現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2015年 4月 再生の時──選集

再生の時──選集

A time of renewal ? a compilation

「再生の時(A time of renewal)」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』と『シェア・インターナショナル』)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

今日、リーダーたちの先を行くのは民衆であり、彼らの理解と必要を大きな声に出している。次から次へと続く諸国家において、民衆の声はより焦点が絞られて明確になっている。何千万の人々が今や教育があり、彼らの必要――平和、仕事、将来への希望――について確信を持つ。ますます大きくなる和合への感覚もまた彼らの期待と要求を告げはじめている。彼らは自分たちが世界の中で孤立していないことを、至るところに同じ問題と必要を抱える多くの兄弟姉妹たちがいることを知っている。このようにして、マイトレーヤの臨在と教えに気づかなくても、彼らはマイトレーヤのエネルギーと影響に反応しつつあり、将来の枠組みを築きつつある。
(『シェア・インターナショナル』2011年9月号、
「覚者より」──和合へ向けた変化)

わたしの目標は、わたしの網を海外に最大に拡げて、わたしの光の輝き出ている者たちすべてをわたしのもとに引き寄せ、その者たちを通して、働きかけることである。投げられた網には、我が友よ、あなたがたも含まれよう。世界に奉仕する願いをわたしと分かち合う者すべてを、わたしは必要とする。救助の役割を引き受けて、わたしの重荷を分かち合いなさい。世界の大変換をなし遂げていく大いなる仕事を、我が友よ、わたしと共に分かち合いなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第70 信、p.206~207)

マイトレーヤと覚者方の臨在が人類を大昔からの抑制と限界から解放させ、そして意識における大きな飛躍前進へと人類を活気づけるでしょう。意識的な意義のある生活が現在の混乱と疑惑と恐怖に取り代わるでしょう。内的な世界と外的な世界の両方を探求しようとする自信に満ちた、勇敢な意図が現在の(弱まりつつある)冷笑的な態度に取って代わり、そして私が本書で描写しようと試みた進化の旅路における前進を可能にするでしょう。新しい、より良い文明の台頭と新しい、より良い人類の台頭であります。
(『大いなる接近』p.426~427)

世界中の国々がこの新しいエネルギーで満たされている。ますます多くの人々がこのエネルギーに反応し始め、認識が豊かになり、人生を自覚し自由になりつつある。平衡のエネルギーが活動を始めるとき、変容を免れるものは何もない。世界に起こっている変化のすべてが人々の心に新たな認識をもたらす。彼らは、もうたくさんだ、自分たちは自由であり、人生を楽しむ権利を持つと決意したのである。もはや彼らは政治家や宗教家や商業主義によって条件づけられることを欲しない。この新しいエネルギーの影響を体験しているのは若い世代である。このエネルギーが人々を拘束してきた古い機構を変える強さを彼らに与える。今日現実主義の声はイデオロギーや思想や理論の枠から解放されている若い人々の間に見いだされる。彼らは人生について現実的であり、その時々に応じて対処する。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅱ巻』p.119)

偉大なる主がその御顔を示すとき、人間は変化の時がやって来たことを知るだろう。行いを改め、古い傷を癒し、過去を修正し、未来の明かりを灯し、悪に対して扉を閉ざし、制度機構を浄化し、勇敢に新しいものを迎え入れ、未知なる道を歩む時である。人は未来から後戻りすることはできないことを知るだろう。その未来とは、人間に、自分たちの存在の意味を明らかにし、神の特質と大目的を明かすだろう。
(『覚者は語る』─新しいいのち─p.360)

わたしの到来はこの世を変換させる。しかし復興の主な仕事は、あなたがたによってなされねばならない。わたしは、計画の設計者にすぎない。我が友よ、兄弟たちよ、あなたがたが、輝ける真理の宮殿を喜んで築く者たちである。
(『いのちの水を運ぶ者』第65信、p.193)

世界の資源を分かち合うことは世界に正気を取り戻させるでしょう。ほとんどの人々にとって生活はより楽しくなるでしょう。明らかに、最初のうちは人生の単純化と選択の喪失ゆえに喪失感を感じる人々もいるかもしれませんが、覚者方の影響の下で、そして霊的・知的変容、分かち合いの結果生じる緊張とストレスの減少の中で、私たちは、人々が人生をよりいっそう楽しみ、それを美しく思うような世界を創造するでしょう。メディアは毎日、分かち合いの進行について、そしてそれがどんな効果を上げているかを報道するでしょう。全世界が巻き込まれるでしょう。
(『協力の術』p.70)

わたしの到来は変化を意味するということを、あなたがたは何度もわたしから聞いている。明確に言えば、もっとも大きな変化は人の心の中に起こるであろう。なぜならわたしがあなたがたの中に戻ったことは、人類がまさに新しいいのちを受けようとしている徴であるから。その新しいいのちを、わたしは豊かに携えてくる。このいのちはすべての界に流れ、人の心と魂と肉体に届き、人をいのちの本源そのものに近づける。
(『いのちの水を運ぶ者』第42信、p.132)

明らかに、新しい社会の創造には多くの人手が必要とされる。成し遂げられなければならない仕事は多い。調整されなければならないことは多い。奉仕することを欲する者すべてが、心(ハート)の中に奉仕への召集が響きわたるのを聞くだろう。そして彼らは心(ハート)から応えるだろう。すべての地に住む人々の、正義と分かち合いを呼びかける団結した声は祈願の言葉となり、何者もこれに抵抗することはできない。このようにして世界は変容するだろう。このようにしてマイトレーヤと覚者たちの指導のもとに、新しい形態がつくられ、新しい関係が練り上げられ、人類にとって新しいより幸せな時代が明けるだろう。
(『覚者は語る』─新しい時代の夜明け─p.33)

多くの愛されてきたものが捨て去られねばならない。古い形にしがみついていてはならない。役に立たなくなった機構を放棄し、新しい、より単純な世界を創造していく人間の能力に、多くのことがかかっている。これをよく記憶しておきなさい。忘れてはならない――わたしは、すべてのものを変えるためにやってくるのだということを。
(『いのちの水を運ぶ者』第74 信、p.218)

マイトレーヤの到来は世界の変化を意味します。この惑星、生態系の必要についての理解の変化、すべての人々が十分に養われるような経済システムの変化、あらゆる場所の人々の間の関係の変化です。人類は一つであるということを真に理解することが、この深遠な変容の絶対的な必要性を示すでしょう。それは新しい世界をつくることです。
(『人類の目覚め』p.137~138)

わたしは、まことに素朴な男としてあなたがたの中に住んでおり、途上で出会う友だちや兄弟たちに教え、彼らにわたしの愛と智恵と喜びの贈物を放ち、仕事の仲間として彼らをわたしの周りに集める。同じようにあなたがたも、我が親愛なる友よ、わたしとあなたの同胞のためになす働きは非常に歓迎されるのだということを知り、安心しなさい。わたしはあなたがたすべてを必要とする。世界に奉仕し、混沌とした過去の状態を変え、輝ける世界を新しく創造するための重荷を、自ら背負おうとする者たちを、すべて必要とする。
(『いのちの水を運ぶ者』第66信、p.196~197)

死とは、単に物質的なものの死であり、それは再生可能だということを私たちは理解しなければなりません。私たちすべては、今いるこの段階に至るまでに数えきれないほどの肉体の転生を繰り返してきており、覚者となるためにさらに非常に多くの転生を繰り返すでしょう。それがどんなに長くかかろうと、その過程は必然です。同様に、それぞれの新しい文明は、先行する文明の廃墟の上に築かれます。古い形態は硬直し、エネルギーを欠き、必然的に死にます。新しいエネルギーがそれぞれの新しい時代と共にやって来て、そのエネルギー自体を表現するための新しい形態を必要とします。人類は、時代が巡るたびに、新しいエネルギーとアイディアに反応し、文化と文明を築き直します。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』p.97)

すべてがよく進み、未来への良き前兆である。わたしの計画は速やかに進み、人類を活気づかせる。今日、世界中どこを見回しても、変化が起こっている。上部から下部まで、古き腐った秩序の綾はほころびている。これを見て大いに満足している。この過程において痛みはあるけれども、新しいより良い世界が出現するのであるから。だから、我が友よ、この事実に励まされて、希望を持って未来を見つめなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第130信、p.391)

規模において比類のない変化が、人間の心(ハートとマインド)をつかむだろう。新しいものの猛襲の前に生き延びるのは、過去のものの中の最良のものだけだろう。日ごとの変容が記録されて、人はそれを比較し、感嘆するだろう。新しい世界は真っ昼間の輝く光の中で建設されるだろう。すべての者が、それぞれの方法で参加し、各人がそれぞれのビジョンを加えて総体に貢献するだろう。
(『覚者は語る』─新たなる奉仕─p.382)

世界の必要を、世界に何百万もの飢えたる人々の存在する事実を、「人類の直中にあるこの冒涜」について、彼(マイトレーヤ)は語るでしょう。それが、生まれ変わり甦った人類を待つ第一の任務であることを示すでしょう。豊かな世界の直中にある飢えと飢餓の問題に取り組むことなしに、人類はマイトレーヤが初めてその感覚を授けてくださったその神性を示現する方向への一歩を踏み出すことができないことを示されるでしょう。人類はそれを傾聴しながら、自分たちが神聖なる存在であることを感じるでしょう。それまで考えていたこととは全く違っていることを自分自身で知るでしょう。自分たちの幼年時代を、そのころの感覚を思い出すでしょう。覚者が非常に美しくそれを表現されました。『各人が一人ずつ、厳粛に、独りで、自分の人生の目的と意味を初めて知り、幼年時代の恵みを、自我欲に汚されていない志向の純粋さを、新たに経験するだろう』
(『人類の目覚め』p.37)

それでは、一体どこに障害があるのか。これらは人間が造ったものである、我が友よ――法の否定、人を人から分離し、子供を愛しい子供とそうでない子供とに分離する。人がこれに気づくとき、世界は息を吹きかえし、新たに輝くだろう。だから、分かち合いと正義と真理の法を教えることをあなたがたの務めとなしなさい。正義と愛の顕現なしには、すべてが無に等しいことを人々に気づかせてあげなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第126信、p.379~380)
世界は今変化の過程の中にあります。今一時的に、極端なもめ事と暴力と憎悪が表面化している時期を通過しています。しかし新しいエネルギーが常に惑星に注ぎ込まれており、特に平和または平衡の霊と呼ばれる宇宙のアバター(大聖)からの偉大なエネルギーが流れ込んでいます。このアバターは私たちがカルマの法則と呼ぶ、作用と反作用の法則に正確に沿って働いています。この法の下で、作用と反作用は正反対で、しかも同等のものです。現在の暴力と不調和、憎しみと混乱の中から、均衡と平和、知的・感情的平静、そして確立された調和の時代へと移行していくでしょう。それは全世界を変容させ、その調和は今日の不調和と正確に釣り合ったものになるでしょう。
(『死海文書と義の教師』p.123~124)
わたしたちの顔が知られるとき、それは世界を一変させる変化の時の始まりを意味するだろう。変化は一度にすべて起こるのではない。しかし間もなく、正義と自由のための最初の確固とした強打が加えられ、年月を経るにつれて勢いを増していくだろう。やがてすべてが刷新され、世界中の人間はより澄んだ、より健全な空気を吸うであろう。
(『覚者は語る』─未来への道─p.130~131)

もし私たちが新しい時代の科学、教育、宗教の活動を知ったならば、「今のわれわれのような人類を一体どうやってあの段階にまで連れて行くことができるだろうか」と言うでしょう。しかし考えてみるならば、150年前には考えることさえできなかったアイディアや概念、最も高度に進化した思想家以外には頭の中に浮かぶことさえなかったようなアイディアを、私たちは現在当たり前のこととして受け取っています。今日私たちが知り、考え、話すことはすべて比較的新しいのです。同様に新しい時代の概念やアイディア、関係についても同じことが言えます。次の150年間は、今日生きている人間の想像を絶するような変容がこれらの部門で起こるでしょう。
あなたが再び転生してくるころには、全く変化した世界を発見するでしょう――単に政治的経済的な外的な意味における変化のみではなく、人類の大多数がアンタカラーナ、つまりパーソナリティー(肉体人間)と魂との間をつなぐ光(エネルギー)の橋を意識的に創造しているような段階にすでに到達していることでしょう。世界にキリストと覚者方が臨在されて、これらの線に沿って教えられるので、意識の連続性の科学的な観念が非常に深く浸透して、アンタカラーナの建設がすべての個人の理想になるでしょう。今日、非常に抽象的に思えるこれらのアイディアはすべて物質界に強力に錨を下ろすようになるでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』p.96)

わたしの約束は守られる――あなたがたに、あなたがた自身と神の本性を明かそう。すべての人間にとって、人生は祝福されたものであることを示そう。あなたがたの中に愛の池を創る。そこからすべてのものが渇きを潤すことができる。わたしの心はあなたの心に代わり、わたしの舌はあなたの舌に代わって語ろう。指導者も民も応じ、そしてすべてが新しくなる。
(『いのちの水を運ぶ者』第123信、p.370)

若い人々、および心(ハート)の若い人々のみが、この変化の規模に気づいているようである。彼らのみが、正義と愛は決して痛みなしに退けられることはないことを知っている。であるから、今日、若い人々は地球の歌の新しい調べを認知し、そして彼らに開かれているあらゆる手段によって、それを聞こえさせようとする。世界中の膨大な数の人々がこの新しいテーマに応えはじめており、変化への彼らの願望を実施する確かな方法を探している。
多くの者が人生の本質的な要素を把握し、勇敢に、それらの真理を証言する――分かち合い、正義、愛は、すべての人間が神であるという理解に基づいた文明の欠くことのできない要素であることを彼らは理解する。このようにして、世界はゆっくりと、人生の意味についての全く新しい概念のために整えられている。
(『シェア・インターナショナル』2012年5月号、
「覚者より」──水をワインに)

平和と正義と同胞愛を呼びかける者すべてを、わたしは支える。兄弟たちを愛する者たちすべてを、わたしのもとに招く。彼らはあらゆる党派から、あらゆる国家から、わたしの周りに集い来るだろう。わたしは彼らの心を希望と愛で満たす、そして彼らはその数を増し、勢いを増して、世界を征服する。この過程は始まった。すでに人々の声は聞かれ始めている。ますます声を大にして、彼らは正義と平和を求める。新たな希望が人類をとらえ、わたしの心を喜ばせる。
(『いのちの水を運ぶ者』第131信、p.396)

ハイアラキーは絶えず何らかの種類のエネルギーを世界に放出しています。これらのエネルギーの管理者であり、世界の進化に変化をもたらすために科学的な方法でエネルギーを放出しています。それに対してわれわれは様々に反応します。われわれの文明は、生活は、すべての意味において、エネルギーに対する人間の反応の結果です。これらのエネルギーが現在のわれわれの在り方をつくりあげている。ハイアラキーは新しい世界を創りつつあります。宝瓶宮の時代を形づくっている。現在、われわれは新しい時代が提示する構造や文明について、これらのエネルギーに反応しながら、直感的に感じ取り、その方向を模索しているのです。
(『世界教師と覚者方の降臨』p.112)

すべての側において古い体制が崩壊しつつある形跡がある。往古の憎悪が人々を分割し、無法がはびこる。しかし、至るところで新しい精神が人間の中に目覚め、あらゆる形態の生命に対する新しい責任感と新たな敬意が目覚めつつある徴が見られる。
この新しい美の顕現は無数にある。人類の前に開かれる未来のビジョンは多く、驚くべきものである。人間は未だ新しい始まりの門口に立っているにすぎない。しかし、見る目を持つ者には、すでに進歩の徴が見える。
(『覚者は語る』─勝利は保証されている─p83)

微笑みながら、未来に目を向けなさい。笑いながら、過去に背を向けなさい。ありがたく神の愛の祝福を受け、大計画を改めて創造しなさい。急いで従いてきなさい。急いで認知しなさい。意気揚々と奉仕の歓びを教え、そして知りなさい。わたしの愛があなたがたすべてとともに行く。
(『いのちの水を運ぶ者』第104信、p.312)


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未来
――覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記 1985年4月
未来への道は多い。多様な可能性が人間の探究心を待つ。多種多様な仕事が、人間にふさわしい未来を創造しようとする者の前に横たわる。多種多様な実験を通して、人間は自分に最も適した様式を発見することができる。そしてまた、数え切れない長い時を経た今、霊ハイアラキーの古参のメンバーが身近にあって、助言し、導く。このようにして、人間は多くの心痛と何年もの無駄な努力を免れるのである。進歩は初めのうちは遅々としているかも知れないが、徐々に勢いを増し、発見が頂点に至ると、人間の驚嘆する目の前に新しい意味の世界が開かれるだろう。
これまで人間の進歩は断片的な形で行われた。世界の大部分の地域が孤立していた間は、最小の変化を植え付けるのに長い時が必要であった。今日、すべては異なる。コミュニケーションが、人間に、速められた進化に必要な手段を提供し、至るところに動乱と変容の徴がある。未来の青写真は降りつつあり、人類種族の敏感なマインド(識心)はこの新しいビジョンに反応している。
世界の歴史の中で、今存在するような機会が人類に提供された時はかつてなかった。過去の混乱から秩序がつくられる。無知の暗闇の中に新しい光が輝く。初めて人間は同胞と共に神の法の規則(ルール)を確立し、本源との正しい関係に入る。
今、再生の時に入るにつれて、人間は正しい前進をなすための基本的原則を理解すべきである。人類同胞愛、それ自体が一つの事実であり、それがますます新しい形態の特性を決めなければならない。同胞愛の事実に目覚めた者はすべて、未来への道の中央にいることに気づくだろう。同胞愛に関するものはすべて、霊ハイアラキーの活気づけるエネルギーがその大義に注がれていくことを知るだろう。平和は同胞愛の理念の上に築かれ、戦争の潰瘍は永久に世界から除去されるだろう。
協力が新しい関係の鍵である。協力が支配するとき、過去の不公正や不平等は終わるだろう。利己主義と貪欲に煽られる競争の火は消え、人間が調和と信頼のうちに生きることを可能にする。そのようになるだろう。そのようにして「神の大目的」を具現する大計画は遂行されるだろう。その祝福された状態に向かって、踏まねばならないステップは数多い。しかし、すでに人間の心(マインド)は希望に満ちてその方向に向きつつある。
分かち合いが、鍵の中の鍵である。分かち合いを通して、人間は神の愛の意味を知るようになるだろう。分かち合いなしに、人間の未来はない。なぜなら神の愛を具現するか――さもなくば死滅するか、その時がやって来たのである。分かち合いが、人間の問題のすべてに対する答えと、「新しい時代」への確実な入口を提供する。分かち合いを通して、平和は行きわたるだろう。分かち合いを通して、正義は勝利を得るだろう。分かち合いと協力を通して、同胞愛は栄え、新しい栄光の未来が人間に開かれるだろう。