現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2015年 5月 歓び(第2部)──選集

歓び(第2部)──選集

Joy (Part 2)── a compilation

「歓び(Joy)」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』と『シェア・インターナショナル』)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。「歓び(第1部)」はシェア・インターナショナル誌2007年12月号で発表された。

世界中の民衆の心(ハート)に希望と歓びが同じように持ち上がるにつれて高まっていく彼らの声を見守り、耳を傾けなさい。そのとき、あなたは車輪が回転したことを知るだろう。貧困と不正義の苦痛はもはやなくなることを、戦争の冒涜は永遠に放棄されることを、愛の法則が、このわれわれの世界の至るところに住む男女の心(ハート)の中にその正当な位置を見いだすことを、知るだろう。
(『シェア・インターナショナル』2008年4月号、「覚者より」─民衆は目覚める)

神への道は非常に単純であることを告げるために再びやってきた。わたしの道が、愛の道が、最短コースである。還りの径は喜びの径である。この喜びを知り、神に還りなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第139信、p.418)

何らかの方法で変容することなく、大宣言の日の体験を通り抜けることができる人は誰もいないでしょう。私たちの存在の感覚の中で起こる変化は深遠なものであり、そこから生じる感情は何週間も続くでしょう。その後、その感情は徐々に消え始めるでしょう。覚者はこう言われました。「人々はしばらくの間、忍び足で歩くだろう」と。
それから、再び現実に直面することになります。問題はまだそこにあります。私たちはまだ、餓死しようとしている何百万もの人々の痛みと苦しみを抱えているでしょう。まだ、対処すべき環境を抱えているでしょう──いかにして世界から地球温暖化をなくし、この惑星の破壊を阻止するか。世界の諸問題は何百万もの人々のマインドの中に再び現実となるでしょう。
人々は人間であるという自分自身についての感覚を取り戻し、人生で初めて自分が価値ある存在であると感じるでしょう。人々は自分を清めてくれるような、途方もない霊的な体験をするでしょう。覚者はこう言われました。「各人が……幼年時代の恵みを、自我欲に汚されていない志向の純粋さを、新たに経験するだろう」。人々は再び子供のようになるでしょう。すべての子供たちが世界を見るように、恵みと、喜びの感覚と、驚嘆の念と、素朴な受容をもって世界を見るでしょう。しかし、私たちは子供ではなく大人です。ですから、人類の一部は人生を新たに体験するでしょう。しかし、子供たちが人生を体験するように、目を大きく見開いて、すべてのものを新たに発見し、すべてのものを驚くべき素晴らしい、純粋なものとして、すべてのものを信頼しながら受け止めるでしょう。何千年もの間で初めて、信頼の感覚が人類の間で高まるでしょう。
(『光の勢力は集合する』p.236-237)

我が友よ、あなたがたはこの時期に奉仕するための特殊な機会に恵まれているのである。あなたがたは希望のメッセージ、真理の宣言を聞いた。あなたがたの未来はあなたがたの判断にかかっている。実りのない不活動につながる路を取るのもよい──それはあなたがたの自由なる権利である。しかしながら、我が友よ、あなたの兄弟たちと私とに最も強力な方法で奉仕することのできる機会を、何故に放棄するのか。わたしがあなたがたの中に存在する事実を伝えて、あなたの兄弟たちの目に喜びの光が目覚めるのを見なさい。彼らにも希望と約束の顕現を分かち合い、わたしの側にあなたの座を占めなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第68信、p.201-202)

間もなく、われわれの人生に対するアプローチに大きな変化が起こるだろう。現在の混乱の中から、われわれの存在の根底に横たわる意味について新しい理解が生まれるだろう。そしてその意味についての認識を日常生活で表現するために、あらゆる努力がなされるだろう。これが社会の完全な変容をもたらすだろう。新しい生き方が人間関係と制度を特徴づけるだろう。新しい自由と歓びの感覚が、現在の恐怖心に取って代わるだろう。何にもまして人類は、生きることが一定の法則に基づく技であり、正しい表現のために直観の機能が必要とされることを実感するようになるだろう。
(『覚者は語る』─生きる技─p.74 )

マイトレーヤは新しい宗教を始めるために来られたのではありません。彼は、信仰している宗教に関係なくすべての人類の教師、案内者、助言者です。彼は、経済、政治、教育、文化、社会のどの分野にいるにせよ、私たちのすべての人間関係において愛の原則をいかに適用したらよいかを示してくださるでしょう。
私たち自身の神性と、魂としての本性についての認識へと私たちを導いてくださるでしょう。このより大きな霊的理解と創造的な力から、新しい活力、調和、歓びが生まれるでしょう。私たちは分かち合いの原則を学び、大小すべての生命の一体性についての深遠な理解を得るでしょう。
(「不朽の知恵の教え」英文? p.41)

わたしがここに居ることを感じていながら、黙している者が多い。あなたの兄弟たちが光を求め、智恵を求め、助けを求めているのに、なぜこの知識を自分たちだけに保つのか。
わたしのもたらす約束の喜びを、彼らにも分かち合ってあげなさい。
我が友よ、彼らに告げなさい、あなたは、マイトレーヤがやってきたことを、愛の主がここに居ることを信じるのだと。人の子が、再びその兄弟たちの中を歩いていることを信じるのだ、と告げなさい。もうすぐわたしの顔は見られ、言は聞かれるのだ、と告げなさい。わたしを見、そしてわたしの言を聞くなかで、彼らは試され、わたしに知られていく。
(『いのちの水を運ぶ者』第17信、p.69)

わたしたちが案内者としているから、すべてが可能である。すべてが美と真理の中につくり直されるだろう。あなた方を助けるための手が喜んで差し延べられており、何ものもこの新しい始まりを遅らせることはできない。あなた方がわたしたちを見るとき、覚者たちはあなた方と同じような人間であるが、愛が顕現されていることを知るだろう。あなた方に愛の秘密を教えよう。喜んであなた方をあの遠くの岸に連れていき、「門を守る御方」の御前に立たせてあげよう。
すべての変化の前には緊張があり、緊張は恐怖を呼ぶ。しかしながら恐怖は、奉仕と愛によって活気づけられている心(ハート)の中に、居場所を見つけることはできない。だから、奉仕の鎧を着けて、歓びをもって未来を見わたしなさい。そして起こらなければならない変化を喜んで迎え入れ、ともに「愛の統治」を創造しよう。
(『覚者は語る』─変化の時─p.60-61)

もうすぐあなたの兄弟たちの中で、わたしの教えは始まる。それは世界に響き渡り、新しい時代を迎え入れるだろう。わたしの約束は守られる。わたしに従いて、わたしの携えてくる、より高度の光の中へ入ることのできる者たちすべてを、神の御座の御前に連れていこう。あなたがたがこの喜びを知ることのできる者たちの中に加わるように。
(『いのちの水を運ぶ者』第35信、p.114-115)

人類は今や全く新しい体験の瀬戸際に立っており、すべての惑星的な決定や行動がより良いもののためであり、人生を豊かに、神聖なものにし、同胞愛の絆を強めるものとして見られるであろう。それまで同胞愛の絆を彼らは無視して、ほとんど忘れていたのである。喜んで、人間は今や共通の善のために共に働くだろう。過去の憎しみと不信感はきっぱりと彼らの背後に置かれるだろう。そのようにして新しい親族関係が「善意」と「尊敬」として現れ、活性化させる酵母のように彼らの目覚めた人生に浸み渡るだろう。そのようにして、ますます強力に愛と歓びが至るところにいる男女の心(ハート)を抱擁し、軽やかにするだろう。
(『シェア・インターナショナル』2008年6月号、「覚者より」─人間が振り返ってみるとき)

わたしの到来は変化の前兆である。だから、古い機構を失うことへの悲しみでもある。しかし、我が友よ、古い瓶は壊されなければならない――新しい酒にはより良いものが相応しい。我が友よ、兄弟たちよ、今わたしはあなたがたの近くに居る。あなたがたの頭上に、周りに、愛と喜びへの志向が見える。これが人類に広く当てはまることをわたしは知っている──これこそがわたしの帰還を可能にしたのである。
(『いのちの水を運ぶ者』第82信、p.241-242)

人々は[大宣言の日に]初めて、それまで自分が人生のまねごとをしていたにすぎないことを悟るでしょう。人生とは真に何かというその中核に本当に触れたことはなかった。おそらく子供としてはあったかもしれません。しかし子供が自動的に、本能的に行うような方法で、一瞬一瞬、人生が実際に何であるか、あるがままを、単純に、直接的に、自然に体験することは決してなかったのです。いのちをあるがままに一瞬一瞬の経験に完全に没頭し、集中するということが、世界中のすべての大人を取り囲む緊張とか「忙しさ」とかあらゆる心配や問題で覆われてしまっています。いのちの美を完全に楽しむあの感覚を、リアリティ(実相)の中に完全に没頭するあの感覚を、長期にわたって体験できる人はほとんどいません。
その時間の間、その半時間かそこらの間、人類全体が完全に生き生きと生きるというあの幼年時代の歓びを経験するでしょう。生き生きとした存在とは単に肉体的に生き生きとした、健康なというような感覚のみではなく、あらゆる異なったレベルにおいて、いのちのリアリティ(実相)と完全につながっているという全き感覚です。それは新しいことです。然るに人々は「そうだ、それはすべてに関わることなんだ」と感じるでしょう。彼らはたとえお互いに会わなくてもお互い同士つながっていることを感じるでしょう。なぜなら世界中にいるすべての者が、この同じ体験をしていることを知るからです。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』p.287)

人生の道、進化の旅路は絶対確実に前進へ、そして上へと導くことをマイトレーヤは示すだろう。そしてその旅路を、兄弟姉妹として共に歩むことが最も確実な方法であり、最も歓びに灯された道であることを示すだろう。であるから、マイトレーヤのお出ましの合図を探し、それを広く知らせ、あなたの兄弟たちの希望を高めなさい。
(『シェア・インターナショナル』2007年3月号、「覚者より」─光の勢力は集合する)

あなたがたがわたしを見るまでの時間は残り少ない。この残り少ない時間を最も有効に使い、あなたの兄弟たちにわたしの臨在の事実を告げなさい。あなたがたが出来ることで、これよりも貴重な役割はないのである。希望は高まる、我が友よ。希望はあなたがたの直中にある。世界に新しい光が明ける、そして人類は歓びを知るであろう。
(『いのちの水を運ぶ者』第112信、p.337)

私たちの生得の権利である歓び、マイトレーヤはいつもそれを心(マインド)に置いています。もし私たちがマイトレーヤの心(ハート)の中を垣間見ることができるならば、数え切れない大勢の人間の痛み、苦しみ、ひどい苦悩が見えるでしょう。彼らの叫び、ときには死を願い、あるいはより良い生活を、もっと愛を、もっと才能を、教育を、家族をいかにして養うかの知識を求める願いが見えるでしょう。何千万の人々はそのような状態にいます。彼らは日々、私たちが滅多に知ることのないような、苦悩と苦難に満たされているのです。これらは、西欧に住むほとんどの人々が決して体験することのない苦難であり、絶えず続いている苦難です。世界の人口の3分の2の人々の共通の体験なのです。それをマイトレーヤはご覧になるのです。それがマイトレーヤの一瞬一瞬の意識的な認識なのです。あなたが彼の生活を見ることができるならば、彼はいつも心(ハート)の中にそれを持ち歩いていることを知るでしょう。
同時に、マイトレーヤは歓びの感覚を、覚者としての、聖なる存在としての歓びをいつも持っておられます。これらの二つは彼の体験の中に同時に存在するのです。世界のほとんどの人々の苦しみや苦悩は、ほんのわずかなことで、もう少しの食糧で、もう少しのお金で、もう少しの建材で、何千万の人々の生活を変えることのできるものが何であろうと、簡単に変えることができることを知っておられます。
「その歓びを彼はあなた方に十分にそして完璧に取り戻させるだろう。そのことのために、マイトレーヤはあなた方の中におられる」
(ベンジャミン・クレームの師、「マイトレーヤのお出まし」より)

彼は私たちに、いかにして魂としての私たち自身であるかを示すために来られます。魂の特性は歓びであり、終わりのない、足かせのない歓びです。歓びの顕現と体験を妨げるのは、私たちの恐怖心です。人生の恐怖、死の恐怖、変化するかもしれないすべてについての恐怖です。変化への恐怖が人類を満たし、そして同時にすべての人間が変化を願い、より良くなることを願います。しかし変化がより良い方に行くのかどうかをどうして知るのか、それが問題です。変化のためだけの変化ではなく、私たちはより良い変化を欲するのです。人々は変化がより良い方向へのものであることを知らなければ、変化から逃げ出します。マイトレーヤの仕事は人類に、彼らが願っている変化はより良いものであることを示すことです。その変化は世界の大多数の人々の生活をより良くするでしょう。
(『全人類のための世界教師』p.71-73)

わたしの存在が、人の心の裡に歓ぶ心と正しく分かち合う能力と愛を喚び起こす。このためにわたしはここに居るのである。これが確かなことを知り、恐れるでない。
(『いのちの水を運ぶ者』第103信、p.308)
彼の臨在が大衆に対して、彼らの未来は安全であり、新しい光が彼らの直中に輝いていることを、そして同胞愛の時代が彼らをその創造へと招くことを、保証するだろう。大衆は、自分たちの必要は満たされ、自分たちが大切な存在であり、意味と目的を持つということを、疑いの余地なく知るだろう。自分が価値ある人間であるという新しい体験の中で、彼らは喜んで自己変容の方法を採用するだろう。古い教義や恐怖はその頑強な支配力を失うだろう。そして人々は不慣れな自由の中で、人生の歓びを新たにし、変化を歓迎するだろう。
(『覚者は語る』─試練の時─p.503)

簡素化とは、実際に、最も充実した人生を楽しむための必要最低限のものを用いることです。最も充実した人生は、術として生きることができます。しかしそれは簡素化を必要とします。そのようにして、私たちは新しい時代に正しく入っていくのです──生きる術が人類によって真剣に考慮され、認知され、発展させられるとき、無害と犠牲の法則がそれをコントロールするとき、より一層の質の簡素化が現れるでしょう。“荒野の体験”が簡素化の必要性を人類に示すでしょう。恐らく今日のアメリカのように生活が複雑になればなるほど、未来の簡素化を受け入れるのが困難でしょう。しかし、簡素化の中には大きな幸福があるため、未来はより幸福な時代になるでしょう。
(『生きる術』p.117)

我が友よ、わたしはその他にもあなたがたを必要とする──あなたがたの歓びを感じることのできる能力を必要とする。この聖なる様相を、すべての人の心に喚び起こし、人類の先方には、輝ける真理の道、本源に直接つながる道が広がることを示す。愛と歓びを顕すことによって、最も速やかに、あなたがたはそこへ導かれる。
(『いのちの水を運ぶ者』第92信、p.266)
「あなたの兄弟を自分自身として見なさい」とマイトレーヤは言われる。すべてのものがそこから取ることのできる国際的な貯蔵庫をつくりなさい。そのようにして分かち合うことによってのみ、世界は再生される、というのがマイトレーヤの教えである。分かち合いによってのみ、人間は自分たちが求める幸福を見つけるだろうと、彼は確言するだろう。分かち合いのみが正義と平和をもたらすだろう。このようにして、マイトレーヤは彼がもたらす真理に向けて人間の思考を導くだろう。このようにして、マイトレーヤは人間に彼らの間違いを示し、彼らのジレンマへの解決法を示されるだろう。このようにして、人間は自分たちの状況をつくづくと眺めるだろう、そしてますます多くの人々がマイトレーヤの助言の真理に気づくだろう。マイトレーヤの導きが、すべての者が心のうちに切望する幸福と平和を達成する唯一の方法であることを、ますます多くの者が知るだろう。それまで恐怖心によって抑えられていた人間は、マイトレーヤの単純な教えが彼らのすべての恐怖と災いへの答えであることを知るだろう。……
……大宣言の日が地球というこの惑星の新しいスタートのための合図であろう。前例のないその日に、人間はマイトレーヤが言われる一体性を体験するだろう。彼らは、すべての人類が同じ体験をしているということを感じるだろう。その心(ハート)は全く新しい愛のうちに共に鼓動している巨大な家族の兄弟姉妹の一人であることに慎ましい誇りを感じるだろう。共に属しているというこの感覚が彼らを取り巻き、各人一人一人に長い間忘れられていた歓びの涙をもたらすだろう。
(『シェア・インターナショナル』2008年7月号、「覚者より」─人類の一体性)

微笑みながら、未来に目を向けなさい。笑いながら、過去に背を向けなさい。ありがたく神の愛の祝福を受け、大計画を改めて創造しなさい。急いで従いてきなさい。急いで認知しなさい。意気揚々と奉仕の喜びを教え、そして知りなさい。わたしの愛があなたがたすべてとともに行く。
(『いのちの水を運ぶ者』第104信、p.312)

それではどのようにしてカルマを取り除くか、どうやってこれに対処するか。人にあげることはできませんね。重すぎるし、誰も欲しがりません。余剰カルマの売り出しはありません。皆が十分過ぎるほど自分のカルマを持っています。それではどうしたらよいか。私たちの活動を、喜びや幸せを制限するこの重荷にどう対処すればよいか。それには非常に簡単な方法があります。奉仕と呼ばれます。奉仕はカルマを取り除くために、特に優れた方法です。いや取り除くのではなく燃焼してしまうのです。それは次のような過程で行われます。つまり、あなたは奉仕するにつれて、あなた自身にエネルギーを引きつけていきます。エネルギーを与えることによって、エネルギーを得るのです。それが法です。基本的に、それが愛の法則であり、我々の特性を支配しており、それなしに世界は存在しません。それはまた別の意味では、原因と結果の法則そのものです。あなたが愛を与えるにつれて、原因を始動させ、その結果として愛が返ってくるのです。
(『マイトレーヤの使命 第1巻』p.275)

人間はまさに深淵なる真理の体験、彼ら自身の本質的『存在(Being)』についての認識を体験しようとしている。大多数の人々にとって、それは遠い過去の中に長い間失われていた(心の)状態に生まれ変わるような体験としてやって来るだろう。各人が、それぞれの方法で、あがなわれ、新たに再生し、浄化され、清められるのを感じるだろう。『同胞愛』の歓びと美が、彼らの『存在』を震わせるだろう。そして各人が己自身をあの美と愛の一部として見るだろう。
(『シェア・インターナショナル』2010年6月号、「覚者より」─同胞愛)

わたしは川である。天与のいのちの新しい流れがわたしを通して流れる。これをあなたがたに授けよう。そして、共にわたしの庭園を歩き、わたしの花の香りをかぎ、神の近くにあることの喜びを知ろう。我が友よ、これらのことは夢ではない。これらすべてが、あなたがたのものである。わたしの使命が、あなたがたにこれを授ける。
(『いのちの水を運ぶ者』第42信、p.132-133)

古い時代の後ろ向きの者は競争を好む、新しき時代の者は聖なる協力を喜んで抱擁する。世界の人間は二つの種類に分けられる──競争する者と協力する者とである。心(ハート)から競争のしみを洗い浄めなさい。心(ハート)を楽しい協力に開きなさい。
(『覚者は語る』─協力─p.112)

もしあなたがディサイプル(ハイアラキーの弟子)になりたければ、感激で燃えなければなりません。歓喜の状態で、固い決意で、イニシエーションの門につながる道をたどっているという高い期待の状態で進まなければなりません。そうでなければ、あなたの行動は非常に生ぬるくて、今のこの転生で達成できるはずの段階にまでたどり着くのに、次の50回の転生が必要かもしれません。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』p.543)

わたしの存在は世界中で感じられ始めている。愛というわたしのエネルギー、わたしの贈物は、人の中に幸せの池を創る。その中に深く浸りなさい、我が友よ、そして愛の光で輝きながら、新しい日の中に現れなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第45信、p.139)

人々に対するわたしたちの勧告はこれである
――見えざる力のせいにするのではなく、われわれの時代の変容を創造していく中におけるあなた自身の役割を悟りなさい。これらの変容の中から、恍惚とした歓びがやってくることを確信しなさい。
(『シェア・インターナショナル』2015年4月号、「覚者より」─法の条理)

世界に多くの良きことが起こっているのをあなたがたの多くは気づいている。しかしまだ隠れているのはわたしの仕事の深遠なる効果である。だから本当に喜びなさい。喜びの光とリズムを広く伝え、あなたがたが出会うすべての人々の心に、福音に対する反応を呼び起こしなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第129信、p.388)

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