現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2007年 8月 マイトレーヤからのメッセージ

マイトレーヤからのメッセージ

【世界教師マイトレーヤは、出現の準備期間中に140信のメッセージをベンジャミン・クレームを通して送ってこられた。用いられた方法はメンタル・オーバーシャドウと言われるプロセスで、そうして確立されたテレパシーによる関係である。このオーバーシャドウのプロセスは、この仕事へ向けてのクレームの訓練期間中の1972年に始まった。最初はほんの数分間しか続かなかったが次第に長くなり、ついには伝導瞑想の間中何時間にも及ぶようになった。
1977年9月6日からは、ロンドンのユーストン通りのフレンドハウスで毎週開かれていたベンジャミン・クレームの公開の講演会でマイトレーヤのメッセージが送られるようになった。それらのメッセージは、聴衆を鼓舞し、マイトレーヤの出現のニュースを広め、豊穣の世界で飢えと貧困に苦しむ何百万という人々を救うために緊急に働くことを呼びかけるものであった。
マイトレーヤは、分かち合いの原理とこの不正義を正すことなしには、世界平和の望みはないと常に強調される。それらのメッセージのうちの二つをここに収録した】
(140信のメッセージは、『いのちの水を運ぶ者』として
シェア・ジャパン出版から刊行されている)

今晩は、親愛なる友よ。
あなたがたに語りかけ、わたしが戻ってきた理由を心に堅く植えつけてもらうために、またこの機会を持った。
わたしが降臨し再びあなたがたの中に現れる理由は数多い。
主に次のようなものである--
私の兄弟である覚者たちは、日常の生活の中に集団で戻ることが予定されている。
わたしも、彼らのリーダーとして、また、仲間として共に戻る。
世界中のもろもろの民は、わたしを呼び、わたしの帰還を請い願っている。
わたしは彼らの嘆願に応える。
さらに多くの者は飢え、無意味に消えていく--
世界の倉庫の中では腐敗しているその食物を欠くために。
また別の意味でわたしの助けを必要とする者も多い--教師として、守護者として、友として、案内人として。
これらすべてを総合する者として、わたしはやって来る。
人類がわたしを受け入れてくれるならば、彼らを新しい時代へ、新しい御国へ、来るべき時代に人類を待つ、あの栄光の未来へ連れていこう。
このすべてのためにわたしはやってくる。
わたしは、神への道を、
あなたがたの本源に戻る道を示すために、やってくる。
神への道は、すべての人間がたどることのできる単純な道であることを示すために。
わたしが携えてくる新しい「啓示」であるあの「新しい真理」の光の中へ
あなた方を導くために。
このすべてのことのために、わたしはやってくる。
あなたがたの手を取って、あなたがたを招いているあの御国へ連れていこう。
あの驚嘆すべき神の栄光をお見せしよう。
あなたがたはそれを仰ぎ見ることができるのである。
あたしの覚者たちの先陣は、あなたがたの仲に位置を占めている。
あなたがたは間もなく彼らを知るであろう。
彼らの仕事を助けなさい。
彼らは、あなたがたを通して、新しい時代を建設するということも知りなさい。
彼らに導いてもらいなさい。案内してもらいなさい。道を示してもらいなさい。
そうすることで、あなたは、兄弟姉妹たちによく仕えることになるだろう。
心に深くとどめなさい。わが友よ。
すべては良くなるだろう。
あらゆる事柄は良くなるだろう。
おやすみなさい、わが愛しき友よ。
唯一なる神の光と愛と力とが、あなたがたの心の裡に、今顕されるように。
それによって、あなたがたのうちに永遠に宿るものを探し求めるように。
それを見つけ、そして神を知りなさい。
(メッセージ第2信、1977年9月15日)
親愛なる友よ、再びあなたがたと共に在り、
このようにして、あなたがたの志向を強化することができてうれしい。
わたしの到来は、人の心に変化への願いを、より良きものへの願いを喚び起こす--
それがどのようなかたちで表現されようとも。
わたしのエネルギーは、人の心に崇高なる不満を生み出す。
我々の機構の中で役に立たないものは、すべて捨て去られねばならない。
今日の人間に相応しくない機構が、多く存在する。
人は、生まれつつある神である。
したがってこの神が栄えることができるような生活形態を創らねばならない。
現在のような生き方に、あなたがたはいかで満足していられようか。
何百万の人間が貧困の中に飢え死にしているかたわら、
金持ちは富を貧乏人の前でみせびらかす。
人はお互いの隣人の敵であり、誰も兄弟を信用しない。
あなたがたはいつまでそのようにして生きねばならないのか、我が友よ、
いつまでそのような堕落を支持するのか。
わたしの計画、そしてわたしの義務は、あなたがたに新しい道を、
人の裡なる霊性を輝き出させる前進への道を、示すことである。
だからわたしは真剣に語る、我が友よ、兄弟たちよ。
わたしの言によく耳を傾けなさい。
人は変わらねばならない、あるいは死滅するか、
それ以外の道はない。
これを理解するとき、あなたがたは喜んでわたしの大義を受け入れるであろう、
そして人間には光に包まれた未来があることを、示すであろう。
わたしの教えは単純である。
正義と分かち合いと愛は、神の様相である。
己の神性を顕すために、人はこの三つを心に抱きしめねばならない。
唯一にして最も聖なる神の光と愛と力とが、あなたがたの心の裡に、今顕されるように。
それによって、大計画の中におけるあなたの役割を認識することができるように。
(メッセージ第81信、1979年9月12日)