奇跡の家
シェリーン・ハーディ
ラクシュミさんはカナダ、エドモントンにある家族の家に、夫、二人の息子、嫁、二人の孫と一緒に住んでいる。彼らの家庭はどこにでもある家庭であるが、他の家庭と一つだけ違うことがある。そこにはサイババも住んでいるのである。1999年7月ごろから、サイババが彼らの家にあらゆる種類の奇跡を現してきた。奇跡は1999年に彼女と夫がインドからスリランカを旅行していたときに始まった、とラクシュミさんは語る。彼女は息子から電話を受け、息子は彼の寝室のあるサイババの写真にビブーティが出ているように見えるが、ほこりかもしれないと言った。
「そして、次の日に私たちが息子に電話して再び話すと、息子は写真のビブーティが増えている言いました」とラクシュミさんは思い起こす。数日後に家に戻ると、写真の上だけでなく写真の下の床に、彼女の言葉ではビブーティの山ができていたという。その時からずっと家中のすべての写真にビブーティとアムリタが現れ始めたと、ラクシュミさんは語った。
ラクシュミさんの家の現象の噂が広まるにつれ、自分の目で見ようとする人が集まり、供え物を捧げ、サイババに祈るようになった。すべてのサイババの写真がビブーティで覆われるのが目撃され、ターメリックやクムクマ(宗教儀式に使用される赤い粉末)も現れた。
ラクシュミさんと彼女の夫は祭壇を作り、彼女の小さなテラスハウスで毎週バジャンを始め、訪問して祈りを捧げようとする人を迎え入れ、彼らの家族の家で起こっていることを話した。
これは、2003年にラクシュミさんと彼女の家族が最初の孫を迎えるためにさらに大きな家への引越しを決めたときまで続いた。彼女の夫は祝福された家を離れることを躊躇っていたが、彼女は全く心配していなかった、と彼女は語る。ラクシュミさんは夫に言った。「スワミはその家にいらっしゃるのではなく、私たちと共にいらっしゃるのです。もし私たちに信があれば、スワミは私たちに付いて来てくださいます」。事実、彼らが新しい家に引っ越したとき、到着してサイババの写真を掲げるや否や、ビブーティとアムリタが再び流れ出たのである。ラクシュミさんの家族は聖堂を地下室に造り、信奉者や訪問を希望するすべての人のために、現在まで毎月バジャンを続けている。聖堂は、サイババ、シルディババ、プレマババ、仏陀、イエス覚者などの絵や写真がいっぱい飾られていた。どの絵や写真も、ビブーティやアムリタで覆われていた。サイババは彼女の家で他の奇跡も現したと、ラクシュミさんは語った。サイババは家中に手形や足跡を残しており、彼女の息子は彼のベッド上にアムリタの手形を見つけただけでなく、彼の寝室の壁に『OM』の文字を見つけた。また、ラクシュミさんの最初の孫が生まれたとき、ベビーベッドの中と家中の彼の写真の上にビブーティが現れた。
ラクシュミさんと彼女の家族はすべての宗教を尊重しており、すべての人を家に歓迎していると、ラクシュミさんは語る。彼女は聖堂に来る人を誰も拒んだことがなく、求められれば昼夜問わず、いつでも訪問を受け入れる。「中には夜10時に電話をしてくる方もいますが、もちろん、来るようにお伝えします」。彼らは求めに応じていつでもビブーティを贈り、世界中の人に郵便でビブーティを送ってきた。炭疽菌騒ぎのときは郵便で送ることをやめなければならなかったが、ビブーティから受けた奇跡的な治癒を伝える電話や手紙をもらった、とラクシュミさんは述べる。
ラクシュミさんと彼女の家族が住んでいたタウンハウスは、彼らが引っ越して行くと同時に奇跡を現すことをやめた。ラクシュミさんは、奇跡は信仰に深く関係していると信じている。「ババは言います。人々はババの元に、金銭、家族、健康など、すべての問題をかかえてやって来るが、帰っていくときにもそれらの問題をまたすべて持ち帰って行く。問題を持ってきたら、それらをババに委ね、手放せばいいのだと、ババは言われます。信を持つこと、それが最も大切です。そうすれば、ババはあなたを助けることができるのです」
写真1:サイババの前の転生であるシルディババの写真に、サイババがアムリタやビブーティを現している。
写真2:ラクシュミさんの聖堂の部屋のクッションに、サイババのビブーティの手形が現れている。ラクシュミさんの家の他のすべての奇跡と同様にサイババが現したものであると、ベンジャミン・クレームの師は確認した。
サイババとマイトレーヤ
ベンジャミン・クレームは、マイトレーヤとサイババの関係について次のように説明した。
「サイババとマイトレーヤは、共に愛のエネルギー、キリスト原理を体現しています。私たちの世界には二人のキリスト、惑星レベルのマイトレーヤと宇宙レベルのサイババがおられます。サイババはキリスト原理を宇宙レベルで体現しておられます。彼は宇宙のアバターであり、訪問者であり、われわれの人類の進化から出た方ではありません。マイトレーヤは私たち人類の進化から出た惑星アバターであり、惑星レベルでキリスト原理を体現しておられます。二人の偉大なアバターは、常に一緒に仕事をしておられます」
(シェア・インターナショナル誌、2000年7、8月号)
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涙を流すイエス像
ここ数年、信者の大群がボリビアのラパスにある教会へ18世紀に作られた涙を流す像を見るために訪れている。それは磔になる直前の十字架の重みで倒れそうになっているイエスの像である。協会はその像が涙を流すのはクリスマスと感謝祭の時期に数回見られ、2009年に初めて目撃されたと証言した。その像は感謝祭の催しの一部として、毎年ボリビアの首都をパレードしている。
(nbcnews.com)
【ベンジャミン・クレームの師は、この涙がイエス覚者によるものであったことを確認した】