マイトレーヤは門口に──選集

Maitreya at the door ─a compilation

「マイトレーヤは門口に」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』と『シェア・インターナショナル』)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

多くの者がわたしに従い、わたしを案内人として見るであろう。多くの者はわたしを知らないであろう。わたしはすべての者の生活の中に入り、彼らを通してその人生を変えることを願う。もうすぐわたしを見る用意をしておきなさい。わたしの言を聞き、わたしの思いに従い、わたしの嘆願に心を留める用意をしておきなさい。
わたしは門口に立つ見知らぬ者なり、扉をたたく者なり、いつまでも立ち去らぬ者なり。わたしはあなたがたの友である。わたしはあなたがたの希望である。わたしはあなたがたの楯である。わたしはあなたがたの愛である。わたしはすべてである。
(『いのちの水を運ぶ者』第10信、p.46~47)

マイトレーヤの足は門口にある。彼の手は扉を叩く用意をしている。彼を見逃さないように、注意深く耳を傾けなさい。マイトレーヤは、法を履行するために、大計画に仕えるために、人類に教えるために、彼の弟たち(覚者たち)を彼らの運命られた未来に導くために、やって来られる。マイトレーヤは彼がずっと昔に人間に約束されたことが起こるのを見届けるために、彼の愛によって人間を解放し、彼らの神性に目覚めさせるために、やって来られる。
(『覚者は語る』―マイトレーヤは出現を早める―p.588)

間近にあるこの時を楽しみにしていなさい。マイトレーヤは出現の門口に立って、分離と貪欲にまさに戦いを挑もうとしている。正義と自由、和解と平和を呼びかける彼の召集に馳せ参じなさい。そしてあなたのすべてを人類種族の奉仕に提供しなさい。これは今までに決してなかった時である。このような時は決して繰り返されることはないだろう。あなた方の心(ハート)の中を深く見つめなさい。そして選択をしなさい。光と愛に浴する未来か──あるいはあなたの運命の否認か。
マイトレーヤは、変化への時は熟していることを知っている。人類はテストを受ける準備ができていることを知っている。彼はまさに出現して、ご自分の任務を始めようとしておられる。
(『覚者は語る』―マイトレーヤへの反応―p.475)

私はもう30年間も、マイトレーヤは“間もなく”出現すると告げられてきましたが、それは覚者方の時間の基準によるものでした。彼らは2,000年周期で働かれるので、数年は覚者方にとっては日曜の午後のようなものにすぎません。マイトレーヤの出現は特定の法に基づいており、とりわけ私たちの自由意志を支配する法に基づいています。過去26年間のいつでも、彼は人類によって呼び出されることが可能でした。彼が前面に出て来ることを可能にする幾つかの行動を人類が起こせばよかったのです。
(『光の勢力は集合する』p.133)

我が友よ、今や、わたしは非常に速く出現しつつあるので、あなたがたがわたしの顔を見るまでの時間は、残り少ない。あなたがたがわたしを見るとき、昔の兄が、マイトレーヤ自身が、あなたがたの中に居ることを知るであろう。わたしのために、そして大計画のために働くことを、あなたがたに呼びかける。あなたがたを、我が友よ、頼りにすることができるのをわたしは知っている。
(『いのちの水を運ぶ者』第91信、p.268~269)

マイトレーヤは扉を音高く叩く。その扉はまもなく開き、愛の主は騒々しい争いのなかに踏み入るであろう。人々がこの方をみるとき、彼のことばの簡潔さに、しかもまたその明快さに驚嘆するだろう。彼の智恵は人々を困惑させると同時に喜ばせ、彼に従いそして世界を再建する用意のある者たちを彼のもとに引き付けるだろう。
(『シェア・インターナショナル』2007年6月号、「覚者より」─変革)

ずいぶん前に、アグニヨガの教えの最初の本で、マイトレーヤはこう述べました。「人間の手によって、人間の足によって、新しい時代は築かれねばならない」。一つ一つの石が、一つ一つの煉瓦が、一歩一歩が、人間自身によって作られねばなりません。しかしそれは覚者方が世界に戻って来なければ起こらないでしょう。マイトレーヤが御自身を公に示すのみならず、分かち合いと正義と平和につながる条件を創造するために人類を鼓舞することが可能にならなければ、それは起こらないでしょう。それをできるだけ早く起こすためには肉体のすべての筋肉を整え、すべての神経を研ぎ澄ますことが要求されます。
マイトレーヤは予定よりも早く出て来られます。株式市場の崩壊を待っていません。崩壊が明日にでも起こって、彼がそれに合わせて出て来られればよいと私は思いますが、しかし彼はそれを待ちません。世界における問題、特に人間がつくり出した生態系の不均衡があまりにも大きいのです。
(『協力の術』p.296~297)

もはや人は傍らに立って、出来事がしばしば悲劇的なコースをたどるままに任せていてはならない。いまこそ和合といのちのために、良識と平和のために誇らかに立つ時である。マイトレーヤは途上にあり、あなた方の選択を、彼の嘆願に対するあなた方の答えを要求するだろう。
あなたはまさにそのような時のためにここにいることを知りなさい。そして今日のあなたの決断の力を疑ってはならない。正義と平和を求めるあなたの選択を知らせて、マイトレーヤが頼ることのできる者たちの隊列に加わりなさい。
今日、多くの人々が何か容易ならざることがまさに起ころうとしていることを感じている。その性質を知らずに、しばしばその前兆を恐れる。彼らは、たとえその名前を知らなくても、マイトレーヤのエネルギーに反応する。間もなく、非常に間もなく、彼らはマイトレーヤを見るだろう。各人が自分の選択をすることができ、しなければならない──疑い、拒絶し、限りなく苦しむか、あるいは未来を再創造して真理の領域に入るか、を。
(『覚者は語る』―真理の領域―p.424)

あなたがたが、わたしを見る時までの時間は非常に残り少ない。この短い時間を最も有効に使い、わたしの道を整え、あなたが出会うすべての者たちにわたしの送る真理の言を教えなさい。わたしの帰還が世界にもたらす光と約束の道程に、彼らをも導いてあげなさい。完全なる視界の中にわたしが出現する時が差し迫っている。目覚めて待ちなさい、眠っていてはいけない。
(『いのちの水を運ぶ者』第65信、p.191)

成すべきことはたくさんある、なぜなら世界全体がその変容を待っているのだから。たくさんの手が必要とされる、なぜなら変化はすべての人間に関わるから。マイトレーヤが現代の人間の舞台に公に入られるとき、彼は喜んで手を貸す助力者の軍勢を傍らに招くだろう。
マイトレーヤの御顔が見られ、彼の臨在が知られ、彼の勧告に注意深く耳が傾けられるようになるまでの時間は今や本当に短い。マイトレーヤの助言は現在の病の全領域を網羅し、それらの緩和と治癒の方法を指し示すだろう。
(『覚者は語る』―神への道―p.369)

私たちの仕事は、マイトレーヤが(人類の自由意志を侵すことなしに)前面に出てきて、少なくとも大多数の認容が存在する舞台で公に自らを宣言することを可能にする希望と期待の風潮をつくることです。何百万という人々がこの話を耳にしました。もちろん、彼らのすべてがそれを信じているわけではありません。しかし何万人、あるいは何十万人がある程度信じているのです。その可能性に対しては心を開いているのです。これはとても良いことです。そして──どのくらいいるのか私は知りませんが──何千何百人もの人々が本当に身を挺してこの仕事のために積極的に活動しています。そのような人々、つまり私たちの仕事はマイトレーヤの出現の可能性に対して人類の心を一層開かせることです。そうすることで、彼が公に出てくるのを可能にする開かれた窓をつくる助けとなるのです。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』p.561~562)

あなたがたが、わたしの姿を完全な視界のうちに見るのも、そんなに長い先のことではない。人類は、もうすぐわたしを見るであろう。そして、もしわたしに従いてくるならば、彼らを待っているあの未来へ、真理と和と愛の光にあふれる未来へ、連れていこう。
我が友よ、わたしを援けて、準備の労苦を分かち合ってほしい。もしも、わたしがここに居る事実を受け入れることができるならば、聞く耳を持つすべてに、このことを告げなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第6信、p.34~35)

マイトレーヤご自身が門口に立たれ、扉を叩くために手を掲げておられる。認知されるのを待っている間に、彼の臨在を表す徴は急速に増加している。マイトレーヤをあなたの心(ハート)に喜んで迎え入れて、彼が世界に入るのを容易にしなさい。彼に、あなたを通して働きかけさせなさい。あなたの兄弟姉妹もまた、この大いなるニュースを知る価値があることを覚えておきなさい。そして彼らを闇の中に放置しないようにしなさい。
(『覚者は語る』―マイトレーヤは門口に―p.585)

私の仕事の性質上、私は、人間の反応と希望と期待を高めるような最も希望的画面を描きがちですが。彼の問題は、私が想像するよりもずっと大きいのかもしれませんが、世界への宣言が遅れることが我々の反応の速度に影響するとは思いません。マイトレーヤ御自身が言っています。「すべてが失敗すれば、機は熟しているのだが、わたしを迎える心の準備のできていない世界に顕れることになるだろう。わたしがあなた方の中に居ることを、まだ知らない世界に。しかし期待される者としてあなたがたの前に現れることの方がどれだけ良いことか」。ですから、マイトレーヤは、人類は用意があることを知っておられます。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅰ巻』p.33)

もうすぐわたしを見る覚悟をしなさい。わたしを認知し、信頼し、わたしを愛し、わたしと共に働く用意をしなさい。わたしはあなたがたの存在の本源へ、あなたがたの本質に至る道を、教えるためにやってきたのである。あなたがたがわたしを識るとき、わたしはいつもあなたがたの心の裡に存在していたことを識るであろう。長い間あなたがたは、わたしの呼びかけを聞いていた、そしてその呼びかけに応えてあなたがたはここに居るのである。
(『いのちの水を運ぶ者』第104信、p.311~312)

非常に多くの人々は自分たちが大切にするものすべての終わりを感じ、恐れる。さらに多くの人々は新しい人生の可能性に希望を抱いて待っており、より公正な世界における新しい自由を切に待望する。変化、すなわち新しいものの先触れはすべての人間の扉を強く叩き、そして人間が現在、恥を感じているものよりもずっと良い律法を知り、新しい世界を建設するために用意を整えることを、彼らに呼びかける。各人が自分なりの方法でその呼びかけに応える──地位や所有物や誇りを失うことを渋りそして恐れながら、あるいはこれまでの限界や分割に終わりがくることを歓迎しながら。
マイトレーヤは、出現の用意ができている。彼の公の出現のみで、変化の雪崩れを引き起こすだろう。勢いをつけながら、現代生活の風景を変容させるだろう。
(『覚者は語る』―変化の中にある世界―p.373)

世界はマイトレーヤのテレビでの発言の影響で変わりました。彼は何百万もの人々に語っています。彼は途方もない影響を与えています。それを認識している人はほとんどいませんが、これは真実です。それは起こっています。そして世界は変わっています。世界は同じではありません。それは毎日変化しており、マイトレーヤは変化に注目しているだけではなく、変化に調子を合わせ、それによって彼が以前に考えていたよりも早く現れることが可能になったのです。
(『シェア・インターナショナル』2015年1月号、p.14
2014年ヨーロッパ研修会──質疑応答)

わたしの計画は進み、まもなく、完全な肉体的事実として、あなたがたはわたしを知り、信頼して、わたしに従いてくるであろう。わたしの言が、耳に聞き覚えのあるものであっても驚くことはない。以前に何度もあなたがたは愛の必要を聞いた。にもかかわらず、今日多くの者がこの聖なる神の様相の恩恵を受け得ず、何百万という数の人間が死んでいく。だから、我が友よ、わたしの言は、再び、あなたがたの耳に響くだろう。「あなたの兄弟を愛しなさい。彼らの窮乏に心を留めなさい。あなたが豊かに持つものを与えなさい、そして世界に喜びを復興しなさい」
(『いのちの水を運ぶ者』第52信、p.157~158)

マイトレーヤが提供するリーダーシップは人類を失望させないだろう。彼はすべての者の希望と志向を高め、そして人々の持つ最高のものを解き放たせるだろう──たとえそれが今は隠され、恐怖心と無知のためにその存在が表現されていなくても。彼は人間の恐怖を征服し、そして本当にひとつの新しい人類を確立するだろう。……
マイトレーヤは今まさに自由と正義と平和につながる扉を強くノックしようとしている。よく耳を傾け、彼のノックを認知しなさい。そして彼の先導のもとで、大胆にそして賢明に行動する覚悟をしなさい。
(『覚者は語る』―新しいミレニアムが始まる―p.515~516)

世界にわたしが姿を現す日が間近いことを知らせるために、わたしはここに居る。もうすぐ、全世界がわたしを見、わたしを知り、わたしを兄弟と呼ぶであろう。本当にわたしはあなたがたの兄弟である。あなたがたの裡なる神の存在の真理を宣言し、あなたがたの歩みを未来へと導き、神の愛と意志とをあなたがたに解き放つために、戻ってきた兄弟である。
(『いのちの水を運ぶ者』第138信、p.415)

もうすぐ世界中の男女は、主キリストを、マイトレーヤ如来を見、その声を聞くためにラジオやテレビの周りに集うだろう。その言葉は沈黙のうちに一人ひとりの心の裡へ、それぞれの母国語で伝えられていくのを体験するであろう。この体験によって、人はこの方こそ真のキリストであり如来であり世界教師であることを知る。そしてこれによって2,000年前のペンテコスタの出来事が、世界的な規模で繰り返されるのを知る。やがてこの出来事を記念して、ペンテコスタが新しい世界宗教の大きな祝祭日になるだろう。……
マイトレーヤとその弟子である覚者方は、理性の時代、同胞愛の時代、愛の時代の幕開けをなさり、人間が、唯一の聖なる大生命の欠くべからざる一部であることを、はっきりと自覚できるように導いていかれるのである。
(『世界教師と覚者方の降臨』p.50~51)

わたしの計画は、直ちに出現し、すべての人間が理解できる言葉で、人々に平易に語りかけることである。兄弟として、彼らに語りかけ、彼らの歩みを神の方向へ導く。
神は多くの名前で知られている。わたしは神を愛と呼ぶ、また正義とも呼ぶ。愛と正義はどちらも我々の生活の礎である。わたしを探し求め、昔の兄を知りなさい。わたしのメッセージに耳を傾けなさい、我が友よ、そして共に喜びのうちにこの世を変えていこう。
(『いのちの水を運ぶ者』第38信、p.123)

一日一日と過ぎるごとに、マイトレーヤが全世界に公に出現される大宣言の日が、近づいてくる。そのうれしい日に、あらゆる地に住む男女の分かち合う歓びが、現在の不安と恐怖に曇った状況を変容させるだろう。
現在の混乱と脅威は、過去の悪を正し、諸国家の間に正義を創り、古い論争を解決し、国際法規を支持するための新しい平和的な協力の時代の前奏曲にすぎない。
人々は将来、この時を振り返って見るとき、それが最も輝かしい夜明けの前の暗い夜であったことを知るだろう。そしてこの波乱の多い時期に生きてきたことを喜ぶだろう。
世界は偉大なる教師を待つ。その教師は、出現して、すべての者の完全な視野の中で教え、奉仕する機会を待っておられる。
(『覚者は語る』―夜明け前の暗闇―p.287~288)

もうすぐあなたがたはわたしを見るであろう。だから、今なすべき行動は一つしかない。あなたがたの意志と心のすべての力を動員して、わたしの降臨の事実を知らせなさい。我が友よ、あなたがたは、人の子が再び地上を歩いていることを信じる、と伝えなさい。神の法の伝達者があなたがたの中に居り、真理の光が人の心を新たに招き、新しい時代への移行は想像されたよりもずっと順調に行われる。わたしの法は栄え、わたしの出現は進んでいる。これらのことを、あなたがたは信じるのだと、人々に伝えなさい。我が友よ、あなたの兄弟たちにこの真理を伝えて、彼らをあなたの喜びの中に入れてあげなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第131信、p.395~396)

われわれが世界の資源を公平に分かち合うとき、瞬く間に戦争やテロは過去のものとなり、信頼の状況が生まれるだろう。信頼があるとき、人類は共に座して、あらゆる問題に対する答えを徹底的に検討することができるようになる。
マイトレーヤはこのようなことを、より雄弁に、しかもより単純に語るだろう。そのような方を探しなさい。そしてもし彼が真実を語っていると思うならば、彼に従い、先頭に立って自分を変え、犠牲を行う者になりなさい。
十分に大勢の人々が、マイトレーヤにではなく、マイトレーヤの考え方に、アイディアに、助言に従うとき、彼は全世界に向けて話をするだろう──その日を「大宣言の日」と呼ぶ。
(『人類の目覚め』p.13~14)