現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2006年 1月 セルフサービス

セルフサービス

編集長殿
2005年1月に私はイランのテヘランにいる家族を訪ねました。ある日買い物の帰りに母が、私が通学の時以来イランでバスに乗っていないのだから、家まではバスに乗らなくてはと言い出しました。私たちはバス停でバスを待っていましたが、バスが来た時、男性が前側に乗り込み、女性は後ろ側に乗らなければならないことに気づきました。バスの中では、低いワイヤーメッシュのフェンスが男女を分けているのです。私は他の女性たちと後ろ側で立っていましたが、男性は前で座れて、女性は後ろで立っているようなやり方に驚きました。

バスが動き始めると、前側から35~40歳くらいで、ほっそりと背の高い男性が、何か書かれた、たくさんのA4サイズの紙を手にやって来て、皆に聞こえるように叫び始めました。彼は「イマム・ザマーン(マイトレーヤ)はここにいる。これを全部読んで。チラシが欲しい人は手を挙げて!」と言っていました。

その時、彼はまっすぐに私を見て、私が一枚手に取るか試していると感じました。私の頭の中では、この人が本物なのかどうか考えあぐねていました。私は手を挙げませんでしたが、一枚もらおうと思った時には遅すぎました。それ以来、自分の行動をずっと悔やんでいます。その男性がマイトレーヤだったのか教えていただけますか。
エシー・ペイン
英国、ウェストクリフ・オン・シー

【ベンジャミン・クレームの師は、その『バスの男性』がマイトレーヤであったことを確認した】

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編集長殿
2005年10月16日の午後、ミュンヘンでのベンジャミン・クレーム氏の講演の日に、私はババリア地方のアルトッテンにある巡礼教会に、家族(妻と二人の身体障害の娘たち)で出かけました。(車椅子の)娘と一緒に出入り口で立っていると、誰かが私の右腕を引っ張ったのです。振り返ると、メガネに補聴器をつけた10歳くらいの男の子でした。彼は私をじっと見つめて、かがむように身振りをしました。私の右頬にキスをするためでした。名前を尋ねると、「マーチン」と答えました。彼は私の手を取り、教会の中を通って案内してくれて、地下室まで行って戻りました。このちょっとした行き来の間、彼から、私がたびたびやるように、ハグ(抱擁)して欲しいとせがまれました。お別れを言うと、彼は突然消えてしまいました。その少年は特別な方でしたか。
ディミトリ・ホッチヘルター
ドイツ・テットナン

【ベンジャミン・クレームの師は、その『少年』がマイトレーヤであったことを確認した】