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鼓舞と指導: 意識の移行──選集

Inspiration and guidance: a shift in consciousness – a compilation

「鼓舞(インスピレーション)と指導(ガイダンス)」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第㈵巻と第㈼巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

間もなく、新しいエネルギーがわれわれの生活の中に入り、人々を創造的行動へ鼓舞するだろう。新しい調和の取れた刺激が芸術および生きる技に与えられるだろう。以前には見られたことのない美が人間のあり方を変え、神の特性を照らし出すだろう。人は、今や啓示を受ける用意ができている。人の心(ハートとマインド)は用意ができており、未来に向けられている。そして人は、用意を整えたことによって喚起したあの栄光を待つ。
(『覚者は語る』第1巻、「生きる技」より)

わたしの教えは、単純なるも、本源へのまっすぐの径を示すであろう。そしてその輝ける径には、道をよく知っている歩哨や守護者がいる。覚者たちとわたしとが、その道をあなたがたに示すだろう、あなたがたは信頼のうちに神を見るであろう。わたしの道、真理と光と単純な同胞愛の道こそ、すべての人のための径である。あなたがた一人ひとりが、神への、この開かれた道を歩むことができる。そしてわたしの案内のもとに神を知る。
(『いのちの水を運ぶ者』第84信より)

アクエリアスのエネルギーの特質は統合です。それは人類を和合の体験へと融合するでしょう。マイトレーヤと覚者方のグループが私たちの中に肉体で実際に臨在するのですから、彼らの鼓舞と指導の下で、私たちの神聖な起源に値する文明を築くであろうことを私は疑いません──黄金の時代は築かれようとしているのです。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』)

あなたがたがわたしを見るとき、素朴なる神の男があなたがたの中に居ることを知るであろう。他の人間と変わらないような男であるが、長い長い間、ある特定の道を歩み、その道をよく知る者であり、それ故にあなたがたを導くことができる者である。その道は、我が友よ、わたしがあなたがたのために持っている宝である。この可能性に、あなたがたの心を目覚めさせ、目標に到達しなさい。道は単純であり、道は確かである。わたしの教えが、あなたがたをそこへ導くであろう。
(『いのちの水を運ぶ者』第93信より)

人類が助けを求める叫びを──より多くの光を、より多くの情報を、テクノロジーを、より一層の認識を、一言で言えば、人間自身の特性と目的を求める叫びを──発するや否や、それは与えられます。その叫びはハイアラキーによって聞かれ、そして言が鳴り響きます、「門を開けよ」──光と知識とインスピレーションとガイダンス(導き)の水門を開けよと。叫びに応えて、それらすべてが覚者方から注がれます。それが1875年に『秘密の教義』と『暴かれたイシス』の出版で起こったところのことです。それが大戦前に、アグニ・ヨガの教えとアリス・ベイリーの教えを通して起こったところのことです。新しい光と知識と認識が、それを吸収し、反応し、そして大計画に仕えるためにそれについて何かをなす用意のある者たちの探究心に富むマインドのために、提供されたのです。
(『大いなる接近』)

人間の意識の変化は遅々としていたことは確かですが、今日の人類大衆の一般的な意識を、中世期の時代と、またはパレスチナにおけるイエスの時代と比較してみれば、われわれが非常に前進したことに気付くと思います。過去200年の間に、世界的な教育と通信の普及が人類を変容させ、今、訪れなければならない変化のために人類を準備させました。また、人間の性質を改善するためにマイトレーヤが携えてこられるのは、単なる「宗教的」プログラムだけではありません。われわれの生活のすべての面──政治、経済、宗教、社会──に呼び掛ける霊的インスピレーションです。何にもまして、来るべき時代には、偉大なる模範であるマイトレーヤと覚者方が公に我々の中に住み、すべての者が各人の最高の志向と可能性に到達するように鼓舞し、導き、刺激されるでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第1巻』)

多くの者が、もうすぐわたしを見、わたしの言に耳を傾け、わたしの先導に従う。あなたがたは、まっさきにこれをなす者たちの中にいるように、そうすることでわたしの共働者となれるのだ。そのような者たちをわたしは非常に必要とする。この世界の復興を願うわたしの望みを分かち合う者は大勢いる。その人々を探して、一緒に働きなさい。共に光の要塞を築き、兄弟たちのために道を照らしなさい。じっと座していることなく行動しなさい、そして真理の時を復興しなさい。わたしの覚者たちがあなたがたのために道を指し示すだろう、彼らの指導のもとに、大きな成果をあげることができよう。
(『いのちの水を運ぶ者』第33信より)

間もなく、人間は独りではないことが明らかになるだろう。人類が、彼らよりも先に歩み、人間がついて来られるようにその経路を精密に示してくれた者たちの指導を受けられなかった時は、その長い歴史の中で一度もなかった。今また、螺旋曲線が回るにつれて、わたしたちは再びあなた方の中に位置を占め、わたしたちが達成してきたことの恩恵をあなた方に提供する。わたしたちを、あなた方を助けたいと思っている兄たちとして考えなさい。未来への案内人として見なしなさい。なぜならわたしたちはその道をよく知る者であるから。わたしたち同砲団(ブラザーフッド)が背後にいるので、あなた方は失敗することはあり得ない。わたしたちのインスピレーション(鼓舞)はあなた方のものである。そしてその力の源から、あなた方の夢をかなえる知識と力(パワー)が流れ出る。
これまでわたしたちの指導は、いのちの内的次元に限られていたので進歩は当然遅々としていた。これからは、わたしたちがあなた方の直中に住むことによって、変化の新しいダイナミックなリズムが顕れて、新しい文明の創造を速めるだろう。わたしたちの任務はあなた方に可能性を示し、そのようにしてあなた方があなた方の潜在力を実現するのを助けることである。
明らかに、将来の進歩はすべて、人類がわたしたちの刺激にどれだけ応えられるかにかかっている。人間自身によって、道の各ステップが踏まれねばならず、新しい機構を築く石は一つ一つ敷かれねばならない。そのようにしてのみ、あなた方は成長し、あなた方の完全な力量を達成するだろう。あなた方がこの目標に到達することを、わたしたちは疑わない。達成するタイミングのみがあなた方の手中にある。新しい時代が明けるにつれて、神性を達成し、神の大計画を成就するというこの目標を、あなた方の目の前に掲げておきなさい。
(『覚者は語る』第1巻、「覚者たちは落胆していない」より)

新しい時代、「光の時代」は、われわれの頭上にある。そしてこの来るべき時に、人間は、彼らの祖先が持ち得なかった、あるいは無視したインスピレーション(鼓舞)と導きを見つけるだろう。今やついに、人間とハイアラキーの覚者たちは、兄弟同胞愛と信頼という共通の絆で結ばれて、一緒に働き、前進するだろう。わたしたちの示す模範によって、人間は鼓舞され、超人間的な努力で達成をなし遂げ、光がすべての者の心(ハートとマインド)にもたらされるだろう。そのようになるだろう。そのようにして、創造の偉大なる秘密は明かされるだろう。そのようにして人間は創造者となり、自分自身の運命の調整者となり、「神のような存在」となり、「人間」の名にふさわしい存在となるだろう。
(『覚者は語る』第1巻、「光の時代」より)

前方の道を見、真理の光を人の前に掲げ、分かち合い、愛し、いつくしみ、信頼することを教えている者が、現在、大勢いる。多くの者がこの神の様相に目覚め、世界の再構成を呼びかけている。わたしの力が彼らの背後にある。わたしの愛が彼らを鼓舞する。わたしの意志が彼らを導く。このようにして、わたしはあなたがたを新しい時代に導く。
(『いのちの水を運ぶ者』第137信より)

個人は、それが誰であろうと、重要ではないことを覚えておきなさい。個人よりもグループのほうが大切です。そして全体としてのグループのほうが個々のグループよりも大切です。そしていかなる個人よりも、いかなるグループよりも重要なものは大計画であり、すべてのグループがそのために働いています。
その計画はマイトレーヤと覚者方が世界に戻って来られることを含み、人類を通して新しい文明を創っていくための彼らのインスピレーションを含みます。自分がどこに位置し、自分が誰であるか、そして自分がなすことを評価するとき、これをいつも尺度とするならば、あまり大きく間違うことはないでしょう。そうすると、あなたは大計画そのものの方向に向かって働きます。マイトレーヤの助けを喚起しなさい。あなたの仕事にマイトレーヤのインスピレーションと導きを呼びかけなさい。彼は言われています。「わたしの助けはいつでもあなたがたの意のままである。ただ求めればよいのである」
(『マイトレーヤの使命 第2巻』)

マイトレーヤと覚者たちの一団のインスピレーション(鼓舞)と導きのもとで、人間は、正しい決断を行う能力、大計画との関係の中で正しく行動する能力が増大することを知るだろう。これが必然的に同胞愛についての感覚の増大につながり、人間は共に行動することによってのみ前進があるという理解につながるだろう。
(『覚者は語る』第1巻、「同胞愛の夢」より)

わたしの任務は単純である。あなたがたに道を示すことである。我が友よ、あなたがたは困難な仕事をなさねばならない、新しい世界を、新しい国を、新しい真理を築きあげる仕事を。しかし我らは共に勝利するであろう。
この道を知っており、かつてこの同じ道を歩んだ者たちが、それゆえに、助け導くことの出来る者たちが、あなたがたの中に居るのである。わたしの弟たち、知恵の覚者たちは、あなたがたの友であり案内者である。彼らはあなたがたの中に住み、あなたがたに仕え、あなたがたが偉大にして勇敢なる行動をなすように鼓舞するだろう。そして、彼らは、貴重な贈物をあなたがたの足下に置く、知恵と愛の贈物を。
(『いのちの水を運ぶ者』第15信より)

マイトレーヤが世界から飢餓を追い払うのではなく、私たち自身でそうするよう私たちを鼓舞するでしょう。マイトレーヤは、私たちがキリスト意識と呼ぶもの──愛のエネルギー ──を体現しています。このエネルギーが私たちを通して顕現するとき、それは世界を変えるでしょう。マイトレーヤは世界に正義を──それゆえに平和を──創造するために、私たちの心(ハート)の変化を鼓舞するでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』)

マイトレーヤが世界の前に姿を現すとき、新しい時代の始まりを布告するであろう。来るべき時代に人間は、いま転生している者には夢見ることもできないような高みに上昇するだろう。新しい教えは新しい知識を生み、新しいインスピレーションは新しい啓発を生む。そしてすべてが秩序正しく、順を追って起こるだろう。希望は確かなものとなり、恐怖は信に、無知は智恵に道を譲るだろう。
人間が己の存在の事実、すなわち三重の特性、物質界への誕生の繰り返し、偉大で公正なカルマ(因果)の法則とその働きによって人間の生と死が進行するということ、これらの事実を把握するとき、人間は「存在(Being)」の状態の中に入るだろう、その中ではすべてが可能となる。その時、すべての人間の裡に潜む力(パワー)が発揮されるだろう。それが明らかにされるとき、人間の聖なる起源が実際に顕されるだろう。人間は神である。ただそれを知りさえすればよいのである。無知のみが人間を盲目の中に迷わせており、それゆえに自分たちの栄光を知り得ない。
(『覚者は語る』第1巻、「来るべき時」より)

ハイアラキーの目標は人類を鼓舞することであり、いかなる種類の組織も政府も経済制度もつくらないでしょう。それは私たち人類次第です。彼らは助言し、導くでしょう。彼らの弟子たちの中には、最高の結果をもたらす最善の方法を教えられた人々がいます。そして通常の民主的な過程を通して、これらの人々は権威と力の地位に選ばれるでしょう。ですから変化は人類を通して起こるでしょう。しかしもともとの概念は、これらの弟子たちを通して、ハイアラキーから来たものでしょう。このようにして、人類の自由意志は侵されないでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』)

わたしの準備はよくなされている。わたしの奉仕者たちは用意が整っている。わたしの真理が人の中に新しい光を燃やす。わたしのねらいは確実である。わたしの心は愉快である。わたしの覚者たちは陽気に働く。わたしの指導をあなたがたはいつでも求めることができる。
我が友よ、わたしの手を取りなさい、川の向こう岸にお連れしよう。狭い橋を渡るのを手伝おう、向こう岸にある美を見せてあげよう。その美は、我が友よ、あなたがたの真我である。我が友よ、あなたがたを援助させてください。そして共にこの世を変換しよう。
(『いのちの水を運ぶ者』第130信より)

弟子道——選集

The Path of Discipleship ── a compilation

「弟子道」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』 ㈵ と ㈼ )、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

わたしの覚者たちはいのちの規律を、あなたがたに教えるであろう。わたし自身は人類を招くあのより高度の光を、あなたがたに見せるであろう。わたしの教えは二重である。一つは、人間の物質面にかかわることであり、人生の必要事項である。もう一つは、我々が神と呼ぶあの聖なる存在と人間との関係についてである。わたしの言語の中では、これらは同じものである。なぜなら人間同士が正しい関係を築いてこそ、神との正しい関係を築くことができるのであるから。わたしの計画は、これをあなたがたに示し、人が己自身の裡に、分かち合い、愛し、信頼する能力を見いだす時、その瞬間から神へ向かう登り道が始まることを教えることである。(『いのちの水を運ぶ者」メッセージ第29信より)

今日、進化の道をより速く進みたい者のために、これまでかつてなかったほどに、奉仕して成長するユニークな機会が提供されている。変換の仕事を引き受け、大計画と世界に仕えることによって、彼らは新しい霊的進歩の基準を設定し、そして全体としての人類のためにそのプロセスを速めることができる。これが今の時のチャレンジ(挑戦)である。今日の弟子たちは、後に続く者すべてのために進化の過程を速める機会を持つ。このようにして最も強力なかたちでロゴスの大計画に仕えるのである。奉仕して成長しなさい。奉仕して成長しなさい。これが進化の旅路における前進のカギである。(『覚者は語る 1』─新しい時代の夜明け─より)

[恐怖心なしに子供を育てることについて]……自分自身であるということは、自分自身の存在感(実在)を経験することです。もしあなたがそのような空間を与えてあげれば、子供は自分自身を真我として絶えず認識しながら、その経験の中で成長するでしょう。もちろん、それは非常に難しいことです。なぜなら、私たちはみな条件づけられているからです。両親によって条件づけられ、私たちの両親はまた彼らの両親によって条件づけられてきました。何百万年もそのように続いてきました。自分自身の恐怖心を子供に投射しないのは非常に難しいのです。近道はありません。私がこうしなさいと言えるような容易なものではありません。一つには常識です。絶えず監視することが必要です。もしあなたが自分の注目を真我に集中させることができれば、すなわち実際にあなた自身の同一化(アイデンティフィケーション)を真我に移転することができれば、そうすれば当然、あなたのグラマーや恐怖心を子供に投射することはないでしょう。子供を害しないためにはあなたが変わらなければなりません。難しいです。難しくなければ、私たちはここにいないでしょう。言うは易いが、行うことは非常に難しいのです。非常な修練が必要です。しかし、だからこそあなたは弟子(ディサイプル disciple)と呼ばれるのです。弟子(ディサイプル)とは人生の修練(ディシプリン discipline)を受け入れる者のことです。自己(真我)認識につながる修練を築き上げなければなりません。方法は自分自身の欲望に対して死ぬことです。ほとんどの人にとって、それを達成する経路は自己犠牲を通してです。(ベンジャミン・クレーム『マイトレーヤの使命 第2巻』)

弟子とは進化の旅路を意識的に辿っている人のことを指します。人類すべてが進化しているということは言うまでもありません。初期の動物人間から今日の我々の段階まで進化したのです。数え切れない永劫の間、多かれ少なかれ無意識のうちに、その過程は進行してきました。個々の魂は、進化そのものの磁力によって進化の中に押し流されて、繰り返し、繰り返し転生してきました。他方、弟子は、非常に特定の目標につながるこの過程の中で非常に意識的な役割を受け持ちます。人類大衆は終点が、目標が──少なくともこの惑星に関連する限り──あるということすら実際に知りません。弟子とは、目標があることを知り、非常に意識的方法で自分の進化をさらに進めようと努力する者であります。その目標とは、もちろん完全の域に達すること、つまりこの惑星に転生してくる必要性からの解放です。弟子はその目標に到達するために、喜んで、意識的に必要な規律に服従します──弟子(Disciple)とは規律のとれた(Discip-lined)者という意味なのですから。(ベンジャミン・クレーム『伝導瞑想──21世紀のヨガ』)

完全に到達する道はたくさんある。しかし単純な道が最良である。わたしの道が、愛の道が、人間を最も速やかに本源なる神に至らしめる。もしあなたがこれを見ることができれば、間違うことのない、真なる道を進むだろう。これはすべての人間にとってそうである。(『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第58信より)

人間が彼らの世界をつくり出し、正しい人間関係を確立するために取るステップの一つ一つが、彼らを完成に導く旅路における前進のステップであることを、マイトレーヤは人間に示されるだろう。そして弟子たちにとっての内的なステップは、いまだイニシエーションの過程に従事していない人間の外的なステップによって調和されなければならないことを、すべてが相互に関連しており、統合された全体であることを、示されるだろう。一歩一歩、人は各々のペースで自分の行路を歩む。一歩一歩、人は無知から知識へ、不正義から正義へ、隷属から自由へと動く。(『覚者は語る 2』─ 一歩一歩─より)

わたしの計画は、あなたがたの真なる姿をあなたがたの裡に気づかせ、あなたがたが神御自身そのものから出でた者であり、その聖なる本源へ戻らねばならないことを示すことである。わたしの任務は、その行程を、正当なる嗣業に辿りつくためのあの長い道程を、楽にしてあげることである。わたしたちがお互いに兄弟として出会うときに、我が友よ、あなたがたはわたしの中に、その道をよく知っている案内人を、教師を、見るであろう。なぜならわたし自身ずっと昔にその同じ道程を辿り、その道の道標をよく知っている者である。(『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第66信より)

すでに授けられた教えを使いなさい、それを実践しなさい、そうすれば自分が期待した最高の速度よりも速い速度で向上するでしょう。あなたがそうするとき、教えをそのように実践するとき、それはあなた自身のものになり、もはや抽象的な教えではなくなります。もはやアカデミックな主題ではなくなります。それはあなたのものになります。あなたが道になります。あなたが弟子道の必要条件を実践していくにつれて、道はあなたの前に開けていきます。道はあっちにあるのでもこっちにあるのでもなく、またあの本やあのテクニックの中にあるのでもありません。それはあなたの意識の中から開かれてくるものです。すべての者にとって道はそれぞれにユニークです。もちろん、不変の基本的な根本条件があり、それは神性の特性そのものです。ディサイプルの道はイニシエーションにつながり、イニシエーションの道は覚者道につながり、それは神への道であることを覚えておきなさい。己の神性が花開いていく道であります。このことを忘れるべきではありません。ほとんどの人がそのことを忘れがちです。それが彼らの人生にとっての枝葉になっております。ということは、自分の本質が自分の人生にとって枝葉であると言うようなものです。私のいのちの本質は、私にとって枝葉であると言うようなものです。しかし、私が私のいのちなのです。そうでなければ私は無です。あなた自身のいのちと神性の表現に向かうあの動きが、どうして日常生活の付随的なものであり得ましょうか。あなたはそれを自分の天職にしなければなりません。もしあなたがディサイプル(ハイアラキーの弟子)になりたければ、感激で燃えなければなりません。歓喜の状態で、固い決意で、イニシエーションの門につながる道をたどっているという高い期待の状態で進まなければなりません。そうでなければ、あなたの行動は非常に生ぬるくて、今のこの転生で達成できるはずの段階にまでたどり着くのに、次の50回の転生が必要かもしれません。(ベンジャミン・クレーム『マイトレーヤの使命 第2巻』)

神に到達する道はたくさんある。しかし、もっとも速く確実なのは奉仕の道である。これほど神の特性を十分に宿す道は他にない。この道の上にあなたの位置を占め、あなたの魂の指図を遂行しなさい。あなたの心(ハート)の命令に従い、世界の必要に目覚めなさい。奉仕の道に入り、大計画の中におけるあなたの位置を受け入れなさい。そして神への道にしっかりと足を踏みしめなさい。(『覚者は語る 1』─勝利は保証されている─より)

あなたがたに新しい生き方を見せてあげたい、人間に生来そなわる同胞愛に基づく生き方を、愛し、分かち合う能力と、人間の本質的な神性に基づいた生き方を。聖なる人間になる過程は、単純で自然なものであり、すべての人間に開かれている。それは、あなたがたの裡にはじめから宿るあの神を解き放つ過程である。わたしは約束しよう──もしあなたがたがわたしに従いて新しい時代に前進するならば、あなたがたの裡に宿る聖なる本質を解き放ってあげよう。(『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第28信より)

理由なくして、「生徒の用意ができたときに師はやって来る」と言われてきたのではない。このことは個人におけると同じく、集団の規模においても真実である。今日、生徒としての人類は、試され、試練を通過した世界の弟子としての人類は、新しい人生に、人類種族への奉仕の人生に入る用意がある。現在起こっている意識の転換によって、彼らは自分たちの分離感は幻覚であり、すべての被造物の中で総体とつながっていないものは何も存在しないことを悟るだろう。この発達しはじめた認識と変化を受け入れる用意が、大教師と教師たち(覚者たち)を呼び招いたのである──わたしたちは教師である。(『覚者は語る 1』─新しい光、新しい理解─より)

であるから、未来への前進を、そしてあらゆる国々の民の間の正しい関係の確立を阻むことのできるものは何もない。そうして、人間を彼らの予め運命づけられた完成への道へ復帰させるための一つの計画が展開するだろう──大胆でしかも単純、複雑でしかも明確、古来のものでしかも輝かしく現代的である。このまったく同じ道をたどってきた者たちの多くが今あなた方の中にあり、法の許す限界まで援助し、そして導く用意が整っている。わたしたちはあなた方の問題や恐怖をよく知っており、慰め、鼓舞することを求める。人々がわたしたちを見るとき、人間のあらゆる苦悩や痛み、屈辱や歓びをも知り、しかも途上にあるこれらの繰り返し現れる障害物を乗り越えるのに成功してきた者たちを見るだろう。彼らは人間が同等の達成を成すことを保証する者たちである。(『覚者は語る 1』─世紀の終わり─より)

弟子道とは、ディサイプル(ハイアラキーの弟子)としての生き方に専心することを意味するのであり、それは平均的な人間の生き方と明確に異なります。弟子は世界の中に生きており、世界の一部であり、世界と完全に同一認し、そして世界に仕える者でありますが、しかし不思議にも彼は世界から隔離されています。日常の生活の大渦巻きの真直中にあって隔離されているという特異な位置におります。しかも弟子は、世の中の苦悩や苦痛を他の人々よりも一層強く感じます。誰もが世界の苦難や痛み──何百万人もの飢えた人々や、貧困や、地震や、人類を襲うひどい病気など──を見ることができます。誰もがそれに心を動かされます。しかし弟子は、非常にしばしば他の人々よりもずっと明確にそれを見るのです。そしてその苦難に対してより敏感です。なぜなら、弟子は自分が肉体をもって転生している魂であることを認識しており、世に奉仕し苦悩を緩和する決意を持つので、大多数の人間よりも一層強くそれを感じます。(ベンジャミン・クレーム『マイトレーヤの使命 第2巻』)

弟子は、何にも増して、勇気と着実性と忍耐と「そこに留まる」ことのできる能力を持たなければなりません。そして私たちの裡にある最高のものを引き出すために自分の前に置かれた困難から逃避してはいけません。人生において様々な困難に出会うのは、私たちがそれらを克服していくときに進歩があるように魂が整えるからです。進化の旅路において前進へのステップを踏むことになるからです。弟子はまた謙虚さと飾り気のなさが必要です。そして何にも増して、低位の特性を高位の特性のために放棄する能力を必要とします。(ベンジャミン・クレーム『協力の術』)

わたしの使命は、あなたがたに神への道を示し、本源への単純なる道を示すことである。多くの者にとっては、その道は終わることのない困難に満ちたものに思えることを、わたしは知っている。まことに、我が友よ、そうではないのである。その道に入り進むにつれて、わたしたち自身がそれを規定するのである。わたしたちが道であるとき、道はわたしたちの前に、法に基づいて開かれていく。非常に単純なのが神への道である。非常に単純なのがその上のステップである。そしてその聖なる道には多くの手伝人や案内人が居る。(『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第126信より)

三つの非常に重要な原則が弟子の進化を支配する。それは不動性(ぐらつくことなく、決して後戻りすることなく、大計画に、そして弟子としての誓願に完全に不動の姿勢を保つこと)と奉仕と自己犠牲である。これらが支配的原理である。もちろんこれらは関連しあっている。時々思い出したように奉仕することはできない。……弟子は少しでも前進するためには不動性を示さなければならない。もしそれをしなければ、弟子にはなれない。単に奉仕することを欲するだけではなく、実際に奉仕しなければならない。そうでなければ何の進歩もできない。(ベンジャミン・クレーム『マイトレーヤの使命  第1巻』)

ディサイプルには二重の責任があります。彼らは普通の人間としての責任を持つほかに、さらに余分の責任があります。なぜなら彼らは、真理のある側面を知っているからです。彼らは世界に存在する状況を変えるために何かをすることを自分自身に課しているのであり、そして大計画と共により賢明に働けるように自分自身の特性を変えることを決意しているのです。(ベンジャミン・クレーム『マイトレーヤの使命 第2巻』)

自分がディサイプルであることを知るとき、弟子道の必要条件を自分自身の中に意識的に積み上げることができるなら、どれだけ余計にできるでしょうか。平均的なディサイプルの生活の中に欠けるものは使命感です。ディサイプル(ハイアラキーの弟子)としての天職という意識です。ある意味で弟子道というのは天職です。あなたはそれに召されたのです。神に召されたのではなくて、あなた自身の魂にです。あなた自身の魂があなたをディサイプルにするのです。あなたが自分の魂との接触をつけるや否や、あなたはディサイプルなのです。そして魂があなたを先へと押しやるのです。(ベンジャミン・クレーム『マイトレーヤの使命 第2巻』)

人間一人ひとりが燈台であり、その灯を同胞のために遠くまで照らすのである。あなたのランプの灯を明るくともし、輝かし、道を示しなさい。一人ひとり、すべてが必要である。この世界を救済し、復旧するためのこの偉大な計画に参加するのに、小さすぎる者も、若すぎる者もいない。これをなす決意をしなさい、そしてわたしの援助があることを確信しなさい。如何にして始めるか、あなた自身を、あなたのすべてを、世のために、あらゆる所にいるあなたの兄弟姉妹たちのために、捧げることから始めなさい。一日たりとも真の奉仕の行為をなさずに過ごすことのないようにしなさい。そしてわたしの援助があなたに与えられることを確信しなさい。奉仕の道こそ、真なる人としての唯一の道である、なぜなら、この道は神につながる道であるから。(『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第13信より)

賢明なリズムを培いなさい。それが奉仕の自然な拡大を可能にするだろう。時々思い出したように奉仕をすることを慎みなさい。なぜならそのようなやり方では、勢いはみな失われてしまう。あなたは大計画に奉仕するためにここに存在するのだということを覚えておきなさい。あなたは気づかないだけであって、それがあなたの魂の願いである。あなたが自分の魂との接触をつけていくにつれて、経験の客観化が起こりはじめる。魂は好みも欲望も持たない。その目的と一致調和するものとだけ交わる。その目的とは、進化の大計画に最大限に仕えることである。(『覚者は語る 1』─奉仕への召集─より)

どれを最優先すべきかを認識し、あるいはいずれも重要なことの中から、さらにどちらかを選ばなければなりません。人類の真の奉仕者は(すなわち単に奉仕したいと願うだけでなく、実際に奉仕する者は)、意識しようがしまいが、ハイアラキーの弟子たちであり、そして弟子は自分自身とか家族とか友達に属する存在ではなく世界に属するということを覚えておくことは役に立つでしょう。しかしながら、真の弟子は物事の釣り合いの感覚を持ち、強い義務感と多くの責任を受け入れる能力を持つでしょう。(ベンジャミン・クレーム『マイトレーヤの使命 第1巻』)

山の麓にいると、我が兄弟たちよ、登りは実に険しいように見える。しかし最初のステップを踏み出すと、前進は速く、頂上近くに至ると、あなたは羽の生えた足を持つようになる、そしてその高所から神の栄光を見る。必ずそうなることを、我が友よ兄弟よ、わたし、マイトレーヤは約束する。(『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第89信より)

前方に横たわる仕事は明確である。魂の窓を開き、魂の光があなた方の生活を輝かせるようにしなさい。覚醒した直観を通して、魂の知識と目的が表明されるようにしなさい。慈悲の意味を知り、その愛を広範囲に広めなさい。魂の叡知ですべてのイリュージョン(錯覚)を消散して、兄弟同胞のために光となりなさい。これが光の道を歩む者すべての務めである。(『覚者は語る 1』─理性と直観─より)

ディサイプル(ハイアラキーの弟子)が、あるいはディサイプルになる志向を持つ者がまず最初に認めなければならないことは、自分は普通の人間であるが誓いを立てた者であり、自分自身の進化の状況を自分自身の手のうちに握った者であるということです。ディサイプルは魂と共に働き、その目的を遂行することを学んでいます。その魂の目的とは、他にどのような目的があろうと、まず「犠牲の法」によって導かれており、ディサイプル自身が直観的に知り得る範囲内で進化の大計画と共に働くことであり、そしてそれを自分の人生の中で実践していくことであります。彼の意識の中では大計画のほんの基本的なことしか実感を伴わないかもしれないが、それらの側面が実感される限り、それを自分の人生の中で実践していく甲斐があるのです。しかし実際にそれを実行することは非常に稀であります。(ベンジャミン・クレーム『マイトレーヤの使命 第2巻』)

瞑想は魂との接触への王道であるが、いったんこれが達成されたら、真の志向者が弟子道へと進む道は奉仕の生活をも共に受け入れることである。内的焦点と外的焦点との均衡が保たれなければならない、そして最も低い弟子からキリスト御自身、そしてさらにその上位のすべての真なる神の子たちを招く無限の道、奉仕の道の上の歩みが始まるのである。(ベンジャミン・クレーム『マイトレーヤの使命 第1巻』)

帰還の道は、今あるがままのこと(WHAT IS)についての意識、そしてそうあるかもしれないところのこと(WHAT MIGHT BE)についての意識が、進化しつつある個人としての探求者に知られるようになっていく道であります。 言い換えれば、あなたが探求するにつれて、志向するにつれて、自分の前に、ジュワル・クール覚者の言葉によれば「蜘蛛が自分自身の存在の裡から絹のような糸を創る」ように、それと全く同じように帰還の道を、まだ敷かれていない道を創っていくのです。それは全体に対する己の関係を構成するところのものについての認識の増大です。それによって私たちが自分たちと全体との、大宇宙との連結性についての認識と経験をますます深めていく手段であります。(ベンジャミン・クレーム『マイトレーヤの使命 第3巻』)

神への道は非常に単純であることを告げるために再びやってきた。わたしの道が、愛の道が、最短コースである。還りの径は喜びの径である。この喜びを知り、神に還りなさい。(『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第139信より)

新しいテクノロジー —— 選集

New technologies ── a compilation

「新しいテクノロジー」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第1巻と第2巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

「新しいテクノロジー」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第(Ⅰ)巻と第(Ⅱ)巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

この来るべき時代は「光の時代」として知られるだろう。そしてあらゆる意味と顕現を含めた「光」が人間の起源となるだろう。見る目のある者にとって、人間が「光の部屋」に通じる扉を叩き始めている徴はすでに見えている。人間が、新しい洞察とテクノロジー(科学工業技術)が意味するものに取り組むにつれて、古くからの闇と無知は消え去っていく。間もなく、「光の科学」が、「聖なる科学」が、人間の驚嘆した凝視の中に明かされるだろう。そうして人間の進化の旅路における一つの重要な目標が達成されるだろう。(『覚者は語る 第1巻』ー光の時代ーより)

この惑星の周り、いやすべての惑星の周りには磁場があります。互いに交差するフォース(エネルギー)のラインからなっています。それが何度も交差するところに渦ができます。それはチャクラのようであり、パワーの渦です。宇宙人がこれらのパワーの渦を物質界につくっているのです。ミステリーサークルは実際、その渦の外的なしるしであり、しかしそのような渦は至るところにあるのです。この惑星の磁場の複製が物質世界のあらゆるところに置かれています。それは惑星自体の磁場ほど巨大で強力ではありませんが、光のテクノロジーの基礎となるには十分なだけ強力で広範囲にわたっています。その光は直接太陽からきて、磁場の磁力と融合されるでしょう。それが人類に必要なあらゆる形のエネルギー(動力)を提供するでしょう。太陽からの光と惑星の磁場の磁力を使った光のテクノロジーによって、すべての機械的なもの、熱、光、交通手段、料理、機械類に必要な動力が提供されるでしょう。(『光の勢力は集合する』より)

太陽エネルギー ──これが新しい時代のエネルギーである──核エネルギーの必要はないだろう。太陽の力が加熱や交通や自動車産業に利用されるだろう。現在、「宇宙の兄弟たち」が技術者たちに太陽エネルギーを貯蔵する方法を教えている。(『いのちの法則』より)ますますロボットが人間に取って代わる。作業のスピードと正確な繰り返し作業において、人間は現在使われている精密な機械の比較にならない。これはそうであるべきである。長い間の見習い修業と訓練を通して勝ち得た人間の技術の喪失を嘆く者は多い。しかし、人間はより高度の、より価値ある達成のために生まれている。なにゆえ、人は単なる機械と競争する必要があろうか。人間は神へと進化しつつある存在であり、人間の創造的可能性を限定するのは愚かなことであろう。(『覚者は語る 第1巻』ー余暇が鍵であるーより)

光のテクノロジーが 21世紀のわれわれすべての必要を満たしてくれる。これを維持するために巨額の予算は必要とされないだろう。なぜなら、それは自己の欲望を満たすために何十億ポンドもの利益を求めることを望まない知識人によって創案され、コントロールされるからである。それはひとたび建設されれば2,500年間持続できるだろう。次の進化の周期まで長持ちするだろう。環境とエネルギーが新しい時代の最優先事項となるだろう。一番最後が防衛である。なぜなら防衛するものは何もなくなるだろうから。(『いのちの法則』より)

宇宙の兄弟たちは、光の科学という彼らの知識を惜しまずに与えてくれます。この知識は新しい科学であり、すべての必要に対して尽きることのないエネルギーを与えてくれるでしょう。彼らはその科学を持っています。私たちが、共に、正義を伴った平和と分かち合いと正しい関係性の中に生きることができ、戦争を永久に放棄するや否や、その科学を私たちは自由に用いることができるでしょう。そうなるとき、彼らは本当に私たちの同胞であることを知るでしょう。(『光の勢力は集合する』より)

わたしの計画は速やかに進み、人類を活気づかせる。今日、世界中どこを見回しても、変化が起こっている。上部から下部まで、古き腐った秩序の綾はほころびている。わたしたちは、これを見て大いに満足することができる。この過程において痛みはあるけれども、新しいより良い世界が出現するのであるから。だから、我が友よ、この事実に励まされて、希望を持って未来を見つめなさい。(『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第130信より)

核エネルギーの果たす役割はあります。しかし、今日のようなタイプではありません。それは、非常に危険です。近い将来は、原子核の融合のプロセスを利用したものが開発されます。それはこの国(イギリス)でも、アメリカやその他の国でも探求され始めています。水の同位元素から引き出される原子核エネルギーの形態を使用するでしょう。安全であり、世界の海や川の水分に豊富に存在します。核融合は、熱を使うのではなく、冷却プロセスであり、……非常に近い将来、……この方法が使われるようになるでしょう。……これが、この惑星のエネルギーの需要をすべて満たします──世界中のすべての村に、すべての町に、すべての都市に。結果を想像することができますか。人類は、その他の形態のエネルギー源(すなわち、ある国々には豊かにあり、ある国々には少ないエネルギー源)を使う必要がなくなり、人間を、骨折り仕事から解放するでしょう。(『世界教師と覚者方の降臨』より)

防衛はもはや国家の優先事ではなくなるだろう。さらに、新しい光のテクノロジーが、現在の武器をもはや時代遅れのものにするだろう。光のテクノロジーを使えば、地球という惑星上の一本の針の位置をも厳密に判定することが可能である。光は、われわれが“作る”エネルギーではない。単にそれを利用するにすぎない。さらに加えて、安価なエネルギー源が発見されるだろう。これが多くの国家の窮状を緩和するだろう。(1989年4月)(『いのちの法則』より)

マイクロ・テクノロジーの到来と共に、既に大きな変化が産業国に起こりつつある。ますます高度に発達した機械が生産手段を支配するだろう。今日の失業問題は余暇の問題に代わるだろう。正しい、そして最大限の余暇の利用についての教育が最も重要になるだろう。やがて文明のすべての加工品は機械によって作られ、人間を己の真の特質と目的の探求のために解放する。やがてこれらの機械が人間の創造的意志の行為によって作られる時がやって来るだろう。我々は人間のマインド(識心)の可能性のほんの表面にしか未だ触れていないのである。(『マイトレーヤの使命 第1巻』より)

医者たちがこのテクノロジーを治療に使う訓練を受けるようになると、もはや薬物や手術は必要なくなるだろう。ソ連と米国の科学者はすでに遺伝子工学で実験を行っており、これがさらに開発され、やがて遺伝子情報を、手術を行わずに病んだ器官に伝達し、それを活気づけることができるようになる時がやって来るだろう。やがて、最も深刻な状態でさえも数時間でこの治療を行うことができるようになると、そんなに多くの病院は必要なくなるだろう。(1989年6月)(『いのちの法則』より)

新しい技術は汚染を軽減するもっと洗練された公共交通機関の開発につながるだろう。それは静かで見たところ動きがなく、ほとんど振動しないだろう。旅行疲れはなくなるだろう。それは大量の人間を国家間、都市間で輸送する理想的な交通手段となるだろう。(『マイトレーヤの使命 第3巻』より)

人類はいつもながら独りではない。そして、エネルギーを発生させるための新しい、きれいな、安全な様式に関する知識を人間に解き放つステップが取られた。まったく新しいテクノロジーが日常生活を変容させるだろう。そして人間は、己の真の存在と目的を探求するための時間と刺激を得るだろう。そのようにして支度を整えて、人間は自然との調和のうちに働くことを学び、人間が欲するものあるいは必要とし得るものすべてを満たす溢れるばかりの豊穣の角を、自然からうまく引き出すだろう。(『覚者は語る 第㈵巻』ー責任に目覚めてーより)

私たちが話しているのは、ただコンピューターを操作するだけでその分野にいる人々に閃きを与えることのできる有益な知識、蓄積された諸発見、テクノロジー、諸科学の貯蔵庫のことです。彼らは本を買う必要はありません。自分たちの知識に欠落している部分を誰か他の人が見つけてくれることに希望を託す必要もありません。そこにあるでしょうから。私たちがこの知識体系を分かち合うとき、それに利用価値があると思う人誰でもそれを入手できるとき、発見や科学や技術の全過程が驚くほど早まるでしょう。(『マイトレーヤの使命 第3巻』より)

わたしは、あなたがたを新しい御国へ連れていく。わたしの周りに陣営を固め、あなたがたを待っているあの栄光を示させてください。未来の時の骨組は、今築かれている。未来の青写真は、より明確になってくる。あの未来にあなたがたをお連れしよう。そしてあの機構の輝ける光の中に包まれなさい。わたしの祝福はあなたがたすべてと共にある。(『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第48信より)

新しい時代の生活
──覚者よりベンジャミン・クレーム筆記シェア・インターナショナル誌1983年2月号
未来の生活について書かれたものは多い。たくさんの架空物語(フィクション)が空想的な人類の生活の未来図を描くことに専念している。これらの書き物はほとんど例外なしに、テクノロジー(科学技術)と科学的に組織されたシステムに支配された生活と環境を描く。寒々とした機械的な未来図が提供されており、読者が、そのような味気ない展望より、むしろ不確かで危険に満ちたものであっても現在の方を好んだとしても無理はないだろう。しかしながら、未来は架空小説の作家が提示するような、非常に寒々とした人間の温かみに乏しいものである必要はない。科学とテクノロジーが繁栄することは疑いない。科学の発見を通して、生命の神秘が明かされ、宇宙のエネルギーをコントロールする時代に入りつつある。われわれのテクノロジーもまたこれらの発見によってもたらされる挑戦に適応するにつれ、さらに高度なものになるだろう。われわれは、適切なバランスが維持されて、科学の業績と資産が、人類がそれに仕えるものではなく、それが人類に仕えるような線に向けられることを確実にしなければならない。あなた方がこれを成すのを助けてあげよう。わたしたち覚者の仕事は、正しいバランスを維持する道に沿う新しい社会の発展を監督することであり、人間の必要を侵害するものは何であれ、わたしたちの推薦を受けることはないだろう。美と適合感が試金石となるだろう。見苦しくて機械的で人間の精神(スピリット)に害のあるものはすべて避けられるだろう。目標は、人間とその環境との間に正しい関係を完全な自由と調和のうちに維持することであり、そしてテクノロジーと科学の発達すべてが人間の必要によりよく仕え、実在(リアリティ)の特性をよりよく知ることの助けとなることを保証するだろう。このようにして、新しい機構の中に必要な安全装置があらかじめ設置されるのは確かである。いのちの高揚とその形態を美しくすることに関連することはすべて、わたしたちの祝福を受けるだろう。公共の福利に仕えるものはすべて、わたしたちの支持を得るだろう。人間が彼らの環境との新しい関係を築く時がやって来る。人間と自然と神とは一体であるという意識に沿って、その真理の顕現を可能にする形態を人間はつくるだろう。総体のすべての側面との間に密接な接触(コンタクト)と自由な交換が行われるだろう。人生の意味と目的についての確かな知識が現在の混沌に代わり、これまで知られたことのない美の表示につながるだろう。真なるもの、善なるもの、美しいものが人生の中で現実となるだろう。これらすべては、現在の混乱状態から方向転換することを前提にしており、それに依存している。人間の必要により適合する線に沿って社会形態を根本的に再建設することなしに、良きものは何も生じ得ない。人間の天与の可能性が、現在の不浄な社会秩序のためにいかに犠牲にされているかに気づくならば、必要な変化を一刻たりとも遅らせないだろうに。人間がその可能性の栄光をぼんやりとでも感ずることができれば、それを達成するための道を阻むものは何ものも許さないだろうに。未来は、人間の最善の志向と壮大なビジョンを招いている。人間が犠牲にするものは神性ではなく、己の分離した自我であるような、そのような未来を築きなさい。人類同胞を愛において抱擁し、そして完全なる存在となりなさい。

惑星を気づかう──選集

Caring for the planet ── a compilation 「惑星を気づかう」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これは『いのちの水を運ぶ者』(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第1巻と第2巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

人間の無知と貪欲がもたらした自然の秩序に対する多くの反則行為を正すことができるのは、世界的規模の注意深い協調した行動のみであるという意識が高まっている。スタートは切られた。しかし今、人類を脅かす汚染や略奪行為の脅威を止めるだけでも、何年にもわたる献身的な行動が要求されるだろう。幸いに、未来にあるものすべてが、そのような暗い調子ではない。人類はいつもながら独りではない。そして、エネルギーを発生させるための新しい、きれいな、安全な様式に関する知識を人間に解き放つステップが取られた。全く新しいテクノロジーが日常生活を変容させるだろう。そして人間は、己の真の存在と目的を探求するための時間と刺激を得るだろう。(ベンジャミン・クレームの師『覚者は語る(1)』—責任に目覚めて—)

私の師は、資源の再分配の後、第一番の優先事項は世界の環境問題に取り組むことであると言いました。マイトレーヤは、これはすべての人々が関わることであると言いました。これに参加するのに若過ぎる人も年を取り過ぎている人もいないと彼は言います。小さな紙切れを無駄にしているにしろ、食肉用の牛を放牧するために森全体を焼いているにしろ、私たちは変わらなければなりません。(ベンジャミン・クレーム、『マイトレーヤの使命 第3巻』)

人間の窮乏を知り、そのビジョンを見ていながら、時の緊迫性を知らない者たちが世界に大勢いる。兄弟たちの窮乏を知り、非常に多くの者たちの苦しみに同情の思いを持ち、そしてそれらすべてを変える意志を持つ者たちに、わたしは頼る。わたしが召集する者たちの仲間に、あなたがたも入るように。そして共に新しい、より良い世界を招じ入れることができるように。(『いのちの水を運ぶ者』第46信より)

人間は地球を荒らし、汚染し、そして自分自身の住む環境をひどく破壊した。今人間は自分たちが傷つけたところのものを救済することを最優先と見なし、自分たちの病んだ惑星を健康に戻さなければならない。惑星に対する要求を簡素化し、簡潔さの美を学び、分かち合いの歓びを学ばなければならない。人間はほとんど選択肢を持たない──その仕事の緊急性は即刻の行動を要求する。すでになされたダメージ(損傷)の本当の規模を認識する者はまさにほとんどいない。問われなければならない問題は、地球という惑星を救済することができるか、それはどんな方法によってできるのか、ということである。答えは大きく鳴り響く「然り」であり、その方法には大多数の人間による現在の生活様式の変容が含まれる。(ベンジャミン・クレームの師、『覚者は語る(2)』—地球は産みの苦しみの中にある—より)

わたしは、新しい姿で、人間に、彼らの前にある選択の対象を提示し、未来の可能性を描写し、神の法を明かす。そのようなわたしを、もうすぐあなたがたは見るだろう。我が友よ、神の法は、あなたがたの生活を包むものである。神の計画なしには、人は無に等しい。これをいつも心に留めて、均衡(バランス)を保ちなさい。人間の偉大さと、すべての者との一体感と、そして人間の聖なる目的を、常に心に留めておきなさい。しかしながら、人間は一人では何もできないのである。これを悟り、真の道を抱きしめなさい。(『いのちの水を運ぶ者』第119信より)

地球温暖化によって引き起こされる危難は大きいことは確かだが、残念なことに、これは人間が今日直面している最大の、あるいは最も危険なものではない。知ってか知らずにか、人間はゆっくりと、しかし確実に人類種族と低位王国(動植物界)をますます中毒させる行為に従事している。あらゆる種類の、そうしてすべての分野に存在する毒性、汚染はいまや人間と動物、そして地球そのものにとって最大の危険である。すべてが毒され、それぞれに病んでいる。人間には知られていないが、わたしたち(知恵の大師たち)に明らかなことは、この悲しむべき物語の中で、人間と惑星が被っている最大の害は核放射能によって引き起こされているということである。人間はこの最も危険なエネルギー源の開発において、あまりにも間違った道に進んでしまった。貪欲と、巨大な利潤を求める誤った望みによって邪道に導かれ、彼らは人間によってこれまで発見されたものの中で最も危険なエネルギー源を“手なづける”実験に集中してきた。そしてその一方、原子のエネルギーの完全に安全な別の用い方を無視してきた。低温で無害な原子核融合は、大洋に、海に、河川で、そして雨が降るごとにどこででも入手できる水の簡単なアイソトープから得ることができるのである。……この目に見えない危難を軽減しようと、カルマの法則の許す範囲内でたゆみない努力をしてくれているわれわれの宇宙の兄弟たちの助けがなければ、われわれの窮状は実に危険なものであろう。目覚めよ、人類!(ベンジャミン・クレームの師、『覚者は語る(2)』─目に見えない迫り来る危険─より)

核放射能やその他の汚染物質は人間(および動物)の免疫組織を破壊し、私たちの生活環境の中に注ぎ込まれているその他の毒素による害に対して無防備にさせます。この問題は、宇宙の兄弟たち(UFO)の仕事の負担が重くなりすぎる前に、速やかに対処されなければなりません。彼らは、核放射能やその他の汚染物質を処理するにあたって、人類のカルマの許す範囲内でしか行うことが許されていません。そうでなければ、私たちの自由意志の侵害になるでしょう。彼らが行っていることに関して、彼らは特別の許可を得なければなりませんでした。彼らは毎日、長時間にわたって、世界中のあらゆる場所で核放射能や大気中に放出されるその他の有毒ガスの影響を中和し、減少させてくれています。私たちは彼らにたくさんのカルマ的な負債を負っており、いつの日かお返ししなければなりません。(ベンジャミン・クレーム、『光の勢力は集合する』)

今ではわたしの周りに、わたしをリーダーとして、未来への案内人としてみる兄弟姉妹たちの集団が存在する。わたしは、人間の苦悩について、人間の不完全さについて、変化の必要について、彼らに語る。同時にまた、人間は神であり、神聖なる光の存在であり、いつの日かそのようなものとしてこぞって立つであろうということも語る。選択は人間のみがなすのである。もしわたしの指す道を選べば、人間の霊性はまことに輝き出でるあろう。さもなくば、我が兄弟姉妹たちよ、人間の未来はきわめて致命的である。しかし我が友よ、あなたがたの答えと選択をわたしは前もって知っている。恐れるでない、わたしの愛しき者たちよ、あなたがたの愛を通して──あなたがたの心に宿る兄弟たちへの愛を通して──あなたがたは正しく選択するであろう。(『いのちの水を運ぶ者』第78信より)

核エネルギーの融合のプロセスがすべての人類の将来のエネルギーの必要を満たすでしょう。これは普遍的に入手可能な水の同位元素を使う安全で低温で廃棄物のないプロセスです。これは、私たちが経済システムに分かち合いを実施するようになるとき、入手できるようになるでしょう。(ベンジャミン・クレームの師とのインタビュー『マイトレーヤの使命 第2巻』)

指導原理は浪費ではなく、充足でなければならない。現在、世界の経済制度は浪費によって支配されている。その浪費の乱行が様々な汚染問題をつくり出し、惑星の健康に対する危害を形成する。これはまだ半分しか認識されていない。持続可能な経済とは、惑星の健康の可能性の範囲内においてすべての者の必要を供給するものである。現在では、それは達成不可能のように見える。しかし光のテクノロジーが人類のためにその状況を変換し、われわれすべての必要を満たすために無限で生態系的に健全なエネルギーを提供する。これがこの需要と供給の問題、したがって市場のフォースの問題に対する人類の対処の仕方を変えるだろう。(ベンジャミン・クレームの師とのインタビュー、『マイトレーヤの使命 第2巻』)

究極的で完全な解決策は覚者方の助言を待たなければならないでしょうが、私たち自身でできることもたくさんあります。とりわけ、土壌や川や海を、私たちの貪欲な成長への欲望のごみ箱として用いるのをやめることです。(ベンジャミン・クレーム、『光の勢力は集合する』)

可能なかぎり最も早い時期に、一刻の猶予も許さず、わたし自身を現し、世界の前にあなたがたの友として、教師として登場することが、わたしの意図であった。あなたがたがわたしをただちに発見してくれることに多くのことがかかっている。なぜならそれによって、わたしは、あなたがたの救世の仕事を、援けることができるのであるから。わたしは援助し、教え、未来への道を示すために、そしてあなたがたに神としてのお互いを見せるために、ここに居るのである。(『いのちの水を運ぶ者』第140信より)

マイトレーヤはすべての人間に彼の救援隊に加わることを呼びかけるだろう──環境を維持し、浄化し、人々を彼ら自身のために行動へと活気づけ、惑星を汚染する毒素を浄化し、そして諸国家の間に融和を再確立するためである。マイトレーヤの任務は小さなものではないが、彼は現在の悪と戦い、そして征服しようとしている。(ベンジャミン・クレームの師、『覚者は語る(1)』─その時は来た─より)

資源の間違った使用、市場のフォースへの盲目的な追従、競争こそが、汚染をつくり出したのであり、それが今、生態系への大きな害となって現れております。私たちはこの惑星を非常に急速に害しているので、ただちに方向転換しなければ、間に合わなくなるでしょう。そうして未来の世代は信じられないほどの苦難を味わうでしょう。幸いなことに、自然は非常に柔軟性を持っており、立ち直るだろうと、私は信じます。様々な国々における種々のグループの力説で、すでに多くの人々が、政府でさえも、汚染の問題を扱い始めております。……しかし製造方法や方針の中に非常な競争意識がある限り、それは止められないでしょう。製造に対する私たちの現在の態度を貪欲や浪費や競争に基づくものから充足に基づくものに変えなければなりません。「どれだけ多くの量を、そしていかに早く製造できるか」と言う代わりに、「必要とされるのはどれくらいか。この商品をどれだけ使わずに済むか。すべての個人が豊かで満ち足りる生活を分かち合うための最小限の量はどのくらいか」という思考をするようにならなければなりません。(ベンジャミン・クレーム、『マイトレーヤの使命 第2巻』)

わたしの心(ハート)はこの大いなる努力を完成するための強い衝動で満ちている。これは人類同胞を愛する人々すべての援助を必要とするだろう。人間は非常に病的な状態にあるこの世界を救わなければならない。世界の一般の人々によって、その努力がすでに始められているのを見て、わたしたちの心(ハート)は喜ぶ。わたしはそのような人々に今語りかけている。あなた方の声を大きく上げなさい。あなた方の必要を世界に告げなさい──平和の必要を、正義と自由の必要を、宗教や皮膚の色や人種が何であれ、すべての人間が調和のうちに生きることの必要を告げなさい。すべての人間は本質的にひとつである。彼らはわたしの兄弟であり、わたしは一人ひとりを愛する。(マイトレーヤ、2008年3月27日、『覚者は語る(2)』)

新しい世界を築く──選集

Building a New World – a compilation

「新しい世界を築く」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第1巻と第2巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

マイトレーヤの到来は世界の変化を意味します。この惑星、生態系の必要についての理解の変化、すべての人々が十分に養われるような経済システムの変化、あらゆる場所の人々の間の関係の変化です。人類は一つであるということを真に理解することが、この深遠な変容の絶対的な必要性を示すでしょう。それは新しい世界をつくることです。
(ベンジャミン・クレーム著『人類の目覚め』)

世界の民衆は自由、正義、平和についてのビジョンをつかまえた、そしてそれを放さないだろう。指導者たちではなく、彼ら民衆が未来の輪郭を描き、彼らの必要に合わせてそれを形づくるだろう。そのようになるだろう。世界にあるこの新しいフォース――民衆の声――は急速にその力と結合力を増しており、今後の世界の出来事に主要な役割を果たすだろう。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る 2』ーマイトレーヤのお導きーより)

今後の仕事は、すべての人間が未来の社会の創造に声を添えることができる条件を、世界的規模で創造することである。このようにしてのみ、現在の分裂は解決されるだろう。これは見かけほどむずかしいことではない。その鍵は人間の手のうちにあるのだから。その鍵とは、いつも言うとおり、分かち合いの原則である。この原則が実施されるや否や、異なった社会的・国家的集団の間の協力を阻む障害は取り除かれ、このようにしてより協調的な形態と道が整えられ、それを通して人類は自分自身を表現することができるだろう。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る 1』ー新しい機構の創造ーより)

人間の真の役割と目的に適った世界を再建するために、残された時は短い。わたしの役割は、あなたがたに道を示し、可能性を描くことのみである。新しい世界は、人間自身によって作りあげられねばならない。
今日、変化の必要を認めてはいても、まだそれに抵抗する者が多い。古き使いふるされた過去の世界がくずれていくのに気づいていながら、なお古い形態にしがみついている者が多い。
しかし国々に新しい声が聞こえる――希望と約束をはらんだ真理の声が、新しい時代の声が。この声は人々の心に刻みつけられていく、次第に強さを増しながら。なぜならこの声は、人間を通して語る神の声であるから。
(ベンジャミン・クレーム伝『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第12信より)

今日、リーダーたちの先を行くのは民衆であり、彼らの理解と必要を大きな声に出している。次から次へと続く諸国家において、民衆の声はより焦点が絞られて明確になっている。何千万の人々が今や教育があり、彼らの必要――平和、仕事、将来への希望――について確信を持つ。ますます大きくなる和合への感覚もまた彼らの期待と要求を告げ始めている。彼らは自分たちが世界の中で孤立していないことを、至るところに同じ問題と必要を抱える多くの兄弟姉妹たちがいることを知っている。
このようにして、マイトレーヤの臨在と教えに気づかなくても、彼らはマイトレーヤのエネルギーと影響に反応しつつあり、将来の枠組みを築きつつある。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る 2』ー和合へ向けた変化ーより)

その第一歩が世界資源の分かち合いです。もしそれをしなければ、私たちは自分自身を滅ぼすでしょう。それは自明の理です。私たちは自由意志を持ちます。マイトレーヤは私たちに干渉して、私たちが自分たちを破壊しないようになさるわけではありません。彼は私たちに二つの選択肢を提示されます。一つは、過去の古い貪欲と利己的競争に基づいたやり方を続けて自滅する道。もう一つは、私たちが一体であることを、分かち合いの原則を受け入れてそれを実践し、正義を、そしてそれゆえに平和を世界に確立し、マイトレーヤのインスピレーションの下に、私たちがいまだかつて経験したことのないような最も輝かしい素晴らしい文明の建設を始める道です。
(ベンジャミン・クレーム著『マイトレーヤの使命 第3巻』)

新しい声が人事の中に聞こえはじめており、国家のリーダーたちの中で敏感な心(マインド)を持つ数人によって明確に表現される。この声はわれわれの時代の最も必要とされることをますます表現していくだろう――平和、寛容、過去の過ちの許し、すべての者の利益のための協力と分かち合いである。その声は、人間同胞を愛する者すべてのハートとマインドから発せられるだろう。そして世界の再建と再生への打ち破られることのない要求が出されるだろう。その声は新しい時代の声である。それはマイトレーヤの声である。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る1』ーマイトレーヤの声ーより)

わたしの到来は、人の心に変化への願いを、より良きものへの願いを喚び起こす――それがどのようなかたちで表現されようとも。わたしのエネルギーは、人の心に崇高なる不満を生み出す。我々の機構の中で役に立たないものは、すべて捨て去られねばならない。今日の人間に相応しくない機構が、多く存在する。
人は、生まれつつある神である。したがってこの神が栄えることができるような生活形態を創らねばならない。現在のような生き方に、あなたがたはいかで満足していられようか。何百万の人間が貧困の中に飢え死にしているかたわら、金持は富を貧乏人の前で彼らの富をみせびらかす。人はお互いの隣人の敵であり、誰も兄弟を信用しない。あなたがたはいつまでそのようにして生きねばならないのか、我が友よ、いつまでそのような堕落を支持するのか。
わたしの計画、そしてわたしの義務は、あなたがたに新しい道を、人の裡なる霊性を輝き出させる前進への道を、示すことである。だからわたしは真剣に語る、我が友よ、兄弟たちよ。わたしの言によく耳を傾けなさい。人は変わらねばならない、あるいは死滅するか、それ以外の道はない。これを理解するとき、あなたがたは喜んでわたしの大義を受け入れるであろう、そして人間には光に包まれた未来があることを、示すであろう。
(ベンジャミン・クレーム伝『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第81信より)

非常に強力な国際銀行、金融機関は、世界の金融経済の在り方の完全な変革が必要欠くべからざるものであるという事実を、最後まで受け入れないであろう。この障害に備えて、ハイアラキーはすでにプランを持っており、いつでも実行する用意ができている。これは世界の金融・経済秩序の再建設を伴う。高度なイニシエートのグループで、各々、豊かな経験と業績を持った経済学者・産業人・金融関係の専門家でもある人々が、ハイアラキーと共に仕事をし、一連の青写真、すなわち内部的に関連性を持つ代わりの計画、現在の世界危機の根本である再分配の問題を解決するプランを練り上げた。必要が生じ、受け入れられ次第、これは直ちに実行に移されるであろう。事実をしっかりとわきまえた世論の力が、団結した世界の諸国にこれを実行させるであろう。
(ベンジャミン・クレーム著『世界教師と覚者方の降臨』)

間もなく今、降りつつある未来の青写真から、新しい文明の形態が形を取るだろう。各国がそれぞれに演じる役を持ち、世界全体の機構に各国独自の声を持ち込む。この中で国際連合が重要な役割を演じ、再建設と再分配のための計画を整合するだろう。今でさえ、大国によってその仕事に制限が加えられているにもかかわらず、国際連合が世界平和に貢献する役割は多大である。国連の機関は多くの地の何百万の人々に教育と援助をもたらす。世界的討論の場として、その地位はユニークであり、かけがえのないものである。神の大計画の成就にあたって中心的な存在である国際連合に対して、諸国家が信を失うならば、それは人類にとって悲しい日であり、大いなる損失であろう。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る 1』ー大いなる奉仕者の出現ーより)

わたしの覚者たちも、各々の拠点地で仕事をしている。彼らを通して大計画は進められる。わたしの仕事は、その大計画を統合し、分裂を最小限にすることである。多くの愛されてきたものが捨て去られねばならない。古い形にしがみついていてはならない。役に立たなくなった機構を放棄し、新しい、より単純な世界を創造していく人間の能力に、多くのことがかかっている。これをよく記憶しておきなさい。忘れてはならない──わたしは、すべてのものを変えるためにやってくるのだということを。
(ベンジャミン・クレーム伝『いのちの水を運ぶ者』第74信より)

来るべき時代は「母性の原理」が花開く時代です。マイトレーヤの時代はターラ、つまり「世界の母」の時代です。母は子供を育み、家族を育み、そして女性の原理は文明を育成します。その理由のためだけでも、女性の原理が完全に表現されなければなりません。ということは、すべての女性が男性と完全なる平等の人権を持たなければならないということです。……真の民主主義(今日どこにも真の民主主義は存在しませんが)とは実際にグループのメンバーのすべての参加を意味します。完全なる参加がすべての国家の将来の目標です。この方法においてのみ、すべての人間が自分自身の潜在力を完全に発揮することができ、意識の変化を通して世界を変換するために、決議決定と行動に参加することを学びます。
(ベンジャミン・クレーム著『マイトレーヤの使命 第2巻』)2010年版

わたしに「新しい時代」への道を示させてください。もし望むならばあなたがたのものとなすことの出来る栄光の輪郭を示してあげよう。人間は神と人とに奉仕するために創られており、正しい奉仕を通してのみ、神への道を歩むことが出来るのである。再教育、再建設、そして変革の仕事を、あなたがた自身の任務としなさい。
人間一人ひとりが燈台であり、その灯りを同胞のために遠くまで照らすのである。あなたのランプの灯りを明るくともし、輝かし、道を示しなさい。一人ひとり、すべてが必要である。この世界を救済し、復旧するためのこの偉大な計画に参加するのに、小さすぎる者も、若すぎる者もいない。これをなす決意をしなさい、そしてわたしの援助があることを確信しなさい。
(ベンジャミン・クレーム伝『いのちの水を運ぶ者』第13信より)

多くの者が自由を求めて闘うのだが、それを他の者に対しては否定する。自由そのものが、正義と同様に、分割できないものであることを忘れている。多くの者が自分自身が必要と感じるものに対する解決を求めるが、相互依存を通してのみ、すべての者の必要が満たされ得ることを忘れている。マイトレーヤの呼びかけが人間の耳に響くだろう──分かち合って世界を救いなさい、協力して真の自由を知りなさい。「あなたの兄弟の手をとって、彼をあなた自身として知りなさい」。そのようになるだろう。そのようにして、偉大なる主は世界にとって、古きものと新しきものの間で苦闘しながら呻いている世界にとって、非常に必要とされる変化を鼓舞するだろう。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る 2』ー変化の中にある世界ーより)

統合の大聖のエネルギーは、実際に国連総会を通して働きかけています。ゆっくりと、しかし確実に、各国を統合していかれます。国連は、エネルギーが流れ出ずる主要な集団の一つです。われわれは国連の限界を見ていますが、国連の様々な機関は、世界中で素晴らしい働きをしています。国連の開設以来、あらゆる分野において、経済的・生態系的・医療的・社会的分野で、再建と再組織の素晴らしい働きをしてきました。世界の困窮に応えるために、各国が共同して成してきた貢献を、過小評価すべきではありません。このように関心を持つということは、世界情勢の中で全く新しいことであり、大計画が実行されているということの確実な徴です。
(ベンジャミン・クレーム著『世界教師と覚者方の降臨』)

もうすぐ多くの者がわたしを見るであろう。そして、わたしの容貌を見て驚くかもしれない、わたしが昔の伝道者ではないから。わたしはただ道を指し示すために、いのちの本源にかえり、調和と美と正義へ辿りつくために歩まねばらない道を示すためにやってきたのである。
わたしの任務は単純である。あなたがたに道を示すことである。我が友よ、あなたがたは困難な仕事をなさねばならない、新しい世界を、新しい国を、新しい真理を築きあげる仕事を。しかし我らは共に勝利するであろう。
(ベンジャミン・クレーム伝『いのちの水を運ぶ者』第15信より) 

マイトレーヤはすべての人間に彼の救援隊に加わることを呼びかけるだろう──環境を維持し、浄化し、人々を彼ら自身のために行動へと活気づけ、惑星を汚染する毒素を浄化し、そして諸国家の間に融和を再確立するためである。マイトレーヤの任務は小さなものではないが、彼は現在の悪と戦い、そして征服しようとしている。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る 1』ーその時は来たーより)

民衆の力は特定の国の経済体制を「倒す」ためのものではなく、その国の人々のための自由、正義、平和を勝ち取るためのものです。最終目標は常に頭に置いておかねばなりません。それは世界中に自由、正義、平和を確立することです。これを達成するためには、世界の経済体制が根本的に再組織されることが必要であることは明らかです。分かち合いはこれを達成するための最も重要な仕組みです。
(ベンジャミン・クレーム著『多様性の中の和合』)

我が友よ、わたしの手を取りなさい、川の向こう岸にお連れしよう。狭い橋を渡るのを手伝おう、向こう岸にある美を見せてあげよう。その美は、我が友よ、あなたがたの真我である。我が友よ、あなたがたを援助させてください。そして共にこの世を変換しよう。
(ベンジャミン・クレーム伝『いのちの水を運ぶ者』第130信より)

一歩一歩、人間は将来の必要条件を始動させるだろう。それらはすべての人間の運命と自由意志を尊重しなければならない。人生の基本的必要に対する権利、すなわち食物、住居、医療、教育がすべての施政活動の方向を条件づけなければならない。環境──そしてそれに必然的に伴うところのものすべて──の保護が、神聖なる義務とならなければならない。そしてそれは、人間がやがてこの惑星を健康に戻すために手当てをすることを可能にするだろう。もし人間が彼らの生得の遺産を受け継いで、再び神への道を見つけようとするならば、そうでなければならない。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る 1』ー将来の必要条件ーより)

アメリカへの懇請「正義と分かち合いと平和のために投票しなさい」

アメリカ合衆国で2004年の選挙が近づい たとき、ベンジャミン・クレームは当時 の反応について論じているので、その選挙前に 書かれた編集長からの手紙をここに再掲載す る。なぜなら詳細と登場人物は変わったが、残 念なことにそのメッセージはこれまで以上に関 連性があるからである。 今、アメリカ合衆国は再び、政治、社会、経 済、司法分野において重大な意思決定に直面し ているが、それは諸国家社会の中での合衆国の 立場に影響を及ぼすものであるから、本誌はこ の機会に、分断したアメリカ国民に正気を取り 戻し、これ以上の極端な分離主義的で破壊的な 行動を慎むようにお願いしたい。 以下に再掲載されたベンジャミン・クレーム の師である覚者の記事からも分かるとおり、ア メリカでの政治的決定が国際社会に反響を及ぼ
すのは必至である。この事実は今でも真実であ り、予想される結果はいくら強調してもし過ぎ ることはない。 2004年10月にベンジャミン・クレームの師は、 「正気さを求める」という記事を書かれたが、そ の中で諸国家の相互依存性を指摘された。 「アメリカ合衆国の市民には重大な決定を下 す時が迫っている。今年の11月の彼らの決定に 何百万というアメリカ国民だけではなく、その 他の多くの国民の未来の幸福がかかっている」。 覚者はこの呼びかけを次のように締めくくって いる。「偉大なる祝福されたアメリカ合衆国の 市民であるあなた方に対するわたしたちの懇請 は、あなた方が投票するとき、注意深く考えな さい、そしてあなた方の本来の特性である心 (ハート)から行動しなさい。あなたの一票を平 和と正義と『法』の支配のために投じなさい」

編集長ベンジャミン・クレームから
読者への手紙(本誌2004年11月号)
読者の中には本誌が11月号のアメリカ大統領選挙に関してあまりに関心を寄せ過ぎ、スペースを割き過ぎていると憂慮される向きもあるようである。政治に、特にアメリカの政治は両政党ともに腐敗していることは万人の知るところであり、両者に選択の余地などないと思われるのに、そのアメリカの政治に関心を寄せることは、霊的な基礎を持つ本 誌のなすべきことではないと考えるようである。だ が、決してそうではない。 世界を数年間にわたって揺るがしてきた出来事 に対するそのような反応に、私は当惑していると告白せざるを得ない。シェア・インターナショナル 誌はハイアラキーの事実、その帰還、そしてその 現在および将来の諸計画と関心について知らせる ために存在する。来るべきアメリカの選挙に関し て言えば、これに関する懸念は私の師である覚者 によって、最近の本誌の記事の中にいみじくも表 明されている。今月号の記事を以下に引用したい。 これ以上にはっきりとした、上にはっきりとした、曖昧さのない表現はないだろう。シェア・インターナショナル誌がどうして正直に、真実を伝えるのを遠慮する必要があるだろうか。
「アメリカの市民が11月に投票に行くとき、彼らは歴史のコースを変える機会を得るだろう……運命の日が近づくにつれて……あなた方の兄たちであるわたしたちは、まさにこの世界の未来が脅威にさらされているのを傍らに立って眺めていることはできない……この選挙は人事における大きな転換点である」 ベンジャミン・クレーム

2004年11月と12月にベンジャミン・クレームの師である覚者が書かれた次の二つの記事は、さらなる助言と洞察を示すものである。

アメリカの選択──覚者より(2004年11月号)ベンジャミン・クレーム筆記

アメリカ市民が11月に投票所へ行くとき、彼らは歴史のコースを変える機会を得るだろう。彼らの決定に近未来の様式と機構が大きくかかっている。もし彼らが賢明な選択をするならば、この混乱した世界に平和と正義の確立を願う者たち、平和と正義は信頼の結果であることを知る者たち、そしてその信頼を創造するために彼らの国の膨大な種々の資源を分かち合う用意のある者たち、これらすべての者の福祉を助長する決意を持つ大統領を選ぶだろう。
もう一つの選択は考えることさえあまりにも恐ろしい──ますます昂じていく戦争、テロ、反テロのプログラム=アメリカ人の慣習的な自由をますます束縛する支配=そして誇り高いアメリカ合衆国に対する諸国家間の“パーリア” (*)的悪評と知 りつつそのような選択をする者がいるのだろうか。
運命の日が近づくにつれて、世界の多くの人々 の思いはアメリカの悩める国民に向けられる。いまや非常に多くの者たちがアメリカを蔑さげすみ、憎む。 彼らは、不法に強奪した権力の残酷で粗野な擁護者からアメリカの国民が救出されることを祈る。 彼らは、平和を愛するアメリカ人すべてに対して、 現政権の戦争挑発行為に反対する声を高め、そしてそれに沿った票を投じるように呼びかける。
もちろん、アメリカのみが世界の不公平性、す なわちわれわれの直中にある基礎的な潰瘍 かいよう 、われ われの困難のすべての源に対して責任があるのではない。苦闘する貧しい者たちを全く斟酌(しんしゃく)せず、 横柄な扱いをするすべての先進開発国とその責任 を分かち持つ。アメリカはこの緊張、そしてテロ行 為の主要な原因に目覚めなければならない。
そこに西欧世界の過失がある。これらの“成功 した”国々はその富と支配力を主に歴史に負うて おり、また世界経済を強引な“市場のフォース” を通して彼ら自身に有利なように操 あやつる彼らの能力に負うのである。
世界の哀れな極貧の者たちは、いまや自分たち の分け前を要求する。もしわれわれがこの単純な 正義への当然の権利に対処し改善しなければ、世界に平和はないだろう。テロリズムは高じて、戦 争に発展し、それは地球上の人間の未来を脅かすだろう。
あなた方の兄たちであるわたしたちは、まさにこの世界の未来が脅威にさらされているのを傍らに立って眺めていることはできない。アメリカは世界に提供できる多くの良いものを持つ偉大なる国である。アメリカは今、奉仕し、平和と正義の中に生き、そして調和と協力の中ですべての国々と一緒にこの世界をつくり直すために共に働くことを請い願うアメリカの魂に目覚めなければならない。 この選挙は人事における大きな転換点である。頼むから、あなたの票を正義と分かち合いと平和のために投じてほしい。 (*)“パーリア”=パライア、最下層民、不可触民

さまようアメリカ──覚者より(2004年12月号) ベンジャミン・クレーム筆記

アメリカ合衆国の国民が、自分たちが重大な間違いを犯したことに気づくのは時間の問題だろう。彼らは、国内においても国際的にも分割と憎しみをつくり出すことに専念する男と行政府を、多数の盗み取られた票の助けを借りてではあるが、復権させてしまった。国民は、自分たちの誇らしい様々な自由が侵害されていくのを後悔しながら見守るだろう。政府が、必要から、巨大な負債に取り組もうとするにつれて、彼らの生活水準の急速な降下を見るだろう。彼らの通貨に対する自信の喪失と、彼らの伝統的な取引のパートナーとの貿易の急激な逆転を目撃するだろう。イラクへの多難な侵略は、イラク国内および世界の他の地域で悪影響を及ぼし続けるだろう。この政府が世界中に引き起こした恐怖と憎しみに反応して、国民の傾向は、内に目を向けることであり、そしてより一層きっぱりと世界に背を向けるだろう。 この政府に対処するにあたって、大きな問題は、それが強力なイリュージョン(錯覚)のもとで働いていることである──すなわちそれは、神に鼓舞されており、神の恩寵の下でキリスト教の世界とメッセージをその昔の力と栄光に復興させるのを助けるという錯覚である。 かくしてアメリカは大きく後戻りして、世界の大多数が抱く本当の関心事──環境汚染と差し迫る惨事のストレスの中で苦しむ惑星の要求──から、己自身を孤立させた。世界は静止していないことをアメリカは発見するだろう。アメリカの協力があろうがなかろうが、諸国家は、われわれを取り囲む多くの生態系問題や社会問題に取り組むためにできる限りのことをなしていくだろう。それらの問題は本当に緊急に対処されなければならないのである。アメリカは自分たちが取り残され、無視されることを発見するだろう。そうなってのみ、アメリカは“先導”するための用意ができるだろう。 この政府は、今でさえも、その勝利を味わいながら、次の行動の賛否をはかりにかけている。意に反してイラクにおける出来事に不意打ちをくらって、政府はさらなる暴力を考慮する前にしばし小休止しなければならない。しかし、脅しだけで、弱いものをいじめ、征服することを期待して、その虚勢と美辞麗句は疑いもなく続くだろう。他方、多数の国々に大きな変化が起こっており、それは世界の力のバランスの深遠な変化につながる。中国とインド、南アメリカとロシアは彼らの足どりと経済的な潜在力を見いだしている。アフリカは、やっと強力な政府や機関の関心と善意を受けはじめており、より良い時が来るのを期待することができる。 かようにして、世界はアメリカの力と富の支配から離れていき、そしてその運命を成就するために他の行路の計画を立てている。 もしアメリカがその一方的な行動をとる権利を主張し続けるならば、国際的な計画やプロジェクトにおいて無視され、放っておかれ、その経済はさらに衰え、その国民は政府の行動に自信と信頼を失うだろう。友だちもなく、衰えていく力の前に、政府は変わることを強いられるだろう、そして以前の友好国との対話を再開するだろう。 マイトレーヤの出現はこの変容の過程を速め、そしてそれの歓迎すべき完了を保証するだろう。

役割の入れ替わり
編集長殿
2003年11月9日にロサンゼルスのグループが、 地元の書店でパネルディスカッションを行いま した。4人のパネリストが再臨の話の一部に ついて、その背景、政治、経済や奇跡につい て話すのですが、このディスカッションにはか なりの聴衆が集って、特に講演の後の質疑応 答の部は人気がありました。
講演が始まる数分前に一人の魅力的な黒人 男性が入ってくるのに気がつきましたが、彼は 世界の様々な宗教がモチーフになったとても おかしなTシャツを着ていました。ほとんどの 人たちが後ろの席に座ってしまうので、誰かが 前の列に座ってくれたらと思っていたのです が、その男性は前から2列目に座り、そこか らだとパネリストからその笑いを誘うTシャツ がよく見えました。彼の左側にはもう一人若 い頃のマーロン・ブランドに似た魅力的な男 性が座り、寒い日だったのに半ズボン姿でし た。
政治についての講演をしている時に、講演 者にとってブッシュ政権について厳しい言葉 を言うのがためらわれるところへ差しかかりま した。パネリストの一人が躊躇していると黒人 の男性が「言っちゃえよ!」と言いました。 すると半ズボンの男性が不意に声を上げて 「ファシスト」と言いました。
パネリストは、この頃ではとても多くの人々が考えていることを声に出してくれたことに対して彼にお礼を言いました。
スコット・チャンピオン
米国、カリフォルニア州ロサンゼルス
【ベンジャミン・クレームの師は、『半ズボンの男性』がマイトレーヤで『面白いTシャツを着た男性』がイエス覚者であったことを確認した】

ベンジャミン・クレーム、 本誌2001年1月号
合衆国には強力なファシスト・タイプの分子がおり、事態を見守って機会をうかがっています。変化が一定のところまで来たときにその機会は訪れるでしょうが、ますます多くのより教養ある一般の人々が彼らの予想しなかった側につくようになるでしょう。変化の側につくでしょう。事態の中で、アメリカの魂の特質、愛と智恵の第二光線の魂がマイトレーヤによって呼び起こされ、第二次大戦後のマーシャル・プランのような影響をもたらすでしょう。マーシャル・プランは、他に比類のない、現代アメリカ最大の業績です。不幸にもそれはヨーロッパで当座の仕事を終えた時にストップし、CIA(中央情報局)計画に変わりました。それは現状を維持し、左翼に傾いた国々を不安定化し、合衆国の優位を保とうとするものでした。それはいまだに強力な機関ですが、それもまた終わりの時が来るでしょう。
マイトレーヤがもっと受け入れられるようになり、世界の世論が活気づけられるとき、変化に抵抗する人々は少数派になるでしょう。何百万もの善意のアメリカ人は変化と正義のためにマイトレーヤの側に立つでしょう。世界の飢えたる人々を救うために新たなマーシャル・プランのような活動が生み出されるでしょう。以前には決して結集されなかったような巨大で劇的な援助活動が国連機関を通して組織化され、配分されるでしょう。これは世界の世論とアメリカの世論に非常に深遠な影響を与えるでしょう。変化に反対する者たちはますます制限され、彼らの本拠地に押し戻されるでしょう。それはそれほど長く多数派の決定に抵抗することはできないでしょう。
(『大いなる接近』に収録された、伝導瞑想ネットワーク研修会での基調講話の後の質疑応答より)

 

グループ――アクエリアス時代の前方への道

グループワーク──選集
Group work──a compilation

「グループワーク」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第1巻と第2巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

グループ活動は将来のあり方です。来るべき時代にはすべての活動がグループを通して行われ、グループ提携、グループ思考、そしてやがてグループ意識に到達するでしょう。これは宝瓶宮星団から流れ入るエネルギーの特質に沿ったものであり、そのエネルギーはグループ形成を通してのみ知ることができ、理解することができ、利用することができるのです。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』p.551)

多様性の中の和合

和合の中には多様性がある。目覚める時が来た。あなた自身のままでありなさい。お互いを追随してはならない。徐々にあなたは進化するだろう。二人と同じ人間はいない。二人とそっくり同じに模倣される人はいない。他人の人格を装った瞬間、あなたはわたしとあなたの間に距離をつくる。自分自身である瞬間、あなたは至福を、静謐を、平穏を、楽しみ始める。そのとき、わたしとあなたとの間に距離はない。
(『いのちと目的』p.265)
グループはそれぞれ異なった進化の段階にいる個人で構成されています。先ほど、グループ・イニシエーションの条件の一つはおよそ同じ程度の進化の段階にある弟子たちのグループであることだと述べました。それは一般的なステートメントです。実際には、すべてのグループが様々な段階にある人々から成っています。第1段階のイニシエーションを受けた人々がいます。それが大多数ですが。それから第2段階のイニシエーション、あるいは第3段階さえ受けた人々が数人いるかもしれません。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』p.647~648)

マイトレーヤの関与

あなたがた自身をわたしの友達とみなし、わたしと共に働きなさい。あなたがた自身をわたしの伴侶と考えて、世界を救いなさい。あなたがた自身をわたしの弟子として顕し、新しい世界を創造しなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第102信、p.306)

合意──グループ意識

いかなるグループにも智恵や知性や明瞭さを独占する人はいません。グループがグループであるのは、仕事を適切に行うためにグループの持つすべての特質を必要とするからです。グループワークの術とは、これらの異なった観点、異なった態度、異なった才能や経験を一つのツール(手段)に集中させて、それが合意を通してグループ全体のために語ることができることです。グループや光線について話すときにはいつでも年々出されることですが、グループと共に働くことはできない人々(いつも同じ光線ですが)がいます。彼らはグループのために働きますが、グループと共に働くことができません。彼らは自分の考えはほかの人々の考えをすべて合わせたよりも優れていると想像します。おそらく彼らはこのことを全く意識しておらず、そう言われると否定することでしょう。基本的に彼らはグループのほかのメンバーと競争しています。協力と柔軟性の特質をグループ関係のあらゆる側面に取り入れようとする意図が絶えずあるべきです。
一瞬一瞬、絶えず自分の動機を見なければなりません。絶え間ない、根深い競争心から自分を解放しなければなりません。というのは今日の世界ではすべての人に競争心が根深く植え付けられていますから。そうすれば、自動的に、それについて考えることもなしに、自然にあなたは協力的になります。
(『協力の術』p.107)

グループワークは世界の弟子たちを、これと同じような種類のグループ意識に向けて準備します。合意を生み出すのはグループ意識です。合意は多数決ではありません。合意は、グループの認識を通じて、すべての人々の直観的なメンタル認識が、時間をかけた話し合いの結果として、それが取るべき決定であるという相互の結論に達したときに生じるものです。「こちらには何人の人が賛成しますか? あちらには何人が賛成しますか? 賛成多数の方に決めましょう」と言うやり方によってなされるのではありません。それは共に働き、お互いのマインドがそれぞれの違いを持ちながら互いに関係することができ、あることに対して一つの合意に達することを可能にするグループの認識の成長から生まれるものです。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』p.568)

献身

あなた方は献身し、専念しなければなりません。もしあなたの魂が献身するように告げているならば、打ち込むことができるのです。献身は魂の特質であり、和合を育みゆっくりと築いていくのが魂の特質であるのと同様です。グループはその魂の衝動の下に機能しているときにのみ、本当にグループとして機能することができます。おそらくこのことを本当に理解することができない人々がグループにいます。それを聞いているかもしれませんが、本当に把握せずに、またすぐそれを忘れてしまいます。日常のこととしてやっていません。それが本能的にならなければなりません。自分ができる限りのすべてを本能的に特定の大義に(それが何であろうと)捧げるのです。
(『協力の術』p.296)

献身的な者たちを相変わらず取り巻いている志向の光を見て、わたしはうれしい。今日、わたしはそのような者たちを非常に必要とする。人類の歴史の中で、兄弟たちを愛し、そして奉仕することを望む者たちの存在を、わたしがこれほどまでに必要とした時は、かつてなかった。その奉仕と愛の炎が、まさに今日多くの者の心に明るく燃えている。この理由だけで、わたしの使命は勝利すると確信をもって言える。
(『いのちの水を運ぶ者』第122信、p.365)

『有機体』対『組織体』では、なぜこのような条件が出されたのか。役員を置いてはならないというのは、責任者を置かないということであり、その人の言葉がグループの中で唯一の決定権を持つような人を置かないということです。代表を置かないというのは、その人の言葉がほかのメンバーのアイディアを支配することがないようにするためです(もし誰かが代表になるとすれば当然、それは私でしょう。私がこのグループをつくり、そして覚者との接触を持つのですから)。秘書を置くべきではないというのは、その人がグループの日々の運営を自動的に処理していくうちに、権力を握るようになる可能性を避けるためです。そして私たちは自分たちの周りに囲いをつくり、「われわれが信じることはこれであり、あなたたちはそれを信じない」というようなことがあってはならないのです。
これらの条件はハイアラキーの外的顕現の仕事に対して分離主義的なアプローチをつくり出すのを避けるためです。それを実行することによって、少なくともロンドンにおいては、有機体をつくり維持することを可能にしたのです。
(『協力の術』p.141)

正しい関係──同胞愛

人間が同胞愛を人生の本質的な特質として受け入れるとき、われわれの日常生活のあらゆる面がより良い方向に変わるだろう。同胞愛が顕現されるたびに、人間同士の間につくられ、誤解と不信につながる障壁が溶かされる。同胞愛は喪失や不幸の痛みを和らげる。それは育て、はぐくまれるべき貴重な贈物である。同胞愛を宝としなさい。それは心(ハート)の中の最もすぐれた部屋への入り口の鍵である。あなた方の兄たちであるわたしたちは、同胞愛をわたしたちの最高の特質として大事にし、そしてそのリアリティを維持し、強化することに努める。人間もまた同胞愛の有益な真理を把握するとき、その特性が表す美を認識するだろう。そして神聖そのものの美の何がしかをつかみ取るだろう。人間が神聖であると同様に同胞愛は神聖である。それ以外ではあり得ない。
(『覚者は語る(2)』―同胞愛―p.188~189)
[2010年6月号]

敬意

リーダーシップがそのように強調される場合には、それはグループワークの反対です。グループを指導し、教え、前進させるリーダーの周りにあるグループという概念は古いパイシスの概念です。それは急速に消え去りつつあり、またそうあるべきです。人類にとっての新しいアクエリアスの経験に関連しているグループでは、すべてのグループメンバーは平等であるべきです。より低位の人々に取り囲まれたリーダーというのは存在すべきではありません。この場合のリーダーとは大抵、調整力のある人、ほかの人々よりうまく組織化できる人、グループの役割についてのより明快なビジョンと理解を持つ人のことです。リーダーシップそれ自体について言えば、それは古い死につつある概念です。リーダーはどうすればグループワークでの指導力を効果的にすることができるか? リーダーであることをやめることによってです。
(『協力の術』p.110~111)

善意

グループワークは楽しくあるべきです。満ち足りた純粋なグループワークから生じる歓びということを誰かが言いました。それは本当です。グループワークはあらゆる仕事の中で最も歓びに満ちたものです。一人でやる仕事よりもはるかに勝っています。……
グループの中ですべての人が持たなければならないのは、お互いに対する善意です。その善意がグループを団結させるセメントです。……魂の観点から見ることができるようになればなるほど、憤慨することなく、協力して働くことができるでしょう。……善意のエネルギーはグループワークの潤滑油であるばかりでなく、グループの存在の性質そのものです。
(『協力の術』p.85、92)

宝瓶宮(アクエリアス)のエネルギー

……非常に間もなく、人々はますます宝瓶宮(アクエリアス)のエネルギーの恩恵に反応し、競争の分離的特質を理解し、喜んで協力の習慣を身に付けるだろう。このようにして、人間が彼らの奉仕を待つ再建の多くの仕事において対等な仲間として共に働くにつれて、世界は途方もない恩恵を勝ち取るだろう。かくして、世界は喜んで働く人々の手によって変容させられるだろう。かくして、新しい世界はつくり上げられるだろう。
(『覚者は語る(2)』―協力の道―p.231)
[2012年6月号]

女性の役割

来るべき時代は「母性の原理」が花開く時代です。マイトレーヤの時代はターラ、つまり「世界の母」の時代です。母は子供を育み、家族を育み、そして女性の原理は文明を育成します。その理由のためだけでも、女性の原理が完全に表現されなければなりません。ということは、すべての女性が男性と完全なる平等の人権を持たなければなりません。
このことは、通常、男性よりも女性のほうがずっと活動的なニューエージ・グループにおいて、何にもまして本当であります。新しい宝瓶宮の時代のグループ活動の概念で正しく活動するためには、男も女も、すべてのメンバーが自分自身をグループの完全な、平等な、責任あるメンバーとして見なすべきであり、他の者よりも高位や低位の人はいません。真の民主主義とは実際にグループのすべての参加を意味します。
(『マイトレーヤの使命 第2巻』p.554)

グループの和合

グループを全体として動機づけるべきものは、そしてグループの和合にとって本質的なことは、グループの中の人々の間の言外の愛です。すべての人々を結び付けるのは、言外の、理解ある愛なのです。真の結合要素はこの仕事自体であり、それにすべての人が自分自身の本質から、すなわち各々の魂のレベルからアプローチすることです。この仕事がすべてです。ですから、自分たちがやることすべては、共働者の一人としてこの仕事のために行うのです。グループの活動のすべての根本的な核となっているのは、具体的にはこの仕事で
す。……
もし人々が自分自身のことを忘れるなら、それは正しい関係を築いていることになるのです。単純なことです。そのとき人々は魂として仕事をしているからです。魂はただ正しい人間関係しか知りませんから、それが本能的になるのです。
(『協力の術』p.201~202)

マイトレーヤご自身が非常に間近な将来に出現されるとき、われわれのすべての行動の中に和合の必要性を強調されるだろう。われわれが、人間の問題を解決するに当たって、人間として、国家として、目的のアイデンティティーを見つけることがいかに大切であるかを、マイトレーヤは示されるだろう。かくして、われわれの強力な個人性をグループのために供するのである。
(『覚者は語る』─和合─p.559)

大計画に焦点を合わせる

わたしの覚者たちはいのちの規律を、あなたがたに教えるであろう。わたし自身は人類を招くあのより高度の光を、あなたがたに見せるであろう。わたしの教えは二重である。一つは、人間の物質面に関わることであり、人生の必要事項である。もう一つは、われわれが神と呼ぶあの聖なる存在と人間との関係についてである。わたしの言語の中では、これらは同じものである。なぜなら人間同士が正しい関係を築いてこそ、神との正しい関係を築くことができるのであるから。わたしの計画は、これをあなたがたに示し、人が己自身の裡に、分かち合い、愛し、信頼する能力を見いだす時、その瞬間から神へ向かう登り道が始まることを教えることである。
(『いのちの水を運ぶ者』第29信、p.99)

個人よりもグループのほうが大切です。そして全体としての日本のグループのほうが個々のグループよりも大切です。そしていかなる個人よりも、いかなるグループよりも重要なものは大計画であり、すべてのグループがそのために働いています。
その計画はマイトレーヤと覚者方が世界に戻って来られることを含み、人類を通して新しい文明を創っていくための彼らのインスピレーションを含みます。自分がどこに位置し、自分が誰であるか、そして自分がなすことを評価するとき、これをいつも尺度とするならば、あまり大きく間違うことはないでしょう。そうすると、あなたは大計画そのものの方向に向かって働きます。マイトレーヤの助けを喚起しなさい。あなたの仕事にマイトレーヤのインスピレーションと導きを呼びかけなさい。彼は言われています。「わたしの助けはいつでもあなたがたの意のままにある。ただ求めればよいのである」
(『マイトレーヤの使命 第2巻』p.557)

マイトレーヤの呼びかけ

わたしをあなたの裡に入れ、わたし自身を見せてください。わたしをあなたのものとなし、あなたの兄弟の手を取りなさい。彼らをわたしのもとに導き、大計画に奉仕しなさい。わたしを愛し、わたしと共に働き、奉仕の喜びを知りなさい。
わたしと共に来なさい、我が友よ、新しい時の中へ、新しい世界へ、新しい愛の御国へ。そこで共に真理の光で、神の愛の輝きで、身を飾り、そして神の聖なる足下の前にひざまずこう。わたしの祝福はあなたがたすべてと共に行く。
(『いのちの水を運ぶ者』第110信、p.331)

 

新しいリズム――選集

The new rhythm ── a compilation

「新しいリズム」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第Ⅰ巻と第Ⅱ巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

現在、世界中、至るところに、わたしがここに居ることを感じている者たちがたくさん存在する。様々な出来事を研究した上でその結論を出す者たち、また日毎に勢いを増している変化を見て、世界に顕あらわされている徴しるしを読み取る者たちが大勢いる。しかし、まだまだ多くの者たちは、わたしがあなた方の中に存在するこの現実に対して盲目である。この状態を改めることをあなた方にお願いする。あなたの兄弟たちに教えてあげなさい──わたしの到来についての真理を、ずっと昔にわたしが去ったことについての真理を、そしてわたしが今、もたらす約束を。
(『いのちの水を運ぶ者』第56信、p.163~164)

「漆黒の闇は黎明れいめいを告げる徴しるしである」という古くからの格言がある。今日、人間にとってそのごとくである。大混乱と恐怖、当惑と苦悩の直中ただなかに、決意と紛争の終結が、人間を未来の約束へと目覚めさせる光の輝きが見える。すべてが法のもとに働き、そして新しい平衡の状態がわたしたちによって創られつつある。外観にもかかわらず、新しいリズムがその威力を示し、この不協和の世界に均衡をもたらすだろう。
(『覚者は語る』―マイトレーヤは出現を早める―p.587)

この善意と呼ばれるエネルギーは、世界の状態を変えるのに最も強力な要素の一つです。人類が普通に現すことのできる愛と呼ぶエネルギーのうちの最高の姿なのです。神の第一の相、すなわち意志によって、善をなす意志によって、それが動的になると、途方もないダイナミックなエネルギーになり、世界を変えるのです。至るところに住む一般の男女の善意が世界を変える、彼らが、その指導者たちを新しい時代に導いていくのです。自分を世界の善意のダイナミックな一構成単位だと見るとよい。他の人々と共に働きなさい。グループに加わり、このような線に沿って活躍している人々と共にやりなさい。新しい世界は人間自身によってつくられねばならない。世界をつくり変える仕事に参加しなさい。
(『世界教師マイトレーヤと覚者方かくしゃがたの降臨こうりん』p.150)

あなたがたがわたしを見るまでの時間は残り少ない。この残り少ない時間を最も有効に使い、あなたの兄弟たちにわたしの臨在の事実を告げなさい。あなたがたが出来ることで、これよりも貴重な役割はないのである。希望は高まる、我が友よ。希望はあなたがたの直中にある。世界に新しい光が明ける、そして人類は喜びを知るであろう。
(『いのちの水を運ぶ者』第112信、p.330~331)

コミュニケーションが、人間に、速められた進化に必要な手段を提供し、至るところに動乱と変容の徴しるしがある。未来の青写真は降くだりつつあり、人類種族の敏感なマインド(識心)はこの新しいビジョンに反応している。世界の歴史の中で、今存在するような機会が人類に提供された時はかつてなかった。過去の混乱から秩序がつくられる。無知の暗闇の中に新しい光が輝く。初めて人間は同胞と共に神の法の規則(ルール)を確立し、本源との正しい関係に入る。
(『覚者は語る』―未来―p.119)

わたしがあなたがたの中に存在するゆえに、多くの変化が起きている。多くの出来事が展開する。注意深く見なさい、我が友よ、そして徴候を読み取りなさい。わたしの天使群は拡大する。わたしの軍隊は力を増す。わたしの勇者たちは準備が整い、わたしの将軍たちは馬の手綱たづなを取る。このようにして、我が兄弟姉妹たちよ、準備万端が整う。わたしの計画は遂行されつつある。わたしの愛は、人の心に新しい相の火をともし、新しい光の曙が訪れる。わたしの約束はこれである──もうすぐあなたがた自身で、変化する世界を、あなたがたの目の前で変わる世界を見るであろう。古きものは新しいものに道を開ける、そして人は真理の門口に立つ。
(『いのちの水を運ぶ者』第117信、p.343~344)

[マイトレーヤは]至るところにいる人間の正義への願いを活気づけ、彼らの意志を集中させるだろう。このようにして、マイトレーヤは、より良い形態の確立を求めるすべての者を団結させ、それを通して人間の神性が表されるだろう。そしてその民衆の中から、これまで地上で聞かれたことのないような叫びが湧き上がるだろう──正義と真理、自由と平和を求める叫びである。……あなた方の生活に入りつつあるこの新しいリズムを感じることができないか。人間を行動へと活気づける新しい衝動を、誰が無視できようか。すべてがつくり直されるだろう。そして間もなく暗闇は照らし出す光に道を譲るだろう。
(『覚者は語る』―未来は招く―p.57)

わたしの臨在を疑う者は多い。これは当然である、人間は盲目であるから。しかし、まもなく否定する者はいなくなるであろう。わたしの努力によって、人はまもなく知るであろう、車輪は回り、新しい時、新しい世界が始まるのだということを。この仕事を、あなたがたも分かち合ってほしい。あなたがたすべてに祝福を与える。
(『いのちの水を運ぶ者』第9信、p.44)

もちろん、すべての時代の終わりにはいつも良いものがあります。その時代の業績、何百万の人間の志向、分かち合う用意、救助機関、国際連合や、舞台の背後にあって人と人とを結び付け国際主義と協力の感覚を提供する種々の国際的団体のような組織は維持され、大きくなるでしょう。それらは新しい状況の中でのみ成長することができます。しかし、邪魔をする者たち、競争と市場のフォースと貪欲に基づいた狭い国家主義的な機構は「新しいものの猛襲」の前に、新しい時代のアイディアに対抗するのは不可能なことを知るでしょう。
(『マイトレーヤの使命第Ⅲ巻』p.296)

今、加速的テンポで起こっている変化の中に、何らかの力(フォース)が世界の運命を導いているという証がますます増大している。いま大規模に目撃されている歴史的な変容、自由と参加を求める志向の怒濤どとうのような盛り上がりが単なる偶然の一致であり、内的な原因はないと信じることができる者はほとんどいない。これらの重大な変化の速度だけを見ても、そうではないと否定する者はいないだろう。それは、何百万の民衆が自分たちの運命の日が来たことを認識し、権力は国民にあり、これからは国民の利益のために行使されなければならないという認識を増しつつあることを指し示している。
(『覚者は語る』─運命の日─p.257)

世界における本当の変化は、意識の本当の転換は、政治経済前線で行われている。政治的、経済的変化を通してこそ、すべての人間に内在する霊性の反映を可能ならしめる制度が再建されるだろう。精神生活の道はすべての人間が歩むことのできる広く多様なものであることを、マイトレーヤが示されるだろう。人間生活のあらゆる努力のなかに、あらゆる分野のなかに、神についての認識と知識が感じられ、表現されるだろう。すべての者が一瞬一瞬のこの体験についての彼らの認識を、分かち合われた体験の結果として生み出される多彩な模様の中に、貢献することができる。
(『マイトレーヤの使命第Ⅰ巻』p.121)

人間が初めて、大衆的な規模で、人間本来の霊的特性を表現するようになる時代が始まろうとしています。全世界で数えきれない多くの人々が人生の真の目的に目覚めるでしょう。人生に対するより深い、より健全な真理に基づいた姿勢が生まれるでしょう。そして人々は自分たちが魂であることを、魂が肉体を持って転生している存在であることを悟り始めます。魂が肉体に転生している目的を知り始めます。ますます多くの人々が自分たちの霊的進化に意識的に参加していくようになります。そしてこれまで一度も見られたことのないような自由と正義を確立していきます。自由と正義が、したがって平和が確立されることによって、人間の真の霊的本質が発揮されます。単に宗教的な体験のみならず、生活のあらゆる分野で、この霊的意識がますます表現されるようになるでしょう。政治、経済、教育、芸術、科学のすべての分野で、人間の内的な認識が、霊的なものとのアイデンティティー(同一認)が表現されていくでしょう。それによって人間が自分たちの環境に対して無限の力を発揮することができるような科学が発見されるでしょう。人類が新しい周期に入るにつれて、これらのすべてが私たちを待っています。
(『マイトレーヤの使命第Ⅲ巻』p.16)

あなたがたは、いつになったら加勢するのか、我が友よ、兄弟姉妹よ、いかに小さくとも、いかに弱くとも、一人一人が重きをなすのである。わたしがここに居ることを海外に広めなさい、そしてあなたの働きにわたしの愛の力を加えなさい。あなたがたを通して、わたしを働かせてほしい。あなたがたによって創られる希望の池がこの世を高揚し、支えるであろう。共に働こうではないか、我が友よ、共に古きを新しき衣装に創り直そうではないか。
(『いのちの水を運ぶ者』第122信、p.358~359)

歴史は、進化がゆっくりと進むことを明かしている。しかしながら、この来るべき新時代に、人間はこれまで最も傑出した先祖たちによって成し遂げられた進化の速度を、はるかに超えるだろう。社会生活と組織の中に起こる深遠な変化が、これまで汲み上げられたことのなかったエネルギーを放出させるだろう。そして世界に変容の旋風を解き放つだろう。……創造的変化が来るべき未来の時の基調であり、より良い方向へのあらゆる可能性をそれ自体に集めるだろう。創造的変化が生命の基礎であり、周期の起源であることを人間は発見するだろう。宇宙の流れと調和して、人間は時間が存在しなくなる文明を建設するだろう。そこでは「同じ日が二度と繰り返されることなく」、人生の技と霊として存在する技が手に手をとって歩く。
(『覚者は語る』─来るべき時─p.185)

マイトレーヤは非常に明確に言われました。「何事もひとりでに起こらないのである。人間は行動し、自分の意志を実行しなければならない」(第31信)。グル(師)の足下にただ座って、グルが、教師が、神がすべてをしてくださると考えるのではいけません。神は代理人を通してのみ働くことができます。あなたが神の代理人とならねばなりません。あなたがそうするとき、何か非常に特別なことが起こります。あなたは、自分がそれと同じように感じる人々の、調和について、正義について、正しい関係について同じ理想を持つ人々の、世界中の大きな集団の一員であることを発見します。十分に大勢の人々がそう感じ、そして行動するとき、物事は変化します。
(『マイトレーヤの使命第Ⅱ巻』p.192~193)

国民の声はすでに耳を傾けられ始め、この代表政治の形態がイデオロギーを通して大衆をコントロールするやり方に取って代わるだろう。すべてが非常に急速に動いているので事態は政治家の手に負えない。新しい政治の時代が始まった。認識が人々を自らの基本的人権に目覚めさせ、自由とそして自らに対する、またお互いに対する責任に目覚めさせている。
(マイトレーヤの側近、『マイトレーヤの使命第Ⅱ巻』p.120)

しかしながら、民衆は目覚めつつある。異なったドラム(太鼓)が新しいリズムを打っており、人々は応える。ほとんどすべての国において、人々は新しい光を、活気づかせる思考を、希望の高まりを感知しつつある。自由と正義と平和がよりいっそう近くに、より現実的に、かつてないほどより達成可能に感じられるようになり始めている。世界的なコミュニケーションの手段が人々に自分たちをひとつの人類として見る新しい感覚を与えつつある。この新しい認識は完全でも完璧でもないことは確かだが、しかしわたしたちは、その方向への新しい、そして望ましい傾向の始まりをはっきりと見る。これはまさにわたしたちのハートを喜ばせ、新しい時代のエネルギーへの正しい反応の前兆である。
(『覚者は語る(Ⅱ)』─民衆は目覚める─p.128)

マイトレーヤの到来は世界の変化を意味します。この惑星、生態系の必要についての理解の変化、すべての人々が十分に養われるような経済システムの変化、あらゆる場所の人々の間の関係の変化です。人類は一つであるということを真に理解することが、この深遠な変容の絶対的な必要性を示すでしょう。それは新しい世界をつくることです。
(『人類の目覚め』p.137~138)

多くの者が変化の必要を受け入れ、分かち合いと正義が人間の進歩にとって基本であることを受け入れている。この認識そのものが、あなたがたの世界を変えるであろう。しかし、人間が神であることを忘れ、すべての人の裡に聖なる存在が宿ることを忘れ、そしてこの真理を否定する者が、大勢いる。このことに関して、あなたはどこに位置するかを公に表明し、あなたの光を世に示しなさい。わたしは、真理の光が裡に明るく輝いている者たち、すべてを必要とする。わたしはあなたがたを召集する。あなたがたをわたしの側かたわらに招き寄せる。わたしと共に来なさい、我が友よ、そして未来への光の道を炎のごとく輝かそう。
(『いのちの水を運ぶ者』第115信、p.338)

 

再生誕の法則──選集

The Law of Rebirth ── a compilation

「再生誕の法則」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第Ⅰ巻と第Ⅱ巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

人間は彼らの人生を支配する精妙な法を学 び、理解するだろう──すべての者の運命 をコントロールする「カルマまたは原因結果の法 則」、それに関連して、魂が物質の中に転生する旅 を可能にする「再生誕の法則」、正しい関係を支配 する「無害であることの法則」、そしてすべての進 化がそれによって進行するところの「偉大なる犠牲 の法則」である。 これらの法の理解を通して、人間は彼らのメン トール(良き指導者)に、兄たちに、似るようにな り、すべての者が分かち持つ神性を顕示するよう になるだろう。賢者たちの教えに耳を傾け、一歩 一歩、彼らの生得の権利を受け継ぐだろう。人間 は神になるために生まれており、何ものもその 運命 さだめ を変えることはできない。その時期(タイミン グ)のみが、人間の手中にある。 (『覚者は語る』─いのちの法と規定─p.510)
[覚者方が世界におられるので]再生誕が人生の 事実であることが明らかになるでしょう。これは人 間が地球上に存在している理由についての人類の 考え方を変えるでしょう。私たちは、なぜここにいるのかについて知るようになるでしょう。それは、「なぜ、われわれはここにいるのか?」「われわれは誰か?」「われわれはここで何をしているのか?」「その目的は何か?」「われわれはどこに行くのか?」という昔からの問いです。私たちは特定の目的のためにここにいるのだということが明らかになるでしょう。つまり進化のプロセスを遂行している転生した魂の進化です。(『光の勢力は集合する』p.324)

転生している魂としての人間は生まれつつある神である。そして「再生誕の法則」を通して、その神性をまばゆいばかりに実演するためにゆっくりと向上しつつある。教育の本当の意味は、個人が 意識的な認識を徐々に拡大していくことを通して、 その目的に適うようになり、また自分自身をそれ に合わせるようにしていく手段である。この過程 を助けるものは、その方法が公式だろうが非公式 だろうが、すべて教育である。…… 新しい教育はこの目標に応えるべきである。神 の仲介である魂の事実が一般に受け入れられねばな らず、この高位の原理に接触をつけるテクニックが 一般的に使われるようにならなければならない。 光線構造や進化的発達や魂の目的が知られ、裏 付けされるとき、より科学的なアプローチが子供 と大人の両方の教育に採り入れられるようになり、 その過程に新しい意味が与えられる。それによっ て、人は神になることを学ぶ。 (『覚者は語る』─新しい教育─p.201~202)

心と生気と肉体の中において真我を実現する術 を学ぶ者は、内と外のすべてが、神と呼ぶところ の唯一の源から来ることを経験するだろう。実際、 ありとあらゆるすべてのものが全能者に属するので ある。その感覚がメンタル体の中に芽生えると、 霊(スピリット)体はその同じパターンをたどるだろう。そして真我は平衡と無執着を表現することができるだろう。“私のもの”とか“あなたのもの”というような欲望の“主義”はそれなりの正しい釣り合いの中におさまるだろう。
真我は心でも生気でも肉体でもない。真我は永遠不滅である。心と生気と肉体は誕生の時に全能者によって与えられた衣であり、死の時に捨てるのである。経験であり、そしてエネルギーの源になるもの、それは生命である。真我が心と生気と肉体の中を動き回り、統御力を確立することができるようになるために、経験は非常に大切である。これがなされるとき、創造は征服される。
(『いのちの法則』p.97〜98)

魂は究極的に自らを本当に示現できる一連の肉体を魔法のようにつくります。その時点で私たちは進化の過程の終盤にさしかかっているのです。その時点まで、何十何万という転生が必要です。しかし、いったんそこに到達すると、魂はその反映(である男女)を見て、それがその(魂の)特質に反応し始め、より神聖に、つまりより非利己的で、愛他的で、他者を思いやり、自分の欲望の満足だけを望んでいないことを知ると、その乗り舟を刺激し、進化の旅を終わる過程を始めます。つまり、イニシエーションの過程です。……イニシエーションは進化の過程を早めるために取り入れられました。それは不可欠なものではありません。それがなくても私たちは進化しますが、現在の私たちのレベルに到達するのには何千万年とかかるでしょう。完成への惑星レベルのイニシエーションには5段階あります。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』p.388)

人間が己の存在の事実、すなわち三重の特性、物質界への誕生の繰り返し、偉大で公正なカルマ(因果)の法則とその働きによって人間の生と死が進行するということ、これらの事実を把握するとき、人間は「存在(Being)」の状態の中に入るだろう、その中ではすべてが可能となる。その時、すべての人間の裡に潜む力(パワー)が発揮されるだろう。それが明らかにされるとき、人間の聖なる起源が実際に顕されるだろう。人間は神である。ただそれを知りさえすればよいのである。無知のみが人間を盲目の中に迷わせており、それゆえに自分たちの栄光を知り得ない。
未来の時は人間にとってすばらしい約束を宿す。前方を見さえすれば、人間が驚嘆し、戸惑う凝視の前に、その新しさゆえに、まったく当惑するような光景が展開するだろう。今日の言語の中には、そのような創造を描写し得るものはない。その時、人間が知ることのできる歓喜を描写し得るものはない。内なる平安と躍動する活動の感覚を明らかにし得るものはない。意味によって聖別され、目的の中に捧げられる人生は、人間にとって終わることのない創造的可能性をはらむだろう。
(『覚者は語る』─来るべき時─p184〜185)

……転生は個人の特定の運命によって異なる……個人が十分に進化していなければ、まだ運命というものはない。その個人は転生の中にただ引っ張り込まれてくる。人がある程度さらに前進すると、その個人の運命はグループの運命となる。しかしながら、弟子やイニシエートの場合には、転生の周期は個人の運命によって、それから何にもまして、奉仕への願望によって支配される。(『マイトレーヤの使命 第Ⅰ巻』p.262〜263)

……より高度の魂は……特定の光線エネルギーの影響の下で、そして大計画のある側面との関連で、特定の目的のためにグループの法則の下に転生する。各世代は、その時代の問題に多かれ少なかれ対処することのできる能力と知識を備えたグループを転生に引き入れる。このようにして、何度も何度も次々と転生してくる魂群の働きを通して、大計画は徐々に発展し、展開していく。そしてこれらのグループはその時代の終わりには永劫の時を転生の外で過ごすかもしれない。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅰ巻』p.261)

わたしがあなたがたと共に居る間に、あなたがたが夢見ることもできないような不思議をお見せしよう。新しい方法で、神の特性を示そう。あなたがたの心から、死の恐怖やいのちそのものへの恐れと、あなたの兄弟やあなた自身に対する恐れを取り除いてあげよう。そのような無知を過去のものとなし、新しい光の中へ、わたしと共に歩けるように手伝ってあげよう。
これらの仕事のために、わたしはあなたがたの助力を求める、我が兄弟よ、なぜなら人間自身の努力を通してのみ、人間は価値あるものを得ることができるのであるから。これはいつもそうであった。
わたしの手を取りなさい、我が友よ、神としてのあなたがたの真の特性が栄えることのできる、あの新しい国へお連れしよう。そこで、すべての人間が共に兄弟として、いのちの夢を成就するであろう。
(『いのちの水を運ぶ者』第123信、p361〜362)

マイトレーヤの教授はすでに始められており、それはあらゆるいのちを支配する法の働き方に照明をあて、人間が地上にいる目的を明らかにする。 行動(Action)がいかに反応(Reaction)を生み出 すかを示されるだろう。かくして人間は、自分自 身で自分たちの人生の環境をつくる。そして、人 間はあらゆる状況において、あらゆる関係におい て、無害であることの必要性を理解するようにな るだろう。
マイトレーヤの教えは、人間から死の恐怖を取 り除くだろう。彼の臨在そのものが永遠なるいの ちの証であろう。彼の言葉はまた、ほとんどの人 間の生活の中につきまとい自然さと歓びを損なわ せている恐怖心をも征服するだろう。
マイトレーヤの積んでこられた経験が進化の旅 路の迷路を案内するだろう。そして彼の足跡をた どることのできる者たちに、安全で確実な行路が 保証される。友として、案内人として、教師とし て、賢明な顧問として、この人類の長兄はご自身 の任務を成就されるだろう。 (『覚者は語る』─マイトレーヤの教え─p.293)

それ[男か女かどちらに生まれるか]を決めるのは魂です。特定の人生の目的に従って魂が物質界における表現の乗り舟をすべての意味で創造します。私たちは本当に私たちの魂の表現なのです。魂の界においては男も女もなく、そのレベルでの性の分割は父─母なる神の極性の反映にしかすぎず、それの合体が魂として私たちを存在せしめるのです。男女両方の体験を繰り返して、私たちはやがてこれらの両方の側面を平衡に発達させます。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅰ巻』p.264〜265)

長い間同じ人種のままであるかもしれないし、5〜6種の異なった人種に連続して生まれ変わるかもしれません。または一つの人種のみに限定されるかもしれません。西洋人は東洋人に生まれることはないかもしれないし、東洋人は西洋人に生まれ変わることはないかもしれません。それは個人の運命によります。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』p.393)

あなた方がわたしを見るとき、長い過去からの友を、以前にも度々あなたがたに教えたことのある者を認知するであろう。多くの者がこれに気づき、わたしを認知し、彼らの生活の中にわたしを受け入れるであろう。この宣誓を持ちかえりなさい──わたしは神の法を復活させる。わたしは神の愛を携えてくる。わたしは世界にいのちの水を放つ。この貴重な流れの中で、あなた方の生得の権利に向かって成長していきなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第138信、p.407〜408)

すべての魂は「再生誕の法則」の下で転生し、そして再び転生する。魂は過去につくったカルマを片付けるために、グループ(集団)として一緒にやって来る。故にこの法則が、大昔の負債を支払い、昔の友人たちを認知し共に働き、昔の責任と義務を受け入れ、そしてずっと昔に身に付けた才能や特質を再び利用するために表面に持ち出すための機会を提供するのである。であるから、物質界におけるわれわれの顕現を支配するこの法則の中には、素晴らしい美と秩序がある。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅰ巻』p.262)

時の初めから、人は自問してきた──自分はなぜここにいるのか、人生の意味は何か、と。様々な宗教や過去の聖者たちの教えにもかかわらず、ほとんどの人々は、われわれが“人生”と呼ぶところのものに目的や意味があるのかどうかについて悩み、確信なく、また同様に“死後”にわれわれを待つ体験が、もしあるとすれば、何なのかを知りたがっている。
来るべき時代には、これらの積年の心配や不安に対する答えがすべての者の一般的な知識になるだろう。これは、大体において、マイトレーヤと覚者たちの一団の公の臨在の結果であろう。あなた方の兄たちが人間の意識を刺激し、彼らが与える教えの模範を示すので、比較的短期間に途方もない目覚めが起こるだろう。数多の人間にとって、過去の疑いや不安は消え去るだろう。人々は、自分たち一人ひとりが大いなる発見の冒険に従事しており、それがやがて、これまで夢見ることもなかった完成の域に自分たちを導いてくれることを確信するようになるだろう。そのような意味と目的の感覚が現在の貧弱で不安な疑いに取って代わるので、言い知れない創造性と変化の時代が開花し、栄えるだろう。そのようになるだろう。かくして人間は、神(神性)の模範としての彼らの運命に目覚めるだろう。すべての人間は神聖な存在なのだが、すべての者が、これが真であることを知るわけではない。人々はますますこの真理に気づくだろう、そして彼らの周りの世界を変えるだろう。
(『覚者は語る〔Ⅱ〕─人々は呼びかけに応えるだろう─p.175〜176)

正しい見方をすると、進化の道を歩む人生とは、我々の低位の側面を高位の側面のために徐々に放棄していく過程です。転生した魂として、高位の神性が低位レベルの神性である肉体人間に生まれてきたのです。進化の目標である完成への旅路は低位レベルのものを徐々に放棄して、その低位レベルにおいて(つまり肉体人間において)高位の特質を体現することによって、ますます魂としての本来の存在になっていきます。魂は数えきれない転生の旅を繰り返し、生まれ変わってくる必要の全くなくなるまでこれを続けます。魂にとって帰還の旅路とは物質界、情緒界、メンタル(識心)界の制限から己自身を解放していくことです。それは、魂がその器である肉体、情緒体、メンタル体を、魂のエネルギーと特質で満たしていくことによってなされます。この過程の中で、二つのことが同時に起こっています。。一つは魂がその器を徐々に霊 化すること。もう一つは大昔のカルマを片付ける ために、魂が意図的にその器である肉体人間に重 荷を課すことです。魂が転生の体験を重ねながら 進んでいくにつれて、その反映である肉体人間は よりいっそう重いカルマを背負わされます。その人 が第4段階のイニシエートになる転生を除いて、 最後の転生において重荷は最も重くなります。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅰ巻』p.273)

すべての個人が、すべての国家が、それぞれの第 二の特性によって支配されている。この特性に支 配される進化の法則が真我を取り囲んでいる。真 我は認識をもって、それらを支配することを学ん でいかなければならない。認識は人生の中に動き をつくり、それが進化的な意味で発展を生じさせ る。しかし認識は、自由と混同されてはならない。 なぜなら自由こそが人生を通してたどる旅路の究 極的な運命 さだめ であるから。 各人が自分の進化の旅路の中に固くはまり込ん で第二の特性に依存している間に、自己訓練の術 を教えられるべきである。それを通して、人は徐々 に進化の法則をいかに利用するかに気づくように なる。
われわれは生と死を経験しながら、時間の周期 の中で進化していく。救済は至高の存在(Being) の中にあり、そこにも何の動きもなく、ただ連続 した認識があるのみである。これが万民の霊的旅 路である。つまり真我認識の術を学ぶことである。 創造(被造物)は自動的な過程である。すべての 主義が自動化されている。あたかも石を水の中に 投げるようなものであり、自動的に波紋がつくら れる。だからすべての行動が自動的に結果をつく り、真我に己が自由ではないことを思い出させる。 いったん真我がその自由を求め始めると、そのと き、救済への旅が始まるのである。
(『いのちの法則』p.85~86)

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再生誕の法則
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再生誕を支配する法則に関して、人間の理解に大きな混乱がはびこる。この混乱は既存の様々な教えや解釈に反映されており、人間の無知と恐怖をさらに深める役を果たす。
東洋では、数え切れないほど長い間、因果(カルマ)の不変の法則によって支配される生まれ変わりの理念について疑問が持たれることはめったになかった。その結果は、現在の環境がどのように屈辱的で非人間的なものであろうとも、それを即刻受け入れることであった。他方、西洋では、繰り返し転生するという概念は休眠状態にあり、6世紀にユスティニアヌス皇帝の煽動で教会の教えから除外されて以来、少数の人々の注目を引くだけである。もしオリゲネスの教えがキリスト教徒の信仰の本体の中に残されていたならば、生と死の事実についてまったく異なった態度が西洋に広まっていたであろう。
あの偉大なるイニシエート、オリゲネスは周期的転生の真理を知っており、これを教えた。生まれ変わりの繰り返し、それは「世界の主」によって始められたものであり、「犠牲の法則」の刺激のもとに進行し、「原因と結果の法則」によって支配される。教会の教えからこの真理を削除したことが、今日の明らかな無知と恐れを招いた。転生についての関心が残っている場合でも、その大部分がいわゆる前世の個人的なことについての興味に限られている。
来るべき宝瓶宮(アクエリアス)の周期には、再生誕の法則に関してまったく新しいアプローチが取られるだろう。東洋では、起こることはすべて容赦なきカルマ(因果)の結果として甘受するという宿命観、何百万の人間を過酷な労働と苦しみの生活に運命づけてきた古い宿命観が支配するが、それはもはやなくなるだろう。西洋では、人間の存在の基本的原則と、これらの法則の働きが授ける個人的責任をもはや無視しなくなるだろう。人間自身が思考と行動を通して自分の生活環境をつくることを知るようになるだろう。そしてまたこの同じ法則の働きによって、人間の性質や状態をより良い方向に変えることができることを知るだろう。
これが人生の意味と目的を再評価することにつながり、死の事実についてより健全なアプローチが生まれるだろう。すべての生命──生まれていようがいまいが──の連続性に関する理解が、今日の恐怖に取って代わるだろう。死がすべての終わりという古い恐怖症は、人間の心(マインド)を照らす新しい光の中に消え去るだろう。迷信や無知の暗黒の隅々にこの新しい光が輝き、永遠なる魂としての人間の神性を目覚めさせるだろう。自分で蒔いた種は自分で刈り取るというあのキリストの格言の真の理解が、人間の存在をすべての面において変容させるだろう。人間がこの法則の公正さと論理を認めるにつれて、これまで知られなかった寛容と無害の姿勢が現在の分離に取って代わるだろう。
新しい時代は新しい見識をもたらし、人間は人生を冒険として、発見の旅路として対処するだろう──神と人間は一体であるという事実の発見、探求者の限られた視界以外に分離するものは何もないという発見、そしてすべての人間が同じゴールに向かって異なったコースを歩むということ、われわれが努力しているすべてのゴールは、認識されるのを待つわれわれの神性を実現することであるという事実発見の旅路である。大いなる再生誕の法則のもとに、われわれはその旅路を何度も何度も繰り返したどり、そしてついには自己を完成した「神の子」として、われわれ自身の理解の光の中に入るのである。
(シェア・インターナショナル誌1985年1月号および『覚者は語る』p.113〜115)

 

統合──選集

Synthesis – a compilation

「統合」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第巻と第巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

 

アクエリアス(宝瓶宮)星団の新しいエネルギーは、日ごとにその力を強めており、すでにその存在を感じさせ、現在、世界的規模で起こっている変化の背後にある。これらの変化はアクエリアスのエネルギーの特質を、内的な特性を、反映しなければならないし、反映するであろう──すなわちその特性とは「統合」である。

これらの統合のエネルギーは、われわれの多様多面な生活の異なった糸を融合し混合しつつ、人類をその一体性についての認識、大計画における人類の役割についての正しい理解、そしてその大計画を現象の世界において正しい関係の中で顕現する能力に気づかせていく役割を持つ。

諸国が、崩壊しつつある経済構造の問題や、変化しつつある政治的なつながりについて奮闘し対処するにつれて、その第一歩が今や踏み出されている。人間が環境問題に対処するにあたって協力の必要性に気づきはじめるにつれて、新しいグローバル(世界的)な意識の初期の萌しが見られる。

(『覚者は語る』─新しい時代は頭上に─p.482〜483)

 

統合の大聖と呼ばれる偉大なるアバターがハイアラキーによって呼び招かれました。キリスト・マイトレーヤの背後に立たれ、彼を通して働かれるこの霊存在のエネルギーはグループ集団としてのハイアラキー、そしてグループ集団としての人類を通して働きます。それは一つのグループとしての国連総会を通して働きます。(メンバーが拒否権を持ち、国連の中でのグループの意に逆らって働く、安全保障理事会を通しては働きません。)この大聖のエネルギーは統合し、融合し、混合するエネルギーであり、それが国連総会を通して流れ込み、やがて世界中の国家を一つの奉仕する統一体として交じり合わせます。そうすると、彼らは、現在のように自分たちの別個の国家利益に仕えるのではなく、総体としての世界に仕えるようになるでしょう。

そのエネルギーが最も強力に働くのは世界奉仕者の新集団を通してです。彼らはハイアラキーと人類の間をつなぐ環です。なぜなら彼らは両方の陣に足を突っ込んでいるからです。彼らは皆、ハイアラキーの弟子たちです。彼らは第1段階のイニシエーション、そしておそらく第2段階のイニシエーションも既に受けているだろうし、ある者は第3段階を、また第4段階を受けた者も少数います。彼らは世界奉仕者です。彼らは必ずしも秘教学徒ではなく、人間社会のすべての部門にいます。あらゆる分野で活動している彼らは、この変遷の時期において人類が必要とすることを感知し、そしてそれに表現を与えています。彼らは世界の希望であります。彼らを通して新しい文明が築かれるでしょう。

(『マイトレーヤの使命 第㈵巻』p.182)

 

再びあなたがたに語りかけ、あの「新しい国」へ、「愛の国」へ、「信頼と美と自由の国」へ、あなたがたを連れていくために、わたしはやってくる、ということを告げることができるのをうれしく思う。

わたしを受け入れ、わたしに従い、わたしに導き案内させてくれるなら、あなたがたをそこへ連れていこう。そして共に「新しい世界」を建設しよう。

恐れも、不信も、分裂もなく生きることのできる世界を、大地の豊かなる資源を、共に分かち合い、わたしたちのいのちの本源と一体となる喜びを、共に入ることのできる世界を、創造しよう。

(『いのちの水を運ぶ者』第3信、p. 27〜28)

 

わたしたちの多種多様な提示の底に横たわる理念の統合は、すべてのものの和合についてのわたしたちの意識から発し、総体を、そしてその実在(リアリティー)の不可分性をわたしたちが絶えず認識していることから発している。人間がこの体験を分かち合うとき、すべてのことが可能となる。

キリストと彼の弟子である覚者たちを見るとき、人間は多種多様な真理の提示がいかに必要であったかを理解するようになるだろう。なぜなら、人類が非常にながい年を経てきており、時代を通じてその経験と期待は様々であり、アイディアを吸収する方法がいかに異なるかに気づくようになるだろうから。彼らはまた、外側の多様性の背後にある本来の和合について、何かを把握するに至るだろう。

(『覚者は語る』─統合の必要─p.69〜70)

 

来るべき時代における人類の目標は集団意識、全体の一部分として欠くことのできない存在感、の創造である。宝瓶宮の星団からこの惑星に入ってくる新しいエネルギーはこの方向に働く。それに固有の特質は統合、普遍性である。政治、経済、社会、宗教、教育、文化のすべての制度と構造の根本的な変化を、我々は今まさに目撃しようとしている。これらの変化は、人類がその本質的な一体性を徐々に理解し、それを具現するために必要な手段を取るにつれて起こるだろう。

(『マイトレーヤの使命 第㈵巻』p.121〜122)

 

奉仕することによって成長し、あなたがた自身で新しい光の中へ、新しい責任へと向上させるこの機会を、あなたがたの前に置こう。そして、わたしが呼ぶとき、あなたがたが応ずることを期待している。わたしを知らないで、または、わたしがここに居ることを知らないで、この仕事をしている者は、今日、大勢いる。いつの時代もそうであった。多くの者にとっては、日影の方がよく働けるからである。しかし、我が友よ、あなたがたは、意識して最大限に奉仕する機会を持っている。これを掴みとり、いますぐ始めなさい。大計画に参加しなさい。これは世界を変換し、すべての人とすべての国とを互いに近づけ、未来への道を、神に戻る道を示すものである。

(『いのちの水を運ぶ者』第21信、p.77〜78)

 

アクエリアス(宝瓶宮)の本質的特質は統合である、地球上における今日の生活の中には滅多に見られない特質である。しかしながら、統合の特質がますます勢いをつけて、生活のすべての分野で今日の分裂と不調和に取って代わるだろう。人々は和合の意味を理解するようになり、自分たちが発見という航海を共に旅しているひとつの人間家族の兄弟姉妹であることを認知するだろう。

(『覚者は語る(㈼)』─顕現しつつある人間の神性─

p.164)

 

人生のほとんどすべての面において、そして教育においては確かに、統合のエネルギーの効果がすでに見られます。統合は関係に関するものです、例えばアイディアの関係性。哲学的な研究を通して、最も離れているように見えるところのものを隣合わせにあるものとして見ることができるまでに意識を拡大することができるのです。互いに補佐し合い完全にするだけでなく、互いに光を当てるのです。この統合する能力が人類の意識を必然的に拡大して正しい人間関係を可能にします。

(『光の勢力は集合する』p.319〜320)

 

わたしの降臨は世界に大きな変化を起こさせており、まもなくわたしがここに居るという事実が確認されるだろう。人は問うであろう──これはどうしたことか、どこからこの新しい光が輝き出るのかと。古き分裂は消え、併合し、共に成長する。人の子たちはより高度の光を感知し、その光に顔を向け、彼らを導くために待っているわたしを見つけるであろう。そのようになるであろう。そのようにして、人の心にある真理が、真理であるわたしに応える。そのようにして、あの新しい光が彼らの心に灯され、人間の苦悩は消え去る。

『いのちの水を運ぶ者』第44信、p.138)

 

これまでは大抵の国における教育は非常に国粋主義的なものでした。人々は自分たちの国の歴史を教えられますが、通常は非常に偏向したものでした。その国が行ったものはすべて良く、他の国の行為はすべて悪いといった具合です。このような教育は、非常に悪い、偏見のある、全く不正確な世界観を、発達途上の子供たちに与えてしまいます。教育は、まず第一に、子供に対して、その子供が世界家族のメンバーであることを示さなければなりません。そしてアクエリアスの統合するエネルギーがこの全地球的な意識をつくるために用いられなければなりません。子供たちは、私たちが一つの大きな、または小さな国に一人で住んでいるのではなく、約57億(当時の全世界の人口)の人間によって共有されている一つの世界に住んでいることを教えられる必要があります。とりわけ、子供は、自分が一つのグループの、つまり一つの人類家族の一員であること、そしてそのことが地球上でのその子の基本的な立場であることを教えられなければなりません。入手した物資を家族が分かち合うように、神の摂理によって分かち合うために与えられた地球資源を人類家族は分かち合わなければなりません。

(『光の勢力は集合する』p.321〜322)

 

あなたがたがわたしを見るとき、我が友よ、まさに新しい時が始まったことを知るだろう──未来への新しい道標を建てる時が、すべての人の間に正しい関係と信頼を築く時が、従いてくる者たちのために道を照らしながら、調和と分かち合いのうちに共に前進する時が、始まったのである。

(『いのちの水を運ぶ者』第63信、p.187)

 

……古く、役に立たなくなった機構はその安定性と首尾一貫性を失いつつあり、かくして新しい時代の形態の建設のためにその土俵をきれいにしている。新しい形態は、より公平な世界を、もはや金持ちと貧乏人、強者と弱者とに分割され引き裂かれない世界を願うすべての人間の理想と志向を奉じなければならない。それらは、何にも増して、アクエリアス(宝瓶宮)の摂理である統合のアイディアを、内的霊的意図を奉じなければならない。

マイトレーヤが全面的な公の仕事に出てこられるとき、彼は人生に対するこれらの新しいアプローチの土台を敷くだろう。彼は、人間の一体性と分かち合いの必要を、平和への唯一の保証である正義と自由を強調するだろう。彼はすべての人間に対して、過去の過ちを許し、そして忘れるように呼びかけるだろう。すべての者の幸せのために一緒に働くよう、明快な召集を響かせるだろう。

(『覚者は語る』─変化への前奏─p.484〜485)

 

人類は、私たちが人類というひとつのグループであり、宇宙全体の中に分離しているものは何もないことを、すべてが他のすべてに関連していることを完全に理解するようになるでしょう。そして人類を結合させる法則は、宇宙全体を通じて全く何の分離も存在しないということからつくり出された法則です。

私たちはアクエリアス(宝瓶宮)から流れ込んでいる統合のエネルギーの影響の下で、融合し、混合し合っているという感覚を発達させていくでしょう。そのエネルギーは集団を通してのみ働き、個人を通しては働きません。個人性は消え、それはグループの奉仕のために提供されるでしょう。

(『光の勢力は集合する』p.207〜208)

 

それぞれの時代は、その時代に支配的なエネルギーに調和を見いだすことのできるエネルギーを持つ魂群を転生に導く。……統合と融合へ向かう宝瓶宮(アクエリアス)のエネルギーに応える能力を特に際立って備えた青年や若い大人たちが、ますます多く見いだされるだろう。彼らは提供される機会をユニークに利用することができるだろう。そして来るべき時代の文明を建設していく基礎となる構造を見つけ、創造するだろう。

(『覚者は語る』─宝瓶宮の水─p.217)

 

もうすぐ多くの者がわたしを見るであろう。そして、わたしの容貌を見て驚くかもしれない、わたしが昔の伝道者ではないから。わたしはただ道を指し示すために、いのちの本源にかえり、調和と美と正義へ辿りつくために歩まねばならない道を、示すためにやってきたのである。

わたしの任務は単純である。あなたがたに道を示すことである。我が友よ、あなたがたは困難な仕事をなさねばならない、新しい世界を、新しい国を、新しい真理を築きあげる仕事を。しかし我らは共に勝利するであろう。

(『いのちの水を運ぶ者』第15信、p.62〜63)