光 ― クレーム著作より
光に関する主題について、マイトレーヤの教え（キリスト・マイトレーヤからのメッセージ、マイトレーヤの教え－－命の法則）、ベンジャミン・クレームの師である覚者の教え（覚者は語る）、およびベンジャミン・クレームの著作からの引用文選集を紹介する。
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わたしの降臨は世界に大きな変化を起こさせており、まもなくわたしがここに居るという事実が確認されるだろう。人は問うであろう－－これはどうしたことか、どこからこの新しい光が輝き出るのかと。古き分裂は消え、併合し、共に成長する。人の子たちはより高度の光を感知し、その光に顔を向け、彼らを導くために待っているわたしを見つけるであろう。
（マイトレーヤからのメッセージNo.44）
新しい光が世界に流入するときはいつでも、その影響はただちに感知されなくても、広範囲に及ぶ。各界を通して、その光は微妙に新しい関係を生じさせ、資質そのものの特質に影響を及ぼしている。
（『覚者は語る』〔燃えるような光〕p.325）
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わたしの単純な言をあなたがたの心（ハート）に受け入れなさい。そこでつぼみを開かせ、花を咲かせ、光を生み出しなさい。また、わたしの愛を、心に受け入れなさい。これをあなたがたの同胞に送り、闇を光にしなさい。わたしの目的をしっかりとつかみなさい、それは人間を神に連れていくことである。だからわたしを手伝って、我が友よ、大計画によく仕えなさい。
（マイトレーヤからのメッセージNo.95）
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この来るべき時代は「光の時代」として知られるだろう。そしてあらゆる意味と顕現を含めた「光」が人間の起源となるだろう。見る目のある者にとって、人間が「光の部屋」に通じる扉を叩き始めている徴はすでに見えている。人間が、新しい洞察とテクノロジー（科学工業技術）が意味するものに取り組むにつれて、古くからの闇と無知は消え去っていく。間もなく、「光の科学」が、「聖なる科学」が、人間の驚嘆した凝視の中に明かされるだろう。そうして人間の進化の旅路における一つの重要な目標が達成されるだろう。
現在まで、ほんの少数の専門家のみがこの「光の科学」に接近することができたのだが、この恩恵をすべての者の利益のために使えるようにするためのステップがすでに取られている。エネルギーおよび光についてのすべての人間の必要は、簡単にかつ安全に満たされるだろう。太陽そのものがこの目的のために利用される。「マイトレーヤの旗印」のもとに愛において団結し、人間は星々への新しい通路を創り出すだろう。人間が自然の神秘を探究するにつれて、自然はその秘密を明け渡し、すべての底に横たわる秩序だった美を明かすだろう。
（覚者は語る『光の時代』p.245-246）
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『光のテクノロジー』と呼ばれる新しい技術、テクノロジーが生まれるでしょう。私たちは太陽から直接その光を使い始めます。今日使われているすべての動力は時代遅れのものになるでしょう。太陽から直接くる新しいエネルギーが人類のエネルギー的必要を満たすことでしょう。もちろん、これはいかなる個人やグループによっても買い占められることはできません。それは至るところにあり、すべての人々に自由で、無限の利用を提供するでしょう。それは、現在人類が既に手掛けている遺伝子工学のより進歩した形と関連して、医療にも応用されるでしょう。・・・交通機関は、動きがなく、静かで無振動になるため、疲れはなくなり、疲労感なく長い旅を続けることができるでしょう。
（ベンジャミン・クレーム、『マイトレーヤの使命 第三巻』p.400）
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「そしてその光の中であなたは光を見るであろう」という秘教の言葉があります。魂の光の中で、さらに高次の光を見ることができます。さらに明るい、より包括的な、より創造的な光です。魂から受けるものはすべて、その人が到達した位置に応じて当面の必要を満たします。しかし私たちのレベルで受けるときに、魂からその上にさらに何かがあるという直観をも受けることになります。
（ベンジャミン・クレーム、『マイトレーヤの使命 第二巻』p.448）
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わたしの軍隊は勢ぞろいし、位置についている。真理の光が彼らの目に輝き、わたしの呼びかけがあり次第、行動するだろう。あなたがたも光の群の一人となってわたしの愛があなたを通して働くことに確信を持ちなさい
（マイトレーヤからのメッセージNo.31）
歓びは自然な状態であり、幸せと悲しみの底に等しく横たわるものとして理解されねばならない。覆いが取り除けられるとき、それは光を－－魂の光を－－周囲すべてに輝かせ、神の特質なる愛を顕わす。愛と歓びは、純粋で、恐怖や憎しみや絶望の苦悩で曇らない心（ハート）に共存する。あなたの心（ハート）から恐れを取り除き、歓びを知りなさい。あなた自身を憎しみから解放し、愛の意味を知りなさい。暗い絶望を追い出し、あなたの真の光の中に立ちなさい。（覚者は語る『生きる歓び』p.72）
我が友よ、子供たちよ、人類には、まことにすばらしい未来があることを示すためにわたしはここに居る。いつの日か、人は、虹色にかざられ、神の栄光に輝きながら、己の神性を顕して立つであろう。わたしはこれを約束する。
（マイトレーヤからのメッセージNo.4）
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アンタカラーナを通して、魂はそのエネルギーをその反映である物質界に生きる人間の中に注ぎ込みます。アンタカラーナは、乗り舟である人間が瞑想をしはじめるにつれて、魂がその人に向けて築いていきます。またそれはその個人によっても、魂へ向かう瞑想を通して、上に向けて築かれます。二方交通の過程です。それは光の柱であり、意志、愛／智恵、知性という三種のフォース（エネルギー）の撚り合わさったもので、それ頭の頂点にあるチャクラに、千枚の花びらの蓮華と呼ばれるチャクラに注ぎ入ります。そのチャクラから神経組織のナディを通して流れるのです。それが神経組織の本当の働きです。
（ベンジャミン・クレーム、
『マイトレーヤの使命 第二巻』p.413）
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わたしの務めは、あなたがたを異なる本性の光の中に連れていき、あなたがた自身が神としての己に気づくように導くことである。
（マイトレーヤからのメッセージNo.71）
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われわれが肉体、感情体、メンタル体の物質を構成するエレメンタルをコントロールするにつれて、徐々にこの進化の過程に対するコントロールを得ていきます。鍵は放射です。われわれがある一定の段階まで来ると、物質の中に放射的な活動が起こります。それはもちろん魂から来ます。魂は、肉体、アストラル（感情）体、メンタル体を通して物質界におけるその機能を成就します。そうすると、すべてが放射し（輝き）はじめます。それは魂が物質を霊化するからです。それ以後、各転生において、われわれはからだ（つまり三つの体）の中に、亜原子の特性を持つ物質をより一層持ち込みます。それらは徐々に原子から亜原子、つまり文字通り、光に変化します。ますます魂の光に反応するようになり、個人としての人生の中で魂の影響が支配的になっていきます。物質と同一認することなしに、その特性をコントロールします。魂を通して、からだは放射的な特質を賦与されます。その放射的な特質をイニシエートはそれぞれの人生（転生）の中に持ち込み、やがて第五段階のニシエーションで完全性が達成されます。第五段階の覚者のからだの物質は完全に光です。
（ベンジャミン・クレーム、『生きる術』p.155-156）
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各世紀を経るごとに、人間はその目標に、完壁なる「神の光」の示顕に、さらに近づいていく。このようにして人間は本来あるべき姿－－生きた神々－－となっていく。各々の転生がその登山道に一つのステップを切り開く。そのような体験ごとに、人はその乗り舟（器）にわずかずつ光を加えていき、それによって体〔＊〕の波動を微妙に変える。このようにして、人間のすべての体が光の波動で振動するようになるとき、その仕事は完了し、旅路は終わる。すなわち人間の視点から見れば、その旅路は終わるのである。それを成し遂げた者の視点から見れば、旅路は始まったばかりである。このようにして各々の男女が人間から神へと変容を遂げる。物質の限界のすべてを備えたさなぎから、完全に自由になった「覚者（マスター）」が現れ出て、神の光を輝かせる。
〔＊〕体 = パーソナリティー、メンタル体、アストラル体、肉体。（覚者は語る『光あらしめん』p.80）
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『進化においては』その時点に来るまでにあなたが一生を通じて必要としていたもので、しかしもう必要としなくなったものを犠牲にしなければなりません。あなたの現在のより高い振動（バイブレーション）の状態においては、それはあなたにとって役に立たなくなっています。あなたが低位のものを犠牲にするならば、低位の振動状態のものを高位の振動状態のために犠牲にすることになります。振動率においてあなたの人生が高まるたびに、振動率が一段階上がるたびに、肉体、アストラル体、メンタル体に亜原子的なエネルギーを、つまり光を引き寄せます。そのようにして諸体は徐々に変えられていきます。今や光へと変わりつつある物質に低位の振動率を持つ物質を保持していくことはできません。低位の振動を高位の振動と共存させることはできないのです。
（ベンジャミン・クレーム、『生きる術』p.87）
前方に横たわる仕事は明確である。魂の窓を開き、魂の光があなた方の生活を輝かせるようにしなさい。覚醒した直観を通して、魂の知識と目的が表明されるようにしなさい。慈悲の意味を知り、その愛を広範囲に広めなさい。魂の叡知ですべてのイリュージョン（錯覚）を消散して、兄弟同胞のために光となりなさい。これが光の道を歩む者すべての務めである。直観を目覚めさせ、大計画をはっきりと見なさい。直観を目覚めさせ、闇を破りなさい。直観を目覚めさせ、すべての恐怖を振り捨てなさい。
（覚者は語る『理性と直観』p.40）
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光の中に全創造がある。光は創造の母である。“始まり”と“終わり”は光の中にある。しかし生命(いのち)は光を超えている。生命の源は『至高なる存在』の中にある。
（マイトレーヤの教え〔ベンジャミン・クレーム監修〕、『いのちの法則』p.97）
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グラマーは、メンタル体を通してグラマーに作用する魂の光によって克服されます。メンタル体の洞察はグラマーを克服するために利用されなければなりません。魂の光、すなわち直観が、イリュージョンであるメンタル想念を克服するために使われなければなりません。それらはイリュージョンなのか真実なのかのどちらかです。真実は常にそこにあり、発見する必要はありません。グラマーがなければ、グラマーに満ちた感覚を体験することはなく、あなたの感覚は真実です。それはみぞおちからではなく、ハートから来ます。それはアストラル・エネルギーの誤用ではありません。もしアイディアが真実であれば、それは魂から来たものであり、創造的、啓明的、啓発的です。それがイリユージョンであれば偽りです。その欺瞞性を示すためには、直観、魂の光が必要です。
（ベンジャミン・クレーム、『生きる術』p.286）
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もし、あなたがあるがままの自分ではなく、他人の後に従うならば、あなたは自分の輝きを失う。個性の光を反映することはできない。その光なしには、人生における進歩はない。
（マイトレーヤの教え〔ベンジャミン・クレーム監修〕、『いのちの法則』p.59）
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相対立するものの闘いと、それに続いて起こる摩擦なしには、人間の進歩はまさに遅々としたものであろう。摩擦は火であり、それが人間をその道に押しやる。志向は光であり、それが人間を絶えず向上へと招く。このようにして、人は、やがて、物質の限界を放り捨てて、その裡に霊の輝きを賦与する。人間の任務は物質を霊化し、すべての王国においてこの惑星の資質を天帝（ロゴス）の完全なる反映にしていくことである。この惑星はロゴスのからだである。
（覚者は語る『一対の極』p.243）
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私たちのすべての器－－肉体、アストラル（情緒）体、メンタル体が光のエネルギーに合わせて同じ振動率で振動するとき、そして魂との連結が完全で完成したとき、魂白体の反映であるところのモナッド、すなわち神の閃光、真我、と物質界の人間との間に連結ができます。「聖なる仲介」としての魂の必要はもはやなくなります。魂は、そこから発出したところの真我またはモナッドによって再び吸収されます。
（ベンジャミン・クレーム、『大いなる接近』p.328）
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人間に非常な困窮をもたらした古い考え方や行動は、終わりに近づいている。新しい光がその美を人類の上に注ぎ、そして過去の常軌を逸したあり方に終止符を打つ。
かくして、わたしたち（覚者たち）は、人間の未来が新しい理解の光を浴びているものと見る。
（覚者は語る『運命られた道』p.595-596）
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誰も不足するもののない未来を想像しなさい。すべての人間の才能と創造性が彼らの聖なる起源を実証する未来、戦争が人間の思考の中に座をもたない未来、尊意がその慈悲深い網をすべての人間の心（ハートとマインド）に投げかける未来を想像しなさい。（電気の）光ではなく（神の）光そのものによって灯され、今日のような悲惨さや欠乏はどこにも見つけられない都市を想像しなさい。光のみによって動かされる速くて音のしない交通機関、遠く宇宙世界や星々でさえもわれわれの手の届く範囲にまでもたらされるような未来を想像しなさい。そのような未来が、分かち合う勇気をもつ男女を待っている。そのような未来が、自由を愛する勇敢な者たちを待っている。そのような輝かしき未来が、人生の意味と目的を理解することを切望する者たちを待っている。
（覚者は語る『将来の青写真』p.506-507）
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再教育、再建設、そして変革の仕事を、あなたがた自身の任務としなさい。人間一人ひとりが燈台であり、その灯を同胞のために遠くまで照らすのである。あなたのランプの灯を明るくともし、輝かし、道を示しなさい。一人ひとり、すべてが必要である。この世界を救済し、復旧するためのこの偉大な計画に参加するのに、小さすぎる者も、若すぎる者もいない。これをなす決意をしなさい、そしてわたしの援助があることを確信しなさい。
（マイトレーヤからのメッセージNo.13）
あなたが公言する理想に従って行動するときが来た。以前にはなかった機会である。あなたの心（ハート）の中に秘められているビジョンを具現しなさい。あなたが独りではないことを、何百万の人間が同じ理想を抱いていることを知りなさい。奉仕することを願う者たちすべてと手をつなぎ、世界の周りに光の織物を紡ぎな
さい。
（覚者は語る『重要な機会』p.87-88）
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わたしの光の軍勢は集合し、すでに準備が整っている。旗印を高く掲げ、頭を上げて、彼らは前進する。未来に向かって、そして彼らを招いている光に向かって前進する。その光の中に、彼らは神の光を見るであろう。
（マイトレーヤからのメッセージNo.9）
