来たるべき変容
――覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記 (2012年2月12日)
人類は現在の問題と悲嘆の深みから、希望を見いだすだろう。現在起こっていることの非常に多くが人類種族にとって肯定的で幸先の良いものなので、人類の様々な問題は、一度にではないが、徐々に、少しずつ、早めに減少していくことを確信できる。また、人類は、徐々に、彼らの現在の苦悩の本当の理由を知るだろう。人類はひとつであり、長い間の交流と共通の祖先によって不可欠に関連し合っていることを、そしてまたその共通の神性によって関連していることを、理解するようになるだろう。もはや人間は隣人を恐れ、戦う必要はなく、もはや、豊かな中で何千万の人々が飢える必要もない。かようにして、新しい時代が、正義と分かち合いが現在の混乱と無責任をコントロールする時代、人間がお互いを尊重し、面倒見合う時代、人間の神性が顕現し、いのちの神秘が知られる時代が生まれることができる。健全な人間の目標として、充足感が豊富感に取り替わるだろう。
正しい関係
かようにして、人間はお互い同士と、そしてすべてのものの本源との正しい関係に入るだろう。マイトレーヤと彼のグループ(覚者たち)のインスピレーション(鼓舞)と導きの下に、人間は彼らの神性を開花させ、それを彼らが行うすべての中に顕現させるだろう。戦争や恐怖時代の忌まわしさは急速に彼らの記憶から消え失せ、膨大な創造的若枝がそれに取り代わるだろう。人々は彼らの街を再生し、美化して、新しい時代に相応しいものにするだろう。それらの街の数はより多く、規模はより小さくつくられ、速く、音のしない交通機関によって互いに連結されるだろう。人々は子供たちを多くの異なった方法で教育し、それぞれの子供は彼らの光線構造によって定められる教育システムにリンクされるだろう。やがて、覚者たちと人類種族との間の交流はますます密接になっていくだろう。そして、子供たちはますます拡大する認識のうちに、楽しく、論理的に、次から次の段階へと動いていくだろう。これらのすべての方法において、この変容の中で、各人がそれぞれ自分の役割を果たすだろう。
徴の到来
やがて、一連の徴が現れて、それらを体験する人々を不思議がらせるだろう。この現象を説明できる者は誰もいないだろう。しかし、それは人間の考え方と理解の変化を予報するものだろう。その時以後、ある期待感がほとんどの国をとらえ、それは人間を来たるべき途方もない出来事のために準備させるだろう。知ってのとおり、すべての人間が人類の前方に横たわる新しい時代を真剣に受け取るわけではない。これらの出来事はより多くの人々をこの啓示のために用意させるだろう。