現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2014年 7月号 新しい環境

新しい環境

覚者より、
ベンジャミン・クレーム筆記 (2014年5月31日)

覚者たちが日常の世界に歴史的な復帰を始めるとき、新しい環境の中で十分に機能することができるために、することがたくさんあるのを見いだすだろう。多くの者が知っているように、テレパシー(思念伝達)が彼らの通常のコミュニケーションの様式であるが、人々と共に働くためには、彼らは、長い間捨てていた人間の言語を再び学ばなければならない。あなた方の長兄たちの多くは物質界の活動の諸問題に対してすでに懸命に働いている。このようにして、より大きな信頼と仕事のやりやすさが生み出されるだろう。
さらに、多くの覚者たちは何世紀もの間、人類との直接の接触はほとんど、または全くなかったので、その状況と働き方の様式は全く新しいことを発見するだろう。もちろん、ほとんどの覚者たちは非常に適応性があり、学ぶのも速いが、当然、外界での慣れない活動が重い負担であることを発見する覚者たちもいるだろう。
もうすでに長年の間、特定の覚者たちは弟子たちの大きなグループを、新しい文明の計画――政治と経済――の遂行という困難な仕事のために訓練してきた。これらの訓練された男女が、民主的な投票によって選ばれて、ハイアラキーのより先達のメンバーの計画を具体的に現実のものにしていくだろう。かくして、世界の再建は、国民の必要が認められ、受け入れられていくにつれて、滑らかに進められていくだろう。再建の仕事は膨大であり、かつてない奉仕の分野を人々に提供する。貧困と欠乏の中で生きている数えきれない大勢の人々が、これまでに試みられたことのない規模の援助の応急プログラムを最初に受けなければならない。
徐々に、巨大な都市はより小さくて、庭や公園を豊かに備えたものに取り替わるだろう。今日の醜いスラム街は刺激と休息のための様々な領域に取って代わるだろう。明らかな違いの一つは汚染とスモッグの解消である。町や田舎での新鮮な空気はまことに新鮮であろう。交通機関は速くて音がなくなり、長い旅は短縮され、快適になるだろう。疲れは消えるだろう。
もちろん、このすべてを実施するには時間がかかるだろう、しかし、一歩一歩、美への探究が我々の存在の基調になるだろう。すべての者によって所有され、分かち合われる無料で無限のエネルギーがこの変容を保証するだろう。かくして、「新しい時代」が布告され、すべての人間に大計画への奉仕に彼らのベストを尽くすことが呼びかけられるだろう。