現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2006年 8月 2006年 ベンジャミン・クレーム日本講演旅行

2006年 ベンジャミン・クレーム日本講演旅行

ベンジャミンクレームによる恒例の日本講演は、東京、大阪、名古屋で行われた。東京では日比谷公会堂に1,900名というこれまで最多の聴衆が集まり、「初めて来られた方は挙手をお願いします」と言う司会者の要請に、そのうちの大多数が手を挙げた。翌日の公開瞑想会にはおよそ540名が集まり、初参加者は150名を越えた。大阪の講演会では840名の聴衆が集まり、瞑想会には300人が出席した。名古屋の来場者はおよそ450名で、瞑想会には200名ほどが出席した。
話を聞く聴衆の真剣な姿勢には特別なものがあった。特に東京では、壇上を見つめる、会場を埋め尽くした人々の顔が印象的であった。講演会は午後2時に始まり7時過ぎに終わったが、ほとんどの人が休憩時間のあいだに帰らず、最後まで残って聞いていた。クレーム氏を通してのマイトレーヤの祝福の最中には1,900人もの人々がそこにいるとは思えない静けさが会場を包み込んだ。
クレーム氏の師である覚者によると、マイトレーヤは3会場ともに姿を現し、講演の最初から最後まで会場におられた。東京の覚者は東京と大阪の会場に来られ、イエス覚者は名古屋の会場に来られたということである。東京の覚者は、特に日本のグループの人々に教えることに精を出されたようである。多くの人から自分たちの貴重な体験を記した手紙がシェア・インターナショナル誌に提出された(編集長への手紙をご参照ください)。
クレーム氏は世界中で視聴可能なインターネットテレビ番組で、主宰者の国会議員と対談した。それは毎週一回放送されている1時間の番組である(クレーム氏が後で漏らしたところによると、マイトレーヤは対談の時間中ずっとクレーム氏をオーバーシャドウされていたという)。
クレーム氏によると、これまでに(何人もの)政治家に招待されて、様々な問題について討議をする機会を得たのは日本だけであるという。それにつけても、覚者が以前話されたことが思い出されるのだが、これまで発送されたシェア・インターナショナル・ニュース・リリースは、日本においてはジャーナリストよりも政治家により影響を与えているということであった。このインタビューの結果、シェア・インターナショナル(シェア・ジャパン)は、2006年6月に予定されていた「市民会議」への参加を求められた。主催者はこのイベントに1万人が参加することを期待しているという。
(6月3日 石川記)