現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2015年 9月 特別な観客

特別な観客

編集長殿
2015年6月22日にカナダのエドモントンでの、講演の準備を終えた直後で、メンバーのマイクは腰を下ろしていて、私は彼にアリス・ベイリーの『キリストの再臨』の中で特にお気に入りの一節を読んであげていました。背の高い男性がやって来て、マイクが彼に講演に来たのか尋ねると、そうだという答えでした。彼は20分ほど早くやって来たので、私たちは一緒に座って5分間くらいおしゃべりをしました。彼はたくさん旅行をしてきたと言って、誰もが自分たちの一員として彼を受け入れてくれるので、どこへでも行くことができると話していました。彼が言うには、イスラム教徒は彼をイスラム教徒と思い、ユダヤ人は彼をユダヤ人と思うということで、彼はどこへでも行けるのです。私は彼が(私のような名前ではなく)どこででも通用する名前を持っているに違いないと冗談を言い、マイクは彼の口ひげのせいだと言って彼を笑わせました。
それから彼はずっと昔にフィリピンの、最も荒廃した貧しい地域で、1ドルのために人を殺してしまうような場所にいた時のことについて話をしました。そして彼は続けて「ここでもそうしたことは起こるだろう。でもそれを責められるだろうか?」と言いました。これに対して私は「あなたはきっと講演をとても気に入るでしょう!」と言いました。それからマイクに準備して講演を始めるように言って、まだ来場者がいないけれども、もし誰か来たら必要な情報をきちんと伝えることにしました。
それでマイクは講演を行い、時折その男性は同意してうなずいていたようでしたが、ほとんど無口でした。この情報には全く驚いていないように見えました。彼はとても静かでした。マイクがマイトレーヤや覚者方がどのようにファミリアを創り、意のままに外見を変えるかについて話をすると、その男性が熱心に受け答えをして、「ああ、そのとおり! そうなんだよ!」と声を上げました。マイクの講演中のある時には、その男性が私を見て、「あなたにはものすごく見覚えがあるよ」と言いました。私は仕事をしている場所のことを話して、おそらくそこで見かけたことがあるのではと言いましたが、彼は首を振って、「違うね。でもここに入ってきてすぐに、以前に会ったことがあると分かったんだ。人の顔は忘れないからね」と言ったのです。マイクがマイトレーヤの『手』について話し始めたので、私は彼に『手』のカードを持っておくことを勧めました。マイクが『手』の意味について話すと、その男性は「望むことは何でもお願いできるということ?」と冗談を言いました。私たちは皆笑って、カルマが許される範囲内でどんなことでもなされるので、癒しにはとても良いことを私が伝えました。マイクが彼に、『手』のカードを使ってアルコール依存症から回復した米国の男性についての話を伝えました。
会話中のある時には、彼が株式市場の崩壊はすでに始まっていて、それは2015年9月13日の日曜日に起きるだろうと言いました。彼はユダヤ人が崩壊を予測しているとも言っていました。
1時間ほど続いた講演の終わりに、マイクは彼を無料の資料を置いたテーブルへ案内しました。彼が立ち上がると、突然信じられないほど背の高い人に見えて、2mほどもあるようだったので、マイクも私も彼がやって来た時には、それほど背が高いとは気がつかなかったことに驚いていました。マイクが彼に伝導瞑想のパンフレットを渡して、夜にでもグループに参加するよう誘いました。その男性はあらゆるタイプの瞑想をやってみたが、「ぴったりこなかった」と言っていました。そこで私が筋肉のように鍛えなければならないと言ってみましたが、彼は首を振って、「いや、それは心の内から出てこなくてはならないものだよ」と言いました。私たちが彼に講演を聞きに来てくれたお礼を言うと、彼は私たちと握手をして帰っていきました。
あなたの師はこの男性が覚者であったのかどうか教えていただけますか。
シェリーン・ヘイディ
カナダ、エドモントン
【ベンジャミン・クレームの師は、その『背の高い男性』がイエス覚者の代弁者であったことを確認した】

和合がいっぱい!

編集長殿
2015年7月14日の火曜日に、アムステルダムのインフォメーションセンターには私たち二人がいて、ノールチェは入り口近くのテーブルで座って本を読んでいて、私は裏で忙しくしていました。
親しげな笑みを浮かべた一人の紳士が、ウィンドウディスプレーの写真を熱心に眺めた後、センターに入ってきました。彼はノールチェに、中にもっとあのような美しい写真があるのか尋ねてきました。それから彼は私たちに、チェスのトーナメントに観客として参加するため、近くのホテルに滞在していることを教えてくれました。彼は最初、本の陳列に沿った側を歩いて、ゆっくりと本の表紙や題名を眺めていました。そして彼は写真がより多く掛けてある反対側の壁に向かいました。その時、私はそれがすべて世界教師マイトレーヤについての展示で、様々な名前であってもすべての宗教で待望されている方であり、彼こそが人々皆が待っている方であることを話しました。眺めている写真から目をそらすことなく、その紳士は、「おやまあ! 何てたくさんの和合だろう!」というようなことを言いました。
彼はもう一度本の棚へ向かい、『全人類のための世界教師』と『人類の目覚め』の本を手に取りました。本の裏表紙を読んでから、彼がこの2冊は互いに補完するものではないかと思うと言って、『世界教師』の方が先に出版されたので、それを買おうと言ってくれました。彼はその晩本を読んで、翌朝もう1冊を買いに戻ってくる予定でした。
私たちは彼が通行人だったのか、それとももしかして覚者の代弁者であったのか、大変興味を持っています。
ンールチェ・ブラート、ミンカ・ラーマン
【ベンジャミン・クレームの師は、その男性がイエス覚者の代弁者であったことを確認した】

賢者のメッセージ

編集長殿
2015年5月の初め頃に、私は仕事でアムステルダムにいました。バスに乗り遅れたため、仕事の約束に遅れていました。群衆の中を急いで走り抜けていた時、突然誰かにぶつかってしまいました。私はその人を見もせずにお詫びを言って、そのまま走りたかったのですが、その親切そうな男性から、柔らかな声で「イライラするなよ、兄弟、人生の重要なことに集中するんだよ」と言われました。私は「ああ、そうだね」と小声でつぶやいて、仕事へと向かいましたが、その男性の言葉が心の中で響いていたので、振り返ると、その男性はいなくなっていました。
彼はイエス覚者でしたか。
ショルス・デ・コニング
オランダ、アメルスフォールト
【ベンジャミン・クレームの師は、その男性がイエス覚者の代理人であったことを確認した】