現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2012年 1月 偉大なる決断

偉大なる決断

――覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記 2012年1月15日

人類は着実に、彼らの偉大なる決断に向けて前進する。ほんの少数の者以外には知られていないが、人間は、地球上での長い歴史の中で、かつてなかったほどにテストされている。
キリストであり、世界教師であるマトレーヤによって振るわれる「裂開の剣」がその恩恵ある働きをし、人間を分け、区別して、彼らの異なった特質や性癖を強調する。
このようにして、人間の前にある選択はよりはっきりと明らかになる。マイトレーヤの愛のエネルギーは非個人的であり、平和と正しい関係を願う者たち、そして貪欲と競争を好む者たち、すべてを刺激し、したがって最後の戦いと完全な自己破壊の危険を伴う。ゆえに、今、すべての人間に突き付けられた選択は非常に重要である。
多くの人々は、そのような選択が必要なのかと不思議に思うかもしれない。恐ろしい戦いを求める者は誰もいないに違いないと思う。今日、小さな地域戦争が核戦争レベルの大きな戦争に発展し得るのである。その結果は考えるだけでも恐ろしい。しかるに、今、現在においてでさえ、そのようなことが結果として起こったらどうやって生き延びるかを計画している者たちがいるのである。
人間にとっての選択ははっきりしている――現在の貪欲なコースを無謀に続けて、地球上の生命を永久に破壊するか、あるいは情け深い心(ハート)の促しに従い、地球上の人間の平和な将来への唯一の保証としての分かち合いを実践するか、である。


アラブの春


アラブの春の出来事は、若い人々がマイトレーヤの呼びかけに反応している徴である。彼らの先輩たち(年寄たち)より先に、彼らは新しいアクエリアス(宝瓶宮)のエネルギーとそれらがもたらす新しい生活の約束に目覚めたのである。彼らは恐怖心をすべて失くし、新しく見いだされた自由と尊厳のために、喜んで自分たち自身を犠牲にする。新たなる栄光が若者たちの間に育ちつつある。

革命


世界中で、様々なグループ集団が革命を意図し、計画する。今、多くの国々において、この目的のために武器が蓄積されている。マイトレーヤが提唱されるのは、革命(レボリューション)ではなく、進化(エボリューション)である。革命は対決と大量殺戮をもたらし、一種類の問題を他の種類の問題に置き換えるだけであることを、マイトレーヤはよくご存じである。必要なのは、すべての人間に対して、彼らが自分たち自身の運命に関わっているという体験を可能にすることのできる段階的な変化のプロセスである。
分かち合いがそのようなプロセスを保証する唯一の手段である。分かち合いのみが、プロセスを始めるためにでさえ欠くことのできない信頼を生み出させるのである。マイトレーヤは言われた:「分かち合いへの最初のステップはあなたの神性への最初のステップである」と。であるから、分かち合いを受け入れなさい、そしてあなたの生得の権利を享受しなさい。