現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2007年 9月 人間の神性

人間の神性

すべての人間の意識の奥深くに神性(神)ついての自覚がある。ある人々にとっては、それは心(マインド)のより表面近くにあり、また他の人々にとっては、何か重要な出来事か刺激がそれを眠りから目覚めさせるまで、比較的知られず、発見されないままである。かくして、ある者は神の存在を容易に肯定するが、他方、多くの者は、彼らの五感で知ることができず、測ることができず、理解できないものすべてについてのリアリティー(実相)を、しばしば興奮して、拒絶する。
今日、多くの者がマイトレーヤの臨在を,彼のエネルギーが意識のすべての界に浸透していることをますます感知しつつある。彼らはマイトレーヤの名前も、その存在さえも知らないかもしれないが、しかし彼のエネルギーに反応して、世界における新しいそして霊的な風潮に気付いている。彼らは、自分たちが神聖なるもののオーラの中に生きており、それを説明するのは困難だが、すべてが良くなるだろうということを、ますます確信をもって知っている。また彼らは、自分たちが孤立した存在ではないことを、彼らの祈りは聞かれていることを、そして何か素晴らしい聖なることが地球という惑星に起こりつつあることを知っている。今日のストレスの多い危険な状況は終りに近づいていることを、われわれの時代の恐怖や失敗の先に、新しいより良い世界が形づくられるはずであり、そしてそれはそのように形づくられるだろうということを感知する。

妨げる
その間、マイトレーヤは、人間の進歩と福祉を妨げるものすべてに、人間の神性の表現を妨げるものすべてに戦いを挑み、また人間自身の恐怖心ともろさと戦う用意がある。
人間がいと高き源から来たのであり、神の特質をすべて潜在的に備えており、彼らを縛りつける恐怖から解放されるならば、その神性と創造的な才能に値する文明を築くことができることを、マイトレーヤは示されるだろう。
恐怖心と信頼の欠如のみが、人間を彼らの生存を脅かす今日の危険な状況に追い込んでいることを、分かち合いという単純な行為が彼らの困難に満ちた世界に正義と平和をもたらすだろうということを、そして人間は自分たちをひとつとして、ひとつのグループとして、唯一なる御父の子供たちとして認知しなければならないことを、マイトレーヤは示されるだろう。
彼はそのように語るだろう。そのようにして、彼は人間に変わることを呼びかけるだろう。

反 応
人間はどのように反応するだろうか。彼らの状態と問題についてのマイトレーヤの分析をどう考えるだろうか。世界における変化と救済を力説しているのはマイトレーヤのみではない。多くの賢明な男女が彼の思考とエネルギーに反応して、彼のアイディア(観念)を広く提示する。ゆっくりと、しかし確実に、これらのアイディア(観念)は根付いていき、これまで無関心で、関わり合わなかった人々の大きな集団を教育していく。このようにして、マイトレーヤの道は整えられつつある。
そうではあるが、マイトレーヤは、いかにして変化の方向に向かうのに必要とされる非常に大勢の人々の心(ハート)に触れることができるのか。その答はマイトレーヤのエネルギーの力(効力)にある。そのようなパワー(力)を備えた大教師が世界の前に立たれたことは、これまでかつてなかった。マイトレーヤが発する一言一言に乗って、彼の情け深いフォース(エネルギー)がハートからハートへと流れ込む。議論や討論は役に立たず、不必要である。彼の真理が聞く者たちの心(ハート)に真理を呼び起こし、彼らの共有する神性のるつぼの中で真理そのものとして認知される。