予言者との出会い
編集長殿
数日前、2012年9月の初めに、とても興味深い体験をしました。平日はいつでも、人々が街の中心部へと盲目的に殺到しているものです。突如、私から10mほど離れて、一人の老人が歩道に立っているのが見えました。彼の付けているカテーテルのチューブがジョギングスーツから足元のバッグの中につながっていました。私は心の中でこの男性はそこで何をしているのかと考え、おそらく病院から逃げてきたのだと思いました。
人々は彼を避けているようでした。私が近づくと、彼の片方の眼窩は空で、もう一方の目はしぼんでいてわずかに瞳孔が見えるくらいなのが分かりました。彼は低い声で話したので、私は彼が少し正気ではないと思いました。彼は80歳から90歳くらいに思えました。私は近づいていき、彼にこんにちはと声をかけました。彼は正気でないのではなく、少し耳が不自由でした。私が大丈夫なのか尋ねると、彼は「とても良い調子だ、とても良いよ、私はここにいて歌いながら、このカリ・ユガの時代が終わっていくのをお祝いしているんだよ」と答えたのです。
このように度の超えたことを彼から聞くとは思いもしていませんでした。彼は両手で私の身体に触れてきて、うれしそうに私の肩を抱えました。彼の目が不自由だと分かり、歯もほとんどありませんでしたが、彼は幸福な人でした。
称賛と熱意を込めて、彼はこの惑星に現れたアバターや覚者方の名前を一人ずつ挙げていき、私にはこの時が生きているのに素晴らしい時だと言いました。彼の話を聞いて狼狽してしまいましたが、彼の無害な存在感とメッセージの温かさで気持ちが落ち着き始めました。ある瞬間には、街のけたたましいリズムが消えてしまったようだったのです。
「私たちは夜の終わりにいるんだよ」と彼は言い、さらに「ごく間近に新しい地球の姿が現れるだろう。20年ほどの間にこうしたことは何ももはや存在しなくなり、私たちは全く新しい方法で生きていくだろう……」
彼と共にいて、ほんの数秒のうちに私は宇宙で最も幸運な男だと感じました。彼にお別れを言う前に彼の名前を尋ねました。『花の香り』を意味する、とても長い風変わりな名前を教えてくれました。
この出会いのある時点で、私は心の中でこの男性が、マイトレーヤかもしくはイエス覚者のような変装した覚者かもしれないのではと考えていました。彼はただ普通の年老いた男性だったのか、あるいは特別な方でしたか。
フアン・イグナシオ・ヒリガン
アルゼンチン、バイアブランカ
【ベンジャミン・クレームの師は、その年老いた男性がマイトレーヤであったことを確認した】
現行犯!
編集長殿
2012年の始めに、私の友人で生粋の信者から聖書を贈り物としてもらいました。読もうとしましたが、理解できませんでした。私は使わないものを取っておくのが好きではないので、捨ててしまおうとリサイクルペーパーのゴミ箱にそれを入れました。8歳の私の息子がそれを見て、聖書は捨てられないと言ったので、もう一度書斎に置きました。
数日後、今なら息子も忘れてしまっただろうと考えて、再びリサイクル用ゴミ箱に入れたのですが、またもやそれを見ていて、私に解決法を見つけたと言ってきました。彼の祖父(私の夫の父親)は毎週ミサに出かけるので、誕生日にそれをあげることができるというのです。
その誕生日が来ると、息子は父親と休暇に出かけ、私は義理の父親に聖書を渡しに行きたくなかったし、息子も留守だったので捨てるにはちょうど良いと思いました。
私はリサイクル用のコンテナまで行って、それを投げ入れました。それと同時に二人の女性が私の背後から、「何を投げ入れたの?」と尋ねてきました。私がそれは本だと答えると、一人の女性が夏の間読むものが欲しかったのでもらいたいと言ってきました。私はそれが楽しみのための普通の本ではなく、聖書だと伝えました。驚いたことに彼女はそれこそが欲しかった本だと言い、コンテナから本を取り出すための棒を探してみようと言ってきたのです。聖書はコンテナの底にあって、どうやったのか分かりませんが、その棒で私は聖書を取り出すことができました。
その女性はとても喜んで私から聖書を受け取り、私には、様々な大きさの石がたくさん入ったビニール袋から取り出した石を一つ渡してくれました。それは袋の一番底にあったものでした。とても小さい石で小さなへこみが真ん中にありました。彼女がそれを渡してくれた時、「この石を取っておいてね、なぜならこれはすべてを見て、すべてを知る神の目だから」と言われました。彼女たち二人ともが私にキスをして、お別れを言いながら去っていきました。
私は反対方向の自分の車の方へ行き、もう一度二人の姿を見ることを期待して振り返りましたが、彼らはどこにも見当たりませんでした。彼らは普通の女性たちでしたか、それとももしかして覚者方でしたか。
シルビア・B
スペイン、タラゴナ
【ベンジャミン・クレームの師は、二人の『女性』がマイトレーヤとイエス覚者であったことを確認した】
百聞は一見にしかず
編集長殿
覚者方との出会いを体験したグループのメンバーたちについて何度も読んだり、話を聞いたりしてきました。そのような出会いに対して、不信感のために私には非常に不快に感じられるだろうと分かっていましたが、アムステルダムでの講演(2012年9月19日)を前にした朝に、私は徴かあるいは覚者との出会いをお願いしました。それが私に必要な確信と信頼を与えてくれるという感覚があったのです。
その晩、講演の前に私はアムステルダム運河でチラシを配っていた時、二人の中年の婦人が近づいてきました。その婦人たちは二人とも短めの肩くらいまでの長さの茶色の髪で、165cmくらいの身長でした。二人は渡したチラシと講演に大変興味を示してくれました。私の近くにいた婦人は幾分ふっくらとした人でしたが、彼女が話し合いをリードしていました。彼女は話し方も振舞いもとても感じがよく穏やかでした。渋い色合いの染色プリントの入った白いコートを着ていて、それは秘教のシンボルのようにも思える模様でした。首の周りには美しい金の鎖に三角形を丸で囲んだペンダントを着けていました。
彼女はマイトレーヤやベンジャミン・クレーム氏(オランダ語での名前がクリームと同じなので、その婦人はもう一人に向かって「ほら、あのクリームのね」と話していました)についてとても良く知っているように見えました。もう一人のもっとほっそりとした婦人はずい分ためらっていて、その情報を知っているかどうかについて定かでないと言っていましたが、その割に彼女は実際には、本当にとても良く知っているという印象がありました。私の隣の婦人は説得力のある雄弁な様子で、様々なことを一緒にいた婦人に説明していました。議論が進む様子やその雰囲気で、私はすぐに何が起こっているのか気がつき、何と言えば良いのか心もとない気持ちになりました。そうしてみると、このことはその確信のない婦人によってとても良く反映されていたのです。その間ずっと、主導権を持った婦人から放射される安心させるような愛と平穏のエネルギーを認知していた感覚がありました。
彼女から、人々がマイトレーヤや覚者方についての情報にどのように反応するのか尋ねられました。最近私は人々が『ハイアラキー』という言葉が(私からの話やチラシやウェブサイト上で)出てくるや否や見限ってしまうことに気づいていたので、それを彼女に伝えました。彼女はその言葉を全部取り除いてしまうようにアドバイスしてきましたが、それに対してもう一人の婦人は、そうするのが正しいことかどうか疑わしいと言ってきました。「人々が否定的に受け取るものはすべて、ただ取り除くのよ」とその婦人は答えました。彼女は後になって、チラシを配布して再臨についての情報を広めることは、とても重要だと強調していました。二人ともが会場を(高くてライトがたくさんあって)きれいな場所だと言ってくれた後で、リーダーの方の婦人がちらっと中を見てみようと、もう一人を説得していました。最後に二人を見たのは、彼らが建物の前を歩いていた時で、その時にはそれ以降どこにも彼らを見つけることはないと分かっていました。
この出会い以来、私は温かな信頼と確信と喜びをハートに感じています。
それらの特別な婦人たちがどなただったのか、大変知りたく思います。
エリゼ・ヴァン・スハイク
オランダ、ユトレヒト
【ベンジャミン・クレームの師は、『リーダーの方の女性』がマイトレーヤで、一緒にいたのはイエス覚者であったことを確認した】