カテゴリー別アーカイブ: 選集

地球と人類を癒す——選集

Healing the planet and humanity ── a compilation

「地球と人類を癒す」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤからのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第Ⅰ巻と第Ⅱ巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

 人類の生活の転換点にあって大きな仕事が彼らを待つ。往古からの間違った思考と生活の習慣をこの世から払拭すること。恐怖心──欠乏や戦争や病気や死の恐怖──からの解放を可能にするように、社会生活の方法を完全に変えること。これらはまさに巨大な仕事だが、あらゆる努力を費やすに値するものである。なぜならそれは、新しい生き生きとした生活、新しいより甘美な人間関係につながり、正義と同胞愛、分かち合いと愛の原則によって支配される世界につながるだろう。そのような世界を創造する仕事よりもすばらしい目標が人類にあり得ようか。
(『覚者は語る (1)』─健康と治療(2)─より)

 わたしの教えは二重である。一つは、人間の物質面にかかわることであり、人生の必要事項である。もう一つは、我々が神と呼ぶあの聖なる存在と人間との関係についてである。わたしの言語の中では、これらは同じものである。なぜなら人間同士が正しい関係を築いてこそ、神との正しい関係を築くことができるのであるから。わたしの計画は、これをあなたがたに示し、人が己自身の裡に、分かち合い、愛し、信頼する能力を見いだす時、その瞬間から神へ向かう登り道が始まることを教えることである。
(『いのちの水を運ぶ者』第29信より)

 今日世界にのしかかっている経済的、そして実際、霊的な危機の中心にある問題は資源の再分配です。この霊的な危機が政治と経済の舞台に集中されているのです。それだから、マイトレーヤは、まず最初は、政治、経済の教師としてやって来られるのです。マイトレーヤの教えは非宗教的ですが、霊的(精神的)生活についてであり、正しい人間関係についてであります。私たちが世界の資源を分かち合うとき、世界の病を解決する最初の一歩を踏み出すことになり、それは神性へ向かう最初の一歩であります。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』)

 病気は結局、間違った関係の結果である──われわれの高位我である魂との関係、世界中にいるわれわれの兄弟姉妹との関係、そしてわれわれがその部分であるところの総体との関係である。魂のエネルギーの誤用によって因果(カルマ)関係を始動させる。兄弟同胞との間違った関係によって不均衡と不和を、そしてあらゆる種類の病気を引き起こす。分離意識が、われわれの周りの至るところにある治療の力から、われわれ自身を切り離している。
(『覚者は語る (1)』─健康と治療(2)─より)

 人間は非常に病的な状態にあるこの世界を救わなければならない。世界の一般の人々によって、その努力がすでに始められているのを見て、わたしたちの心(ハート)は喜ぶ。わたしはそのような人々に今語りかけている。あなた方の声を大きく上げなさい。あなた方の必要を世界に告げなさい──平和の必要を、正義と自由の必要を、宗教や皮膚の色や人種が何であれ、すべての人間が調和のうちに生きることの必要を告げなさい。すべての人間は本質的にひとつである。彼らはわたしの兄弟であり、わたしは一人ひとりを愛する。
(マイトレーヤ、2008年3月27日、『覚者は語る(2)』)

 イラクの人々の苦難、恐怖や危機、それが中国やその他の地域でSARS〈ルビ:サーズ〉(新型肺炎)として顕現し、ヨーロッパ全体などでは流感の蔓延として顕現しました。これらすべては、アメリカ政府のアフガニスタンやイラク攻撃によって引き起こされた危機状況によって生じた恐怖の直接的な結果です。神が侵略者を罰するというような問題ではありません。そうではなく、この宇宙にあるすべての原子が相互に連結しているという単純な法則です。ここで起こるところのことは、作用反作用の法則によって必ずそこに起こるようになる何かを作動させるのです。
 人類がこの法則を、カルマの法則を、ただ知的アイディアとしてではなく本当に理解するとき、すべての思考が、すべての行動が、人間が行うすべてのことが、一定の動きを、つまり原因を始動するということを認識するようになるでしょう。その原因から発する結果が、良いにつけ悪いにつけ、私たちの人生をつくるのです。
(『全人類のための世界教師』)

 今日の人間の問題は、人間自らが作り出したものである。これは常にそうであり、神の計画に内在するものではない。天与の自由意志を誤用し、人間は自分たち、および、動植物界の将来を危難にさらしている。多くの者が、今日、これに気がつきはじめ、破局をさけるために出来る限りの手段を取りつつある。これは良いことである。しかし勢いを増しつつ人類に直面してきているこの危険を、すべての人間が知るわけではない。人間の真の役割と目的に適った世界を再建するために残された時は短い。わたしの役割は、あなたがたに道を示し、可能性を描くことのみである。新しい世界は、人間自身によって作りあげられねばならない。
(『いのちの水を運ぶ者』第12信より)

 長期的に見れば、思考(と、したがってエネルギー)の正しい使用のみが、エイズも含めて、世界を苦しめている病気の除去を可能にする。これは意識の転換を前提とするが、現在は大多数の者にとっては不可能である。しかし、われわれがお互い同士とより良い関係に入るにつれて、必然的に起こることであり、政治的に社会的に正しい構造を確立することによって、それは可能になり、われわれの将来の安寧がそれにかかっている。これが、マイトレーヤが鼓舞しに来られる霊的変容である。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』)

 人間が、管理人として、この惑星とそのすべての王国(動・植・鉱物界)の福祉を注意深く管理し、そして未来の世代のために活気にあふれた健康な惑星の住処を引き渡す責任を持つことに気づくことに、多くがかかっている。人間の捕食的行動と無頓着な無視ゆえに、この惑星はあまりにも不健康になっており、もしこれが人間だったならば、回復の見込みはほとんどないだろう。人間と低位王国の住処は、進化の大計画におけるその役割を果たすために、看護しながら健康を回復させなければならない。
(『覚者は語る(2)』─助けが必要とされる─そして提供される─より)

 現在のわれわれの第一の仕事は、環境を管理することである。これがすべての個人の、政治家の、グルや聖者の、科学者の責任になるだろう。われわれのエネルギーは、環境を再び健全にすることに費やされるだろう。それが起こるとき、苦難や病気や貧困は減少するだろう。
(『いのちの法則』)

 私たちの政治と経済と社会制度を建て直すことによって私たちの生活の中に平衡をつくりだすとき、人類の健康は劇的に改善されるでしょう。健康を維持するために巨額のお金を使う必要はなくなるでしょう。事実、予防医学が当たり前となるでしょう。病気は一般的に治療よりも予防の方がより簡単です。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』)

 人間はまさに偉大なる発見の瀬戸際にいる。病気は不均衡の結果であり、正しいバランスは正しい思考と行動によって維持され、そのような正しい思考と行動は至るところにいる兄弟姉妹に関わる。もし人間が病気に終わりを告げようとするならば、まず分離に終わりを告げなければならない。
(『覚者は語る (1)』─健康と治療(1)─より)

 人の道とは、同胞愛であり、密接な協力と相互の信頼であり、奉仕であるということを示そう。これが唯一の道である。他はすべて失敗に終わった。我が友よ、もしこれをなさなければ、人間はこの地上に存続し得ないのである。脅しているのではない。真実を述べているに過ぎないのである。時間は残り少ない──自然とこの世界との間に均衡をとりもどす時間は。神の子として、すべての者が兄弟同胞として、人間の尊厳をもって生きるための手段を全人類に伝えなさい。これをあなたの第一の仕事としなさい。世界の産物をすべての国々に譲り渡し、すべての人間に委託しなさい。自由な人間として、今日、これをなし、真なる神の子として、明日の栄光を刈り取りなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第12信より)

 どの治療者も、人の病は、われわれのエーテルの覆い、すなわちエーテル体に障害があり均衡が破られると起こるものであることを知っています。エネルギーの自在な流れが、どこかで妨げられると、欠乏や炎症を起こし、やがて肉体に何らかの病気となって現れる。全体としての、惑星としての体も同じことであります。天然資源の正しい流れと正しい分配が惑星上の健康と福利に最も欠くことのできないものです。
(『世界教師と覚者方の降臨』)

 世界は一つであるのに、いかで二つの世界が存在し得ようか。法はすべての人間に対して同じであるのに、いかで分割があり得ようか。やがて人間は、大勢の人々の苦しみは総体の病であることを理解し、そして正義のみがその治療法であることを理解するだろう。
(『覚者は語る (1)』─正義は神聖なり─より)

 あなたがたがわたしを見るとき、わたしが何故やってきたのかを知るだろう。わたしはあなたがたに次のように訴えるだろう──わたしの幼き者たちを救い、あなたがたの同胞を飢えから救いなさい、人類は一つであることを、唯一なる父の子供たちであることを覚えておきなさい。大地の産物を、これを必要とする者たちに、信をもって譲りなさい。これを今なして、世界を救いなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第31信より)

 私たちの肉体は現在、汚染によって弱められています。病気をつくり出す第一の要素です。大気、水、土壌の汚染がゆっくりと人類を害しています。私たちが地球の資源の誤用をやめ、分かち合いの原理を実施し、世界の新しいバランス、平衡をつくり出すときにのみ変化は起こるでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』)

 国家間の現在の不均衡はあまりにも大きく、運だけでは人間を見届けるに十分ではない。致命的な病──分離と貪欲──は地上に蔓延し、治療の効果をあげるには徹底的な手段を要する。外的な混乱にもかかわらず、単純な治療が手近にある。長いこと引き延ばされた人類の試験はほとんど終わりにきている。……
 ……マイトレーヤの使命は分かち合うことを人間に訴えることで始まる。人間の心(ハート)を知るマイトレーヤは、人間の選択を、そして彼らが必要な変化を起こす用意があることを確信しておられる。「人間は生きるか、死ぬか」とマイトレーヤは言われた──人間が分かち合うことを選び、そして生き、彼と共により良い未来を創造するだろうと、十分に承知しながら、言われたのである。
(『覚者は語る (1)』─分かち合いの弁護論─より)

 わたしの任務は、あなたがたが兄弟同胞として共に平和に生きる方法を示すことである。これは想像するよりも単純なことである、我が友よ、なぜなら、必要なのは、分かち合いを受け入れることだけであるから。分かち合いは、実に、聖なることである。人間のすべての進歩の根底にある。それによって、我が兄弟よ姉妹よ、あなたがたは神との正しい関係を築くことができる。これが、我が友よ、あなたがたの人生の根底にある。分かち合うとき、あなたは兄弟の裡に宿る神を認める。これは真理である。単純なのだが、人はこれまでこのことを本当に把握することが困難であった。この真理を証明する時が来た。
(『いのちの水を運ぶ者』第82信より)

勇気と恐れないこと──選集

Courage and fearlessness – a compilation

「勇気と恐れないこと」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第Ⅰ巻と第Ⅱ巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

 人間が変化の必要を理解するとき、今日彼らを恐れさせているものを喜んで受け入れるだろう──理解と勇気は携え合って進む。新しく見いだされる寛容が古い不信感を一掃するだろう。古い借金はご破算にされ、智恵の黎明が人間の心(マインド)と行動に差し込むだろう。人間が自分たちの一体性を悟るとき、そしてその認識に基づいて行動するとき、すべてが可能になる。
(『覚者は語る(Ⅰ)』─変化の中にある世界─より)

 恐れるでない、我が友よ。困窮しているすべての人々を助けるために、勇敢に、そして喜んで与えなさい。あなた方がこれをなすとき、あなた方が出でたあの本源なる神(神性)の領域に入るのである。それは神御自身の行為である。だから、我が友よ、来るべき偉大な変化の顕現をもう(ただ)待つのではなく、それらの変化をあなた方の行動によってもたらしなさい。
(マイトレーヤ、2006年4月6日、『覚者は語る(Ⅱ)』)

 競争の中で表現される恐怖を人類の意識から除去してしまわなければなりません。ではどうすればよいか、その方法を見つけなければなりません。マイトレーヤに訊ねるならば、彼はこう言うでしょう──「わたしを信頼しなさい。いのちを信頼しなさい。あなた自身を信頼しなさい。裡なる神を信頼しなさい。そして世界の資源を分かち合いなさい」。私たちが分かち合いの原則を受け入れるや否や、そしてそれによって世界に正義がもたらされるや否や、競争はなくなるだろうと私は思います。
 競争の災いは二つのことに基づいています──貪欲と恐怖です。貪欲は恐怖の結果です。恐怖は、いのちに反するところのものについての基本的、根本的表現です。恐怖を取り去るとき、いのちのエネルギーを解き放ちます。
(『協力の術』)

 民衆は恐れることなく、はっきりとした目で将来をのぞき、公平で、平和な世界を求める彼らの志向の実現の可能性を見た。これはひとりでに起こらないことを、兄弟姉妹たちと共に、実現するための力(パワー)を自分たちの手に握らなければならないことを、彼らは知っている。また彼らは、その道が困難であり、危険なことも知っているが、それを不成功に終わらせるにはあまりにも貴重な褒美である。なぜなら、それは同胞愛という褒美、正義、平和という褒美、そしてすべての人間にとって、より良い、より簡素な、より真の人生という褒美であるから。それを達成するためにはどのような犠牲も大き過ぎることはないことを彼らは知っており、その名の下に死ぬことを厭わない。
 かくして、世界の民衆は、彼らに定められた自由と正義という生得の権利を受け継ぐだろう。かくして、民衆の声は次の数カ月、数年のうちに、よりいっそう大きく、よりはっきりと持ち上がるだろう。
(『覚者は語る(Ⅱ)』─民衆の声が将来を先導する─より)

 脅えながら生きる必要はないのです。誰も恐怖の中に生きる必要はありません。恐怖心はグラマーです。他のいかなるグラマーよりも悪いものであり、ほとんどのグラマーの底にあるものだと思います。(イニシエーションを授ける)イニシエーターの御前に立つ望みを持つ者は誰でもそれを克服しなければなりません。
 恐怖心の中で生活している間はイニシエーションを受けることができません。イニシエートになれません。恐怖心を完全になくすまで、覚者になることはできません。恐怖心に取り組み、そして真のディサイプル(弟子)の上向きの、緊張した前進への勢いを人生の中で顕示するためには勇気が必要です。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅱ巻』)

 わたしの軍は動く。わたしの副官たちは戦いの結果を知っており、戦闘の計画を知っている。その戦闘はあなたがたすべてを巻き込む。なぜなら、我が友よ、兄弟たちよ、あなたがたを通して新しい世界は作られねばならないのであるから。それでは、この雄々しい仕事に参加し、あなたの気概を示しなさい。わたしの愛が、あなたを支えるであろう。わたしの法が、あなたを導く。わたしの心は、いつもあなたを包む。我が友よ、恐れるでない──あなた自身の恐れる思い以外に、恐れるものは何もないのである。
(『いのちの水を運ぶ者』第45信より)

 変化は一度にすべて起こるのではない。しかし間もなく、正義と自由のための最初の確固とした強打が加えられ、年月を経るにつれて勢いを増していくだろう。やがてすべてが刷新され、世界中の人間はより澄んだ、より健全な空気を吸うであろう。
 この重大な仕事には勇気が必要である。多くの挑戦に応じなければならない。世界を完全に変えることも、過去の遺跡の上に新しい世界を築くことも、容易なことではない。だから、勇気を持ちなさい。そしてあなた方の世界を再建しなさい。恐怖心を捨て、両腕を広げて未来を迎え入れなさい。
(『覚者は語る(Ⅰ)』─未来への道─より)

 神と愛は一つであるというわたしの単純な真理が、人を未来の約束に目覚めさせている。これがわたしの仕事をやり易くする。我が友よ、喜びと愛に満ちて、英雄のように、昔の武者のように行動する用意の整っている男女として、あなたがたに与えられた救援と愛の任務をなしていく用意の整っている者として、自分たちを示しなさい。恐れることはない、我が兄弟よ、あなたがたの肩はわたしによって強められる。
(『いのちの水を運ぶ者』第99信より)

 誰でも、その人の能力以上のことが課せられることは決してないということを覚えておくべきです。決してありません。それは法則なのです。その人が素質的に──すなわち光線構造、進化の段階、認識の度合い、健康、年齢などから見て──行える仕事以上に多くをなすことが要求されることは決してありません。このことをしっかりと覚えておくべきです。あなたがやれることすべてを遂行するのを阻むものは恐怖心であり、怠惰、惰性、無力感であり、それはまた恐怖心の別名です。勇気の欠如、これも恐怖心の別名です。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅱ巻』)

 変化のための青写真が何百万もの人々の想像力を引き付け、間もなく世界の注目を集めるだろう。結束し、そして勇敢であるとき、彼らは無敵であることを、人々は理解した。この変化への運動を止めることのできるものは何もない。それは未来の、そして大計画の概念を包含する。マイトレーヤはそれに声を与えたのであり、それが今や世界の民衆の声である。
(『覚者は語る(Ⅱ)』─和合への道─より)

 わたしの覚者たちは彼らの仕事のために用意を整えている。あなたがたの生活の中に入り込み、あなたがたに教える覚者たちの数は増している。あなたがたは彼らを友として、兄弟として、師として持つのであるから、失敗するはずはない。あなたがたの中に彼らが臨在しているのに、なぜ恐れるのか。このことを良く知り、希望を持って未来を望みなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第133信より)

 弟子は、何にも増して、勇気と着実性と忍耐と「そこに留まる」ことのできる能力を持たなければなりません。そして私たちの裡にある最高のものを引き出すために自分の前に置かれた困難から逃避してはいけません。人生において様々な困難に出会うのは、私たちがそれらを克服していくときに進歩があるように魂が整えるからです。進化の旅路において前進へのステップを踏むことになるからです。
(『協力の術』)

 マイトレーヤは、人間を彼ら自身の生得の権利の中に掲げようとしている。
 新しい、そしてより幸せな世界の創造を鼓舞しようとしている。
 偉大なる主は、一人ひとり個々の人生に尊厳と価値を付与しようとしている。
 マイトレーヤは、彼のヘルパー(助力者)たちをどこに見つけるだろうか?
 応える用意のできている者は誰か?
 愛の主を援助する勇気を持つ者は誰か?
 マイトレーヤは、すでに彼が頼ることのできる者が誰かをご存じである。
 マイトレーヤを見る用意をしておきなさい。
 あなたの決意をぴかぴかに磨いておきなさい。
 任務の膨大さにうろたえてはならない。
 何事をするにも、気取らずに、真心を込めてやりなさい。
 マイトレーヤは輝かしい白馬に乗って急速に近づいてくる。
 マイトレーヤのマントラ(言霊)は、「恐れるな!」
(『覚者は語る(Ⅰ)』─マイトレーヤのお出まし─より)

 ジュワル・クール覚者は、すべての弟子はまず真っ先に勇気を持たなければならないと言われます。私たちが勇気を持つまで世界は決してイリュージョンを取り除くことはないでしょう。真の弟子の義務の一つは、世界に存在する権威に対して、それが科学、宗教、政治あるいはいかなるレベルのことであろうとも、自分たちが反対だと思うこと、それらについてより明確に見通せることについては、公に声を上げることである、とジュワル・クール覚者は言います。
 もし彼らが間違っていると思うならば、弟子にとってそれを指摘することは義務であります。もし弟子たちがただふくれて、そのテーマについて見解を持たず、それ以上に良い、より明確な、より当を得た、より真実なことを提供できない振りをするならば、それは名ばかりの弟子であります。真の弟子とは恐怖心を知らない弟子です。
(『生きる術』)

 人間は啓示を拝受する時点に立っており、間もなくそれが、一致しない様々な声や態度を押し流すだろう。人間は自分たちの存在の意味と目的をよりいっそうはっきりと知り、その知識が彼らの認識の中にもたらされた手段を知るだろう。間もなく、非常に間もなく、人間はあたかも一夜にして、と思えるほど、急速に成長するだろう。……恐れることはない。新しい世界がつくられつつあり、それが人間の信と勇気を同等の順序で回復させるだろう。
(『覚者は語る(Ⅱ)』─最高位からの贈りもの─より)

 多くの者が恐れながらわたしを待つ、その混乱の原因も知らずに。我が友よ、恐怖のあるところに信頼は存在しない。それなのに何故、恐怖にしがみつくのか。わたしの存在は、あなたがたの周りを見ても明らかである。この事実に目覚めなさい。世界に起こっている変化に、あなた自身の心に起こっている変化に、あなたの子供の目に輝く喜びの光に、目を見開きなさい。このようにしてわたしがあなたがたと共に居ることを知りなさい、我が友よ、そして世を救う手助けをしなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第134信より)

 変化は、それが小さなものであっても大きなものであっても、人々にとってはいつも困難です。世界を大きく変容させるような変化は特に多くの人々にとっては恐ろしいものです。彼らが知らないのは、キリストであり世界教師であるマイトレーヤの力(パワー)です。彼は大勢の弟子たち(覚者方)と共に、肉体を持たれて私たちの中に今存在するのです。
 彼らのエネルギーが人類の持つ最良のものを刺激し、変化を認識させ、実施させていきます。マイトレーヤが言われたように、「恐れるでない。終わりは始めから知られている。すべては良くなるだろう。あらゆる事柄は良くなるだろう」。
(『人類の目覚め』)

 マイトレーヤは、すでに彼が頼りにすることのできる者を知っておられる。マイトレーヤは、人類の心(ハート)は健全で強く、それを頼りにすることができることを知っておられる。彼の軍勢は「共通の善」のために善戦を戦う用意が整っている。至るところにいる善意の男女はマイトレーヤの臨在を感知しており、世界の必要に反応しつつある。マイトレーヤは、今日の男女が普遍的善のために彼らの票を投じ選択をするという運命的な機会を見逃しはしないかということに懸念を抱いていない。彼らは、恐れることなく、未来へ向かう準備ができており、奉仕することを願望している。
(『覚者は語る(Ⅰ)』─人類の選択─より)

 我が友よ、兄弟姉妹たちよ、あなたが、現在立っている位置を検討しなさい。あなたは、わたしと共に祝福された愛の島に行く用意がありますか。あなたが現在持っているすべてのものを、分かち合う用意がありますか。人生を勇敢に直視して、我が友よ、成し遂げるべきチャレンジとして受けとめる用意がありますか。もしあなたが、わたしと共に行くならば、とどめるものは何もない。我が友よ、古い惰性は消え、光と愛に包まれて、父の近くに在る喜びを知ることができる。その喜びをあなたがたに授けることが、わたしの特典である。それなら、我が友よ、勇気を携えて、あなたの本源へ戻るためにわたしに従いてきなさい。決して誤ることはない、我が友よ、マイトレーヤがあなたがたと共に居るのである。
(『いのちの水を運ぶ者』第86信より)

責任に目覚める―選集

Awakening to responsibility ── a compilation

「責任に目覚める」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第1巻と第2巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

 あなたが公言する理想に従って行動する時が来た。以前にはなかった機会である。あなたの心(ハート)の中に秘められているビジョンを具現しなさい。あなたが独りではないことを、何百万の人間が同じ理想を抱いていることを知りなさい。奉仕することを願う者たちすべてと手をつなぎ、世界の周りに光の織物を紡ぎなさい。あなたは奉仕するために世にあることを、そして奉仕を通してのみ成長することを心にとどめておきなさい。あなたは兄弟同胞の番兵であり、彼らの窮乏に対するあなたの責任を引き受けなさい。
(『覚者は語る Ⅰ』─重要な機会─より)

 わたしが、現在非常に必要とするのは、わたしのビジョンを分かち合う者たちが、行動する責任を引き受けてくれることである。人間の窮乏を知り、そのビジョンを見ていながら、時の緊迫性を知らない者たちが世界に大勢いる。兄弟たちの窮乏を知り、非常に多くの者たちの苦しみに同情の思いを持ち、そしてそれらすべてを変える意志を持つ者たちに、わたしは頼る。わたしが召集する者たちの仲間に、あなたがたも入るように。そして共に新しい、より良い世界を招じ入れることができるように。
(『いのちの水を運ぶ者』第46信より)

 いま転生している私たちは尋常ならざる責任を担っている。私たちがいま世界にいるのはそのためである。すべての世代がその時代の問題を解決する知識と経験を携えた人々(魂)を転生へともたらす。私たちは将来の問題を解決するために、人類が存続し続けるかしないかを──正義、分かち合い、正しい関係、平和への選択をするか、すべての生命を破壊するかを──決定するために転生して来た。マイトレーヤは人類が正しい選択をすることを疑わない。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅱ巻』)

 いのちの意味と目的について新しい理解が人類に目覚めはじめるだろう。生きることへの新しいアプローチが広まり、あらゆる関係(つながり)について新鮮な見方が起こり、人間の自分自身とその運命(さだめ)についての感覚的理解に完全な変化が起こるだろう。人間が、まず最初の仕事である社会統合を達成するとき、そして資源の分かち合いを通して正義と和合が支配するとき、これは起こるだろう。
 この新しく築かれた融和に伴って、新しい責任感覚が生まれるだろう。兄弟姉妹との一つの偉大なる家族に属するという新しい体験、そして各人がその兄弟姉妹の必要を配慮しなければならないという感覚。進化への新鮮な刺激が与えられ、覚者たちの指導のもとに人間は神に向かって登りはじめるだろう。
(『覚者は語る Ⅰ』─いのちの贈物─より)

 人間は非常に病的な状態にあるこの世界を救わなければならない。世界の一般の人々によって、その努力がすでに始められているのを見て、わたしたちの心(ハート)は喜ぶ。わたしはそのような人々に今語りかけている。あなた方の声を大きく上げなさい。あなた方の必要を世界に告げなさい──平和の必要を、正義と自由の必要を、宗教や皮膚の色や人種が何であれ、すべての人間が調和のうちに生きることの必要を告げなさい。すべての人間は本質的にひとつである。彼らはわたしの兄弟であり、わたしは一人ひとりを愛する。
(マイトレーヤ、2008年3月27日、『覚者は語る Ⅰ』)

 第一の優先は飢えたる何百万の人々を救うことです。何百万の人々が飢え死にするという事実は冒涜である──マイトレーヤはこれを罪悪と呼びます。それは私たちの直中にある癌です。
 私たちは責任を受け入れません。もし私たちが責任を受け入れなければ、私たちの政府は責任を受け入れません。政府は飢餓をなくすという政策は票の獲得につながらないことを知っています。ですから私たちが主張しなければならないのです──「第三世界における飢餓の問題に取り組まなければ、あなたに投票しませんよ。もし私の票が欲しければ、世界に分かち合いの原則を提唱しなさい」と。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅱ巻』)

 人間の落ち着きのない奮闘のすべての底に、今日彼らを襲っている多大な問題の解決にはすべての者が責任を分かち合わなければならないという認識の目覚めがある。問題と同様に、その責任も世界的であり、分割不可能であり、そして協力とエゴ(自我)の否定を通してのみ、それらに適切に対処し克服することができるという認識の目覚めがある。
(『覚者は語る Ⅰ』─法の規定─より)

 国民の声はすでに耳を傾けられ始め、この代表政治の形態がイデオロギーを通して大衆をコントロールするやり方に取って代わるだろう。すべてが非常に急速に動いているので事態は政治家の手に負えない。新しい政治の時代が始まった。認識が人々を自らの基本的人権に目覚めさせ、自由とそして自らに対する、またお互いに対する責任に目覚めさせている。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅱ巻』)

 すべての側において古い体制が崩壊しつつある形跡がある。往古(おうこ)の憎悪が人々を分割し、無法がはびこる。しかし、至るところで新しい精神が人間の中に目覚め、あらゆる形態の生命に対する新しい責任感と新たな敬意が目覚めつつある徴(しるし)が見られる。
 この新しい美の顕現は無数にある。人類の前に開かれる未来のビジョンは多く、驚くべきものである。人間は未だ新しい始まりの門口に立っているにすぎない。しかし、見る目を持つ者には、すでに進歩の徴(しるし)が見える。
(『覚者は語る Ⅰ』─勝利は保証されている─より)

 人間が進化し向上していくためには、自分たちは唯一なる神聖なる本源の下にある一つの兄弟姉妹であることを認識し、その聖なる本源と全く同一の特質を持つ存在であることを認識しなければなりません。通常、家族の中ではどういうことが起こるでしょうか。家族が持っているものは分かち合われます。母親は自分の子供の一人に余計に与え、一人に少なく与えるというようなことはしません。一人の子供に83%を与え、一人の子供に17%しか与えないということはしません。つまり私たちは人類家族の兄弟姉妹であり、資源を、食糧をより公平に分かち合わなければならないのです。マイトレーヤはこのように言われます──「分かち合いは神聖である、分かち合うとき、あなたは兄弟の裡に神を見る」と。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』)

 生活をより簡素にし、この惑星にかける負担を少なくし、より賢いやり方をしなければなりません。世界の生態系の均衡がマイトレーヤの主な関心事の一つでしょう。そして人類が現在のような生き方を続ければ必然的に起こる結果を、彼は最も高いレベルから示してくださるでしょう。それに関しての行動の必要が科学者たちに明らかになり、彼らを通して世界の諸国政府にも明らかになるでしょう。
(『全人類のための世界教師』)

 現在のわれわれの第一の仕事は、環境を管理することである。これがすべての個人の、政治家の、グルや聖者の、科学者の責任になるだろう。われわれのエネルギーは、環境を再び健全にすることに費やされるだろう。それが起こるとき、苦難や病気や貧困は減少するだろう。
(『いのちの法則』)

 世界中で、人々は、自由と正義をその中核においたより良い生活の可能性に目覚めつつある。恐れるでない、民衆の声は高まっており、接触伝染のようにますます多くの人々に影響を及ぼしている。自由、正義、そして人間の和合という真理のために生きる──あるいは死ぬ──人々の背後にマイトレーヤは立っておられる。若者が道を先導する、そしてその将来は彼らのためにある。
(『覚者は語る Ⅱ』─裂開(れっかい)の剣(つるぎ)を創造する─より)

 [投票は]あなたに大きな力を与えるのです。その力をいろいろに使うことができます。機械的にあなたの両親や友人などと同じに投票することもできるし、あなた自身が本当に欲するように投票することもできます。それがこの国の生活に重要な影響を与えます。合衆国の住人すべてが現在の合衆国の行政機関に責任があります。同様に、すべての英国人が現在の英国の行政機関に責任があります。フランスに、西ドイツ、その他の国々にも同じことが言えます。投票権を持つ限り、あなたは責任を持っています。あなたの国の国内と海外での活動に責任があるのです。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅰ巻』)

 マイトレーヤは、より簡素な生活を、惑星の状況の現実により見合った生活を提唱するだろう。これが必要であることを十分に多くの人々が確信するとき、簡素化への運動が惑星全体を通じてますます大きく広まるだろう。何千万の人間が変化の必要に鼓舞されて、それは極めて異常な速さで進むだろう。このようにして、地球という惑星が直面する最も深刻な危険は、いくらか押し止められるだろう。これが多くの人々を勇気づけて、彼らはさらなる変化への用意を進めるだろう。
(『覚者は語る Ⅰ』─惑星の救済─より)

 この新しいエネルギーはすでに西洋においても影響を与えはじめている。エネルギーが個人の内に真我の認識を創造するにつれて、人々は環境に気づくようになり、自分たちの義務と責任の感覚に目覚める。そのために、アメリカやイギリスにおいて、人々は街頭に繰り出し、議会で民衆の声が聞かれることを要求しはじめている。……
 政治家が権力の座に留まっていられる唯一の方法は、民衆の願いを代表し、それに声を与えることによってであることを、彼らは自覚しなければならない。「『市場のフォース(力)』を信条としている政治家は、自分たちの時代が終わったことを知るだろう」
(『いのちの法則』)

 私は、キリストが変換の仕事をするために、ここにおられるとは言っていません。それとは逆に、必要な変換を行うのはわれわれ人類の責任であると述べてきました。キリスト自身が言われています。「わたしは大計画の設計者であるにすぎない。我が友よ、兄弟たちよ、あなたがたが輝ける真理の宮殿を喜んで築く建設者たちである」─メッセージ第65信より─
(『マイトレーヤの使命 第Ⅱ巻』)

 何千万人もの人間の中に眠る未開発の可能性を呼び起こすことによって、社会生活の変容は急速に、規則正しく、責任ある方法で行われるだろう。参加することが基調である。なぜならそのような参加を通してのみ、各人が共同体(コミュニティー)の共通の目標との一体性を感じ、それのために心から働くことができるのである。このようにして社会的責任、集団的責任が培われていく。現在の、断絶した不公正な社会から生まれた不健全な反社会的行動は、太陽の光に照らされた霞のように消えていくだろう。
(『覚者は語る Ⅰ』─新しい機構(しくみ)の創造─より)

 人類の問題は現実であるが、解決可能なものである。解決法は、あなたがたの手のうちにある。兄弟の窮乏をあなたの行動の尺度として、世界の問題を解決しなさい。その他の進路(コース)はない。
(『いのちの水を運ぶ者』第52信より)

 国際連合は世界平和を維持する機関としての本領をゆっくりと発揮しつつあります。現在、国連は世界の警察としての役割を引き受けることを嫌っており、至るところの政府は必要とされる犠牲を払うのを躊躇しています。しかし、世界平和が分かち合いと正義の実施を通して保障されるようになるまでは、国連はそのような責任を引き受けなければなりません。国連の将来の役割は、世界政府になることではなく、世界議会になることです。そこで問題は議論され、平和のうちに解決されるでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』)

 間もなく人間は、自分たち自身で、今、日ごとに起こっている変化の理由を知り、それを理解することができるだろう。偶然に起こるものは何もないことを、偉大なる自然の法則が人間の生命を条件づけており、神ではなく、人間の思考と行動が、彼らの経験の質を定めていることを知るだろう。何人(なんびと)も、いかなる階級も、“支配するために生まれる”ことはない。すべての者の必要と権利が公正に満たされるとき、調和が勝利するだろう。
(『覚者は語る Ⅰ』─再生の門口─より)

 世界中至る所にいる何百万もの平凡な小市民が政府に対して、世界の問題の解決法である分かち合いの原則を実施することを強要します。それが今日の大衆の力です。大衆はキリストによって啓発され、キリストによって鼓舞され、その志向はキリストによって焦点を定められ、政府に対して行動を強いるでしょう。エネルギーを与えられ、鼓舞され、焦点化され、啓発された世界の世論に対抗できる政府は地上に存在しません。個人としてのあなたが、いかに重要な存在であるかが分かりますか。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅰ巻』)

 世界的相互依存というリアリティ(現実)がわれわれの認識の中で確立された事実となるだろう。そうなる時「すべての人間は兄弟姉妹である」という事実が制度機構や実際的活動計画の中にますます取り入れられて、この実体を反映するものとなるだろう。諸国家も同胞愛、共通の目標、共通の抱負を体験することができ、そうなるだろう。……
 これらは歴史的瞬間であり、日が経つにつれて新しい認識が一層明らかになっていく。人々はますます平和や調和ある生き方について語るようになるだろう。これは人類の歴史における転換点である。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅰ巻』)

人類、結び付ける王国――選集

Humanity, the linking kingdom ── a compilation

「自然界の王国──人類の役割」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第1巻と第2巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

 われわれは、この惑星の生命(いのち)の全体と、──人類の仲間と、動物・植物・鉱物界と── 一体になることができるということを示さねばならないのです。この地球を搾取することをやめ、その資源の悪用をやめねばなりません。動・植物界の搾取やそれらの生命の悪用をやめ、一つの世界、一つの人類、一つの生命(いのち)であることを示さねばならない。これが人間の運命です。
 人間の役割は、動・植・鉱物界、その霊的エネルギーの伝導者として働くことであり、そうすることによって、神の共働者となるのです。これが人間の真の約束です。もし人間が霊的生活を宗教生活にだけ委ねているのでは、この約束を果たせません。人間が真の霊性を生活のすべての面にあらわすときに初めて、それを行うことができるのです。
(『世界教師と覚者方の降臨』)

 社会の再建が、分裂を最小限にとどめながら、徐々に行われるだろう。分かち合いと愛に基づいた社会を願う人間の希望は、徐々にかなえられるだろう。新しい時代は、各人にそれぞれの正当な場を保証するだろう。……
 ……社会形態はすべての創造物との相互関連性についての人間の感覚を反映し、すべての王国(動、植、鉱物界)との正しい関係の確立につながるだろう。再び、人はすべての生命の尊さを認知し、その生命を害から守るために必要な手段を取るだろう。すべてのグループの間の創造的な交流が盛んになるだろう、そしてそれが人間の──そして神の──潜在力についての認知を確実に促すだろう。
(『覚者は語る』─社会生活への新しいアプローチ─より)

 世界が分かち合いと正義と平和を通してますます和合していくにつれて、人間の構成の特質や地球上における人生の目標が認識されるようになり、ますます多くの人々がもっと知りたいという欲求にかられるでしょう──自分が誰かについて、人生の目的について、そして自分の進化の段階について。人々は進化について話すでしょう。それが地球上における最も重要な要素となるでしょう。人類の意識の進化、そして自然界におけるすべての王国の発展が、至るところにいる男女の思考と目的を支配するでしょう。
(『光の勢力は集合する』)

 わたしは、新しい姿で、人間に、彼らの前にある選択の対象を提示し、未来の可能性を描写し、神の法を明かす。そのようなわたしを、もうすぐあなたがたは見るだろう。我が友よ、神の法は、あなたがたの生活を包むものである。神の計画なしには、人は無に等しい。これをいつも心に留めて、均衡を保ちなさい。人間の偉大さと、すべての者との一体感と、そして人間の聖なる目的を、常に心に留めておきなさい。しかしながら、人間は一人では何もできないのである。これを悟り、真(まこと)の道を抱きしめなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第119信より)

 人間は自分たちが住むこの惑星に対する責任を自覚せねばならない。人間は、強くはあるがしかし敏感な有機体の世話人なのであり、それを害から守らなければならない。これを行っていると主張できる者は今日ほとんどいない。それどころか、人間は自然界の豊かな寛大さを濫用し、その上を土足で踏み荒らす。多くの者がこの問題に目覚めつつあることは本当だが、それがすべての者の関心事として理解されて、世界的規模で取り組まれるようになるまで、方向を転換させる上での進歩はほとんどないだろう。
 もし人間がこの差し迫った困難を無視すれば、それが人類にとってどれほど危険かを、マイトレーヤが心に留めていることは確かである。マイトレーヤはすべての人間がこの惑星の復興のために働くことを促されるだろう。そしてより簡素な、より幸せな人生への道を指し示されるだろう。
(『覚者は語る』─偉大なる母─より)

 マイトレーヤの教えの基礎は正しい関係です──人と人、人と神との間、人とその環境、惑星との間の正しい関係です。人間と自然と神は一つであり、惑星(とその中のすべての王国)の適切な保護は全体の福利のために欠くことができないことを、我々は理解するようになるでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第1巻』)

 人類は神の王国と人間より下位の王国を結ぶ王国であり、そのような王国として大きな責任を抱える。なぜなら、いつの日か人類王国自体が、下位の王国の進化の過程の幕を開け、コントロールするようになることが計画されているのだから。これは多くの者が考えるように遠い未来のことではない。なぜなら、人間はいま意識の大いなる拡大の瀬戸際にあり、それが達成されるとき、想像しがたいほどの力(パワー)と知識が人間の手のうちに提供されるだろう。……
 ……動物王国の中に、人間のエネルギー的刺激を通して、深遠な変化が起こるだろう。知性の要素が急速に成長し、人間のマインドの影響のもとに、二つの王国の間に新しい協力が可能になるだろう。多くのいにしえの形態は、彼らの目的を果たし終えて、死に絶えるだろう。しかし、人間によって鼓舞され、導かれて、思考に対する新しい感覚と反応が動物の中に顕(あらわ)れるだろう。それが動物と人間の間の新しい関係の樹立につながる──神の大計画に沿って進行するもう一つのことである。
(『覚者は語る』─結び付ける王国─より)

 人類は意識の大変革を経験する時点に近づきつつあり、お互い同士の関係、宇宙や自然との関係、そして私たちが普通「神」と呼んでいるものとの関係を全く新しいやり方で認識し始めています。宇宙のあらゆるものは互いに関連し合っている、とマイトレーヤは言われます。つながっていない部分はありません。だから私たちが自分自身に対してすることは自然に対してもすることであり、自然に対してすることは、神の反映としての私たち自身にしていることなのです。私たちは神と呼ぶ全的意識の一部分、反映なのです。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』)

 人類は自己(真我)に目覚め、人間の真の目的に気付く門口に立つ。目的とは、すなわちこの惑星に入って来るエネルギーの区分室として働き、またこれらのエネルギーを最も科学的な方法で、自然界の下層王国(動・植・鉱物界)へ伝導する働きである。これをなすことによって、人間は、われわれが神と呼ぶすべての顕されたものの源である、あの大いなる実在の共働者となっていく。
(『世界教師と覚者方の降臨』)

 私たちの価値観を変えねばなりません。生活の優先順位は第一に地球惑星を太陽系内の生存に適した存在として存続させることにあります。それゆえ、環境が根本的な関心事の一つとならねばなりません。自然と人類、そしてすべての生命の間に相互関係があるということを私たちは認識するようになるでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』)

マイトレーヤからのメッセージ 第101信

1980年3月26日発

親愛なる友よ、
再びこのようなかたちで、あなたがたと共に居ることをまことにうれしく思う。

もうすぐ、我が友よ、あなたがたはわたしを見る。
昔の兄の再来を、あなたがたは実際に、目撃する。
かくして神の計画が成就されるのを見るのである、
なぜならわたしは、神の命令によってここに居るのであるから。
同じように、人類自身もわたしを呼んだ、
そしてわたしは喜んでその呼びかけに応えたのである。

正義は、行われねばならず、必ずや、行われるであろう。
世界は正義を切望する。
正義と愛の欠如こそが、今日、人間を取り巻く問題の真の原因である。
これらの聖なる様相が、もし明日にでも施行されるならば、
新たな楽しさが、あなたがたの生活を彩るであろう。
愛と公平なる分かち合いというありがたい贈物は、神から出づるものである。
それを正しく実践することによってのみ、神を識ることができる。
人々にこれを教えなさい、我が友よ、
それは、偉大で単純な真理を教えることになる。

人は、わたしを見るとき、素朴なそして義にかなった男を見るであろう。
神を識るものはすべて、この特性を顕している。
そのような特性を持つ者の中に、わたしを探しなさい。

いまやわたしの臨在は確立された事実であるから、
わたしは人間の問題をより明確に見ることができる。
それらは多様である、我が友よ、しかし一つの単純な原因から発している。
単なる愛の欠如が、今日の人間の苦悩の根源である。
これこそが、人の聖なる素質の顕現を妨げている。
神の様相のすべては人の裡に在る、しかし愛がなければ苦悩のみ生じる。
長い間、我が友よ、あなたがたはこのことを知っていた。
以前に、何度も愛の必要を聞いた。
にもかかわらず、その聖なる様相が、あなたがたの生活の中に欠けている。

愛を通して神に至る単純な道を示すために、
愛の技術を教え、
愛と正義とを通して前進する道を教え、
人と人との間の正しい関係、そして人と神との間の正しい関係を教えるために、
わたしはやってきたのである。

だから、あなたがたがこの素朴な男を見るとき、彼を認知しなさい。
そして彼を兄弟と呼びなさい、
なぜならわたしはすべての人間の兄弟として現れるのであるから――
あなたがたの手を取って、御父のもとにお連れしよう。
あなたがたの未来のすばらしき光景を見せ、
あなたがたの裡に、奉仕しようとする意志を確立し、
あなたがたと共に真理の都を、愛の宮殿を創り、
あなたがたを前方へと導き、神のもとへ連れて還るために、わたしは現れる。

唯一にして最も聖なる神の光と愛と力とが、
あなたがたの心(ハートとマインド)の裡に、今顕されるように。
それによって、あなたがたの本源に、わたしと共に還れるように。

正義と和合――選集

Justice and Unity ── a compilation

 世界は一つであるのに、いかで二つの世界が存在し得ようか。法はすべての人間に対して同じであるのに、いかで分割があり得ようか。やがて人間は、大勢の人々の苦しみは総体の病であることを理解し、そして正義のみがその治療法であることを理解するだろう。
(『覚者は語る 1』─正義は神聖なり─より)

 これまで愛してきたものすべてを、蓄積し獲得してきたものすべてを失うことを恐れて、わたしの到来を恐怖のうちに待つ者が多い。恐れるでない、我が友よ、失うものは単に分離や分割であり、恐れや妬みや憎しみである。これらを地上から捨て去るために、すべてが創り直されねばならない。これを悟りなさい、我が友よ、そして分かち合う覚悟をし、あなたの兄弟をあなた自身として見、彼と腕を組み、そして友と呼びなさい。このようにして、我が兄弟よ、あなたがたは神の計画を顕すのである。その計画の完成に向けてわたしは働き、あなたがたをわたしの側に招く。わたしと共に働きなさい、我が友よ、一緒にすべてのものを新しくしよう。
(『いのちの水を運ぶ者』第125信より)

 私たちは霊性についての概念を拡大しなければなりません。そして霊的基盤にたつ政治、経済機構をつくらなければなりません。つまりそれは分かち合いと公正です。これらが霊的な様相です。マイトレーヤは言われます。「分かち合いは聖なることである……あなたが分かち合うとき、あなたの兄弟の裡に神を認知する」。これは単なる良いアイディア(観念)ではなく、聖なるアイディアです。神性の特性です。公正ということは聖なることです。自由は聖なることです。マイトレーヤは分かち合いを通して公正と自由を築く方法を私たちに示すためにやって来られます。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』)

 もし人類が平和を知ろうとするならば、人類を一つとして見なければならない。それ以外のものは何も、人類をあの幸いなる状態に導かない。正義が支配し、貧乏人がもはや慈悲を請うことがなくなるとき、平和は確立される。正義なくして和合を考えることは不可能であり、人間は永久にそれをつかみとることはできないだろう。であるから、正義の支配を確立し、この苦悩する世界に和合と平和をもたらしなさい。
(『覚者は語る 1』─和合の必要─より)

 世界的相互依存というリアリティ(現実)がわれわれの認識の中で確立された事実となるだろう。そうなる時「すべての人間は兄弟姉妹である」という事実が制度機構や実際的活動計画の中にますます取り入れられて、この実体を反映するものとなるだろう。諸国家も同胞愛、共通の目標、共通の抱負を体験することができ、そうなるだろう。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』)

 ……和合へのこの願いが、グループに参加することが、グループの集合が、そして来るべき新しいアクエリアス(宝瓶宮)の時代におけるグループのこの真剣な努力こそが重要な仕事となるでしょう。重要な仕事で個人ベースで行われるものはないでしょう。グループ(集団)の時代です。その活動を世界全体が共に行い、地球という惑星の基本的和合を表現するようになるまで拡大していくでしょう。
(『協力の術(ルビ=すべ)』)

 次から次へと続く諸国家において、民衆の声はより焦点が絞られて明確になっている。何千万の人々が今や教育があり、彼らの必要──平和、仕事、将来への希望──について確信を持つ。ますます大きくなる和合への感覚もまた彼らの期待と要求を告げ始めている。彼らは自分たちが世界の中で孤立していないことを、至るところに同じ問題と必要を抱える多くの兄弟姉妹たちがいることを知っている。このようにして、マイトレーヤの臨在と教えに気づかなくても、彼らはマイトレーヤのエネルギーと影響に反応しつつあり、将来の枠組みを築きつつある。
(『覚者は語る 2』─和合へ向けた変化─より)

 神は多くの名前で知られている。わたしは神を愛と呼ぶ、また正義とも呼ぶ。愛と正義はどちらも我々の生活の礎である。わたしを探し求め、昔の兄を知りなさい。わたしのメッセージに耳を傾けなさい、我が友よ、そして共に喜びのうちにこの世を変えていこう。
(『いのちの水を運ぶ者』第38信より)

 政治、経済、社会、宗教、教育、文化のすべての制度と構造の根本的な変化を、我々は今まさに目撃しようとしている。これらの変化は、人類がその本質的な一体性を徐々に理解し、それを具現するために必要な手段を取るにつれて起こるだろう。
(『マイトレーヤの使命 第1巻』)

 アクエリアス(宝瓶宮)の本質的特質は統合である、地球上における今日の生活の中には滅多に見られない特質である。しかしながら、統合の特質がますます勢いをつけて、生活のすべての分野で今日の分裂と不調和に取って代わるだろう。人々は和合の意味を理解するようになり、自分たちが発見という航海を共に旅しているひとつの人間家族の兄弟姉妹であることを認知するだろう。
 人間がこの時を振り返って見るとき、それを「神の恩寵」への踏み石として見るだろう。今日の混沌とした騒乱はただの騒乱ではない。この混乱から新しい形態が生まれ、それが新しい文明を飾るだろう。新しいより良い形態が、至るところに住む人々のために寄与し、すべての者のハートを喜ばせるだろう。
 人間自身はそのような刺激の中を通っているので、未来について不安を感じるのも当然である。
 彼らはすでに進行している途方もない変化をほとんど見ることも理解することもなく、無為に過去にしがみつく。間もなく、この恐れと不安は、変容の仕事への決意と勇気に置き換えられるだろう。マイトレーヤと彼のグループの導きの下に、人間は新しいより良い生活、すべての人間が様々な形で夢見る人生の礎石を敷くだろう。
(『覚者は語る 2』─顕現しつつある人間の神性─より)

 平和と正義と同胞愛を呼びかける者すべてを、わたしは支える。兄弟たちを愛する者たちすべてを、わたしのもとに招く。彼らはあらゆる党派から、あらゆる国家から、わたしの周りに集い来るだろう。わたしは彼らの心を希望と愛で満たす、そして彼らはその数を増し、勢いを増して、世界を征服する。この過程は始まった。すでに人々の声は聞かれ始めている。ますます声を大にして、彼らは正義と平和を求める。
(『いのちの水を運ぶ者』第131信より)

 すべての人間が自分たちよりもより大きなものと自分を同一認しようとします。和合という感覚は非常に重要です。なぜなら、すべての人間が、知ろうが知るまいが、それを求めているからです。和合は宇宙の和合についての魂の認識です。それ以下ではありません。あなた方が自分の仕事の中に、グループの中に、国家の中に、諸国家の集合体の中に和合を創造するとき、人類のために益することになるのです。
(『協力の術(ルビ=すべ)』)

 ついに、これらの声は聞かれつつある。ついに、マイトレーヤの慈悲のエネルギーは、いまだ彼の臨在に気づいていない大勢の人間の心(ハート)の中に反応を見いだした。やっとのことで、富裕国の政府は正義と平和を求める国民の要請に応えつつある。彼らの将来は、国民の声に、ますます明確に強力に響いてくる国民の意志表明に、耳を傾けるかどうかにかかっていることを、彼らは感知する。
 諸国の政府に理解させよう、国民の声は智恵の声であることを。それはリアリズム(現実感)と真理への呼びかけであり、健全なより良い世界につながる唯一の行動への呼びかけである。
(『覚者は語る 2』─暗闇の中から─より)

 我が兄弟姉妹よ、わたしの仕事を援けて、正義こそが、わたしたちの生活における至上のものであることを、あなたの知っているすべての人々に知らせなさい。これが欠如するだけで、人を人から分離させ、人類そのものを脅かす。これを悟りなさい、我が友よ兄弟よ、そして光が勝利することを知りなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第126信より)

 私は、今、この政治的影響、すなわち政治的行動を通しての和合の獲得について話をしています。これは、最近発表された覚者の記事「和合」の後半部分に主に語られているものです。すなわち、世界に対する危険とすべての人間による気づきの必要性についてですが、特に教育を受けた人、権力行使の立場にある人、自らの意志を表明できる人が、国家間の垣根を越えたレベルでの和合の必要性を理解し、悟り、知らしめることの重要性です。それゆえ、すべての国が共に働く必要があります。それが起こらなければ何も変わらないでしょう。
(『多様性の中の和合』)

 あなた方がわたしたちを見るとき、人類種族の護衛のために共に働くときがやって来たことを知るだろう。もはや「市場主義のフォース」が人間の上昇への道に破壊をもたらしてはならない。もはや残酷な野心が国民の生活を左右するようであってはならない。大勢の人間が豊かな世界の直中で飢えることが、再びあってはならない。若者たちの未来が彼らの頭上で売られてはならない。自由と正義の未来が招く。それを受け入れなさい、受け入れなさい。
(『覚者は語る 1』─自由と正義の未来─より)

 もうすぐ多くの者がわたしを見るであろう。そして、わたしの容貌を見て驚くかもしれない、わたしが昔の伝道者ではないから。わたしはただ道を指し示す。いのちの本源にかえり、調和と美と正義へ辿りつくために歩まねばならない道を、示すためにやってきたのである。わたしの任務は単純である。あなたがたに道を示すことである。我が友よ、あなたがたは困難な仕事をなさねばならない、新しい世界を、新しい国を、新しい真理を築きあげる仕事を。しかし我らは共に勝利するであろう。
(『いのちの水を運ぶ者』第15信より)

 人間に選択を強いて、こう言うことはできません──「私に投票するなら、自由を与えよう。しかし正義のことは忘れなさい」とか、「私に投票するなら、正義を与えよう、だが自由については忘れることだ」。それはどちらも不可欠なものです。なぜなら両方とも人間の、したがって神の本性の一部だからです。それらは魂から来ます。魂がその人を通して顕現しているならば、その人はすべてのために自由と正義の両方を欲するでしょう。それらは本質的に同じものです。分離することはできません。なぜなら、霊(スピリット)は分離できないからです。神性は完全なもの(whole)であり、それの表現は完全であることを必要とします。それは和合(unity)についてであり、和合は正義と自由の融合からのみ生じます。
(『大いなる接近』)

 現在の混迷と分離の時は徐々に新しい時代に道を譲るだろう。たえず増大しつつあるアクエリアス(宝瓶宮)のフォース(エネルギー)がその魔法を演じて、分裂し、荒れ狂うそれぞれの部分を融合させ、一体にまとめていくだろう。かくして人類は、彼らの長い歴史の中でかつてなかったほどの大いなる、そしてより急速な途方もない変容をなすだろう。
(『覚者は語る 1』─アクエリアス、和合の贈与者─より)

 ……和合が独りでに起こることがないように──つまり栄養と世話と意識的な培いが必要なように──グループや国家を結び付ける絆も同様に、強められ、滋養を与えられ、培われなければなりません。そして世界に法の規制、自由と正義と分かち合いのルールを築かなければなりません。それのみが和合を可能にします。
(『協力の術(ルビ=すべ)』)

 忘れるでない、我が友よ、あなたがたは一つであることを。すべての者の御父が、あなたがたを聖なるイメージに似せて創られたのであることを。あなたがたを通して父の聖なる愛と真の光が輝いていることを。時は近づけり、我が友よ。真理の光があなたがたの周りすべてに輝き、人が兄弟を己の心に迎え入れ、己自身としてお互いを知るようになる時がやってくる。
(『いのちの水を運ぶ者』第51信より)

マイトレーヤからのメッセージ 第13信

1978年1月19日発

親愛なる友よ、このようにして再びあなたがたと共に居ることをうれしく思う。

わたしの使命は計画通りに進んでいる。
すべてが順調にいけば、あなたがたはもうすぐわたしの声を聞くであろう。
それまでの間、次のことを言っておく――
人類は道に迷い、神が用意なされた道から遠く離れてしまった。
このことを悟り、祈り求め、そして光に向かって働く者が、今日世界に多く存在する。
しかし盲目で災難に向かって突っ走る者は、さらに多い。
わたしの計画は、この無鉄砲な突入を止め、情勢を一変させることである。

わたしの存在が、すでに人の思考に、人の心に、変化を起こさせており、
人々はこれを不思議に思っている。
わたしの努力は、表面には見えないが、すでに効果をあげている。
人間は再び、真理に、神である法に、心を向け始めている。

わたしに「新しい時代」への道を示させてください。
もし望むならば、あなたがたのものとなすことの出来る栄光の輪郭を示してあげよう。
人間は神と人とに奉仕するために創られており、
正しい奉仕を通してのみ、神への道を歩むことが出来るのである。
再教育、再建設、そして変革の仕事を、あなたがた自身の任務としなさい。

人間一人ひとりが燈台であり、その灯を同胞のために遠くまで照らすのである。
あなたのランプの灯を明るくともし、輝かせ、道を示しなさい。
一人ひとり、すべてが必要である。
この世界を救済し、復旧するためのこの偉大な計画に参加するのに、
小さすぎる者も、若すぎる者もいない。
これをなす決意をしなさい、そしてわたしの援助があることを確信しなさい。

如何にして始めるか、
あなた自身を、あなたのすべてを、世のために、
あらゆるところにいるあなたの兄弟姉妹たちのために、捧げることから始めなさい。
1日たりとも真の奉仕の行為をなさずに過ごすことのないようにしなさい。
そしてわたしの援助があなたに与えられることを確信しなさい。
奉仕の道こそ、真なる人としての唯一の道である、
なぜなら、この道は神につながる道であるから。

わたしの民は、わたしの周りに集い、わたしの呼びかけに応え、
彼らが想像し得ないほどの成果をあげている。
一緒に新しいより良い世界を創ろうではないか。
わたしの呼びかけがあるときに、あなたがたの心は開いて、用意ができているように。

わたしの祝福をあなたがたすべてに授ける。

唯一にして最も聖なる神の光と愛と力とが、
あなたがたの心(ハートとマインド)の裡に在るように。
この光と愛と力とが、あなたがた自身であるところのもの、
神の真なる子供達となるようにあなたがたを導くように。

マイトレーヤからのメッセージ 第120信

親愛なる友よ、わたしは再びあなたがたと共に居る。
そしてあなたがたの周りに志向の光を見るのは喜びである。

これは、わたしのために働くあなたがたの心意気について、
わたしが持っている認識が正しいものであることを確認させてくれる。
あなたがたの心の聖杯からこの内面の真理が輝き出づる光景に、わたしの心は喜ぶ。
我が友よ、あなたがたの生活の中に、真理のための道をあけ、未来への扉を開きなさい。
わたしの使命は、人類のためにあの栄光に満ちた未来への径を輝らし、
あなたがたの裡に愛の原理を呼び覚ますことである。
そしてその愛をお互い同士に顕して、
あなたがたを前方へ導き、すべての人間を神に引き寄せることである。

わたしは戻ってきた救い主である。
わたしは人々の中の一人の男である。
わたしは希望を体現する者。
わたしは神の法の復興者。
わたしは悟りへの手段である。

わたしはすべての人間に救いをもたらす。
わたしは兄弟たちを愛する。
わたしはすべての人間を一つと数える。
わたしは神の法を教える。
わたしは二つの道を結合させる。
わたしは世に仕えることを願う。
わたしは正義を愛する。

わたしは時間に間に合った。
わたしは世界の均衡を正す。
わたしは任務に専念する。
わたしは自由を尚ぶ。
わたしは、人間が用意の整っているのを感じる。
わたしは何ごとをも偶然に任せない。
わたしは新しいものを喚び起こす。
わたしは過去の病を治す。
わたしは古いものを変容させる。
わたしはあなたのひたいに触る。
わたしは天使の軍勢を指揮する。
わたしは神の大計画に仕える。
わたしは兄弟たちを抱擁する。

わたしと共に新しい夜明けに足を踏み入れ、
すべてのものを新しくしなさい。
わたしであるところのものを、あなたがたを通して顕し、わたしの仕事をなしなさい。
真なるあなたであるところのものを表現し、
新しい世界を創りなさい。
わたしの顕現が、神としてのあなたがた自身を顕させるように。

唯一にして最も聖なる神の光と愛と力とが、あなたがたの心(ハートとマインド)の裡に、今顕されるように。
それによって、あなたの目から無知の曇りがとり除かれるように。

教育──新しい次元(第1部)

 「教育」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第Ⅰ巻と第Ⅱ巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。(本誌2008年7月号の選集「新しい教育」も参照のこと)

 新しい次元──魂の次元──が子供の必要を満たすための基盤として、もっと受け入れられてくるであろう。このことが起こると、子供はこの与えられた生涯において、自分の潜在可能性の成就へ向けて進む、進化する魂として見られるようになるであろう。新しい科学、すなわち魂の科学は、あらゆる未来の教育努力の基礎となり、子供と教師両方の生活を変容させるものとなろう。
 学校や大学は制度的側面を失い、子供のいる社会ともっと融合したものとなるであろう。したがって、学校と仕事の間のより密接な関係が当たり前となって“壁のない学校”への道を開くであろう。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』)

 子供たちは「三つのR」、すなわち読み(Reading)、書き(Writing)、算術(Arithmetic)を教えられる必要がある。しかしこれだけでは十分ではない。彼らは本来どんな存在であるかを教えられる必要がある。今日の子供たちは真我と、心(マインド)、生気(スピリット)、肉体との間の関係を、大人が想像するよりもずっと容易に理解するだろう。
(『いのちの法則』)

 最良の教え(唯一の真の教えだと私は思いますが)は、模範によって与えられます。あなたに与えることのできるアドバイスがあるとすれば、それは、あなたの子供を条件づけや教義、信条などの教え込みから完全に自由にしてあげなさい、ということです。子供があるがままの自分でいられるようにしてやりなさい。彼らを「信条」から遠ざけ、彼らの自発性を決して封じ込めないようにしなさい。そうすれば彼らの魂としてのユニークさが表現されるようになります。
(『光の勢力は集合する』)

 今日のすべての教育制度は、例外なく、程度の差こそあれ、移行状態にある。規律の問題が解決される前に、教育理論や実践において必要な調整が起こるのに相当の時間がかかるであろう。
 若者はどこでも彼らの自由を必要とし、要求する。そして調理済みの知識を追従的に吸収する者としてではなく、彼らの問題への解決や彼らの夢の実現を求める冒険者としての扱いを受ける権利を必要とし、また要求している。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』)

 あなたがたは、意識しようがしまいが、心の中で、わたしの存在の事実に、わたしの呼びかけに応えたからこそ、今ここに集うているのである。それなら、この事実を人に伝え、人類を招いている単純な真理の道を指し示すことを、あなたがたの仕事としなさい。分かち合うことが神聖なることを、愛することが神の特性であることを、共に働くことが人の運命であることを、彼らに教えなさい。未来の光を見ることのできる唯一の壇上に立ちなさい。我が友よ、共にその壇上に立ちて、道を示しなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第19信より)

 今日、学校の教師は子供たちに読むこと、書くこと、計算をすることなどを教えるために訓練されています。教師が生徒の内に喚起することを求められているのは、非常に限られた範囲の概念です。大抵の場合それすらありません。教師たちが、反復記憶によって子供たちに教えるように指示されているのは限られた一連の概念です。私の考えでは、それは全く教育ではありません。
 教育は──物質的、情緒的、メンタル的、そして霊的のいずれの場合においても──個々の子供の潜在力を喚起すべきです。
(『光の勢力は集合する』)

 マイトレーヤは期待されるとおり、計画を巧みに敷かれた。それは様々なセンターや機関の設立をも含み、そこで必要な教育が与えられ、体験が得られ、レッスンが習得される。
のようにして、若くて機動性のある先駆者のグループは新しい生き方、関係の仕方を示していくだろう──彼らの人生に宝瓶宮の愛のこもった、ブレンド(混合)させていくエネルギーをしみ込ませることを絶えず求めながら。賢明な実験を通して、彼らは一歩一歩、存続可能な信頼のおける形態の創造へと進み、徐々にそれらはすべての者に採択されるだろう。
(『覚者は語る 1』─宝瓶宮〈ルビ:ほうへいきゅう〉の水─より)

 これからは学校や大学において、思考やアイディアがどこから来るかということを、われわれは皆全能なる神につながっていることを、そしてわれわれの本当の自己(真我)を経験するのに経典は要らないことを、人々は発見するようになるだろう。
(『いのちの法則』)

 世界には教育がほとんど、もしくは全く行われていない地域がありますから、現在教育を受けていないすべての人々が教育を受けなければなりません。世界中の教育水準は高められなければなりません。何の教育も受けていない人々は少なくとも基礎教育を受けなければなりません。基礎教育を受けた人々はより高度な教育を受けなければなりません。社会を変化させる可能性をつくり出すために、世界中で、金銭とエネルギーと努力が教育に注がれなければなりません。教育なしに変化は起こらないでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』)

 教育的なアイディアや目標の革命的変化は世界中で徐々に展開するだろう。各国は進化しつつある子供たちをその思考の中心において、独自の背景や伝統の中から、それぞれアイディアや実験を提供するだろう。……
 教育の意味と目的についての理解の仕方に深遠な変化が生じ、その中で子供たちは進化しつつある魂として個人のユニークさにおいて考慮されるだろう。そしてすべての教育施設および教育技法が、子供の本質的な神性の開花に仕えるように計画されるだろう。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』)

 家庭において、学校において、認識が天与の神聖なるものとして尊重されるだろう。認識は創造の母である。認識を分割することは決してできないし、強いることもできない。教科書でそれを描写することもできない。なぜならそれには、始まりもなく、終わりもないからである。認識は体験するのみである。
(『いのちの法則』)

 すべての家庭で子供たちに真の歴史を教えることのできるテレビ画面を想像してごらんなさい。それは全世界的な歴史です。その歴史は民族主義的、好戦的愛国主義的な歴史ではなく、あらゆる時代を通じての人類の歴史であり、子供たちはそれに自分自身を関連づけることができるのです。覚者方はテレビの画面上に、遠い、遠い昔のアトランティス時代の生活の光景と、そして未来に起こり得る未来像を投影することができます。テレビの画面には、覚者方によって投影される子供たちのための素晴らしいプログラムができるでしょう。
(『光の勢力は集合する』)

 媒体としてのテレビは国と国を、兄弟と兄弟を、そして人類をマイトレーヤと彼の一団につなげるのに非常に大きな可能性を持つ。それは情報伝達のための最良の手段であり、それが正しく扱われるならば、新しい教育における主要なカギである。その重要性は強調しすぎることはない。現在は、大きな前進への飛躍と世界中のコミュニケーションの連結の準備段階を歩んでいる時期である。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』)

 多くの国々で争いがあるのは、異なった信仰の代表者が互いに同意できないからである。これが教育制度の中に危機をつくる。マイトレーヤはすべての母親と父親に向かって言われる。「あなたの庭を見てごらんなさい。美しい花々を賞賛しなさい。庭は多様性があるときにのみ美しいのである。創造(被造物)の中には七つの色がある。一色でも欠けるならば光はない。あなたは、信仰を受け入れるために、または拒絶するために、ここにいるのではない。七つの異なった色をすべて経験するためにいるのである。そのようにして、あなたの知識と智恵は増えるだろう」
(『いのちの法則』)

 将来の教育においては、正規の学校の教室と、職場や地域社会一般との間に、より多くのより強い関係が築かれると思います。そして教育の一環として、子供たちを非常に幼い時から地域社会の活動に活発に参加させる必要があると思います。そうすれば、極めて初期のころから、家庭よりも幅広い、そして学校とも異なった地域社会の部分として自分自身を見るようになります。学校と置き換えるのではなく、学校が人生にもたらすものを増大させるためです。
(『光の勢力は集合する』)

 わたしが人類の前に姿を現すのも間近い。わたしのグループはすでに知られている。わたしの在所に通ずる径はたくさんある。軽く戸を叩きなさい、わたしは答える。わたしの教えの断片は明かされた。まだまだ多くのことが明かされていない。わたしの知恵の宝箱を開いて、神に関するすべてのことをあなたがたに教えることが、わたしの願いである。
(『いのちの水を運ぶ者』第139信より)

 教師と言うとき、私たちはクラスの中の教師を考えます。学校や学校制度の中で、より豊かな教育が子供たちに授けられるという理由が、私には全く理解できません。一人の教師の代わりに、外部にも教育者と言える教師がかなりいるはずです。彼らは、芸術家、科学者、警察官、医者であるかもしれません。彼らは生徒たちに生活体験という恩恵を与えるでしょう。それが生徒にとって必要なことなのです。
 生徒は、現在行われている一つの主題に沿った特定の授業だけを必要としません。もちろんそれも必要ですが。しかし、私たちは子供の意識を拡大することができるのです。大抵の子供は、彼らが受けた最高の教育は、人生における彼らの創造力に感化を与えた両親、おじさん、教師、および他の人々の鼓舞であったことに、後で気がつくのです。
(『光の勢力は集合する』)

 最初に単科大学(カレッジ)が設立され、最も有能な学生たちに、魂の科学を含めた新しい科学の初歩のレベルが教えられるだろう。この新しい科学は、目に見えるもの見えないもの、亜原子レベルのものからコズミック(宇宙)レベルのものまで、自然環境のすべての面を網羅するだろう。
 このようにして、見えざる世界の栄光についての新しいビジョンが人間に与えられるだろう。異なった分野の間に協力の精神が育てられ、新しい、より広い、より包括的な見解が現在の断片的なものに取って代わるだろう。このようにして覚者たちは働くだろう──人間のマインド(識心)を刺激し、強化し、さらに新しい高みの探求と達成へと鼓舞する。
(『覚者は語る 1』─覚者たちは世に在〈ルビ:あ〉る─より)

 教育においてまず最初に必要なことは、子供たちに自分たちを全体の一部として見るように、様々な国家、肌の色、背景、宗教すべてからなる大きな人間種族の一部として見るように教えることです。すべてが同じ神性を持ち、同じ道をたどり本源へと向かっているのです。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』)

 我が友よ、あなたがたも生活の中で分かち合いを具現することができる。この聖なる原則が是非とも支配すべきである。あなたがたの子供たちに、幼き者たちに、分かち合うことを教え、善を啓発しなさい。わたしの任務は、すべての人を啓発し、無知を真の知識に変え、目で見えるすべてのものの背後に唯一なる実在があることを教えることである。そのようにして人間を神のもとに連れていく。
(『いのちの水を運ぶ者』第127信より)

信念、信、直観——選集

Belief, Faith and Intuition ──a compilation

 「信念、信、直観」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第1巻と第2巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

 信なしには、永続するものは何も達成されない。ただこの特質を欠いたために、これまでに多くの有望な弟子たちが失敗した。時代を通じて、様々な教えが信の必要性を強調してきたのは、いわれがないわけではない。信は奉仕のまさにハート(中心)として考えられてきた。信とは、盲目的な受け入れや単に信じることを意味するのではない。それとは逆に、本当の信とは、直観が、魂の声が内的な認識を促すときにのみ生まれるのであり、あらゆる反論を乗り越えて、心(ハート)があなたに告げるのである──これは真実だ、と。その瞬間が訪れるとき、この新しく見いだした真実をしっかりと握りしめて、そして『そこに留まっていなさい』。
(『覚者は語る 1』─奉仕への召集─より)

 あなたがた、すべてを必要とする。人間に信と喜びを回復させ、地球上の貧しい人々に、必要な資源を解き放ち、均衡を取り戻すために、この世界を再建する仕事を、わたしと分かち合ってくれるすべての人々を必要とする。わたしの役割は、あなたがたに方法を示すことである。あなたがたの役割は、行動し、わたしの計画を実施することである。わたしはあなたがたを信頼することができることを、頼むことができることを知っている。わたしの愛がすべての者を包む。
(『いのちの水を運ぶ者』第76信より)

 信念(belief)はマインドの機能です。メンタル(知性)のレベルにおいて、真実で、磁力的で、魅力的で、価値があるように見えるもの──信じることができるイデオロギーをあなたに用意してくれる一連のアイディア──です。それは人生の問題に答えを与え、人生の意味や目的などに関するいろいろな疑問に回答を与えるように思われます。……
 希望とは、すべてのものと内的につながり合っているという自覚です。あなたの生命が、日々の活動が、宇宙の計画と内的に結合していることについての自覚です。自分が誰かについての認識、自分は真我であるという感覚──それがあなたに信(faith)とか希望を与えます。信や希望は、自分が誰なのか、どうしてここに居るのか、自分の目的は何かについての内的、直観的認識から出てくるものであり、地上の何ものもそれを揺るがすことはできません。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』)

 直観の開花を通して、認識の膨大な広がりが人間の前方に横たわる。存在の状態についての認識であり、それはまだ全く人間に知られていないが、覚醒した心(マインド)によって知覚されるのを待っている。
 すべての意識の拡大の前には緊張がある。人間が今通過している争いと困難のこの時期の後に、平安と落ち着きの時が続き、直観が徐々に開花するための舞台が整えられるだろう。それが起こるとき、人間は、すべての論争を通り越して、神のイメージに似せて創られた魂としての自己の特性を直接知るだろう。
(『覚者は語る 1』─理性と直観─より)

 我が友よ、あなたがたも生活の中で分かち合いを具現することができる。この聖なる原則が是非とも支配すべきである。あなたがたの子供たちに、幼き者たちに、分かち合うことを教え、善を啓発しなさい。わたしの任務は、すべての人を啓発し、無知を真の知識に変え、目で見えるすべてのものの背後に唯一なる実在があることを教えることである。そのようにして人間を神のもとに連れていく。
(『いのちの水を運ぶ者』第127信より)

 誰もが信念を気にしています。しかしながら、神を信じるのと、神は存在しないと信じるのは、どちらも本質的には同じです。どちらもグラマー(自己幻惑)です。信念というものはグラマーです。大切なことは、われわれが聖なる存在として、その神性をわれわれの一息一息の中に、われわれの取るあらゆる行動の中に顕示することです。そしてもしわれわれがそうするならば、世界には何の問題もなくなるでしょう。そして信念もなくなるでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』)

 多くの者にとって、キリストの臨在そのものが問題を提起するだろう。彼らが長い間持っていた信念がその根底から揺さぶられるだろう。彼らにとって、新しい啓示の意味を理解しようとするとき、己の心を探る期間が必然となるだろう。古くからの信念はなかなか死なず、その過程においてひどく傷つくだろう。にもかかわらず、何百万の人々はうれしい心(ハート)で反応し、彼らの直中にいる大教師を喜んで受け入れるだろう。時を経るにつれて、マイトレーヤという方に表されるキリストが再び地上を歩いておられるという一般の認識に対立する者は、ほとんどいなくなるだろう。
(『覚者は語る1』─新たなる奉仕─より)

 われわれが新しい時代に入るにつれて、外的世界と主観的(内的)世界を探求し、(神の)創造におけるこの二つの様相の間の関係を理解することに新しい緊急性が感じられている。世界中の多くの科学者が、すべてが相互に関連し合っていることについての彼らの直観を実際に証明する必要に促されて、彼らの探求をそちらの方向に曲げつつある。超人格なるエゴ、または魂(の存在)を受け入れるという姿勢が徐々に地盤を広げつつあり、それは人間の現実観の新しい統合につながりつつある。
(『覚者は語る1』─意識の成長─より)

 親愛なる友よ、世界に起こっている出来事を見回して自分に問いなさい──「これは不思議なことではないか、この新しい光は何としたことだ」と。もしあなたが裡なる光に忠実であるならば、わたしの臨在がこの変化を呼び起こしたことに気がつくであろう。そのようにして、あなたはわたしがここに居ることを知るであろう。
(『いのちの水を運ぶ者』第87信より)

 霊的生活は信条や礼拝とは関係ありません。それは神性との一瞬一瞬のつながりの感覚、神や他者と分離していないことの感覚です。あなたの子供に、模範によってこのことを示しなさい。そうすれば、彼らはあなたの目の前で神性の模範として成長するでしょう。
(『光の勢力は集合する』)

 世界は人間存在の真理に目覚めつつある──人間は神聖なる存在であり、魂としての本当のリアリティ(実相)の外的な表現である。あらゆる栄枯盛衰を通して、人間の魂はその人を守りそして道を示してきた。神経がすり減っているときも、高邁な仕事をしているときも、いやいやながら努力をしているときも、魂がそこにいなかったときは決してない。人間(肉体人間)と魂はひとつである。
 それが、人間に発見されることを待っている真理である。魂はこの啓示の目覚めを待っている。人間は人生における見習い修行の終わりにきている。これからは、その魂がより高位のそしてより明確な道を示す。
(『覚者は語る 1』─ミッシング・リンク─より)

 宗教や哲学への信仰や信頼は、進化の梯子の横木(段)のようなものである。人が成長するにつれて、その信条も変わる。真我と神の間の関係は決して変わらない。『至高の存在』が宿るのはそこである。真我は、心(ハート)の中に、永遠なる至高の存在を経験する。
(『いのちの法則』)

 人々は狂信的になることを恐れています。実際に危険なのは狂信性ではなく、惰性です、不活動です。マイトレーヤを直接に経験したことのないグループが、何年間も出現に関連して集中度の高い活動を維持することは非常に難しいです。あまりにも多くが求められていると思います。伝導瞑想や個人の瞑想がその高度のレベルの決意を維持する助けとなることは本当です。しかし信が要求されます。もし信がなければ、それは単に、マイトレーヤはこの世にいるという単なる信念や希望だけならば、それに対立するあらゆるものに抵抗しながら働かねばなりませんので、維持していくことができません。この事実を認識しなければなりません。……
 ……もしこれがあなたにとって納得のいくメッセージなら、真理の響きがあるなら、(あなたは完全な確信をもってこれを知るわけではないけれども)、そしてあくまでも仮説として、その仮説に基づいて働いているけれど、世界に展開している出来事そのものが、経験そのものが、あなたにこれが本当であることを証明してくれます。マイトレーヤのエネルギーがあなたを通して流れることが分かります。それを否定することはできません。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』)

 わたしは、もうすぐ、もっと広く、わたし自身を現す意図であるから、あなたの兄弟たちにわたしの存在を知らせる時間は残り少ない。我が友よ、志を持って行き、わたしの降臨についてあなたの信ずることを伝えなさい。そしてすべての者の心に真理の光を灯しなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第63信より)

 信とは、何かを信じることであると考えるために、信という観念を好まない人々が多いのです。信(faith)とは信じること(believing)とか信念(belief)とは全く関係ありません。信とは存在の状態です。信はあなたが本来のあなたであるときに生じます。あなたがこの物質界のレベルで魂として生活し、魂と絶えず接触を保つならば、あなたは信を持つでしょう。信を持たざるを得ないのです。なぜなら信は魂の特性ですから。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』)

 あなたがたは、行動するのに、なぜわたしを見るまで待つのか、あなたがた自身が、信において多くを成すことができるのに。少しは信に基づいて行動しなさい、我が友よ、そして確認を得るまで待つのではなく、先導隊の中にあることを喜びながら、昔の武者のように、今、行動しなさい。すべての者に、わたしの臨在の事実を知らせ、喜んでわたしの側に来なさい。分かち合いと正義の必要を説き、自由のための鐘を鳴らしなさい。我が友よ兄弟よ、あなたが兄弟たちの味方であることを知らせなさい。あなたの兄弟の手を取って、わたしのところへ連れてきなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第109信より)

 疑いもなく、キリストの再臨の過程は新しい段階に入りつつあり、それはキリストが兄弟姉妹たちの中を再び公に歩くことができる時は遠い先ではないことを、多くの人々に確信させるだろう。
 一方、直観によってキリストの到来を信じてきた者たちは、自分たちの信が強められ、固められるのを知るだろう。彼らの希望は高められ、志向は活気づけられた。
(『覚者は語る1』─民衆の声─より)

 わたしの語調の簡潔さゆえに、わたしと知りなさい。わたしの心の愛ゆえに、救助の行為ゆえに、わたしと知りなさい。すべての人間に、分かち合いと平和な生活を呼びかけるゆえに、わたしと知りなさい。そのようにしてわたしを知りなさい、我が友よ、そしてあなたがたの力を貸してください。わたしが必要とするのは、あなたがたの信のみではなく、神の計画の遂行のために喜んで働くあなたがた自身である。あの聖なる計画をあなたがたに説明しよう。そして愛のなかに共にそれを成就していこう。
(『いのちの水を運ぶ者』第59信より)

 混乱と緊張の直中にあっても、恐れることはない。現在の状況の中に恐怖のための場はない。むしろそれを、あなたの信に対する挑戦と見なしなさい。
(『覚者は語る 1』─勝利は保証されている─より)

 奉仕するにつれて、あなたは奉仕の中で成長します。ますます成長することができるようになります。あなたが成長するにつれて、大計画のより多くが、直観的にそして実際の事実として、あなたに明らかにされます。あなたがやがて覚者とより密接な、意識的な関係で働くことができるようになるまでは、ただ信じて、信(faith)を持って、ついていかなければなりません。覚者はあなたを特定の線に沿って導いていくことができますが、あなたが想像するように教えを授けることによってではなく、あなたに対してより一層広がる奉仕の分野を提供することによって、導いていきます。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』)

 マイトレーヤが世界の前に姿を現すとき、新しい時代の始まりを布告するであろう。来るべき時代に人間は、いま転生している者には夢見ることもできないような高みに上昇するだろう。新しい教えは新しい知識を生み、新しいインスピレーションは新しい啓発を生む。そしてすべてが秩序正しく、順を追って起こるだろう。希望は確かなものとなり、恐怖は信に、無知は智恵に道を譲るだろう。
(『覚者は語る1』─来るべき時─より)

 そうなると、人間にとって生きることは、愛することなのである。恐怖というあの横領者は退けられ、克服されねばならない。信頼が愛を育み、恐怖を滅ぼし、永遠に裡に宿る神を明かす。信頼と信はひとつであり、裡なる神性の反映である。その神性を信頼し、それを愛として輝き出させ、恐怖の終わりを知りなさい。
(『覚者は語る 1』─愛することの必要─より)

 あなたがたがわたしを見るまでの時間は残り少ない。この残り少ない時間を最も有効に使い、あなたの兄弟たちにわたしの臨在の事実を告げなさい。あなたがたが出来ることで、これよりも貴重な役割はないのである。希望は高まる、我が友よ。希望はあなたがたの直中にある。世界に新しい光が明ける、そして人類は喜びを知るであろう。
(『いのちの水を運ぶ者』第112信より)

最高位からの贈り物
──覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記(2015年5月)
 人間は啓示を拝受する時点に立っており、間もなくそれが、一致しない様々な声や態度を押し流すだろう。人間は自分たちの存在の意味と目的をより一層はっきりと知り、その知識が彼らの認識の中にもたらされた手段を知るだろう。間もなく、非常に間もなく、人間はあたかも一夜にして、と思えるほど、急速に成長するだろう。
 この新しい知識は多くの者たちをこらしめ、驚かすだろう、しかし彼らの理解について完全な調整をもたらすように、彼らを刺激し、啓発するだろう。これが人生の意味と目的と彼らが呼ぶところのことについて、新しい価値を与えるだろう。より一層の真剣さとより大きな歓びが人間の信念と行動に浸透するだろう。そして徐々に彼らを全く新しい啓示に熱中させるだろう。その時は遠い先ではない。偉大なる主は、公に、認知される存在として世界に現れて、恩寵をもたらすことをしきりに願っておられる。
 恐れることはない。新しい世界がつくられつつあり、それが人間の信と勇気を同等の順序で回復させるだろう。