。それは人間の苦悩を終わらせ、新しい勝利の始まりを可能にするだろう。人類がキリストに従うとき、そして人類は必ずそうするであろうが、彼らを待つあの生得の権利を受け継ぎ、キリストから喜びと平安の栄誉を授かるだろう。
そして人間は地上での生活の目的を知り、その目的を遂行することを願うだろう。彼らの魂の意図を知り、いかにしてそれを遂行するかを知るだろう。神との間に、そして彼らの兄弟同胞との間に正しい関係を築く方法を知り、人類同胞愛の概念を現実のものにするだろう。
(『覚者は語る』─光り輝く時代が前途に─p.191)

わたし自身を公に顕す時が来たら、すべての人類の希望と願いを表明する──新しい人生への、新しい出発への願いを、方向転換への用意があることを、人々が平和に生きることができる新しい世界の建設を、自分自身を恐れることなく、兄弟たちを恐れることなく生きることができ、心に喜びを持って自由に創造し、正直にあるがままであることができる、新しい世界の建設への願いを表明しよう。
わたしの仕事は、始まったばかりであるのに、もうすでに人の心に新しい光が、新しい希望が芽生え、新しい始まりの兆しがある。人間は孤立した存在ではないことを、あらゆる者の守護者が、代理人を遣わされたことを認識し始めている。わたしは、神の代理人である。
(『いのちの水を運ぶ者』第8信、p.41~42)

人類がキリストを見るまでの時間は実に短いゆえに、その重大な出来事に対する予想される反響をいくらかでも考慮しておくことは賢明であろう。第一に、人間は新しい状況に、まったく未知の不思議な状況に目覚めるだろう。生きている人間の経験の中でそれに似たようなものは何もないだろう。その特別な日に思考が放送されるのを、以前に聞いたことのある人間はどこにもいないだろう。人間が彼らの神性への呼びかけを、地上における彼らの存在へのチャレンジ(挑戦)を聞いたことはかつてないだろう。そのひとときの間、各人が一人ずつ、厳粛に孤独に、自分の人生の目的と意味を知り、幼年時代の恵みを、自我欲に汚されていない志向の純粋さを、新たに経験するだろう。これらの貴重な数分のあいだ、人間はいのちのリアリティー(実相)に完全に参加することの喜びを新たに知り、遠い過去の記憶のように、お互いがつながり合っていることを感じるだろう。……
慎ましい感謝と良きものを切望する思いのうちに、涙が静かに流れるだろう。その時以後、神聖の気分がこの地球に充満するだろう。人はしばらくの間、忍び足で歩くだろう。
(『覚者は語る』─新たなる奉仕─p.381~382)

『人々はしばらくの間、忍び足で歩くだろう』。素晴らしいではありませんか。人々は忍び足で歩くだろう。あまり騒ぐな、この驚嘆を壊してしまうかもしれない、静かにしなさい、大声を出さないで、心(ハート)の中にこれをとどめておきたい……人々は自分でどうしていいか分からないでしょう。この感じを保っておきたがるでしょう。もちろんそれは永遠には続きません。でもしばらくは続くでしょう。そして自分が神聖さに触れたという感覚は残るでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』p292)

わたしの名前はまもなく知られよう。しかし今は、まだわたしを兄弟たちの中に居る一人の兄弟として、あなたがたと変わらない一人の男として見るであろう。大宣言の日が来れば、この兄は、これまでに何度もあなたがたに教えを説き、神への道を示し、神の真理の教えを伝えた者であること知るであろう。我が友よ、その真理をさらに拡大する時が来た。神を識ることは、創造的行為であることを、神を識ることは、神そのものの中に入り込むことであることを、あなたがたに示す時が来たのである。このようにしてのみ、我々の存在の真理を知ることができる。来たるべき時には、この知識はあなたがたのものとなるであろう。
(『いのちの水を運ぶ者』第112信、p.336)

大宣言の日に、マイトレーヤが全人類をオーバーシャドウされて、全人類とのテレパシー(思念伝達)の交信をされることによって、この方の本当のご身分について疑う余地がなくなるでしょう。樹はその実によって知られます。人類に対する彼の愛と智恵と霊力によって、あなたはマイトレーヤを認知し、彼の本当の姿を知るでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅰ巻』p.50~51)

その輝かしい(大宣言の)日に、人々は、彼らの長い間の待機が無駄ではなかったことを反駁の余地なく知るだろう。そして助けは確かに手元にあることを、大教師はまさに、援助し、導こうとしておられることを知るだろう。彼は救い主としてではなく、兄としてやって来られて、われわれの惑星を救済するために、そして人間自身が彼らの人生と生活の仕方に健全さを取り戻すことができるように、先導しようとしておられることを知るだろう。
われわれの問題は多いが解決可能であることをマイトレーヤは示されるだろう。すべての解決法はすでにわれわれの手中にあることを、分かち合いという単純な行為のみが地球上のいのちをより良き方向へ変容させるパワー(力)を持つことを、示されるだろう。
(『シェア・インターナショナル』2010年2月号、
「覚者より」─壮麗なる事業)

この経験を通して、人類は自分たちの魂としての本来の姿に目覚め、そして新しいより良い正しい線に沿った文明を創造していくためのビジョンを得るでしょう。その体験に対する人類の反応が、この惑星の未来を決定します。マイトレーヤは二つの選択を人類に提供します。一つは、私たちがこれまでと同じように、古い貪欲で利己主義な自己満足感に満ちた過去の生活を続けて、自分たち自身を破壊するか、あるいは分かち合いの原則を受け入れ、人類が一体であることを受け入れて、これまで知られたことのない素晴らしい文明を創造するか。マイトレーヤは、メッセージ第11信で、述べておられます──「わたしの心(ハート)は、あなたがたの答えを、選択を知っている。そして喜んでいる」
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』p.30)

もうすぐ多くの者がわたしを見るであろう。そして、わたしの容貌を見て驚くかもしれない、わたしが昔の伝道者ではないから。わたしは単に道を指し示すために、いのちの本源にかえり、調和と美と正義へ辿りつくために歩まねばならない道を示すためにやってきたのである。
わたしの任務は単純である。あなたがたに道を示すことである。我が友よ、あなたがたは困難な仕事をなさねばならない、新しい世界を、新しい国を、新しい真理を築きあげる仕事を。しかし我らは共に勝利するであろう。
(『いのちの水を運ぶ者』第15信、p.62~63)



囲み記事:
わたしは再びあなたがたと共に居る、親愛なる友よ。
もうすぐわたしの顔はあなたがたの多くによって見られることを期待している。しかしいずれにしても、大宣言の日には、わたし、マイトレーヤ、人の子が現在あなたがたの中に住んでいることを、全世界が知るであろう。
わたしは、神の子供たちとしてのあなたがたの前に横たわる可能性を示しにやってきた。わたしの心はあなたがたの反応を知っており、あなたがたの選択を教えてくれる。そして大きな喜びが湧く。我が友よ、わたしの民は至る所にあって、新しい世界のために準備している。彼らの任務は大きく、荷は重く、彼らの機会は知ることができない。前方の道を見、真理の光を人の前に掲げ、分かち合い、愛し、いつくしみ、信頼することを教えている者が、現在、大勢いる。多くの者がこの神の様相に目覚め、世界の再構成を呼びかけている。わたしの力が彼らの背後にある。わたしの愛が彼らを鼓舞する。わたしの意志が彼らを導く。このようにして、わたしはあなたがたを新しい時代に導く。
あなたがたがわたしを見るとき、わたしがいつもあなたがたと共にあったことを、目覚めた心からは決して遠くはなれた存在ではなかったことを、知るであろう。これを知り、わたしは決してあなたがたを離れることがないことを、時代の終わりまで、常にあなたがたと共に居ることを、信じなさい。神の勝利の日までの時は非常に短い。これを信じて、わたしがあなたがたの中に居ることを一丸となって世界に告げなさい。
我が友よ、これをわたしのためになして、兄弟たちに奉仕することの真の喜びを知りなさい。この差し迫った時にあたって、あなたがたに呼びかける。愛の主があなたがたの中を今歩いていることを伝えなさい。我が友よ、時は短い。この真理を公布するために、多くの手と多くの声が必要とされる。
わたしが頼りにすることのできる者たちが誰であるかを、わたしはすでに知っている。我が友よ、最後の努力をなしなさい、すべてが約束した通りになるであろう。
唯一にして最も聖なる神の光と愛と力とが、あなたがたの心(ハートとマインド)の裡に、今顕されるように。それによって、わずかに残った時間を、最良に生かすことができるように。
(『いのちの水を運ぶ者』第137信、p.412~415)