惑星の救済
人類が彼らの住まいである惑星の生態圈の不均衡がいかに深刻であるかに気づくとき、その状況の改善のために極めて緊急に必要とされるステップを取らなければならない。もし十分な決意で対応することに失敗するならば、人類はこの惑星を徐々に、しかし必然的な破壊に陥れることになる。そうすると、どんな遺産を子孫に引き渡すことになるのか。この自己破壊を蔓延させないためには、すべての者が共に行動し、必要な犠牲を払わなければならない。これは惑星の保全に対する態度の変更、および今日、人間にとって必要と見なされているところのものについての完全な変更を必要とする。
ある人々にとっては、必要とされる変化を承認することは容易でないだろう。しかし、そのような変化によってのみ、この惑星のいのちは保証され得る。すでに地球上の欠くことのできない森林の蓄えに深い食い込みが起こっている。森林の乱伐は酸素の減少と炭酸ガスの上昇を生じさせた。これは今や危機的段階にあり、即刻、行動する必要がある。
気づき
地球温暖化の現実は今や大勢の人々の心(マインド)に目覚めつつある、しかし、圧倒的な証拠にもかかわらず、人間の行動が原因であることを否定する者たちがまだいる。
わたしたち、あなた方の兄たちは、人間の行動が地球温暖化の80%に責任があるということを、完全な確信をもって言うことができる。
マイトレーヤがこの緊急の問題に人間の注目を向けさせるのは長い先のことではないだろう。彼は人間に選択肢を突き付けるだろう-- 一つには、いま行動することによる有益な結果か、そしてもう一つは、何もしないことから、あるいはあまりにも少ない行動の結果としての破壊か。かくして、決断は人間のみが行う。
結 集
人間がこれを理解するとき、彼らはまさにこの大義の下に結集するだろう。彼らの子供たちの未来が、現在の行動に依存していることを知るだろう。そしてマイトレーヤと彼のグループから、彼らが取るべき必要なステップを引き出すだろう。マイトレーヤは、より簡素な生活を、惑星の状況の現実により見合った生活を提唱するだろう。これが必要であることを十分に多くの人々が確信するとき、簡素化への運動が惑星全体を通じてますます大きく広まるだろう。何千万の人間が変化の必要に鼓舞されて、それは極めて異常な速さで進むだろう。このようにして、地球という惑星が直面する最も深刻な危険は、いくらか押し止められるだろう。これが多くの人々を勇気づけて、彼らはさらなる変化への用意を進めるだろう。必要な変化のジレンマに直面して、人間は分かち合いの原則を受け入れることの必然性に気づくことになるだろう。分かち合いのみが、これらの変化を実際的で可能なものにするだろう。分かち合いを通してのみ、この惑星の賜物はうまく利用される。分かち合いを通してのみ、この賜物は正しく管理されるだろう。このようにしてのみ、惑星自体はその環境およびその住民と調和して生きることができる。