現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2012年 5月 イースターの奇跡 マケドニアのイコン

イースターの奇跡 マケドニアのイコン

LON.Icon1.jpgキリスト正教会でイースターが祝われる1週間前の2012年4月8日の日曜日に、輝き始めたイコンを見学しようと、何百人もの人々がマケドニアの首都スコピエにある聖ドミトリー教会に押し寄せている。数百年経っているイコンとフレスコ画は、ロウソクの蝋で覆われ煙で変色し汚れているが、まるで新たに復元されたようにきらきら光っているようであったと見学者は語った。それは幾つかのイコンと聖人たちの後光が金色に変わったことから始まり、すべてのイコン、後光、十字、鎧、衣服、宝石へと広がり、それから幾つかは金色だけではなく緑や赤へと変わった。
これらのイコンとフレスコ画は芸術家によって、あるいは何か‘化学物質’で手直しされたとするのはほぼ不可能である。なぜならこの現象は何百人もの人々の目の前で起こっている奇跡だからである。
「これは本当に奇跡です。日曜日に聖画壁の中心から変化は始まりました。この金色は非常にハッキリとしていますし、現象は続いています」とディミチェ・マリノフ神父は語った。「今朝から私はこの現象を見ていますが、半分のイコンはすでにきれいになりました。最初の赤色は金色に変っています。イコンが上から下まできれいになっていくのがご覧になれます」
現在の教会は18世紀に建てられているが、教会自体は13世紀からこの地に建っていたと考えられている。マケドニアの210万人のうちほぼ3分の2にあたる人々がキリスト正教徒であり、地元の人々はこの現象が神からの徴であると考えている。
(Agence France-Presse)
【ベンジャミン・クレームの師は、これがマイトレーヤによって顕された奇跡であることを確認した】

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