現在位置: ホーム シェア・インターナショナル記事 2007年 8月 大宣言の日

大宣言の日

【マイトレーヤの出現が完結するとき、彼は大宣言の日にテレビ放送を通して御自身を明らかになさるだろう。わたしたちは一人ひとり彼の言葉を心の裡で、思念伝達を通して、自国語で聞くだろう。そして同時に何十万という自然治癒が世界中で起こるだろう。彼は御自身が世界教師であることに何の疑いも与えないだろう。そしてそれが世界における彼の公の使命の始まりとなるだろう。
ここに本誌はベンジャミン・クレームによる大宣言の日の描写と、このテーマに関する彼の師による記事からの抜粋を収録する】

この大宣言の日には、テレビを見ることのできるところならばどこででも、テレビの画面にマイトレーヤの顔が見られるであろう。「すべての目が彼を見るだろう」という聖書の言葉が成就することのできる唯一の方法で成就されるであろう。人々はマイトレーヤの顔を見るが、彼は語らないであろう。マイトレーヤの思いが、正義、分かち合い、正しい関係、平和を求める人類への呼びかけが、沈黙のうちに思念伝達の方法によって聞こえるであろう。人類は一人一人、自分自身の言語でマイトレーヤの呼びかけを心の裡に聞くであろう。このような方法で、彼は二千年前にあったペンテコステの出来事を世界的規模で再演するであろう。
同時に、マイトレーヤが体現するエネルギー、つまりキリスト原理、愛のエネルギーがすべての人間の心(ハート)に途方もない強さで流れるであろう。マイトレーヤは言われた、「わたしが世界を抱きしめるかのようであろう。人々は肉体的にさえそれを感じるであろう」と。これが彼のメッセージに対し直感的な真摯な反応を人々の心のうちに呼び起こすであろう。同時に、外的な肉体レベルにおいては世界中で多くの奇跡的な治癒が起こるであろう。これら三つの方法で、人々はその方が、もちろんその方のみが、宗教的のみならず宗教的でないグループも含むすべてのグループのためにやって来られたキリストであり、世界大師であり、転生している神としての私たちの運命を成就するのを助けるためにここにやって来られた、広い意味での教育者であることを知るであろう。
マイトレーヤと覚者方の一団は、人類に道を示すために、我々の神性が正しく顕現することのできる状態を創造するよう鼓舞し導くためにやって来られた。彼らは私たちが本来誰であるかを教えるためにやって来られた。マイトレーヤは言われる、「わたしは自己実現の術を教えるために来たのである」と。「それが世界のすべての人々の宿命である」と。
(『マイトレーヤの使命・第2巻』より)

マイトレーヤの顔は、間もなく世界中の大勢の人々に見られるだろう。テレビのおかげで今日、アバター(大聖)は数え切れないほど多くの家庭に入り込み、簡潔な言葉で人々の心(ハート)に浸透することが可能である。間もなく同じようなかたちの出場が繰り返され、それは全世界が彼の言葉を聞いて応じるまで続けられるだろう。このようにして、世界は、キリスト・マイトレーヤがわれわれの直中におられ、われわれを教え、導き、仕え、案内し、奈落の底から引き返す道を示し、新しい世紀の創造を鼓舞するために、構えておられることを知るようになるだろう。
(『覚者は語る』“マイトレーヤの出現”より)

十分に大勢の人々が彼のメッセージに反応するとき、人々は世界のメディア・ネットワークに対して、彼を呼んで話をしてもらい、大多数の人々に彼の考えをもっと十分に伝えることができるように要求するでしょう。その時、世界のテレビ・ネットワークが衛星で連結されるでしょう。これは私たちの人生で最も途方もない出来事であり、その規模において比類のない、歴史上で最大の出来事となるでしょう。
「大宣言の日」はメディアによってあらかじめ告知されるでしょう。人々は決められた時間にテレビのチャンネルを合わせ、それまでにはよく知られるようになっているマイトレーヤの顔を見るでしょう。キリスト教の聖書に述べられているように、「すべての目は彼を見る」でしょう--テレビのネットワーク中継。テレビ中継はこの出来事のために存在するのですが、それによって史上初めて、世界教師が教会や聖職者の仲介を必要とせず、すべての人間に直接語りかけることができるのです。
マイトレーヤは全知、偏在です。彼はすべての人間と思念伝達の交信を確立し、それぞれの人が、自国語で、心の裡に彼の言葉を聞くでしょう。これは2,000年前にパレスチナで本当に起こった出来事の再現であり、ただ今回はそれが世界規模で起こるのです。
彼は世界の歴史について短く説明し、私たちがやって来た途方もないレベルから、私たちが落下した堕落の経緯を紹介するでしょう。彼は私たちに変化を促し、未来への展望で鼓舞するでしょう。これまで誰も世界に提示したことのない未来、この地球がこれまでに見た中で最も素晴らしく、美しく、途方もなく輝きに満ちた文明について語るでしょう。
それが、今始まりつつあるアクエリアス(宝瓶宮)の時代における人類の未来です。必要なエネルギーを直接太陽から得ることのできる世界、発達した遺伝子工学によって、新しい臓器をつくる能力が与えられる世界です。病院に行って、あるかどうか分からない臓器の移植を待ち、臓器が入手できなければ死んでしまうという代わりに、診療所に行って、数時間後には再生した心臓や肝臓や腎臓を得て出てくることができるのです。このようにして人々は力強く、今日よりもずっと長く活力を維持して生きるようになるでしょう。世界の資源を分かち合うことによって、すべてのことが可能になります。分かち合いは信頼を生みます。国々の間に信頼があるとき、国家の間に平和があります。
大宣言の日に、マイトレーヤはこのすべてを描いてみせるでしょう。
(『大いなる接近』より)

未来は人間にとって信じがたい約束をはらむ。大宣言の日から、この世界を変容させるプロセスが始まるだろう。そして人間を最高のレベルの達成へと連れて行くだろう。
その日には、あらゆる所にいる男女が神の愛を体験し、それを自分たち自身のものとして知るだろう。彼らの心(ハート)を通して、マイトレーヤのエネルギー(光線)が流れ、全く新しい理解を彼らの裡から呼び起こすだろう。分かち合いと正義を、彼は呼び掛けるだろう。そのようにして導かれ、鼓舞されて、人間は最大に応え、マイトレーヤの賢明な勧告のもとに世界を創り直すだろう。
マイトレーヤが御自身を現すのに今まで待っておられたのは、理由がないわけではない。やっと今、人類は自分たちの家(世界)を整えるために歩み出しはじめている。このようにして、やっと今、マイトレーヤは全面に出てきて、導くことができるのである。
(『覚者は語る』“偉大なる主、お出まし給う”より)

一日一日と過ぎるごとに、マイトレーヤが全世界に公に出現される大宣言の日が、近づいてくる。そのうれしい日に、あらゆる地に住む男女の分かち合う歓びが、現在の不安と恐怖に曇った状況を変容させるだろう。
現在の混乱と脅威は、過去の悪を正し、諸国家の間に正義を創り、古い論争を解決し、国際法規を支持するための新しい平和的な協力の時代の前奏曲にすぎない。
人々は将来、この時を振り返って見るとき、それが最も輝かしい夜明けの前の暗い夜であったことを知るだろう。そしてこの波乱の多い時期に生きてきたことを喜ぶだろう。
世界は偉大なる教師を待つ。その教師は、出現して、すべての者の完全な視野の中で教え、奉仕する機会を待っておられる。
(『覚者は語る』“夜明け前の暗闇”より)