現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2013年 9月号 将来の一対の柱

将来の一対の柱

――覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記 (2013年8月9日)

これからは、世界の‘立役者たち’すなわち富と権力の男たちは彼らの策略と計画に対する抵抗がますます増大するのを発見するだろう。ますます強まるアクエリアス(宝瓶宮)の恵み深いエネルギーの影響に反応して、異なったかたちの生き方についての認識が生まれつつある。すなわち、すべての者が恩恵を受け、成長することができ、すべての者のより大きな利益のために自分たちの才能とアイディアを顕現することができる生き方である。さらに、お金は、結局は神ではなく、献身も服従も要求しない;お金は単に、使っても使わなくてもよい便利なツール(道具)にすぎないのに、その主人を奴隷にする暴君となったという感覚が増している。
またこれからは、古い形態や方法はもはや機能しない、少なくとも少数の人間以外を益しないということがますます明らかになるだろう。かくして、すべての国の金持ちと貧困者の間に、大きな割れ目が、これまで以上により鮮明に、より明確に開いた。世界の貧困層がこの神聖ならざる分割を受け入れるのもあとわずかであろう。だから、革命の気配が再び多くの国に起こっている。わたしたち覚者の見解は、そのような結果は、理解はできるものの、人類にとって良い前兆ではなく、彼らの絶望感を強めるだけであろう。
わたしたちの方法は平和的な進化の方法であり、世界をさらに危険にさらそうとする者たちにその方法を勧める。わたしたちの方法は単純であり、達成可能である。分かち合いの原則は人間の苦難に対する素晴らしい答えである。公正な分かち合いは、この世界をあっという間に変容させるだろう。他にたくさんの方法が試みられてきたが、失敗に終わった。人間の計画の中に、分かち合いが位置を見つけられなかったのは不思議ではないか。
マイトレーヤは、今現在も、「平和と和解」の新しい社会の一対の柱である「分かち合いと正義」の必要について、毎日、語っておられる。だから、この単純な道をしっかりと守り、すべての者の心(ハート)に喜びをもたらしなさい。