現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2006年 3月 マイトレーヤ ― 愛の体現者 ― クレーム著作より

マイトレーヤ ― 愛の体現者 ― クレーム著作より

ベンジャミン・クレームは30年以上もの間、世界大師・マイトレーヤの出現に関する情報を発表してきた。マイトレーヤと彼の本質(nature)や資質(quality)、および現代の世界の中心への彼の帰還の意味とその途方もない出来事の変革効果が、クレームの10冊の本一杯に取り扱われている。一世紀の最後の4分の1以上もの間、彼の師である覚者もまた、マイトレーヤについて記述し、愛のエネルギーであるキリスト原理を体現するほど進化した方の真の性質(nature)と深い洞察を読者に提供してこられた。覚者はまた、マイトレーヤの関心事、出現の方法について概説し、マイトレーヤが実際に表現する叡智、洞察、同情についての予備知識を提供された。以下の抜粋は、マイトレーヤに関する大量の情報のわずかな断章であるが、それはマイトレーヤ(世界大師・マイトレーヤのメッセージ、マイトレーヤの教え--いのちの法則)、ベンジャミン・クレームの師である覚者(覚者は語る)、およびベンジャミン・クレームの著作からの引用である。


わたしが降臨し再びあなたがたの中に現れる理由は数多い。主に次のようなものである。わたしの兄弟である覚者たちは、日常の生活の中に集団で戻ることが予定されている。わたしも、彼らのリーダーとして、また、仲間として共に戻る。世界中のもろもろの民は、わたしを呼び、わたしの帰還を請い願っている。わたしは彼らの嘆願に応える。さらに多くの者は飢え、無意味に消えていく。世界の倉庫の中では腐敗しているその食物を欠くために。また別の意味でわたしの助けを必要とする者も多い--教師として、守護者として、友として、案内人として。これらすべてを総合する者として、わたしはやって来る。人類がわたしを受け入れてくれるならば、彼らを新しい時代へ、新しい御国へ、来るべき時代に人類を待つ、あの栄光の未来へ連れていこう。このすべてのためにわたしはやって来る。わたしは、神への道を、あなたがたの本源に戻る道を示すために、やって来る。神への道は、すべての人間が辿ることのできる単純な道であることを示すために。わたしが携えてくる新しい「啓示」であるあの「新しい真理」の光の中へあなたがたを導くために。このすべてのことのために、わたしはやって来る。
(マイトレーヤのメッセージNo. 2)

「未来は何をもたらすのだろうか」と問われたら、こう答えなさい。輝ける星が天空におけるその正当なる位置を放棄して、われわれの中を歩くことを選ばれた、そして地球上でまだ見られたことのない贈り物を携えて来られるのだ、と。その方の名をマイトレーヤという。この「幸いなるお方」は、人間に彼らがなることのできるところのものについての方法を教えるだろう。人間に神のハートヘの秘密の入口を示して、その中に案内してくれるだろう。人間と天使と共に歩いて、これらの二つを関係づけるだろう。模範と教えによって、自己救済への道を示されるだろう。世界を再生し、活気づけるだろう。この方が扉をたたく音に耳を傾けなさい。
(『覚者は語る』〔扉を叩く者〕p.343-4)

わたしの任務は、あなたがたを真理への旅路に、祝福された愛の御国への旅路に連れていくことである。そこであなたがたに、神としてのあなたがた自身を見せることである。わたしの覚者たちも同様に、あなたがたの手を取って、神の聖なる足下に導いていくだろう。共に世界に示していこう。戦争の必要は過ぎ去ったことを、人間の本性は、生きて愛することであることを、憎しみが分裂を生むことを、神の法は人の裡に生きており、人の本性にとって基本であることを。これらすべてのことを、わたしはあなたがたに示そう。わたしと共に働き、これが本当であることを証明しなさい。
(マイトレーヤのメッセージNo. 53)

飢えと争いのはびこる暗きところに、わたしを探しなさい。貧しい者たち、世の虐げられた者たちの兄弟として、わたしを知りなさい。我が友よ、兄弟よ、このようにしてわたしを見、そして愛の主を見なさい。
(マイトレーヤのメッセージNo.128)

教師として、マイトレーヤは比類なき方である。わたしたち、つまり彼の直弟子はこれがそうであることを知っている。彼は、長い長い間の体験を通して、すべての者の心(ハートとマインド)に浸透することを、そして彼の業績を見習うように鼓舞する智恵と愛ある理解を、学んだのである。今日でさえ、多くの者が彼の見えざる臨在に応えはじめており、そして彼ら自身の裡にこれがそうであることを見いだしている。マイトレーヤが完全に公に出て来られるとき、この過程は劇的に速まり、すべての人間が、キリストは再び人間の中に住み、教えておられることを知るだろう。まず最初にマイトレーヤは、世界の安定と人間の福利を脅かす主要な問題--政治、経済、生態、社会--に注目を集中させるだろう。これらの問題が解決を見いだしていくにつれて、彼の注目は人間の内的構造と心理--病気の原因とその予防と治療--に向けられるだろう。地球上の生命を支配する偉大な基本的な法を、そしてわれわれの全宇宙との連結性を、彼は再び断言するだろう。「正しい関係」が、この惑星におけるわれわれの存在についての意味と目的を理解するために中心的なものであることを、彼は示されるだろう。「正しい関係」は人間に運命づけられている次の達成であることを示されるだろう。
(『覚者は語る』〔試練の時〕p.503-4)

あなたはあらゆる瞬間にわたしを体験している。わたしは絶えず一瞬一瞬、あなたと共にいる。心(マインド)と生気(スピリット)と肉体が平静であり、平衡の状態にある者のみが、神の存在に気づくようになる。誰かが、自分の背後に、裡に、上に、周りにいることに気づく時がある。何かが存在する。その“何か″が神である。それは参加することなく、ただ観察する。誰もこのステップのために奮闘する必要はない。この段階ではすべての者が経験する資格を持つのである。あなたの認識が増大するにつれて、もしあなたが無執着を実践するならば、わたしを全体的に知るだろう。あなたがわたしについて考える瞬間に、わたしはあなたと共にいる。
(『いのちの法則』p.28)

わたしたちの生得の権利である歓び、マイトレーヤはいつもそれを心(マインド)に置いています。もしわたしたちがマイトレーヤの心(ハート)の中を見ることができるならば、数え切れない大勢の人間の痛み、苦痛、酷い苦悩を見るでしょう。彼らの叫び、ときには死を願い、あるいはより良い生活を、もっと愛を、もっと才能を、教育を、家族をいかにして養うかの知識を求める願いを見るでしょう。何千万の人々はそのような状態にいます。彼らは日々、わたしたちがめったに知ることのないような、苦悩と苦難に満たされているのです。これらは、西欧に住むほとんどの人々が決して体験することのない苦難であり、絶えず続いている苦難です。世界の人口の3分の2の人々の共通の体験なのです。それをマイトレーヤはご覧になるのです。それがマイトレーヤの一瞬一瞬の意識的な認識なのです。あなたが彼の生活を見ることができるならば、彼はいつも心(ハート)の中にそれを持ち歩いていることを知るでしょう。同時に、マイトレーヤは歓びの感覚を、覚者としての、聖なる存在としての彼の歓びをいつも持っておられます。これらの二つは彼の体験の中に同時に存在するのです。世界のほとんどの人々の苦しみや苦悩は、ほんのわずかなことで、もう少しの食糧で、もう少しのお金で、もうすこしの建材で、何千万の人々の生活を変えることのできるものが何であろうと、簡単に変えることができることを知っておられます。『その歓びを彼はあなた方に十分にそして完全に取り戻させるだろう。そのことのために、マイトレーヤはあなた方の中におられる。』
(2001年12月号『マイトレーヤのお出まし』より)
(本誌2005年1月号, p.18)

兄弟たちの中の一人として、あなたがたすべてのために語ろう。あなたがたの願いや希望を声を大にして叫ぼう。平和なる世界がすべての人間の願いであることを伝えよう。
分かち合いという正しく高貴な心構えと自由と愛に基づいた社会の創造が、人の願いであることを伝えよう。これらの原則をわたしが声を大にして叫ぶのを聞けば、あなたがたはわたしを知り、見つけるだろう。?
(マイトレーヤのメッセージNo.61)

あなたは、彼のレベルから神性の特質というものを見たことがありません。神性の主要な特質の一つは謙虚さです。なぜなら、神性の主な表現は自己または自我(エゴ)の欠如だからです。誇るべきものは一切ありません。それは単純なことです。あたかもマイトレーヤが謙虚に動き回るというようなことではありません。もしエゴがなければ、人は謙虚です。誇りという虚栄心やグラマーを生じさせるのはエゴです。マイトレーヤにはどのようなグラマーもありません。彼には誇りはないのです。彼は言います「私を拝してはいけない・・・もし私を拝するならば、あなたは自分自身を貶めていることになる。私はこれを望まない。私はあなたが対等であることを欲している。あなたは至高の存在の閃光である。あなたは自分がわたし以下であると考えないようにしなさい」と。このことを信じるのは難しいのですが、それは本当なのです。ただ一つの神性があり、すべての人によって、あなたとマイトレーヤと他のすべての人によって共有されています。神性のそのレベルにおいては上も下もありません。そこには単に神性があるのみです。もちろん、私たちとマイトレーヤとの間には相違があります。私たちは神性を表現していません。私たちにとっては、それは潜在的なものです。マイトレーヤは完全に神性を表現していますので、神性に備わった自然な謙虚さを変えるものは何もありません。
(『大いなる接近』)

人類はマイトレーヤを完全な視界のうちに見るとき、敬服するものを多く見いだすだろう。彼の気品と歓喜、彼の慎み深い叡知とすべてを包含する愛、彼が持てるもの、および彼であるところのものすべてをあらゆるステーション[*]の人々に喜んで分かち合う用意など。彼の謙虚さは人々を非常に驚かせ、彼の計り知れない広大で深遠な知識は、人間に自分たち自身の不足を見せつけるだろう。かくして、人類は彼に導きを求め、彼の関心を確信して、かつてそうであったように再び熱心な探究者や学徒となるだろう。そのようになるだろう。かくして、偉大なる主は人間に将来の青写真を提示するだろう。その将来が人間にもたらすあまりの素晴らしさを、今日理解できる者はほとんどいない。

[*] あらゆるステーション=物理的な場所や各人の立っている段階や分野などを網羅する言葉である。
(『覚者は語る』〔将来の青写真〕p.506)

わたしはあなたがわたしを信じることを欲しない。まず初めに、わたしをあなたの裡に体験しなさい。あなたがわたしを体験すると、あなたは自分の裡にあるわたしの存在に気づくようになるだろう。まず初めに信じなければならないということではない。わたしがあなたと共にいるとき、あなたは何も恐れることはない。あなたが認識しているとき、あなたは、わたしがあなたと共にあり、あなたはわたしと共にあることを知っている。思考は神の御国に入ることはできない。あなたが神の御国に入らなければならない。認識とはあなたの本当の自己(真我)の反映にすぎない。あなたが自分の真我と合体するとき、あなたは生まれ変わることも、変性することも、変容することもできる。「主の目には、すべての者が大切である。」
(『いのちの法則』p.22)

キリストの真の特性を理解するためには、神の同等な子供たちの一人として見る必要がある。人間はそれぞれに潜在的に完全な神性を賦与されており、その神性の顕現の度合いのみが異なるのである。キリストがその神性を完全に達成されたということは彼の栄光であり、その業績に我らは敬礼する。この業績が確かに稀であることは議論の余地なく真実である。しかし人間にとって、キリストの驚くべき事実は、彼が人間の一人であるということである。人間の試練と苦悩の中で、彼が知らないものは何もない。人間がいまだにたどっている道の一歩一歩を、彼もまた労を惜しまずたどってきたのである。人間の体験の全展望の中で彼が分かち合わなかったものは何もない。かくして、彼は真に「人の子」である。
(『覚者は語る』〔人の子〕p.95-96)

マイトレーヤは、これらすべてのグループの最も広いスケールの代弁者であり、これらすべての分野に関わる問題への答を示されます。普遍的なレベルで、途方もない愛とビジョンの大きさを表し、異ったタイプの人間の心を見る能力を備え、非常に簡単に、全く実に簡単にすべての人間が理解できるように、日常の平易な言葉で話をされる、そんな男を探しなさい。このような信念を共有する男女が世界中から彼に引きつけられて来るでしょう。そして彼らはマイトレーヤの周りに集まり、マイトレーヤは彼らを通じて働かれるでしょう。
(『世界大師と覚者方の降臨』p.70)

わたしの到来は変化を意味するということを、あなたがたは何度もわたしから聞いている。明確に言えば、もっとも大きな変化は人の心の中に起こるであろう。なぜならわたしがあなたがたの中に戻ったことは、人類がまさに新しいいのちを受けようとしている徴であるから。その新しいいのちを、わたしは豊かに携えてくる。このいのちはすべての界に流れ、人の心と魂と肉体に届き、人をいのちの本源そのものに近づける。わたしの務めは、このいのちの水をあなたがたを通して流すことである。わたしは水瓶である。わたしは真理の器である。その真理をあなたがたに明かし、あなたがたを異なる本質に高める。わたしは川である。天与のいのちの新しい流れがわたしを通して流れる。これをあなたがたに授けよう。そして、共にわたしの庭園を歩き、わたしの花のかおりをかぎ、神の近くにあることの喜びを知ろう。我が友よ、これらのことは夢ではない。これらすべてが、あなたがたのものである。わたしの使命が、あなたがたにこれを授ける。
(マイトレーヤのメッセージNo.42)

マイトレーヤは、法を履行するために、大計画に仕えるために、人類に教えるために、彼の弟たち(覚者たち)を彼らの運命られた未来に導くために、やって来られる。マイトレーヤは彼がずっと昔に人間に約束されたことが起こるのを見届けるために、彼の愛によって人間を解放し、彼らの神性に目覚めさせるために、やって来られる。あなた方がマイトレーヤを見るとき、彼の最初の控えめな態度に混乱してはならない。彼は、彼が助けようとする者の信頼を勝ち得なければならない。やがて、彼は語るだろう、人間の良心を目覚めさせるために語らなければならない。そうして、いま人間を分離して何千万の人々を飢えと悲惨な死に追い込んでいる障壁を取り除くための行動を鼓舞するだろう。そのようになるだろう。かくして、人間はついに彼らの兄弟姉妹の窮状に目覚めるだろう。彼らもまたマイトレーヤを彼らの 側 に呼んだのである。マイトレーヤは出現を早める。
(『覚者は語る』〔マイトレーヤは出現を早める〕p.588)

愛は強力な、能動的な、磁力的なフォース(エネルギー)であり、宇宙のすべての断片的な構成単位(ビルディングブロック)を引きつけ合わせ、そして結合させておくのです。それなしにはすべてがバラバラになります。磁力的な引きつけ合う愛のエネルギーがなければ、私たちの太陽系は、銀河系は、消え去るでしょう。マイトレーヤは御自身の中にそれを体現することを通して、愛を世界に確立するのです。彼は非常にピュア(純粋無垢)であり、非常に高度に進化しておられるので、キリスト原理を惑星レベルで体現するというこの信じ難い稀な業績を成し遂げたのです。それは、太陽系システムの惑星群の中でも主要な業績です。彼はおそらくあなたたちが想像するよりもさらにもっと気高いお方であり、もっと敬われてしかるべき存在です。あなたたたちは心(ハート)の中ではマイトレーヤの価値とレベルを信じますが、そのレベルが本当に何を意味するのかを認知することはできません。彼のレベル以下の者にとっては不可能なことです。キリスト原理を放出することによって、マイトレーヤは世界に愛する能力を確立されます。その愛の力を通して人類を活気づけ、世界の変換へと駆り立てます。現在、世界の舞台の背後から、まさにこのことを彼は行っています。そして世界の前に現れるとき、彼は公にそれを行うでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』p.44)

マイトレーヤが、オランダ人紳士の「ファミリア(似姿)」で、アムステルダムのシェア・インターナショナルのインフォーメーションセンターで広報活動の協力者たちに現れたことが、シェア・インターナショナル誌(2004年1-2月号)の編集長への手紙に発表された。マイトレーヤの出現のタイミングに関する談話の中で彼は次のように語っている。
「さて、こうしたグループにはいつも『いつ出てこられるのか?』、『どのくらい待ち続けなくてはいけないのか?』、『なぜこんなに時間がかかるのか?』と尋ねる人がいるものです。しかし、なぜこうした問いをするのでしょう? 本当は『やって来られる』とは言えないのです。なぜならここにおられるからです。彼はすでにおられるのです。彼らはそれを知らないのですか? 彼らは会っていないのですか? 彼はこの世界に臨在している、このことは起こっているのです。おそらく彼らが望んだより時間がかかっているかもしれません。私が望んだより時間がかかっているし、おそらく私たちが期待した方法とは違う形で進行しているのかもしれないし、私が期待してきたのとも違う形ですが、うまくいっています。彼はここにおられる。私はこのことがうまくいっていることにいかなる疑いも持っていません。うまくいくでしょう。うまくいっているのです。わずかな疑いも、いかなるものもありません。多くの人々は彼がおられることを知っています、彼らは心の中で直観的に知っているのです。多くの人々はマイトレーヤがここにおられるという情報にオープンなのです。・・・マイトレーヤがいかに強力であるか忘れないように。人々はマイトレーヤがどんなに強力な方か忘れるのです!」
(本誌2004年2月号 p.29-31)

息をこらして、人類はアバター(大聖)の出現を待つ。知ってか知らずか、何百万の人間が今、大教師を、新しい真理の啓示者を、人間の未来と神性の保証を受け入れる用意を整えている。・・・
マイトレーヤの恩寵はすでに世界を抱擁している。彼の愛は東西南北すべての側の国家を包む。彼の愛の矢を逃れる者はいない。
日ごとに、彼のエネルギー(光線)が人間を自分たちの真の運命に目覚めさせ、彼らの希望と信頼を新たに呼び起こしている。
・・・広大なる「真理の河」なるマイトレーヤは、この水から深く汲み取る者すべてを育まれる。「愛の泉」なるマイトレーヤは、すべての者を彼の心(ハート)の中に抱擁する。過去に比類のないアバターであるマイトレーヤは、人間が自分もまた神であるという認識を持つように導くためにやって来られる。
(『覚者は語る』〔アバター〈大聖〉〕p.219, 221)



現在のマイトレーヤほど、その任務のために備えのよく整ったアバターはかつて存在しなかった。御自身の裡に意志と愛と智恵のエネルギーを融合し混合し、平和・平衡の霊によってオーバーシャドウされ、統合の大聖と仏陀によって助けられ支えられている。そして御自身を通して、過去2,000年の双魚宮のエネルギーと来りつつある宝瓶宮の力の総計を集注させるこの方は、まさに巨大なアバターであり、彼を待つ恐るべき任務にふさわしい方である。その使命は混乱の中から和をつくり出し、人類をその真の特性と運命に目覚めさせ、新しい文明の建設を鼓舞し導くことである。彼は次の2,500年の間、宝瓶宮の時代全期を通じて、人類と共におられるだろう。その期間中、我々が何度も何度も転生してくるたびに、この惑星の中心にキリスト・マイトレーヤを見つけるだろう。
(『マイトレーヤの使命・第1巻』)

わたしは、多くのかたちで、あなたがたと共に在る。マイトレーヤとして、覚者たちのグループのリーダーとして、あなたがたと共に在る。あなたがたがキリスト原理と呼んでいるあの聖なるエネルギーの体現者として、あなたがたと共に在る。昔の兄として、人類家族の長兄として、あなたがたと共に在る。神の代理として、わたしたちがその方の夢であるあの聖なる御方の代弁者として、あなたがたと共に在る。あなたがたの用意ができたとき、あなたがたが門を二回通り抜け、光輝いてわたしの前に立つとき、あのお方の御前にお連れしよう。
我が友よ、わたしはあなたと共に在り、あなたの裡に在り、またあなたの周りに在る。わたしは愛の主なり。わたしは人類の希望なり。わたしは泉なり。わたしは至福なり。わたしたちが神と呼ぶ御方によって、あなたがたのところへ遣わされた者である。
(マイトレーヤのメッセージNo.20)

一日一日と過ぎるごとに、偉大なる主が世界の前に姿を現す日がさらに近づく。今や非常に間もなく、人類は彼らの直中に最も尋常ならざる特質を備えた男が住んでいることを知るだろう。奉仕への能力は類を見ず、「カルマ(因果)の法則」のみがそれを条件づける。その法則についての知識は、彼の仲間の中でも無類である。何千年の経験から蓄えられた智恵、神の大計画の中に具現される大目的についてのビジョン、人間の心(ハート)に平易に語りかける能力、人間の必要について、そしていかにしてこれらの必要を確保するかについての認識、すべてのものへの関心と愛は限りなく計り知れず、それは人間の想像のあらゆる可能性を超える。英雄が、タイタン(巨大な人物)が人間の直中におり、そしてもうすぐ人類はその方の存在に目覚めるだろう。
(『覚者は語る』〔マイトレーヤの声〕p.379)