現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2012年 12月 信頼 ( Trust)――選集(パート2)

信頼 ( Trust)――選集(パート2)

『信頼(Trust)』というテーマに関する引用文の選集のパート2を発表する。これはマイトレーヤの教え(『いのちの水を運ぶ者』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。(『シェア・インターナショナル』2007年12月号に、同じテーマの選集がある) 

あなたがたがわたしを見るとき、変化の時が来たことを知るだろう。世界は、宇宙的な時の訪れを待つ。国家は新しい律法に備え、すべての人間は信頼と同胞愛のうちに分かち合うであろう。わたしの覚者たちは、予定よりも早く出現し始めている。その刺激は世界により大きな恩恵をもたらし、神の愛が伝わる。わたしの覚者たちは、あなたがたが聖なる愛を具現するのを助け、真理の単純な道を、信頼という祝福を示すであろう。
(『いのちの水を運ぶ者』No.36、p.118)

人間がキリストを直接見るとき、彼らは速やかに人生とその問題に対して新しい態度を採択するだろう。様々な問題は人間がつくり出したものであり、人間自身の内に存在し、無慈悲な神のせいでも、心ない偶然の結果でもないことを理解するだろう。新しい責任感が、すべての者の向上のために行動する衝動を人々に授けるだろう。協力と思いやりと信頼が間もなく現在の利己的関心に取って代わるだろう。そうして人間の進化における新しい局面が開かれるだろう。
(『覚者は語る』―彼の名は愛なり―、p.255)

われわれの問題は多いが解決可能であることをマイトレーヤは示されるだろう。すべての解決法はすでにわれわれの手中にあることを、分かち合いという単純な行為のみが地球上のいのちをより良き方向へ変容させるパワー(力)を持つことを、示されるだろう。彼は人類の兄として、われわれの信頼を求めるだろう──彼が人類を定められた調和と愛の道以外の方向に導くことがないことを、人々は自分たち自身の恐怖以外に恐れるものは何もないことを、そして前方の道にはすでに神の青写真があることを信頼することを求めるだろう。
(『シェア・インターナショナル』2010年1、2月号
「覚者より」―人々は呼び掛けに応えるだろう―)

わたしは今あなたがたの中に居る。あなたがたの信頼と愛の夢が見える。あなたがたの志向と希望を感じる。これらをわたしの心に留めて、あなたがたのためにこれを今、成し遂げよう。わたしはあなたの良き師である。わたしはあなたの最高の願いである。わたしはあなたの最も澄み切った光である。わたしはあなたの心の愛である。わたしが愛と呼ぶあの祝福された御国へあなたをお連れしよう。そこに住まわれる神をあなたに示し、そしてあなたの裡からその神性を引き出そう。
(『いのちの水を運ぶ者』No.80、p.236)

われわれが世界の資源を公平に分かち合うとき、瞬く間に戦争やテロは過去のものとなり、信頼の状況が生まれるだろう。信頼があるとき、人類は共に座して、あらゆる問題に対する答えを徹底的に検討することができるようになる。
(『人類の目覚め』p.13)

覚者たちは公に認知されて仕事をするために準備している。彼らの臨在によって、社会生活で必要とされる変化はより良い方向へのものであり、長いあいだ必要だったことであるという自信を人々は持つようになるだろう。目標は、覚者たちと人間があらゆる領域の仕事において共同で働くべきであり、そのようにして要求される変化の速度を速めることである。
最初に優先すべきことは、戦争を永久に、完全に、全く放棄しなければならないということである。分かち合いのみが必要とされる信頼を生み出し、それが世界中に正義を創造するということが知られるだろう。正義(公正さ)が君臨するまでは、真の平和は決してないだろう。一歩一歩、人間はこの論理に気づくようになるだろう。人々は、選択肢がないことを理解するようになるだろう。もし人間が生存し、栄えようとするならば、不正義と戦争を放棄しなければならない。
(『シェア・インターナショナル』2009年12月号
「覚者より」―人々は呼び掛けに応えるだろう―)

分かち合うとき、信頼が生まれます。なぜなら愛が示顕されるからです。分かち合いは愛の表現です。家族の中では、家族の必要に応じてすべての資源が分かち合われます。ひとつの家族であるという感覚がこの世界には非常に不足しています。分かち合うことによって信頼が生まれ、それがあなたにほかの人々を信頼することを可能にします。信頼を示せば、信頼を受け取ります。自分の持っているものを分かち合うことで信頼が生まれます。信頼なしには、重要な決定がなされることはないでしょう。信頼なしには、この世界の最も重要な問題に関する合意は決して生まれないでしょう。それらの問題は国際的に取り組むことによってのみ解決可能です。実際、マイトレーヤは、誰も
──すべての男性、女性、子供──が、この惑星そのものを維持することを世界の第一の優先事項として見なければならないと言われました。全員が参加しなければなりません。あなたは子供たちがそうするというアイディアに微笑むかもしれませんが、どんな町でもリサイクルのキャンペーンがあるときには、子供たちが真っ先に親をそれに巻き込みます。彼らは出かけていってリサイクル活動を組織します。子供たちはそれが最も得意です。リサイクルは未来の世代のために地球の物資を保全する多くの方法の一つです。信頼を持つことが絶対に必要です。信頼があればどんなことでもできます。グループの中の葛藤の主要な原因は批判です。なぜなら批判は絶対に必要な信頼に影響を与えるからです。分かち合いを通して世界を変え、信頼を生み出すことができるように、グループの中に信頼がなければ和合をつくることはできません。それは不可能です。批判は信頼を破壊し、従って和合を破壊します。
(『協力の術』p.324-325)
人間が今のこの時期を振り返って見るとき、それは間違った価値観の混乱の直中にあって、意味と目的を再発見した産みの苦しみの時期であったことを知る時がくるだろう。言い知れない長い年月、人はその日を富や権力、威信や名声の獲得に向けてきた。より微妙な霊的知識や智恵は、ほんのわずかな人々を引き付けただけであった。そして当然の結果として、人間は対立し合う派閥や無知や恐怖心に満ちた嵐の道を歩いてきた。
今日、ついに新しい光が人間に神の共働者として、共創造者としての未来の栄光を認識させはじめている。そのような運命に向かう途上に、人間を待ち受ける試練は多い。しかし人間は、これまでかつてないほど、この挑戦に立ち向かう用意ができている。あらゆる困難にもかかわらず、人類は今、暗闇とその無能さと恐怖心というさなぎの中から這い出そうとしている。大胆さと自信を増しながら、人間の足どりは和合と正義、協力と分かち合い、簡素さと信頼の方向に向かっている。
そのような信頼が必要なことは反論の余地がない。信頼の絆が結ばれるまで、何も達成されない。これまでは、信頼の欠如が、人の最高の志向を阻み、国々を裂き、人類の未来を危機に陥れた。
(『覚者は語る』―信頼の必要―p.230)

あなたがたの問題に対する答えは非常に簡単である。分かち合う意志が、あなたがたの生活を支配しなければならないということを、わたしは何度も述べてきた。もう一度繰り返す──分かち合いと正義なしには、人は平和を知ることはないだろう、我が兄弟姉妹よ。だからわたしの忠告をよく心に留めなさい。そして唯一の開かれた道を選び、世界の苦悶を和らげるために分かち合いを信じなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』No.133、p400-401)

各国政府は過去の観点からのやり方しか知らず、それはもはや通用しません。ですから地球上には今日、実際に統治することができる政府はありません。政府は全力を尽くしますが、すべて失敗します。なぜなら根本的に、政府は時代遅れの手段を使っているからです。すべての政府が陥ってしまった現在の行き詰まりを打開する方法は、一つしかありません。それは分かち合いのシステムを開始することです。
各国政府がそれを行うや否や、信頼を創造することになり、他のすべての問題に協力的に取り組むことができるようになるでしょう。そうした問題は協力的に解決されなければなりません。解決策を求めていない国に解決策を押し付けることはできません。それは、分かち合いによって生み出された信頼がそこにあり、その信頼によって変化が起こることが可能になるときに、協力によってのみ起こり得るでしょう。その後、信頼によって生まれた善意が、今日では解決することが不可能に思える問題の解決を可能にするでしょう。
(『多様性の中の和合』p.98)

自由と正義は、至るところにいるすべての人間に、例外なしに、必要不可欠であり、それは信頼によってのみ達成され得る。分かち合いのみがその信頼をつくり、そして人間を彼らの運命への旅路につかせることができる。人間は幸せになるためには「いのちの法則」──原因と結果の法則、再生誕の法則、無害と犠牲の法則──の範囲内で生きなければならない。これらの基本的な法則はいにしえの道標であり、それが人間を自己破壊と後悔から守る。マイトレーヤが公の視界に進み出るとき、あなた方は再びこれらの法則について聞くだろう。なぜならそれらがマイトレーヤの教えのすべての基礎をなし、地球上のすべてのいのちの基礎であるから。
(『シェア・インターナショナル』2008年10月号
「覚者より」―人間の運命―)

あなたがたが試みさえすれば、効果をあげないものはないのである。このことをわたしの覚者たちが示すであろう。人間にとって、すべてが可能である。人間が必要とするものはすべて、本源なる神によって与えられている。偉大なる供給者は、その子供たちを覚えておられる。未来の時を怪しんで見るのではなく、同胞愛と信頼が当たり前となることを知り、両手を広げて喜んで迎え入れなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』No.86、p253)

キリストの呼びかけは世界中に響きわたり、正義と自由と愛を求める心(ハート)の願いのこだまを彼のなかに見いだす者すべてから、最善のものを引き出すだろう。そしてそれらが実行されることを求める叫びは、ますます勢いを増しながら、すべての国から湧き上がるだろう。そうなるだろう。かくして、キリストはその意志を集注されて、多数の志向する魂の忌憚なき声となるだろう。
人類が聞く声は、キリストの声のみではないだろう。世界中に、すべての国に、話す機会を待つグループが存在する。準備を整え、訓練を受けた彼らはいま舞台の袖に立っており、召集がかかればいつでも奉仕する用意がある。彼らは時代の要求と今日の人類を取り囲む問題に対する答えを知る。少しずつ、これらの問題は克服されるだろう。そして人類種族の進化の中に、新しい一章が開かれるだろう。もうすぐ、これらの賢明な者たちは前面に進み出て、自分たちを世界の用のために提供するだろう。彼らの非利己性ゆえに、人々は彼らを推薦することとなり、彼らの判断がすべてのものの信頼を勝ち得るだろう。
(『覚者は語る』―拒否されることはないだろう―
p.264)

覚者たちは簡素な喜びに満ちた生活をする方法を、あなたがたに示すだろう。彼らは同じ道をかつて歩いたので、その道路をよく知っている。子供のように信頼しきって、彼らにその道を教えてもらいなさい。その迷路を一歩一歩案内してもらいなさい。あなたがたの用意ができたとき、わたしの光輝の前に立つ。そしてわたしを通して、神の御顔を仰ぐだろう。良き選択をしなさい。我が友よ、今これをしなさい。分かち合いと愛することを望む者たちと、正義は神聖なるものと考える者たちと、同じ側に立ちなさい。今選択をなし、あなたの光を輝かし、わたしの道を容易にしなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』No.18、p.70-71)

もし全面的な信頼があれば、そしてこれまで経験し、今も経験している生活状態を全面的に受容する気持ちがあれば、競争心や競争心をかき立てる恐怖心が頭をもたげることはありません。私たちは、本来の自分を示顕しているか、していないかのどちらかです。そのどちらかでしかありません。私たちが自分は誰であり何であるかを、つまり転生している魂としての姿を常に示顕している状態にあるとき、進化段階がどうであれ必然的にその魂の特質が顕わされるでしょう。
(『協力の術』p.57)

わたしの教えは二重である。一つは、人間の物質面にかかわることであり、人生の必要事項である。もう一つは、我々が神と呼ぶあの聖なる存在と人間との関係についてである。わたしの言語の中では、これらは同じものである。なぜなら人間同士が正しい関係を築いてこそ、神との正しい関係を築くことができるのであるから。わたしの計画は、これをあなたがたに示し、人が己自身の裡に、分かち合い、愛し、信頼する能力を見いだす時、その瞬間から神へ向かう登り道が始まることを教えることである。これは恒に変わらずそうであったし、これからもいつもそうであろう。
(『いのちの水を運ぶ者』No.29、p.99)

もうすぐわたしを見る覚悟をしなさい。わたしを認知し、信頼し、わたしを愛し、わたしと共に働く用意をしなさい。わたしはあなたがたの存在の本源へ、あなたがたの本質に至る道を、教えるためにやってきたのである。あなたがたがわたしを識るとき、わたしはいつもあなたがたの心の裡に存在していたことを識るであろう。長い間あなたがたは、わたしの呼びかけを聞いていた、そしてその呼びかけに応えてあなたがたはここに居るのである。これを知り、わたしの提供する挑戦を受けなさい、そしてあなたの兄弟たちに仕えるためにわたしを手伝いなさい。わたしを見失わないように気をつけなさい。注意深く見なさい、我が友よ、そして将来の見通しに喜びなさい。微笑みながら、未来に目を向けなさい。笑いながら、過去に背を向けなさい。ありがたく神の愛の祝福を受け、大計画を改めて創造しなさい。急いで従いてきなさい。急いで認知しなさい。意気揚々と奉仕の歓びを教え、そして知りなさい。わたしの愛があなたがたすべてと共に行く。
(『いのちの水を運ぶ者』No104、p.311-312)

大計画を信用しなさい。そして大計画の成就を長いこと阻止することのできるものはないことを知りなさい。偉大なる方々は叡知を備え、すべての必要を予見しておられることを知りなさい。そしてすべての者が奉仕に加わり、この仕事の重荷を分かち持つことができることも知りなさい。現在の時は特別な機会である。このような機会が過去にあったとしても、ほとんど知られたことはなかった。奉仕者の最前線にあなたの位置を取り、神の側のリストに加わりなさい。
(『覚者は語る』―恩恵者―p.158-159)

信頼とは確信の結果であり、確信は信頼の結果です。確信を持たなければなりません。信頼しなければなりません。また経験も持たなければなりません。……『マイトレーヤと智恵の覚者方の出現』は、世界中で最大のストーリーです。これまでに語られたことの中で、この話よりも重要で、もっと啓発的なものはいまだかつてありません
……。
これは、これまでの世界の歴史の中で最も重要な出来事です。途方もないことが生じるのです。世界の完全な変容、あなた方が夢想することさえできない、あらゆるサイエンスフィクション(空想科学小説)をもってさえ想像することのできないような変容です。25年後の世界がどのようになっているか、私たちは想像することはできません。ですから、マイトレーヤが、あなた方はこの仕事をするために世界に転生して来たと言われるとき、私は彼が本当に、正確に、単純にそれを意味しておられるということを信じます。あなた方はこの仕事をなすためにこの世に出て来たのです。だからやりなさい。それのみです。やりなさい!
(『人類の目覚め』p.155, 159)

あなたがたは、行動するのに、なぜわたしを見るまで待つのか、あなたがた自身が、信において多くを成すことができるのに。少しは信に基づいて行動しなさい、我が友よ、そして確認を得るまで待つのではなく、先導隊の中にあることを喜びながら、昔の武者のように、今、行動しなさい。すべての者に、わたしの臨在の事実を知らせ、喜んでわたしの側に来なさい。分かち合いと正義の必要を説き、自由のための鐘を鳴らしなさい。我が友よ兄弟よ、あなたが兄弟たちの味方であることを知らせなさい。あなたの兄弟の手を取って、わたしのところへ連れてきなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』No.109、p.327)

あなたがたとわたしとは、同じ目的のために共にここに居る。あなたがたは、心の裡にすべての人を愛し、世のために責任を感じ、人間の要求に反応し、奉仕することを願うからこそ、ここに居るのである。同様に、それが今日のわたしの目的である。わたしもまた、人間の要求を感じる。到る所に住むすべての人間が、尊厳と信頼のうちに生活し働くことを願うのを感じる。奉仕への欲求が、わたしの存在を規定する。わたしの心の愛が、わたしをあなたがたに引き寄せる。だから、わたしたち、つまりあなたがたとわたしとは奉仕することにおいて一緒である。これを悟り、独特なかたちで世に仕えることのできる、この機会をつかみとりなさい。我が友よ、そして神への道程の多くを踏破しなさい。世界があなたがたの助力を必要としているのに、なぜ、ただ座して、わたしを待つのか。あなたがたに頼む、わたしと共に働き、人々の前にわたしの道を整えなさい。
そして、いくらかでも希望の風潮を誘い出してください。その中にわたしの顔は容易に見られよう。
(『いのちの水を運ぶ者』No.102、p.304-305)

信頼は確信の結果です。あなたの魂がこれは本当だと告げるあの確信、これは信じられることであり、信頼できると思うあの信頼の確信です。マイトレーヤか覚者が言われました、「信頼しなさい。すべては良くなるだろう。あらゆる事柄は良くなるだろう」と。だからといって彼らは、あなたが懐手をして何もしないで自己満足的になることを期待しているのではありません。信頼とは何かを理解しなければなりません。信頼とは確信です。これはそうであろう、例えば、すべてが良くなるだろう、そしてやがてそうなるだろうということの確信です。だからと言って、その間、あなたは何もしないで、自己満足的になり、「構わないよ、世界に何百万もの飢えている人々がいようとも、あるいはマイトレーヤについて知っている人々は世界にほんのわずかしかいなくても、私には関係ない。それについてもう少し何かをすることはできるけれど、別にどうということはない。すべては良くなるだろう」というようなものではありません。それは自己満足であり、信頼ではありません。それらは異なったものです。
覚者が「すべては良くなるだろう」と言われるとき、彼はそれを意味しており、恐怖心を除去するためにそれを言うのです。恐怖心が行動を妨げます。もしあなたがすべては良くなるだろうという確信を持つならば、あなたの行動を抑制する恐怖心から解放されて働くことができます。あなたが全く行動しなくてもよいということを意味しません。それと逆です。あなたが信頼して、恐怖から解放されればされるほど、より役に立つことができ、あなたの行動の範囲もより大きくなるのです。信頼と自己満足は大きな差があります。あなたが信頼(確信)を持つならば、自己満足していることはできません。もし自己満足しているならば、あなたは信頼(確信)を持ちません。
(『人類の目覚め』p.182-184)

この惑星全体に広まる現在の物質主義の不正を、心(ハート)のうちで拒絶する人々が今日たくさんいる。彼らは正義と平和を願いそれらの達成のために行進しデモをする。ますます多くの世界の民衆が、一緒になるとき、強力な男たちの行動を変えるだけの力を持つことを認識しはじめている。かくして、マイトレーヤは民衆を信頼し、彼らの要求に声を与える。かくして、彼は民衆の行進に参加し、彼の声を彼らの声に加えられる。
(『シェア・インターナショナル』2005年7月号
「覚者より」― 暗闇の終わり―)

『大宣言の日における経験の後』人々は再び子供のようになるでしょう。すべての子供たちが世界を見るように、恵みと、喜びの感覚と、驚嘆の念と、素朴な受容をもって世界を見るでしょう。しかし、私たちは子供ではなく大人です。ですから、人類の一部は人生を新たに体験するでしょう。しかし、子供たちが人生を体験するように、目を大きく見開いて、すべてのものを新たに発見し、すべてのものを驚くべき素晴らしい、純粋なものとして、すべてのものを信頼しながら受け止めるでしょう。何千年もの間で初めて、信頼の感覚が人類の間で高まるでしょう。
現在は、誰も人生を十分には信頼していません。すべての人が心を頑なにし、商業主義のせいで心を頑なにしなければならないと感じ、市場だけが重視されるところで、生きていくために苦闘しています。市場のフォースは世界を破壊へと駆り立てています。それに沿って進むか、それと戦うかのいずれかです。
(『光の勢力は集合する』p.236-237)

ハイアラキーによって導かれ、助けられて、人類は間もなく変化の恩恵に気づき、そして彼らの兄たち(覚者たち)の智恵がその過渡期を無事に導いてくれることを信頼するだろう。そのようになるだろう。かくして人間は、いまは失われたように見える神性を再び見いだすだろう。彼らはやっと戦争や対決への性癖をかたわらに置くだろう。分かち合うことを学び、信頼の時代を開始するだろう。信頼しながら、彼らは協力して現在直面する多くの問題を解決するだろう。そして覚者たちに感謝しつつ真似ながら、常に存在していたのだが知られていなかった愛に目覚めるだろう。
(『覚者は語る』―アクエリアス、和合の贈与者―
p.616-617)

この奉仕の機会をつかみとりなさい。そして奉仕のうちに成長しなさい。我が友よ、これほど崇高なるものが人間に提供されたことはかつてないのである。この奉仕の機会を掴んで、我々が神と呼ぶ方の御顔を仰ぎなさい。我が友よ、わたしの両手は、あなたがたに差し伸べられている、あなたがたの信頼を求めて、世界の建て直しのためにあなたがたの協力を願って。多くの仕事が行く手に横たわっている。
(『いのちの水を運ぶ者』No.26、p.91-92)