現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2013年 8月号 質疑応答

質疑応答

Q 大宣言の日の後に世界がどうなるかについて人々に話しているとき、私は食糧、教育、住居、保健医療が基本的人権であるという概念が人々にとって難しいことに気づきます。これらの変化によってもたらされる祝福と緊張の緩和がどんなものかを私は直感して興奮します。誰もが必要なものを手に入れることのできる──誰もさらに多くのものを欲しがらない──惑星が存在するという話をすると、多くの人々はそれについて想像することさえ欲しないことに気づきます。すべての人に十分な物が存在すると考えるだけなのに! 基本的な必要を満たすために働かなくてもよくなれば人間は怠惰になるだろうという人々に対して、どのように言えばいいでしょうか。

A これは誤解です。人が働くのは、彼が人間だからです(ピカソは、「馬は自発的に車を引くわけではないが、人は働かなければいけない」と言いました)。人々は労働についての考え方を変えなければなりません──今日、数百万の人々が行っている仕事はロボットによっても可能です。すでにそのようにされているものもあり、ますますそれが通常になっていくでしょう。仕事についての考え方は変わるでしょう。

Q 伝導瞑想の始めに私たちは大祈願を一度唱えます。(5月24日の世界祈願の日というウェブサイトwww.intuition-in-service.org で推奨されているように)もし大祈願が15分ごとに唱えられたら、それは伝導瞑想の最初に一度唱えることに比べて異なった効果をもたらしますか。

A 何の違いもありません。一度で十分です。

Q ネット上で次のような質問がありました。「仏陀の祭りはいつですか。グレゴリオ暦では2013年5月17日になっています。ルーシス・トラストはタウルスの満月かウエサク祭(2013年4月25日)を用いています。しかしキリストは今や仏陀の役割を担っているので、キリストが(ゴータマ王子によって予言されたように)マイトレーヤ仏であるのなら、世界教師の日付と役割を改定する必要があるのではないでしょうか。キリストが仏陀となった今、ウエサク祭はどんな役割を持ち、マイトレーヤはどうやって両方の働きをするのでしょうか。仏陀の誕生日がマイトレーヤの誕生日となるのですか」

A キリストは仏陀と同じ個人ではありません──彼らは兄弟であり、別の個人ですが、仏教徒はマイトレーヤをマイトレーヤ仏陀として待望しています。

Q 西洋諸国では30年から40年前に比べて神経衰弱に苦しむ人々の数は増えていますか。それはなぜですか。

A はい、私はそう思いますが、それは西洋だけではなく、世界中でそうです。地球規模で起こっている変化のスピード、新しい高度なエネルギーの流入、世界の和合の欠如、生活全般の商業化、そして戦争の脅威、これらから生じる緊張のすべてがこの現象の要因になっています。

Q 才能を開発することなしに創造的な生活を送ることは可能ですか。

A 誰もが本質的には創造的です。なぜなら創造性は魂から来るからです。木片を削ることは、その成果が美しいものや役立つものではなくとも、創造の一つの形です。日常生活は創造的であり得ます。その創造性が表現される度合いは進化段階によって決まります──人が進化していればいるほど、生活は創造的になります。すべての国の文化は、その国の弟子たちの創造的活動の結果です。

Q その創造性は生活と奉仕の中でどのように解放されますか。創造性と奉仕は共に進みますが、しばしば私は個人的に奉仕を単純な仕事のように感じます。

A 志向の原則を通してです。奉仕への志向が十分に強力であれば、仕事は苦役ではなく自発的に行われるものになるでしょう。

Q 奉仕を行うことと訓練を受けることのどちらかを選ばなくてはならないのですか。それとも同時に行うことができますか。

A 同時に行うことができます。