質疑応答
Q シェア・インターナショナル誌2015年12月号に掲載された「最近のパリにおける出来事」についての覚者の声明と関連する質疑応答の中で、この悲劇的なパリの出来事に対する人類の反応は、「マイトレーヤにとって、それまでの場合よりも、いっそう速やかに行動する道を開いた」と述べられています。襲撃のすぐ後にパリで開かれた国連気候サミットにおいて、世界のおよそ200カ国が初めて、温暖化ガス排出削減と気候変動の最も危険な結果の回避のために世界的合意に向けて行動しました。この画期的な合意もまたマイトレーヤに「それまでの場合よりも、いっそう速やかに行動すること」を可能にしましたか。
A いいえ。
Q マイトレーヤは2015年12月12日にパリのシャンゼリゼ通りで行われた気候変動会議のデモ行進の中におられましたか。
A いいえ。
Q フランスの協働者が亡くなった後、私が別の協働者と話をすると、私たちは同じ体験をしていました。彼女が亡くなって最初の3、4日の間、私たちはその亡くなった方の非常にはっきりした姿を見ました。それはあたかも彼女がまだそこにいるかのようでした。3、4日経った後、私たちが彼女について話をしたときには、彼女はもう姿が見えませんでした。このことから幾つか疑問が生まれました。私たちがその現象を体験したのは、私たちが同じ出現グループに属しているからなのか、彼女は単にさよならを言っていたのかということです。この現象について説明していただけますか。
A はい、あなた方がこの体験を持ったのは、あなた方が皆同じ出現グループにいたからです。これは同じグループにいる人々にとってそれほど珍しい体験ではありません。
Q 誰かに話をするときに、「魂」と「生気(スピリット)」の違いを説明するのに最も困難を感じます。ジュワル・クール覚者は『これについて熟考しなさい』という編纂書の中で次のように述べています。「スピリットの性質は高次の段階のイニシエートだけに知的に明らかにされることができる」。前の大戦の間にワイス氏が行った講義の私の父親によるノートには、アストラル、低位メンタル、高位メンタルが「魂」を構成し、ブディック(記憶の貯蔵庫がそれに付属する)と「スピリット」が関連していると書かれています。さらに、人の魂は銀色のコードによって肉体とつながれているといいます。正しい説明を教えていただけますか。
A あなたが指摘しているとおり、「スピリット」と「魂」は秘教の教えの中で異なった文脈の中で様々に異なった意味を持っています。例えば、『不朽の智恵の教え』(ベンジャミン・クレーム著、2009年)の用語集ではこう述べられています:「スピリット」の定義は「マイトレーヤによって用いられる場合、『スピリット』とは、個人を活気づけ、活力を与えるすべてのエネルギー(生命力)の総計を意味する。さらに秘教的に用いられる場合は、魂の中にそれ自身を反映させるモナッド(聖なる閃き)を意味する」。この用語集の「魂」の定義はこうなっています。「スピリット(霊)と物質、神とその形態の間をつなぐ原理」