現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2010年 7月 同胞愛(1) ――選集

同胞愛(1) ――選集

Brotherhood, Part 1

本稿には『同胞愛』というテーマに関する引用文の選集を発表する。これはマイトレーヤの教え(マイトレーヤからのメッセージ、および『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師のことば(『覚者は語る』)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

あなた方に新しい生き方を見せてあげたい、人間に生来そなわる同胞愛に基づく生き方を、愛し、分かち合う能力と、人間の本質的な神性に基づいた生き方を。聖なる人間になる過程は、単純で自然なものであり、すべての人間に開かれている。それは、あなたがたの裡にはじめから宿るあの神を解き放つ過程である。
(メッセージNo.28、p.96)

息をこらして、人類はアバター(大聖)の出現を待つ。知ってか知らずか、何百万の人間が今、大教師を、新しい真理の啓示者を、人間の未来と神性の保証を受け入れる用意を整えている。・・・正義と平和と同胞愛を呼びかける彼の言葉にすべての国家が耳を傾け、至るところに住む人間の福祉に対する神の関心を公言するだろう。マイトレーヤの声は人々に自分たちの起源と運命を思い出させ、彼らを信において神の足下に連れて行くだろう。
(『覚者は語る』―アバター―p.219-220)

あなたがたがわたしを見るとき、変化の時が来たことを知るだろう。世界は、宇宙的な時の訪れを待つ。国家は新しい律法に備え、すべての人間は信頼と同胞愛のうちに分かち合うであろう。
(メッセージNo.36、p.117)

人類との関係におけるキリストの再臨は、本質的にはすべての人類の心(ハート)の中にキリスト原理が誕生することに関連しています。それが愛の側面を目覚めさせ、それ故に、分かち合いと正義が、一言で言えば正しい関係性が、この来るべき時代には保証されるのです。正しい関係性は自然に起こるわけではありません。人類がそれを生じさせなければならないのです。人類の心(ハート)の中にキリスト原理を目覚めさせることによって、マイトレーヤはアストラル界における彼の主要な仕事を遂行するのです。これが人類の心(ハート)の応答を活性化して、同胞愛の必要に対してだけではなく、同胞愛を実際に表現する必要に目覚めさせるでしょう。つまり、あらゆる場所のすべての人々のために分かち合い、正義、平和、自由の必要です。これが、潜在的な神の子としてのすべての人間の本質なるリアリティを示すでしょう。すべての者が神の愛と保護、そして神の贈り物に対して等しい権利を持つことを示すでしょう。神の贈り物、すなわち食糧、原料、テクノロジーに対して、先進国における私たちが当然と思っているけれど発展途上国では著しく不足しているあらゆる物に対して、等しい権利を持つということを示すでしょう。すべての人類の心(ハート)の中にキリスト原理が十分目覚める時には、大いなる変革が起こり始めるでしょう。
(『大いなる接近』p.217)

我が兄弟たちよ、世界は愛を切望し、同胞愛と正義の顕現を切望する。わたしを援けて、あの聖なる喜びをこの世に創造しなさい。わたしの側にあなたの位置を占め、これまでにないほど働きなさい。我が友よ、わたしを手伝って愛の貯蔵池を非常に深く創り、すべての人間が渇きを治せるようにしなさい。わたしの教えは単純である――正義と愛、分かち合いと平和が、人を神に近づける。これはいつの時代にもそうであった。これを知り、わたしに従いてきなさい。わたしの将来の計画は敷かれた。わたしの出現は早まる。わたしの顔は何百万の人々に見られ、もうすぐ世界中が、わたしに気づくであろう。このことが、我が友よ、わたしの大義のために働く意欲を高めるように。よく働きなさい、我が友よ、そしてあなたの兄弟たちにわたしの臨在の約束を提示しなさい。書物による勉強で多くのことを学ぶことができよう。しかし世の中に奉仕することによって、それよりもはるかに多くのことが学べるのである。だから奉仕しなさい、我が兄弟よ、そして運命づけられたあなたの役割を果たしなさい。
(メッセージNo.116、p.341-342)

近いうちに、わたしの存在をより広範囲に現し、新しい時代が開けることを、変化への秘訣は、分かち合いと同胞愛、正義と愛であることを示す意図である。わたしの旗のもとに、わたしと共に歩む者たちを召集する。わたしの軍隊に加わりなさい、我が友よ兄弟よ、そして世界からこの憎しみを浄化しなさい。愛の剣を研ぎなさい、我が兄弟よ、あなたがたの陣営をわたしの周りに固め、共に雄々しく未来に向かって行進しょう。
(メッセージNo.97、p.281)

永いあいだ、人間はこの調和への鍵をあこがれ求めて、空しく探しまわった。彼らの最高の志向と努力はいつも無駄に終わった。今、初めて、一体性についての認識が目覚めはじめ、分かち合いとより正しい安全な線に沿って生活を立て直す必要性が、人間の心(マインド)に印象を刻みはじめている。
新しい時代、「光の時代」は、われわれの頭上にある。そしてこの来るべき時に、人間は、彼らの祖先が持ち得なかった、あるいは無視したインスピレーション(鼓舞)と導きを見つけるだろう。今やついに、人間とハイアラキーの覚者たちは、兄弟同胞愛と信頼という共通の絆で結ばれて、一緒に働き、前進するだろう。わたしたちの示す模範によって、人間は鼓舞され、超人間的な努力で達成を成し遂げ、光がすべての者の心(ハートとマインド)にもたらされるだろう。
そのようになるだろう。そのようにして、創造の偉大なる秘密は明かされるだろう。そのようにして人間は創造者となり、自分自身の運命の調整者となり、「神のような存在」となり、「人間」の名にふさわしい存在となるだろう。
(『覚者は語る』―光の時代―p.246-247)

人間の同胞愛は何百年も理想でしたが、今日の世界には人間の同胞愛は存在しません。平等、博愛、自由はフランス革命の理想でした。しかしどこにその平等がありますか。どこに博愛や真の自由がありますか。それは人類の心(マインド)の中の強力なアイディアとして以外に存在しません。
今やこれらのアイディアを、政治的、経済的、社会的変化を通して世界に固定させ、実際に地に下ろし物質界に錨を下ろすべき時が来ました。さもなければ人類に未来はありません。私たちは自らを破壊するでしょう。まさにこの瞬間に、私たちは断崖の端に向かって突進しており、それはこの惑星のすべての生命の終わりを意味します。私個人としては、それは起こらないだろうと信じています。しかし私たちが方向を転換しない限り、原因と結果の法則を通して、地球上のあらゆる生命を、人間および下位王国のすべてを破壊するでしょう。非常に間もなく私たちはマイトレーヤによってその選択に直面させられるでしょう。すでに直面しているのですが、ほとんどの人々はそれが真剣に受け取られるべきであるということさえ考えません。
(『大いなる接近』p.30-31)

未来への道は、新しい公正な秩序を通して、新しい人類同胞愛を通して、昔の敵との間に協力の精神を打ち立てることを通して、可能であることを認める者が今日たくさん存在する。このすべてのことは、今日可能であり、効果をあげつつある。新しい光が、わたしの光が、地上を照らし、そのまぶしさの中で多くの者が驚嘆する。真理のために、すべての者の利益のために働きながら、彼らは自分たちの力に畏敬の念を持つ。同様に、我が友よ、あなたがたすべての裡に真理の力が宿るのである。正義と自由といのちに関するあなたの立場を明らかにし、神の力を受けなさい。
(メッセージNo.128、p.377-378)

突然、人間は今までの自分たちの人生が薄っペらなものであり、人生を貴重なものにするすべてのこと――同胞愛と正義、創造性と愛――が大多数の者にとって欠けていることを悟るだろう。多くの者は初めて、自分が価値ある存在であることを、物事のもくろみの中で大切な存在であることを知るだろう。不慣れな自己尊敬の感覚が彼らの現在の絶望感に取って代わるだろう。あらゆる種類の麻薬は人間に対する支配力を失うだろう。慎ましい感謝と良きものを切望する思いのうちに、涙が静かに流れるだろう。
その時以後、新しい神聖の気分がこの地球に充満するだろう。人はしばらくの間、忍び足で歩くだろう。しかしながら、間もなく、世界に必要とされる変化は膨大で、多様であり、忍耐と献身、想像力と信頼が必要とされることを悟るだろう。やがて、至るところにおいて、人は再建の仕事に、世界の復興の仕事に従事するだろう。貧しく飢える者たちの救援が誇らかに行われ、そうして人間の直中にある冒涜に永遠に終止符が打たれるだろう。大勢の人間が初めて、必要が満たされるという幸せを静かに味わうだろう――もはや、飢餓のために死んでいく形骸が豊かな者たちのスクリーンに映し出される恥はなくなるだろう、もはや、人は自分たちの兄弟が目の前で死んでいくのを眺めることはないだろう。そのようにして、人類種族の歴史の中の暗黒の一章は終わるだろう。
(『覚者は語る』―新たなる奉仕―p.381-382)

新しい健全な人類同胞愛が人々の間に栄え、神の正義が見いだされ、それは神の栄光にかざられる。これをあなたがたに教えるためにわたしはやってくる。
(メッセージNo.79、p.228)

私たちは恥ずかしくない人問にならなければなりません。私たちが一体であり、一つの人類の兄弟姉妹であること、それゆえに世界の食糧、原材料、エネルギー、科学知識、科学技術、教育制度、健康管理がすべての人々に属するものであることを認識し、世界中により公平に再分配しなければなりません。そうすることによって、私たちは一つの人類、同胞愛というリアリティを創造します。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』p.428)

分離、分裂、無法という罪悪は、この地上から消え去らねばならない。人間の神性の顕現を妨げるものはすべて、この惑星から追い出されねばならない。わたしの法が分離に取って代わるだろう。わたしの法は、愛と同胞愛と正義と真理の法である。これらのことを知り、わたしに従いてきなさい。わたしの法は成功するだろう、なぜなら愛の法は神の本質から出づるものであり、失敗し得ないのである。わたしがあなたがたと共に居る間に、あなたがたが夢見ることもできないような不思議をお見せしよう。新しい方法で、神の特性を示そう。あなたがたの心から、死の恐怖やいのちそのものへの恐れと、あなたの兄弟やあなた自身に対する恐れを取り除いてあげよう。そのような無知を過去のものとなし、新しい光の中へ、わたしと共に歩けるように手伝ってあげよう。
(メッセージNo.123、p.361-362)

あなたがたがわたしを見るとき、わたしが何故やってきたのかを知るだろう。わたしはあなたがたに次のように訴えるだろう――わたしの幼き者たちを救い、あなたがたの同胞を飢えから救いなさい、人類は一つであることを、唯一なる父の子供たちであることを覚えておきなさい。大地の産物を、これを必要とする者たちに、信をもって譲りなさい。これを今なして、世界を救いなさい。わたしは語る。わたしはそう訴える。そして人類がこの法を受け入れるとき、わたし自身を公に宣言しよう。これが真理であることを知りながら、分かち合うことを望み、兄弟同胞愛にあこがれながら、行動を起こさない者が、今日、多く存在する。何事もひとりでに起こらないのである。人間は行勤し、自分の意志を実行しなければならない。
(メッセージNo.31、p.104-105)

私たちは偉大な理想を持っています。しかし、理想を持つだけで十分であると考えがちです。つまり、理想それ自体が作動するのだと考える傾向があるのです。私たちはそれを実行しなければなりません。・・・知性は応用されなければなりません。実際的な霊性とはそのことです。過去の二千年間、私たちは数多くの理想を手に入れました。例えば、同胞愛、人問は神の子であるという知識、地上における平和の願い、すべての人に対する善意、といったような理想です。私たちはそのことを毎年クリスマスごとに宣言し、そして多分、イースターの日にも繰り返すでしょう。しかし、実際に、人々は非常に堕落しています。これは霊性についての観念を持っているだけだからです。このことの責任の大部分は宗教家のグループにあります。彼らの仕事は教えることと病を癒すことでした。彼らの教え方は非常に下手だったと思います。事実、癒しは全く行われませんでした。このことが人類をその本性から切り離してしまったのです。・・・アリス・ベイリーを通して世界に教えを与えたジュワル・クール覚者は、悪の勢力、つまり 物質性のフォースの大きな勝利の一つに、霊性というアイディアを宗教団体が独占したという事実がある、と断言しています。つまり、宗教は自動的に霊的であり(それが事実かどうか別として)、他のものはすべて好き勝手に堕落できるというわけです。ビジネスも、政治も、経済機構も堕落しています。しかし、宗教は堕落を免れており、これが「霊的」であると見なされました。私たちは、霊的という言葉は、すべての人々のための、大部分の人々のための積極的な改善を意味するものだと理解しなければなりません。霊的という言葉は、人々を人生のより高位の状態に引き上げる何かを意味するものです。それが物質的、情緒的、メンタル的、霊的あるいは魂の世界であっても同じことです。人類を向上させるものは何でも基本的には霊的であると言えるのです。それは宗教に限ったことではありません。宗教は一つの手段にすぎません。私たちは意図において基本的には霊的である政治的、経済的、社会的構造をつくりださなければなりません。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』p.423-424)

間もなく全世界が歓ぶだろう。非常に間もなく、全ての人間が待っている方の顔が世界の前に示されるだろう。いまや非常に間もなく、大教師が確かに人間の直中におり、平和の時代の幕開けをしようとしていることを世界は知るだろう。
明らかに、人間の反応は様々に異なるだろうが、一つだけは確かである。彼を無視することはできない。彼はあまりにも影響力があり、人類種族の未来のための彼のアイディアはあまりにも適切なので、至るところで人々は彼の計画と目的について説明と、より多くの知識を求めて騒ぐだろう。かくして、偉大なる主はご自身を人間に明らかにし、彼らの嘆願に応えるだろう。
幸いにして、何ものも彼の大義の勝利を阻むことはできない。なぜなら、彼の大義と人間の必要は一体であるから。人間がこれを見るとき、彼らはこの方の側に集い、彼の唱導する変化を要求するだろう。かくして、真理で武装した槍の穂先が作られて、古い制度の腐敗したハートに向けられるだろう。多くの人々がこの方の裡に昔の救い主を見るだろう。他の人々はこの方の裡に新しい時代の代表的人物を認知するだろう。彼らの位置が何であれ、人々はこの方の旗印を高く掲げるだろう。それは真理と同胞愛、正義と平和である。
単純な始まりから、やがて洪水のごとく盛り上がり、変化への緊急性は世界をのみ込むだろう。そのようになるだろう。かくして、「人の子」は彼の民に戻るだろう。かくして彼は人間の生活を一新するだろう。
「愛の主」を見る用意をしなさい。この方の側で働く用意をしなさい。この方の同胞団と共に働く用意をしなさい。なぜなら彼ら――覚者たち――が、同様に人間の生活に入っていくのであるから。間もなく人間は自分たちが孤立していないことを、未来への道は、先に歩んで道をよく知る者たちの足でへこまされ磨かれた石の中に包まれていることを知るだろう。
(『覚者は語る』―すべてが良くなるだろう―p.420-421)

わたしの到来はこの世を変換させる。しかし復興の主な仕事は、あなたがたによってなされねばならない。わたしは、計画の設計者にすぎない。我が友よ、兄弟たちよ、あなたがたが、輝ける真理の宮殿を喜んで築く者たちである。わたしはその宮殿の鍵をあなたがたに与える。その中に入ってあなたがたは神を識る。わたしの覚者たちもまた、彼らの導きに応えるあなたがたの反応を待っている。彼らを信頼し、新しい夜明けに向かって導いてもらいなさい・・・地球の産物を分かち合い、共に同胞愛の喜びを知り、あなたがたすべての裡なる霊性を、共に顕す夜明けに向かって。あなたがたが、わたしを見る時までの時間は非常に残り少ない。
(メッセージNo.65、p.190-191)

宝瓶宮のエネルギーの顕著な特質は統合であり、したがってその活動の結果は、現在の分裂した分離主義的人類を一つの総体に交じり合わせ、融合させるでしょう。現在の分離的感覚が、(天地万物との)新しい一体感に取って代わるでしょう。社会、政治の分野では、これは同胞愛、正義、分かち合いとして顕されるでしょう。今日の恐怖と混乱は、新しい自由と人生における意味と目的の意識に道を譲るでしょう。それは、人類が生得の神性を――全体として初めて――実現し顕す時代でしょう。協力が競争に代わり、寛容と善意が分離と憎悪に取って代わるでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅰ巻』p.70)

人の道とは、同胞愛であり、密接な協力と相互の信頼であり奉仕であるということを示そう。これが唯一の道である。他はすべて失敗に終わった。我が友よ、もしこれをなさなければ、人間はこの地上に存続し得ないのである。脅しているのではない。真実を述べているに過ぎないのである。時間は残り少ない――自然とこの世界との間に均衡をとりもどす時間は。神の子として、すべての者が兄弟同胞として、人間の尊厳をもって生きるための手段を全人類に伝えなさい。これをあなたの第一の仕事としなさい。世界の産物をすべての国々に譲り渡し、すべての人間に委託しなさい。自由な人間として、今日、これをなし、真なる神の子として、明日の栄光を刈り取りなさい。
(メッセージNo.12、p.53-54)

金持ちの国と貧乏な国の生活水準の間にある大きな隔たりを許容する余裕を、世界はもう持ちません。その不均衡が今日の政治的、経済的問題の中核です。基本的にそれは精神的霊的な問題です。一方に物質主義と分離、そして他方に霊的な分かち合いと正義と同胞愛、この間の選択です。われわれの選択が人類の運命を決定するでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅱ巻』p.177)

世界的相互依存というリアリティ(現実)がわれわれの認識の中で確立された事実となるだろう。そうなる時「すべての人間は兄弟姉妹である」という事実が制度機構や実際的活動計画の中にますます取り入れられて、この実体を反映するものとなるだろう。諸国家も同胞愛、共通の目標、共通の抱負を体験することができ、そうなるだろう。国家政権は長期にわたって存在するだろうが、責任はだんだん国際連合によって遂行されるようになるだろう。国際連合は兵器や武器が網の目をくぐり抜け、それによって紛争を激化させることがないように保証をするのに効果的役割を果すだろう。それはオブザーバーや監視者として機能するだろう。国際連合は強力な中心となりつつあり、もはや「名ばかりの存在」ではない。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅱ巻』p.121)

わたしに手伝わせてください。道を示させてください――誰も窮乏することのない、より簡素な生活に至る道を。そこでは、同じ日が二度と繰り返されることなく、同胞愛の喜びがすべての人間を通して顕されるのである。
(メッセージNo.3、p.28)

和合は魂の特性です。それは神の愛の様相を最も身近に、深遠なそして単純な方法で表現します。それは同胞愛であり、関係です。正しい人間関係の達成です。和合は正しい人間関係という意味でのみ考えることができるものであり、これらの関係が欠けていたり、正しくないときには、和合は存在しないことは確かです。
(『協力の術』p.281)

彼の大義に何百万という人間が結集し、分かち合いと理解を通しての平和と正義を要求するにつれて、人々は熱狂し、新しい希望と同胞愛と正しい関係への願望によって活気づけられるだろう。彼らはこれまでにかつてないスケールの変化を要求するだろう。政府と権力の座にある者たちはその要求に応えることを強いられ、そして、変化に抵抗する殿堂はいまや力を得た世論の声の猛襲の前に少しずつ崩れ去るだろう。かくして、論理と啓示と、そして彼の愛によって生じる信頼によって、マイトレーヤはすべての人間の心(ハート)に、たとえ知られずとも、存在している善意を活用するだろう。
(『シェア・インターナショナル』2007年2月号・「覚者より」―マイトレーヤは進み出る―)

分かち合いと正義、同胞愛と自由は新しい概念ではない。時の初めから、人類はその志向をこれらの星々の招きにつないできた。さあ、我が友よ、これらを世界にしっかりとつなぎとめよう。わたしは、あなたがたがそうさせてくれるなら、あなたがたを通して働く。
親愛なる友よ、わたしはあなたがたを通して世界を変える。我が愛しき者たちよ、あなたがたの自発的な奉仕によって、新しい時代は築かれる。
(メッセージNo.105、p.308)