現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2015年 8月 励ましのドライブ

励ましのドライブ

編集長殿
2015年6月6日、ボーンマスまで出かけて神智学協会で講演をするために、私はロンドンのシェア・インターナショナルのオフィスを出発したところでした。中年で白髪交じりのタクシー運転手が、重いスーツケースと画集を持った私を駅まで乗せていってくれました。「ギャラリーを開くところ?」と彼が画集を見ながら尋ねてきました。「ええ、本当にその通り!」と返事をして、ギャラリースペースを確保できたところだった、ベンジャミン・クレーム美術館が、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊に数カ月のうちにオープンすることを伝えました。
私たちは出発し、運転手は『私たちの隣人』のエド・ミリバンド(労働党の元党首)が最近の選挙ではうまくいかなかったと話していました。私たちは労働党や衝撃的な選挙結果について話をして、少数の金持ちのエリートが英国ではあまりにも権力を持ち過ぎたことに賛同していました。私が緑の党を支持していることを話すと、彼らは良い政策を持っていると同意してくれましたが、十分な人たちの支持があるのかどうかは疑問だと言っていました。私たちは実際の変化には比例代表制が必要だということも意見が合いました。
ケンティッシュ・タウンロードを通っていた時、短気な大型トラックの運転手が私たちの目の前に割り込もうとしてきました。「彼と争いたくないよね? 平和が必要なんだよ。何て狂った世界なんだろう!」と彼は冗談めいて言いました。さらに続けて何て狂った世の中だと言いました。人々が働き過ぎていることについて話していて、彼は最近家族のためにプラズマテレビを買って、今や支払いのためにロバのように働かなくてはならない(!)と言っていました。彼はユーゴスラビア出身で、学生の時、カール・マルクスをたくさん読んで、彼の思想は非常に興味深いと思ったと教えてくれました。私が世界資源の分かち合いについて話すと、彼が「でも、分かち合うには人々はあまりに貪欲で自己中心過ぎるんじゃないか?」と尋ねてきました。私は間近に迫った世界的な株式市場の暴落について説明し、それが広大な変化をもたらすことや、覚者方と彼らの帰還についても話しました。彼はそういったすべてをとても興味深く、希望に満ちている話だと思ってくれました。
それから彼が藪から棒にボーンマスは何て素敵な場所だろう(!)と言い出しました。どうして私がそこへ向かっているのがわかったのか尋ねると、彼は笑ってなぜそこへ向かっているのかと尋ねてきました。私はマイトレーヤと覚者方についての講演をする予定だと言って、マイトレーヤはすべての人々のための世界教師であることや、ベンジャミン・クレーム氏の役目や活動についても話しました。彼が「クレームはロシアの名前だね?」と言いました。私は彼の父親の家族がロシア出身だと説明しました。彼はクレーム氏が大変に重要な人物だと言って、そして素晴らしい教師で、私への教え方もうまいと言いました。
彼は人々にこの情報を伝え続けること、一生懸命に活動し続けることがいかに重要かを何度も何度も強調し、情報がどれほど興味深いものかを繰り返していました。
車がウォータールー駅に近づくと、彼がぜひ講演に行ってみたいと言ったので、私は彼に名刺を渡し、名前を伝えると、彼はジェイコブと名乗りました。彼は「あなたが私に言ってくれたこと全部はものすごく興味深い。退屈なわけがないよ!」と言いながら、この仕事がいかに興味深く、重要であるかを繰り返し言い続けていました。
駅に着いて、私たちはお別れを言いました。立ち去りながらわずかに込み上げてくるものを感じていたのは、彼からあまりにも思いがけない応援をしてもらったからでした。列車の中で私たちの情報が、初めてそれを聞く人々に与える影響を考えていて、この『狂った世界』に向けてこれを提供するなんて、何と素晴らしい機会だろうかと思いました。講演をしていた時、彼の励ましが共にあったのです。
あなたの師はそのタクシー運転手が覚者であったかどうか、教えていただけますか。
ジル・フライ
【ベンジャミン・クレームの師は、その『タクシー運転手』がイエス覚者の代弁者であったことを確認した】
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絶賛

編集長殿
(1)2015年6月4日にドイツグループのメンバー数人は、ミュンヘンでのG7の政策に反対するデモに参加し、約4万人の人々が平和的に、熱意を持って行進しました。
私たちは『S.O.P.─我々の惑星を救え』の横断幕を掲げていたのですが、デモの始まりの時に一人の年配の男性が、私に英語を話せるか尋ねてきて、彼はロンドンから来ている人でした。「これこそ主要なテーマだよ、あなたたちの旗は! すごく素晴らしいね!」。彼は私たちに会ってとても興奮し、喜んでいました。「ここにいてくれてありがとう! ここであなたたちに会えてとても幸せだよ! 私たちはロンドンでも非常に良いデモをしてきた! ここにいることがとても大切なことだよ!」と、彼は続けて言いました。私はドイツ語の資料しか持っていませんでしたが、幸いそこに英語のウェブサイトが載っていたので、彼にそれを勧めました。私は私たちの背景についてほんの少しだけ説明し、人類が賢明な人々のグループから援助を受けていることを信じていると伝えました。突然、彼が聖書からイエスの言葉を引用したので、私も笑顔でイエスもこの賢明な方々のグループの一員だと言いました。それから彼らが公に働くようになることも伝えました。キリスト教徒的な意味での『救世主』は存在しないだろうけれども、私たち皆が共に自分たち自身で、この世界を救わなければならないという意見を交わしました。彼が私の名前を尋ね、彼はクリスと名乗りました。最後に彼は心のこもったお別れの言葉として、「本当に良いデモになることを祈っているよ! そしてあなたたちの夢が実現しますように!」と言ってくれました。
その男性が単にロンドンからの旅行者だったのかどうかお尋ねできますか。
【ベンジャミン・クレームの師は、その男性がイエス覚者の代弁者であったことを確認した】

相互理解

(2)2015年5月9日と10日に、私たちはイタリア北部のメラーノでのヨガ・フェスティバルに参加しました。この地域に住むほとんどの人々は、イタリア語とドイツ語の両方を話すのです。私はイタリア語をほんの少ししか知りませんので、二人のメンバーがイタリア人の人たちと話をしました。私がブースに一人でいた時、二人のエレガントなイタリア人の女性たちがブースにやって来て、私にイタリア語でたくさんの質問をしてきました。私はできる限りやってみて、英語でも話してみましたが、彼女たちは本当には理解していなかったので、最後にはフランス語に辿り着きました。それはうまくいって、私は一人目の女性に、このフェスティバルをとても気に入っていて、ほんの少しヨガをやってみるのを楽しみにしていることを伝えました。彼女は「あなたにヨガは必要ないとわかってるでしょう!」と言ったのです。彼女の声の調子はちょっと驚かされるものでした。そしてこの女性は私に、ブラヴァツキーとベイリーとベンジャミン・クレーム氏の関係を説明できるか尋ねてきて、その人たち全員の写真を載せた私たちの旗を指差していました。私は彼女に説明をしました。彼女はたくさんの質問をしてきて、私にとっては大変に骨の折れることで、とりわけフランス語でしたから(実際、偶然ですが、私はその頃フランス語会話の能力を上達させようとしていました)。
突然、イタリア語を話せるメンバーが帰って来て、私はその女性にメンバーとイタリア語で話してもらうように言って、その方が簡単だからと伝えました。彼女から「これ以上私とフランス語を話したくないというの?」と食い下がられてしまいました。私は微笑んで、私たちの会話は続いていきました。彼女は私に笑顔でお礼を言ってくれました。会話全体が何か少し『テストされている』ような感じでした。この女性と彼女の友人は、単に素敵な訪問者だったのですか?
ドゥーニャ・ミューラー
ドイツ、レーゲンスブルク
【ベンジャミン・クレームの師は、その『イタリア人の女性たち』がイエス覚者の代弁者であったことを確認した】