シュリ・サティア・サイババ
1926年11月23日 ~2011年4月24日
本誌は、4月24日に亡くなったサイババ大聖の死を大きな悲しみをもって受け止めている。彼の死は世界中の一般メディアで報じられている。
ベンジャミン・クレームはサイババについて次のように語った。「サイババは……最も完全に聖なる存在であり、彼の存在はこの地球に恩寵をもたらすものです」。彼はアバターであり、この地球の進化から出た方ではなく、いわば宇宙からの訪問者である。シュリ・サティア・サイババは霊的な摂政、つまりこの惑星における神性の代理人であり、宇宙的な愛、つまり宇宙レベルでのキリスト原理を体現している。そのエネルギーはサイババから世界に流れてきたし、これからも流れ続けるだろう。
ベンジャミン・クレームは、サイババの生命と死についての質問を受け次のように語った。「大きな損失ですが、サイババはいなくなったのではありません。サイババは肉体を去りましたが、その仕事を継続するでしょう」
サイババの今回の転生は、偉大な霊存在の地球での3回の転生の内の2番目の転生に当たる。最初の転生はシルディのサイババで、2番目の人生がサティア・サイババであり、3番目で最後の転生は、21世紀の初めにプレマ・ババとしてであり、カルナタカ州に生まれることをサイババ自身が予言している。
サイババの人生は奉仕の人生であり、そしてそれはサイババのすべての教えの鍵である。いろいろな遺産の他に、超近代的で無料の病院、学校、大学がインドや他の国々に、サイババの指導のもとに設立された。またサイババは、何百万もの人々が無料の水を使用できるようにした。この偉大なアバターは、人類全般の愛の特性を刺激する役割を持っており、それが第1イニシエーションに近づいている人々のハート・センターを開く。
本誌の読者は知っているように、サイババとマイトレーヤはお二人とも、世界の再生のために共同して働き、両者は同じエネルギーを体現している。サイババは宇宙レベルでのキリスト原理を、マイトレーヤは惑星レベルでのキリスト原理を。クレーム氏の一般向けの講演会では、サイババとマイトレーヤはクレーム氏をオーバーシャドウし、この二人の偉大なアバターの繋がりを示していた。ベンジャミン・クレームは、1982年のカルフォルニアでの講演会でサイババがどのようにしてこの過程を開始したかを説明している。マイトレーヤとサイババの関係についての質問に答えているとき、クレーム氏は突然とてつもないエネルギーを感じ、それは「あたかも特急列車のように超高速でやって来ました」と説明した。クレーム氏が師である覚者にそれが何であったか質問すると、師は「サイババが聴衆に彼の祝福を加えられたのだ」と答えた。この過程はそのときから続いており、これからも続くと私たちは理解している。
さらに近年では、一部の人々からサイババの人物、活動、価値に関して、「インチキ」、ごまかしやエネルギーの誤用をしているとの告発があった。ベンジャミン・クレームは、サイババの仕事と世界中の何百万人もの彼の信奉者たちに対する奇跡の真実性について常に擁護してきた。ベンジャミン・クレームが語っているように「最も高い木は、最高の果実を生み、そのため最も多くの石を引き寄せる」のである。
本誌は何年にもわたり、サイババに関する奇跡の記事やレポートをたびたび掲載している。われわれはサイババの世界中の協働者と信奉者の方々に哀悼の意を表明したい。
シュリ・サティア・サイババ(1926-2011)の光線構造は、魂2:パーソナリティー4(7):メンタル体1(4):アストラル体4(2):肉体3(7)