「徴を求める者は、それを見つけるだろう」
1977年11月8日に、ベンジャミン・クレーム氏を通して与えられたメッセージ第10信の中で、マイトレーヤは御自身の世界への出現には徴を伴うであろうと言われた:「徴を求める者は、それを見つけるであろう。しかし、わたしの顕れ方は、もっと単純である」。1988年6月に、マイトレーヤの側近は、マイトレーヤ臨在の徴は増大するだろうと発表した:「マイトレーヤは頭では決して理解できないような出来事で世界を溢れさせるだろう」
世界中からあらゆる信仰の人々、あるいは信仰を持たない人々にまつわる奇跡の報告が毎日のように行われている。シェア・インターナショナル誌には、何年もの間、そうした記事が満載されてきたが、懐疑的な世界は、これらのとてつもない出来事を、孤立した事件として見ており、それらを結びつけて考えようとすることも、それらの背後に何があるのか、なぜ起きているのか、何を意味するのかといった疑問も持たなかった。私たちはそれらが同じ源から来るものであり、一つの目的、つまり世界教師マイトレーヤと彼の一団である智恵の覚者方の顕現の徴として創り出されていることを伝えてきた。
数多くの奇跡の中には、涙を流す宗教的な像、ヒンズーの『ミルクを飲む』奇跡、奇跡的治癒の泉、世界中に現れた光のパターン、聖母マリアの出現、『天使』との遭遇、窓に現れた光の十字架、フルーツの中の聖なる言葉などがある。
ナイロビでのマイトレーヤの奇跡的出現
1988年6月11日に、マイトレーヤはケニアのナイロビ郊外の戸外での、祈りと癒しの集会に奇跡的に現れて、即座にその方をキリストと認知した6,000人の人々に向かって話をされた。その場で撮影された写真は、CNNやBBCを含む主要なニュースメディアによって世界中に配信された。
ケニア・タイムズの編集者であるジョブ・ムツンギ記者がこの事件を目撃し、記事を書いた。
「裸足で、白い衣を着て、ひげをはやした背の高い男がどこからともなく現れて、群衆の真ん中に立っていた。・・・『イエス様、イエス、イエス様、あなたは来られた。ようこそ、イエス様。どうか私たちの罪を洗い去ってください。イエス様、どうかお助けを!』という大きな叫び声が響きわたり、彼女(メアリー・アカサ)の声はかき消されてしまった。・・・礼拝者たちのありさまと雰囲気は、言葉が『混乱した』という旧約聖書(創世紀 第11章)のバベルの塔の時代を思い起こさせた。誰もが何かをつぶやいていた。ある者は地面にひれ伏して、賞賛と崇拝の念であられもなくむせび泣き、完全にこの出来事に服従していた。メアリー・アカサは気を静めるように呼びかけた。しかし、それは難しかった。・・・男は、なまりの全くないきれいなスワヒリ語で語り、ケニアの人々は祝福されていると告げた。・・・」。彼は聴衆に向かって18分間ほど話をし、彼の近くにいた多くの人々は完全に治癒された。そして彼は現れた時のように、神秘的にいなくなった。ジョブ・ムツンギ記者によると、グルナム・シン氏の車にしばらく乗った後、その男性は、「道路わきを2、3歩あるくと、希薄な空気の中にただ消えてしまったのだ。これを目の当たりにした何人かの人々は、この不可思議な消え方に度胆を抜かした」
(ケニア・タイムズ;本誌1988年9月号)
マイトレーヤの出現と治癒の水
何年もの間、マイトレーヤは世界中で宗教的な集まりに定期的に姿を現され、それはシェア・インターナショナル誌上で毎月伝えられた。マイトレーヤはあらゆる宗教、伝統を持つグループに現れ、しばしば待望される教師(キリスト、メシア、マイトレーヤ仏、イマム・マーディ、クリシュナ)として認知された。約15分から20分間話をされてから、現れた時と同様に奇跡的に姿を消した。
それぞれの出現の際には、たいていの場合、もう一つの奇跡を伴った。地元にある地下深く涸れることのない水源が、マイトレーヤによって驚くべき治癒力を充電(磁化)されている。最初にそのような水源が発見されたのは、1991年にメキシコのトラコテであった。数カ月のうちに、驚くべき奇跡の治癒のニュースが広がり、何万人もの人々が水を求めて毎日列を成した。同様の奇跡の泉は、ドイツのノルデナウやインドのナダナで発見され、両方とも何千人もの訪問者を引きつけており、多くの人々が奇跡的治癒を報告している。
やがて、世界中に広がる777カ所の癒しの水源が、マイトレーヤの決められた順序で発見されるだろう。その水が人類の多くの慢性病を癒し、免疫力を高め、肉体を浄化する助けとなるだろう。1993年にトラコテの水は、ホメオパシーの療薬を作るのに使用され、現在世界中で数千人の人々に恩恵をもたらしている。ノルデナウの洞穴の水もホメオパシー薬となっている。
マイトレーヤの『手形』
2001年8月に、スペインのバルセロナのある家庭の洗面所の鏡に、マイトレーヤの「手形」が現された。写真のように詳細な三次元のイメージが2001年10月に本誌に最初に掲載され、現在世界中の数千人の人々が像のコピーを持っており、マイトレーヤの助けを祈るために使用している。
その『手』はマイトレーヤの癒しのエネルギーを喚起する手段であり、自分の手を置いたり、あるいはじっと見つめることによって、マイトレーヤの癒しと助けを喚起することができる(ただし、カルマの法則の許す範囲内で)。「手」からの助けを求めた人々からの奇跡の報告が、定期的にシェア・インターナショナル誌に掲載されている。
2002年にスロベニアのラセクで、かがり火の炎に現れた人物像