現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2006年 2月 読者質問

読者質問

Q イギリスのメディアの情報が、時々それは政治的に中立ではないのではないかという印象を受けます。もしそうであれば、イギリスに何が起こっているのか説明していただけますか。
A イラクを侵略し、国民に謝罪することを拒むという致命的な誤りによって、ブレア氏は一般的な支持の多くを失いました。彼は次の選挙の前に退陣することを発表し、‘レームダック(力を失った)’首相となりました。かつての彼の忠実な同僚たちは、彼の計画、とりわけ教育改革に反対し始めました。同時に保守党は新たな若い、人好きのする指導者を見いだし、次回には再び保守党政権が誕生することを期待しています。もちろん、メディアは‘伝統的な価値’を主張しがちであり、それは多くの場合保守党と同じなので、今や保守党の路線を盛んに宣伝しています。労働党は‘エスタブリッシュメント’の報道やメディアから本当に信頼されたことはなく、メディアは1997年以来初の保守党政権への返り咲きを感じています。

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Q ヨーロッパの多くの国々(フランス、ドイツ、オランダ、そしてある程度はイギリス)やオーストラリアは、最近多文化問題、人種問題との取り組みに困難を覚えているようです。すべての市民を公正に扱うために最良の社会モデルは何でしょうか。(1)理想的なモデルは存在しますか。(2)それぞれの国が状況に即して異なったモデルを開発するよう努めるべきですか。


A (1)いいえ。(2)はい。

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Q ソビエト後の時代において、レーニンとスターリンは多くの非難を受けています。彼らを二人の独裁者、暴君と見なす人々もいます。(1)レーニンについての真実は何ですか。彼はハイアラキーによって鼓舞されたのですか。(2)彼は意図的に政治的舞台から除かれたのですか。


A (1)いいえ。(2)はい。

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Q スターリンとヒトラーについて、私は「闇が闇と戦った」と聞いています。スターリン体制は「闇」と呼べるものでしたか。


A いいえ。ある部分については然りですが、ロシア全体にとっては否です。ヒトラーとは違って、スターリンは邪悪ではなく“灰色”でした。彼が行ったことはロシアの利益と彼が見なしたもののためでした。彼はあまりに性急で、狂信的でしたが、偉大な戦争指導者でした。彼はナチスとの戦いの間ロシアをひとつにまとめておきました。

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Q (1)ハートを開発することは可能ですか。(2)他者に対して、世界に対して、もっとハートから反応できるためにはどうすればよいですか。


A (1)はい。(2)もっと瞑想しなさい。もっと奉仕しなさい。感情的な(みぞおちの)反応と、霊的なハート・センター(右の胸にあるチャクラ)の反応の違いを認識できるようになりなさい。後者への感受性を養いなさい。包括性を養いなさい。不快で苦痛のある事実から目をそらさないようにしなさい。自己満足しないようにしなさい。愛を体験したとき、それを表現するのを恐れたり恥ずかしがらないようにしなさい。

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Q 「ハイアラキーの外的顕現」の中でジュワル・クール覚者が述べていることと、外的顕現の前に再臨が起こるというあなたの意見の違いをどう説明されますか。


A 「最初のステップは、特定の覚者方によって統御された特定のアシュラムの物質界への出現であり、それがハイアラキーの事実に対する一般的な認知と保証を呼び起こし、いにしえの秘儀を復興させるだろう。その後に、これらのステップが成功すれば、キリストの帰還に始まる、他のより重要な再臨が可能になるだろう」(「ハイアラキーの外的顕現」p.559)
私は単に要請されたとおりに私の体験を知らせているだけです。ハイアラキーの計画はしばしば詳細で厳密ですが、流動的で状況の変化に適応するものでもあります。1977年7月のマイトレーヤの入場に先立って、5名の覚者が、1975年に、ニューヨーク、ロンドン、ジュネーブ、ダージリン、東京に顕現されました。これらの覚者方は「一般的な認知を呼び起こす」ことは求めず、それぞれの都市と国の弟子たちと密接に働いておられます。今では14名の覚者方とマイトレーヤが世界におられます。

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Q 以前あなたは、間もなく興味深い出来事が起こるだろうと言われました。今週、テレビのニュースによれば、ネパールで若い男性が、大きな木の隙間で、飲まず食わずで、深い沈黙の中でおよそ6カ月間ずっと瞑想し続けているということです。報道によれば、彼は仏陀の再臨であると示唆しています!(1)あなたの師はこれを確認してくださいますか。(2)そうであれば、この出来事はあなたがおっしゃっていたものですか。


A (1)いいえ、仏陀は転生していません。(2)いいえ。

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Q 私は興味をそそられています。つい昨日、私は光のパターンが完全な陰陽のシンボルを形成するのを見ました。それは窓から壁に反射していました。私はその明瞭さ、詳細さ、完全さに驚きました。今日、友人からのEメールによって、巡り巡ってあなたのウェブサイトにたどり着き、この光のパターンが広範囲に及ぶ現象であることを知りました。私はこの偶然の一致に興味をそそられています。昨日、光のパターンを見て、今日あなたのウェブサイトを見たのです。これがどういうことか分かりません。


A 提案させていただけるならば:両方の体験を真剣に受けとめてみなさい!

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Q あなたが、汲めども尽きぬ源泉から、人類に対して本質的に重要なメッセージを伝え、信頼できる情報を提供してくださる傑出したやり方に深く感謝します。それは私に確認と内的な援助を与えてくれます。私は次の質問をしたいと思います。人間の中には、人間や動物を拷問したり虐待したりして、わざと他の生物を傷つけ、そこから‘満足’を得るという傾向があります。これは不完全さ、不十分さ、分離感に対するどうしようもない苦しみから来るものでしょうか。これは動物には見られない傾向だと思います。


A 不完全さ、分離感、そして自己満足です。原因と結果(カルマ)の法則、再生誕の法則、無害であることの法則への無理解から来ます。さらに、世界的に、条件づけによって世代から世代に受け継がれる鬱積した怒りと不満があり、それが人々の中で噴出し、述べられたようなひどい残酷さにそのはけ口を見いだします。