特集:目に見えない危険
目に見えない迫り来る危険
もし人間が、わたしたち覚者が見るように世界の状態を見るならば、驚愕し、唖然とし、同時に恐れおののくだろう。地球の状態についての人間の見解はあまりにも現実から乖離しており、未来の可能性についてあまりにも判断力を欠いているので、助けなしには、彼らの住処であるこの惑星が衰え死んでいくのをただ傍観することになるだろう。
実情は、地球という惑星は悲しむべき危険な状態にあり、日ごとにいっそう重体に近づいていく。多くの声が地球の温暖化について警告を発し、また多くの見解が表明されてきた。しかし、最も恐ろしい予告でさえ、今日世界にふりかかっている惨禍にははるかに及ばない。この脅威の即時性とそれに対処するために必要なステップの緊急性を理解する者はほとんどいない。
地球温暖化によって引き起こされる危難が大きいことは確かだが、残念ながら、これは人間が今日直面している最大の、あるいは最も危険なものではない。知ってか知らずか、人間はゆっくりと、しかし確実に人類種族と低位王国(動植物界)にますます毒を盛る行為に駆り立てられている。あらゆる種類、あらゆる分野の毒性、汚染は、いまや人間と動物、そして地球そのものにとって最大の危険である。すべてが毒され、それぞれが病んでいる。
悲しむべき物語
人間には知られていないが、わたしたち(智恵の覚者方)に明らかなことは、この悲しむべき物語の中で人間と惑星が被っている最大の害は、核放射能によって引き起こされている。人間はこの最も危険なエネルギー源の開発において、あまりにも間違った道に進んでしまった。貪欲と、巨大な利潤を求める誤った願望によって邪道へと導かれ、これまで発見されたものの中で最も危険なエネルギー源を‘手なづける’実験に集中してきた。そしてその一方、原子のエネルギーの完全に安全な別の用い方を無視してきた。低温で無害な核融合は、海洋や河川から、そして雨が降るたびにどこからでも入手できる水から簡単に得られる水素の同位体から得ることができるのである。
人間は‘死をもてあそぶ’ことをやめなければならない。広島と長崎の破壊は、投下された原子爆弾の核分裂の結果である。それがチェルノブイリの爆発で起こったものであり、今日、人知れず死や病気を引き起こしている。それは、“あるべきではないもの”であり、もし人間がさらに繁栄しようとするならば、放棄されなければならない。
自 信
地球の科学者たちは、自分たちが化け物を実際に手なずけており、それをコントロールし続け得るという自信を持っている。彼らは自分たちの使う機器が実に粗雑なものであり、核放射能の低位の面のみしか測定できず、濃密な物質界(固体・液体・気体)の上位にさらに精妙なレベルがあり、(そこに蔓延する汚染が)すべてのものの健康と安寧にいっそう危険であることに気づいていないのである。この目に見えない危難を軽減しようと、カルマの法則の許す範囲内でたゆみない努力をしている宇宙の兄弟たちの助けがなければ、われわれの状態はまさに危険極まりないものであろう。人類よ、目を覚ましなさい!
(シェア・インターナショナル誌、2006年6月号)
金星のマスター(覚者)からもたらされたアダムスキーの教え、私の師である覚者、そしてマイトレーヤの教えの中で一つはっきりしていることは、宇宙の兄弟たちは地球人にとって完全に無害であるということです。実際、彼らの臨在には霊的な使命があるのです。彼らはさらに大きな苦痛から私たちを救うために来ているのです。もし彼らの援助がなかったならば、その苦痛は核分裂の発見以来、私たちが知っているものよりもはるかに大きなものだったでしょう。
核分裂の発見以来、私たちは核エネルギーを大気中に放出していますが、科学者はそれを測定することさえできません。現在の科学技術は、ガス以上のレベルにあるエーテルレベルを測定することができません。核エネルギーの放出が起こるのはエーテルレベルであり、それはかつて地球上で起こった最も致命的なエネルギーの放出です。
この核エネルギーは途方もなく強力で、人類とより低位の王国の生活を破壊しています。それは肉体の免疫システムを弱体化させ、普通なら感染しないようなあらゆる病気に感染させることになります。その結果、インフルエンザや他の病気にかかりやすくなり、それに対処する能力がどんどん乏しくなっていきます。世界中で若年性アルツハイマー病が増加しているのは、高位のエーテルレベルにおける核エネルギーの密集の直接的結果です。それは現在の科学の機器では記録されません。このエネルギーが人間の脳に作用し、アルツハイマー病の増加、記憶力の減退、方向感覚の喪失、そして人体の防御システムの漸進的な崩壊を引き起こします。
宇宙の兄弟たちは、主に火星と金星から来ていますが、この核放射能を中和する霊的使命に従事しています。彼らはすべての核放射能を完全に中和することは許されていませんが、カルマの法則の範囲内で、様々な内破装置を使って行います。彼らはあらゆる核実験と原子力発電所から例外なく大気中に放出されている放射能を中和しています。私たちは絶え間なくより多くの巧妙な爆弾を製造しており、それは以前の爆弾よりもさらに致命的です。その実験のすべては、大気中に私たちの知らない核放射の雲を放出します。私たちはそれを測定できないため、その存在を否定しています。
核科学者は、核エネルギーを完全にコントロールしていると思っていますが、そうではありません。彼らは固体、液体、気体よりも上位にある物質のエーテルレベルについて理解しておらず、核エネルギーについて限られた知識しか持っていません。私たちが利用すべきでないのは、エーテル物質です。核エネルギーは、聖書に述べられているように、「立つべきではないところに立つもの」です。核分裂は利用されるべきではありません。それは致命的であり、地球上の人間の健康にますますダメージを与えています。
他の惑星の人々は、このエネルギーを掃除し、同時にこの惑星の磁場の複製を濃密な物質界に作成することに無数の時間を費やしています。
(『光の勢力は集合する―UFOと彼らの霊的使命』p27~p29より)