現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2009年 12月 人々は呼びかけに応えるだろう

人々は呼びかけに応えるだろう

──覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記 2009年11月8日

時の初めから、人は自問してきた――自分はなぜここにいるのか、人生の意味は何か、と。様々な宗教や過去の聖者たちの教えにもかかわらず、ほとんどの人々は、われわれが‘人生’と呼ぶところのものに目的や意味があるのかどうかについて悩み、確信なく、また同様に‘死後’にわれわれを待つ体験が、もしあるとすれば、何なのかを知りたがっている。
来るべき時代には、これらの積年の心配や不安に対する答えがすべての者の一般的な知識になるだろう。これは、大体において、マイトレーヤと覚者たちの一団の公の臨在の結果であろう。あなたがたの兄たちが人間の意識を刺激し、彼らが与える教えの模範を示すので、比較的短期間に途方もない目覚めが起こるだろう。数多の人間にとって、過去の疑いや不安は消え去るだろう。人々は、自分たち一人ひとりが大いなる発見の冒険に従事しており、それがやがて、これまで夢見ることもなかった完成の域に自分たちを導いてくれることを確信するようになるだろう。そのような意味と目的の感覚が現在の貧弱で不安な疑いに取って代わるので、言い知れない創造性と変化の時代が開花し、栄えるだろう。そのようになるだろう。かくして人間は、神(神性)の模範としての彼らの運命に目覚めるだろう。すべての人間は神聖な存在なのだが、すべての者が、これが真であることを知るわけではない。人々はますますこの真理に気づくだろう、そして彼らの周りの世界を変えるだろう。
覚者たちは公に認知されて仕事をするために準備している。彼らの臨在によって、社会生活で必要とされる変化はより良い方向へのものであり、長いあいだ必要だったことであるという自信を人々は持つようになるだろう。目標は、覚者たちと人間があらゆる領域の仕事において共同で働くべきであり、そのようにして要求される変化の速度を速めることである。
最初に優先すべきことは、戦争を永久に、完全に、全く放棄しなければならないということである。分かち合いのみが必要とされる信頼を生み出し、それが世界中に正義を創造するということが知られるだろう。正義(公正さ)が君臨するまでは、真の平和は決してないだろう。一歩一歩、人間はこの論理に気づくようになるだろう。人々は、選択肢がないことを理解するようになるだろう。もし人間が生存し、栄えようとするならば、不正義と戦争を放棄しなければならない。人間はこのチャレンジ(挑戦)に応えることができるのか。人間は地球上での長い逗留のあいだに多くの栄枯盛衰に直面し、克服してきた。今日、マイトレーヤと彼のグループ(覚者たち)に導かれて、人間は自分たち自身のために行動し、正義と分かち合いへの呼びかけに応えるように鼓舞されるだろう。
警戒と延期を呼びかける過去の声はたくさんある。しかし、マイトレーヤの声が人々の心(ハート)の裡に響くのを聞くとき、彼らは、正義と平和、分かち合いと正しい関係、同胞愛と愛への燃えるような切望に焚き付けられるだろう。そのようになるだろう。