現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2010年 3月 目覚め

目覚め

――覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記――2010年2月9日

マイトレーヤが世界の舞台に公に進み出られて、テレビカメラの前に数回、姿を現わされたからには、これまでに達成されたことを検討し、そして彼(のインタビュー)を見聞きした人々の反応を解釈することができる。これらの一般大衆への予備的なアプローチにおいて、マイトレーヤは、変化や再生のための急激な革新的なプログラムを強調し過ぎて、彼が助けようと欲する人々を怖がらせないように気をつけておられたということを念頭においてほしい。何千万の人々に苦痛と辛苦をもたらした金融関係の現在のやり方に対して批判的であるかたわら、彼は人間の多くの業績とより良い世界の創造を求める彼らの用意を賞賛した。
これまでのところ、反応は無言ではあるが思慮深く、マイトレーヤの思いの静かな真剣さに共鳴しているものと分類されよう。マイトレーヤは、いと高きところから来られたメシア的人物としてではなく、普通の男性として、われわれ人間の一人として紹介されたことを覚えていなければならない。かくして、人々の反応は自然で、正直なものであり、彼らの恐怖や希望の本当の反映であった。もちろん、視聴者の背景によって、その反応は様々であったが、しかしマイトレーヤはこれまでの反応に満足しておられる。

変化

この時点以後、マイトレーヤは緊急な変化の必要を、正義と分かち合いに基づく平和の必要性を一段と強調していかれるだろう。彼はまた、惑星地球の窮状とその問題に対する人間の責任に注目を向けていかれるだろう。かくして、偉大なる主は、われわれの世界と生活の再建設のための行動を組織化して、クライマックスへと漸次強めていかれるだろう。
この種のインタビューは世界中で継続的に行われるだろう。そして至るところにいる人々を、自分たちの生活を建て直す機会に、分かち合いによって正義と平和を創造し、自分たち自身をひとつとして見、人間を運命られた神への道から長い間、引き戻してきた競争と貪欲を永久に終わらせることに目覚めさせていくだろう。
かようにして、マイトレーヤは人間をなだめながら長い間のまどろみから揺り起こし、変化への彼らの欲求を目覚めさせるだろう。
かようにして、大いなる知識ある世界世論、地球上の最大のフォース(力)が育つだろう。その巨大なフォース(力)に対して、いかなる反動的な教義も太刀打ちできない。マイトレーヤによって鼓舞され、活気づけられた人類自身が自分たちの未来を徹底的につくり直し、すべての者のための自由と正義を通して、「善意と顕現された愛の時代」を確立するだろう。