カテゴリー別アーカイブ: 読者質問

読者質問欄

世界奉仕者の新集団

Q (1)伝導瞑想グループの人々は(自動的に)世界奉仕者の新集団のメンバーでもあるのですか。(2)彼らの奉仕の分野は秘教的なもののみですか。
A (1)必ずしもそうではありません。そうである人もいますが、多くはそうではありません。(2)いいえ、全く違います。彼らはあらゆる分野で働いています。

Q (1)世界奉仕者の新集団は伝導瞑想グループの人々とは完全に分かれていますか、それとも(2)互いに重なり混ざり合っていますか。
A (1)いいえ。(2)はい、重なり合っています。
(シェア・インターナショナル誌1992年9月号)

Q 伝導瞑想グループのメンバーは自動的に世界奉仕者の新集団のメンバーになるのではないとあなたは言われたようです。それはなぜですか。
A 世界奉仕者の新集団は、マイトレーヤによって創造され、組織され、刺激されている特別なグループです。それはあらゆる分野の人々を含み、必ずしも秘教的なものではなく、人間活動のあらゆる部門を含みます。彼らは今ではおよそ500万人からなる巨大なグループを構成し、多くの場合、第1イニシエーションの門口に立っています──彼らが伝導瞑想について聞いたことがあるかどうかにかかわらず。おそらく、彼らはイニシエーションについて聞いたこともなく、看護師やゴルフ選手などあらゆる仕事をしています。あなた方は彼らの大半をイニシエーションの志願者とは認めないでしょうが、マイトレーヤは彼らをそう見ています。彼らは世界の善意の男女であり、あらゆる分野で働き、善意を顕示して人々を結びつけようとしています。それは神秘的なまたは秘教的な組織ではありません。
(シェア・インターナショナル誌2012年4月号)

Q (1)「世界奉仕者の新集団」のメンバーの中には、特別な集団の一部であることを意識している人々もいますか。(2)「世界奉仕者の新集団」のすべてのメンバーは、比較的高度に進化していますか。例えば第2段階以上など。
A (1)はい。(2)いいえ、全くそうではありません。高度に進化し、覚者方と直接共に働く人々もいます。大部分は覚者方について聞いたこともなく、覚者方からのフィルターを通したインスピレーションの下で働きます。
(シェア・インターナショナル誌2013年12月号)

読者質問欄

Q 私は奇跡よりも実用性とロジスティックス(物流)について話したいです。何兆トンもの食料と水を開発途上国にどうやって移動させますか。世界のある地域から別の地域にどうやって動かすのですか。
A 覚者方は、彼らの機関──彼らの弟子たち、経済や経営の分野での多くの経験を積んだ男女──を通して、関連する計画の数多くを長年かけて作り上げました。そのいずれもが世界の再分配の問題を解決するでしょう。世界の問題、経済問題は、実際には分配と再分配の問題です。それ以外ではありません。
 様々な計画がありますが、覚者方が最も望んでいるのはこのようなものです──私たちはそれについて聞いたことがありませんが、このようなものです。国連の新しい機関が設立され、資源の再分配のみを扱い、覚者(または少なくとも第3段階のイニシエート、かなり進化した個人)の監視下で、それが適切に、腐敗などなしに行われるかを確認します。
 それから各国が自国の生産物と輸入すべきものの目録を作るよう要請されます。このようにして、すべての情報がコンピューターに入力され、世界の資源の大きさとそれがどこにあるかという、世界のケーキの大きさが分かるようになります。どの国家が何を過剰に持っているかが分かり、各国が余剰分を世界全体のために信頼して譲り渡すよう要請されるのです。そして大きな余剰を持つ大国はより多くを共同積立に入れることになるでしょう。

Q それにはどのくらいの期間がかかりますか。時間的枠組みはどうなりますか。
A 私の理解では、この過程が完全に終了するには、約3年かかるでしょう。3年間で、世界資源の分かち合いの過程は当たり前のことになるでしょう。

Q 費用についてはどうですか。
A 費用はありません! 特定の物資を輸入する代わりに物資を交換することになります。その経済費用とは何でしょうか。分かち合いの過程においては、相互交換であり、費用の中で与えたり受け取ったりするものではありません。非常に洗練された物々交換の形態が現在の経済制度に取って代わるでしょう。
 私の言うことを信じるならば行動しなさい! 行動の機会は常にあります。デモが行われるたびに参加しなさい。デモを行い、声を上げ、信じることを言いなさい。正義を信じること、正義と平和を達成するための唯一の道は分かち合いであること、平和への唯一の道は正義と分かち合いであると訴えなさい。あなたは行動しなければなりません。人間はそれをしなければなりません。マイトレーヤは以前こう言われました。「新しい時代のすべての煉瓦とすべての石は人間自身によって置かれなければならない。私は計画の設計家にすぎない」。彼は言われます。「我が兄弟たちよ、あなたがたが、真理の宮殿を喜んで築く者たちである」。真理の宮殿とは新しい文明のことであり、私たちはそれを作らなければならず、それを始めるには自分の信じることを伝えることです。私の言うことを信じるならば、それを知らせなさい。それが長年私のしてきたことです──知らせることです。私はそれをするよう求められたのでそれをしました。あなた方が私に求めたので、今私はあなた方に求めます。あなたがこれを可能性としてでも信じるなら、それを伝えなさい。あなたの信じるレベルで──100%、50%、5%だろうが──どんなレベルでもいいから、それを知らせなさい。大切なのはそれを伝えることです。

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Q アクエリアスのエネルギーは人類にどう影響するのですか。
A アクエリアスの経験を通過した世界を想像してご覧なさい。それはすべての個々の強力に保持された理想、思想、計画が、アクエリアスのエネルギーによって統御され、混ざり合い、融合されている世界です──それはどんなものか想像してご覧なさい。それは、エネルギーの統合的な質のために調和が行き渡る未来でしょう。私たちが正しい決断をするならば、それが私たち人類の未来です。

Q それはどんな種類の決断を意味しますか。
A 私たちがしなければならない大きな決断の一つは、核兵器を永久に放棄するかそれを使用するかです。それが選択です。人類の歴史で初めて、私たちはこのような破壊的な兵器を持ちました。それは決定的なことであり、人類は、爆弾を廃棄するか、今日のような生活を続け、多くの緊張と分離分裂を生み続け、遅かれ早かれ爆弾が使用されることになるかの選択を与えられています。もし使用されれば、この惑星のあらゆる生命の終わりを意味するでしょう。
 ですから、この世代は地球人類の未来にとって途方もない責任を持っています。私たちの決断、次の数年をどうやって生きるかに、地球の生命のすべての未来がかかっています。私たちは正しい決断をし、この惑星がかつて見たことのない素晴らしい文明を発達させるか、地球のすべての生命を破壊するかのどちらかです。霊的ハイアラキーの覚者方が9万8,000年ぶりに日常世界に出現されているのは、私たちが正しい選択をするのを助けるためです。

Q 宗教についてどう思われますか。
A すべての新しい時代の初めに偉大な教師方が現れ、世界に教えを与え、見かけ上は世界から姿を消しました。彼らの考え、教えは数世紀かけて広まりました。このようにして霊的ハイアラキーについての教えは現存し続け、見る目を持ち聞く耳を持つ人々に与えられてきました。またこれらの教えには常に、より開かれた「公の」側面があり、それらが世界のすべての宗教の基礎となっています。キリスト教、イスラム教、仏教などは、すべて秘教的リアリティの外的な顕教的表現です。
 あらゆる戦争、あらゆる分裂は、特定の信仰の外的な形態または表現によって生み出されていることに気付くでしょう。宗教の秘教的な形態または側面に従う人々の間には決して戦争はありませんでした。外的な宗教形態は信仰を要求します。そして、もちろん、誰もが何か異なったものを信じ、それが戦争の元になります。秘教的側面は信仰を要求しません。逆に、要求されるのは体験であり、それは非常に異なったことです。

Q あなたは講話の中で「聖なるアイディア」について述べましたが、その意味を説明してもらえますか。
A 「聖なるアイディア」が何を意味するか? それは神性の特質または側面です。例えば、自由とは聖なるアイディアです──神の一側面です。正義は聖なるものです。

Q マイトレーヤについて述べていただけますか。テレビで見たときにそれが本当に彼であるとどうやって知るのですか。
A 彼はテレビでマイトレーヤとしては知られないでしょう。彼は出演するとき普通の人間として紹介されるでしょう。彼の「声」(作法)は静かで理性的でしょう。私の師は「彼が助けようとしている人々を怖がらせないため」と言われました。しかし徐々に彼はより強力に、強調した言明をするようになり、私たちはそれに気付くでしょう。
 彼は途方もない知性の広さを持つ男です。通常のアプローチの幅を遥かに超えています。包括性について考えるときに私たちが意味するものを遥かに超えています。彼が言うべきことをあなたは好まないかもしれません。私の言うことを好まないならば、彼の言うことも好まないでしょう。しかし彼はあなたに考えさせるでしょう。彼のアイディアはあなたに考えさせるでしょう。
 誰もが彼のアイディアに反応し、彼の考えに従う同じ機会を持ちます。私は彼の政治、経済、社会問題についての関心についてだけ語りました──これは最初の焦点でありアプローチです。これは現在最も重要なことです。なぜなら私たちは政治、経済、環境の分野に集中された霊的危機を経験しているからです。そして私たちの問題はこれらの分野でのみ解決することができます。
(オランダ、アムステルダム、2001年)

Q 「ケム・トレイル現象」──政府や他の機関が、一般大衆には隠している目的のために化学・生化学物質を空中噴霧しているという話(その目的は通常、人口制御や気候制御などの邪悪な目的とされる)の中に真実はありますか。それともこれもまた嘘の陰謀論の一つですか。(SI誌2010年12月号)
A アメリカ人の被害妄想が生んだ虚偽の陰謀論の一つです。

Q アメリカはなぜ国連を嫌っているのですか。また、少なくとも嫌っているように見えるのですか。
A 非常に多くのアメリカの人々は国連を嫌ってはいません。その反対に、彼らは国連を平和と安全の主要な希望と見なしています。しかしながら、大半は保守的な政治的信念の持ち主ですが、国連を信用せず、その権力と、アメリカの利益と彼らが見なすものに時に反して行動する能力を恐れている人々が大勢います。多くの伝統固執主義キリスト教グループは、国連をアメリカの支配の及ばない潜在的な世界政府として恐れています。アメリカ合衆国は若い国であり、強力で自信過剰なところがあり、すべての民族や国家の相互依存性を、まだしっかりと理解していません。徐々に理解するようになると私は信じますが、アメリカがリアリティと接触するには多くの苦しみ──「荒野の体験」──が必要でしょう。
(SI誌2003年6月号)

読者質問欄

Q 市場のフォースの問題とは何ですか。

A 市場のフォースが人類の心臓、肝臓、脾臓を掴みました。私たちはあまりにそれに囚われているので、ほとんど何をすることもできません。人々はヒステリックなまでにもっと金持ちになろうとしており、ほとんど何物もそれを止めることができません。それを止めることができる唯一のものは株式市場の崩壊であり、それが人類を人生の現実に直面させるでしょう。そしてそれから私たちはマイトレーヤに耳を傾けるでしょう。他にどこにも行く場所がないとき、人は源に向かい、覚者方が問題への回答をお持ちであることに気づくでしょう。覚者方は単にその回答を世界に提示して私たちのために解決してくださることはできません。私たちがそれを欲しなければならず、喜んで、自主的に、全人類が生きるための選択と犠牲を行わなければなりません。

Q 株式市場が崩壊したら、飢える人々をどうやって援助できますか。

A 株式市場が崩壊したからといって、米や小麦の一粒も、リンゴの一つも世界から減るわけではありません。全く同じものが育てられ、生産され、加工され、全く同じ量の食料が生産されます。実際それは株式市場の崩壊とは何の関係もありません。世界の株取引きの 97.5パーセントは単なる通貨取引きです。それは世界の実体経済と何の関係もありません。それはただの賭博場であり、ルーレット賭博と何も変わりません。世界は大雑把に言っておよそ200人の人々に支配されています。彼らは世界のあらゆる国におり、株取引きへの投資以外のことは何もしていません。途上国と資源を分かち合うことは株式市場とは何の関係もありません。

編集者より:
私たちが最近受け取っている多くの質問は、以下に載せる、この雑誌に掲載されたベンジャミン・クレームによる回答と密接に関連している。これらの回答は未だに妥当性を持ち、読者はこれらを考察することで現在の問題に対処することができる。

Q 最近のアメリカでの出来事は、特定の勢力が、地球が人口過剰であると判断し、人口を減少させるために感染症を引き起こすワクチン接種のような手段を開発していることを示しています。これをやめさせ、自分自身や愛する人々を守るために何をすべきですか。

A これもアメリカから定期的に発信される陰謀論の一つです。これには何の中身もありません。リラックスしなさい!
(SI誌,2009年11月号)

Q UMTS携帯マストの電磁波は健康にどの程度有害ですか。私が働くオフィスは5階と最上階にあります。ビルの屋根は多くのマストで覆われており、私の同僚たちは電磁波の放射にさらされています。(1)この不安は根拠のあるものですか。(2)最近、二人の子供と職員が脳腫瘍で亡くなった後、アムステルダム西部の小学校からすべてのUMTSマストが除去されました。これらの脳腫瘍はUMTSマストによって引き起こされたのでしょうか。(3)この新しい技術による他の病気はありますか。(4)ワイヤレスのコンピューター・インターネット・ネットワークの電磁波にさらされることの危険はありますか。

A (1)いいえ。(2)その可能性は非常に低いです。(3)危険性は低いです。(4)実際にはありません。もしあったとしても、微々たるものです。(SI誌,2007年9月号)

Q ワクチンについての覚者方の助言は何ですか。それは非常に多くの子供たちにとって逆効果であるように思われます。ホメオパシー療法が実行可能で安全な代替案として促進されないのは恥ずべきことです。私たちは完全にワクチンをやめてしまうべきではないでしょうか。

A 全体として、ワクチンは幾つかのひどい子供の病気を除去する上で恩恵のあるものでした。ホメオパシーの「ノソーズ(nosodes)」(ワクチン)はそれらの病気の多くに利用できますが、ホメオパシーがより広く知られ、受け入れられるようにならなければ(それは今ゆっくりと起こっています)、ワクチンは「正常な」様式のままであり続けるでしょう。「完全にワクチンをやめてしまう」のは危険なことでしょう。(SI誌2000年10月号)

Q 将来の「荒野の体験」にどう対処するべきでしょうか。

A 私が言い続けているとおり、「注目を高く保ちなさい」。それが意味するのは文字通り注目を高く保つことですが、もちろんそれ以上の意味があります。それは世界中に伝導瞑想を広め、そして実践することと、現在進行中のキリストの再臨について知らせるという二つの方向への活動と行動によって生じる霊的緊張を保持することを意味するのです。これはそれ自体でかなりの達成です。
 ますます多くの人々は、私たちが話してきたことは、非常に実際的な観点から、彼らが関心をいだいていることについてであることを、すなわち世界全般、今日人々に非常に難しい選択を迫る世界についてであることを、理解し始めています。
 私たちの人生の仕事は確かに容易ではありませんが、それは限定されています。人類の一部として、私たちは生計を立てなければなりません。この‘いわゆる’不況と呼ばれる状況を通して、行路を見つけなければなりません。荒野の体験の苦痛に耐えなければなりません。そして、人類のすべてと同様に、それをくぐり抜けなければなりません。それによって動揺させられたり、打ち負かされることなしに、頭を持ち上げて、注目をさらに高く上げて、くぐり抜けなければなりません。なぜなら、私たちは、おそらく今まで認識してきたことよりもさらに偉大なることに関わっているからです。
(SI誌2011年1月号)

読者質問欄

Q あなたはこの情報をオープン・マインド(開かれた心)で聞いてほしいと言われますが、それは難しいとも言われています。なぜそうなのでしょうか。

A 私たちは皆オープン・マインドを持っていると思っていますが、実際には全くそうではありません。私たちが信じていることのほとんど、世界はこういうものだと考えていることのすべては、実際には生まれたときからの条件付けの結果です。私たちは自分が信じていることや自分の考えに反するものに出会うと、それを払いのけてしまいがちです。それは自尊心や思考の安定に干渉するので、私たちはそれを無視し、好みません。
 正統的な伝統を信じる人々や、私の言うことに反するように思える何らかの宗教組織に属する人々にとって、それは特に難しいことです。私の見解からは、私の言うことはどんな宗教的教えとも対立しないと思います。そのように思えるかもしれませんが。この情報は難しく、特に初めて聞く場合にはそうでしょう。この話にいくらかでも馴染めば、正しいと思うことができるようになり始めるでしょう。まず始めに、それは完全に間違っているか、本当であるにはあまりに良過ぎると思われるのです。

Q あなたは自分の言うことが事実であると確信しているのだと思いますが、なぜ長年同じことを言い続けるのですか。その価値があると思いますか。

A それは明らかなことだと思います。もし私の言うことが真実であれば、これはあなたがこれまでに聞いたどんなことよりも重要な情報です。もしこれが真実であれば、それは今の人生だけではなく、遠い過去から将来までの連続する人生の基礎となるものです。この情報は、それが真実であれば、今日起こっていることへの理解を与えます。なぜ物事がこのように起こるのかについてです。大多数の人類が平和と正義と幸福の世界に入っていけるように、多くの人々にとって恐ろしい、つまり困難でトラウマ(心の傷)となるような物事を、いかにして変えていくことができるかを教えます。

Q マイトレーヤはなぜ世界大戦中にやって来られなかったのですか。

A 500年以上もの間、覚者方は彼らが日常世界に戻らなければならないことを知っており、その出来事に備えていました。長い間、彼らはそれが可能になるにはあと1,000年か1,200、1,300年くらいかかると思い、それまでに人類は彼らが与えるものへの準備ができているだろうと考えていました。1945年6月、戦争が事実上終わった時、マイトレーヤは覚者方の一団に向かって、もし人類が正義、分かち合い、正しい人間関係への第一歩を自らの自由意志で踏み出したら、可能な限り最も早い時点で戻ると発表されました。戦争が、完全にではなくとも、少なくとも事実上終わり、重要でなくなったとき、分かち合いの原則が少なくとも経済関係を支配し始めたとき、善意のエネルギーが顕現し、正しい人間関係の確立へと導くようになったとき、彼はやって来ると言われました。それらがほんの少しでも起こり始めたとき、完全である必要はなく、私たちのマインドがそれらの方向に向き始めたとき、マイトレーヤは、覚者方の一団と共にご自身が日常世界に戻ると言われました。
 それは1945年のことでした。5年以内、1950年頃にやって来ることが期待されました。正確な時間ではありませんが、およそ5年です。戦争が、その非常な恐ろしさによって、人類を懲らしめ、方向を変えることが期待されました。しかし、すべての国が苦しんだわけではなく、大国は古いやり方──古い貪欲な、利己的なやり方、過去の競争的なやり方──に速やかに戻りました。実際、それはパイシスの時代のやり方であり、今や終わりつつあります。その結果、マイトレーヤの到来は延期され、遂に1977年、マイトレーヤは「人類の用意があろうがなかろうが」やって来ると言われました。

Q 進歩的で、変化を求める、より「ニュー・エイジ」的なタイプの人々が、保守的で「パイシス的な」人々よりも効果的でないように見えるときがあるのはなぜですか。

A 新しいタイプの人々は、エネルギーを感じ、アクエリアスのエネルギーに反応していますが、彼らにふさわしい仕組みが存在しません。現在のシステム──政治、経済、社会、教育、科学、文化等々は、すべて過去の時代の産物であり、彼らにとっては完全に敵対するものです。それはすべて過去のパイシスの時代に関係しています。そして彼らの反応はそれらすべてを一掃したいというものです。彼らはそれをすべて取り除き、最初から始め、すべてを再建したいと思っています。しかし、再建は古き最良のものの上に行わなければなりません。人類を引きとどめる古い最悪のものは取り除かなければなりませんが、古い最良のものの上に新しいものを築かなければいけません。今私たちの前にある仕事は、新しい仕組みと新しい性質を築き、人類の中にそれを構築し、アクエリアスの特質を表現することです。
(2006年9月、オランダ、アムステルダムの講演より)

Q アトランティス文明はどのくらい続いたのですか。盗みはいつから始まったのですか。人々が盗むことをしなかった時代があったとあなたは言われました。

A アトランティス文明は1,250万年続きました。盗みが始まったのはいつか? 1,250万年の中のどこかです!
(2009年9月、オランダ、アムステルダムでの講演)

Q この仕事においてなぜ感傷性が問題になるのですか。

A 他の光線よりも感傷的な光線が二つあります。第6光線と第2光線です。世界中のグループの人々はこの二つの光線をたくさん持っており、そのため感傷性が存在します。感傷的な人は、感傷的でない人は厳しく排他的であるなどと考えがちです。そうではありません。客観的で非人格的であること(それは望ましいことです)と冷たく厳しいこと(それは望ましくないことです)との間には違いがあります。
 第2光線と第6光線の人々はあらゆる状況において感傷的になる傾向があります。彼らはしばしば感じがよくてとても優しい人々ですが、グループとグループ・ワークの観点からは、その感傷性は重要ではありません。単なる「障害」や壁です。

読者質問欄

Q あなたがアクエリアスのエネルギーの特質として「統合」という言葉を使われるとき、未来のために実際には何を意味するのですか。
A エネルギーが強力になるにつれて、人々はますます統合や全体性に反応します。アクエリアスのエネルギーは世界の様々な人々──異なった文化、人種、背景、宗教、異なった国家運営の方法──を一つの巨大なグループに融合し、すべてを統合して融合します。
 それが人類全体として私たちが次の2,000年間に行う仕事の本質でしょう。これらの新しいエネルギーは巨大で宇宙的で微妙なものであり、その特質が文明を特徴づけます。将来、来るべき2千年周期に私たちは協力を通して共に建設するでしょう。私たちは統一された文明を築き、和合を創造し、その和合は様々な違いから成り立っています。差異をなくし個性を消すような統一ではなく、その個性は人類というより大きなグループへの奉仕に使われるでしょう。ですから、そのようにして人類は、個別の国家の行動としてではなく、世界のすべての人々の最良の目的のために共に働くでしょう。

Q 天才という現象を説明していただけますか。天才とは何ですか。
A すべての天才の背後には覚者がいます。人類はその事実に気付いていませんが、覚者方は特定の時代の文明の鼓舞者です。どんな分野であれ、彼らの弟子たちを通して新しいものを鼓舞するのは覚者方です。それは新しい交通様式かもしれないし、新しい芸術や科学、教育かもしれません。要するにテクノロジーや新しい思考方法など私たちが発見したと考えているものすべては覚者方によって刺激されたものです。そのようにして私たちは進化します。実際、進化することが「生活の中の私たちの仕事」です。偉大な概念やあらゆる仕事を行ったように見える天才たちの背後には覚者方がおり、例えば、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、レンブラントがそうです。彼ら各人の背後には覚者がおり、彼らのマインドを鼓舞して彼らに創造させたのです──もちろん、芸術だけでなく、人間生活のあらゆる分野においてそうです。主に芸術家を扱う覚者方がおり、主に政治家を鼓舞する方々もおり、哲学者、宗教指導者などを扱う方々もいます。覚者方は専門分野をお持ちです。

Q では、個人としての私にとってのマイトレーヤの目的とは何ですか。
A マイトレーヤの目的は人類を神へともたらすことであり、それは自分自身の神性を認識し、それを表現することです。つまりあなたが神であるかのように生きることを意味します。それは宗教に入ったり修道僧や尼僧になることではなく、あなたが接触するあらゆる人々との関係において彼らが自分自身であるかのように行動することです。そのためには私たちは戦ったり競争したりせずに、平和の中に生きなければなりません。共に生きるという考えから競争を消さなければなりません。誰もが潜在的には神であり、誰もが自分自身の成長のリズムを持っています。速い人もいればゆっくりな人もおり、一つの線に沿って発達する人もいれば、様々な発達をする人もいます。そしてこのようにしてすべての生活様相が網羅されます。

Q 難民や移民についてどうお考えですか。
A 先進国の多くが抱える大きな問題の一つが移民問題──移民の到着です。アメリカとEU諸国の中には、巨大な障壁を設け、国境に壁を築きました。彼らが言っているのはこういうことです。「彼らはここに来てはいけない。私たちは彼らを欲しない。彼らはここに来て私たちの仕事を奪う。彼らは迷惑で、数が多すぎる。私たちの国は何千人もの移民を受け入れるほど大きくはない」。その一方で、ますます多くの難民や移民が仕事を求めてやって来続けます。彼らは途上国から来て、国では仕事がないため、先進国に来て仕事を得ようと思い、合法かさもなくば非合法にやって来ます。英国は過去の帝国である英連邦の中心です。ある時代には、英連邦に属する国々のどこからも英国に来ることが許されていました。それは多かれ少なかれ英国人と同じでした。今ではそれは困難になり、入国には何年も待たされます。そして自国民と移民との間には巨大な壁や障害が存在します。
 しかし、何世紀にもわたって移民の波を受け入れてきた国家はすべて、彼らによって豊かになっています。移民は地域の生活に異なった特質を持ち込みます──異なった料理、異なった考え方、異なった宗教、予想もしなかった多くの異なったやり方です。それらは私たちの生活の質を豊かにします。そしてアメリカについて言えば、移民が現代のアメリカをつくったのです。
 マイトレーヤの仕事は、このことを理解するように人類を鼓舞することであり、私たちが一つであり、人類という一つのグループとして一つの世界に住むことを目指すべきであるということを知らせ受け入れさせることです。彼はいかに生きるかを人類に教えなければならず、私たちはそれに応えなければなりません。私たちはそれを自分で考えたかのように必要なものと見なければなりません。マイトレーヤは人類に助言する仕事を持ちますが、彼が言うことの現実性を見るのは私たちの仕事であり、それは単なる別のアイディアではなく、私たちに絶対的に不可欠な行為であることを知らなければなりません。そしてそれを欲しなければなりません。それを歓迎し喜ばねばなりません。私たちは分かち合いの原則を受け入れ、それを実施しなければなりません。

Q また別の経済危機が起こるでしょうか。それとも私たちはすでに最悪のものを経験しましたか。
A それはまだ終わりに達していません。それは続くでしょう。上がったり下がったりするでしょう。特に通貨的な意味では多少の改善はあるでしょうが、労働や産業の見地からは、アメリカやヨーロッパのような国が回復するには長い年月がかかるような崩壊が起こるでしょう。毎週何十万もの職が失われています。途上国ではそれはどんなものか考えてごらんなさい。(2009年9月)

読者質問欄

世界中のあらゆる講演において、そして生涯のほぼ毎日、ベンジャミン・クレームは広大な範囲に及ぶ大量の質問を受けました。この大量の記録から、過去の年月にベンジャミン・クレームと彼の師である覚者によって提供された回答を掲載したいと思います。

今月は科学界が新型コロナウイルスに対するワクチンを研究している中、ワクチンの実施に関する質疑応答をここに再掲載します

Q ワクチンの実施に反対する行動が急速に高まっています──明らかにそれにはもっともな理由があります。製薬会社が巨大な利益を得るために仕組まれた大きな陰謀があるように思われます。他方、何千もの人々が死に、多くの人々が副作用のために障害を負っています。全体としてワクチンによって達成されたとされる業績はねつ造されており、統計は操作されています。それは危険で自然に反する方法であり、自然で健全な生活を送っていれば通常の人間には不要なものです。「シェア・インターナショナル」誌はなぜアフリカのワクチン・キャンペーンを「良いニュース」として伝え、完全にそれに同意しているのですか。

A ワクチンは(ホメオパシー的に製造されたものを除いて)病気を克服するための最良で最終的な解決法ではないかもしれませんが、大衆的な規模ではアフリカ、インド、そのほか多くの国々で多くの恩恵をもたらし、障害となる病気から人々を解放しています。質問のような無知で教条的な発言は危険なものだと思います。これは、覚者の見解です。
(2002年4月号)

Q (途上国の)子供たちはすでにやせ衰えてしまった体にけがらわしい薬品が必要ないことは確かです。彼らが必要としているのは純粋なきれいな水、公衆衛生(下水設備)、栄養であって、彼らは(ワクチンのような)他の異質な物質は必要ないのです。
シェア・インターナショナル誌1991年5月号での、途上国の子供たちのワクチンや予防接種についてのあなた方の情報に関して、あなた方は単に化学、医学、生体解剖のシンジケートによって宣伝された嘘をオウムのように繰り返しているだけではないですか。

A あなたの言うように、生活に第一に必要なのはきれいな飲み水、栄養のバランス、公衆衛生であることは間違いありません。シェア・インターナショナルはめったにそれを強調するチャンスを逃しはしません。しかし、何百万もの子供たちにはそれはまだまだ手の届くものではなく、それが届くようになるまでは、これより望ましくない、予防という手段が使われ続けなければなりません。このような予防接種などの予防的な手段の効果を完全に非難してしまうことは、私たちには赤ん坊を風呂の湯水ごと捨ててしまうようなものに思えます。それは開発援助の世界の人々で、(私たちのような)構造上の変化を主張するが、そのため食料や緊急援助は否定する、という立場を取るのにも似ています。またワクチンと一口に言っても様々なワクチンがあります。ホメオパシー療法で用意されたワクチンが様々な病気に対しての無害な医療を提供するのに全面的に効果的であると証明されたことは、あまり広く知られていません。世界中で使われると、現在の疫病を安全にコントロールする方法が利用されるようになるでしょう。
 ユニセフではその仕事として、世界中の何千人ものプロのワーカーやボランティアの人々が子供たちの人権のために働くという純粋な目的に支えられて喜んで働く用意があり、また実際に無数の子供たちの命を助けてきました。シェア・インターナショナルは救われた子供たちの数を数えてはいませんが、私たちは発展途上国におけるユニセフの数々の活動を見てきて、その組織の仕事に深い敬意を持つものです。
(1991年6月号の読者からの手紙への回答として)

読者質問欄

「世界中のあらゆる講演において、そして生涯のほぼ毎日、ベンジャミン・クレームは広大な範囲に及ぶ大量の質問を受けました。この大量の記録から、過去の年月にベンジャミン・クレームと彼の師である覚者によって提供された回答を掲載したいと思います。そのいずれもこれまでシェア・インターナショナル誌に未掲載のものです」

Q 人類が自滅しないとどうしてそんなに確信が持てるのですか。

A それは主に、知恵の覚者方と呼ばれる途方もなく進歩し啓発された方々が今や私たちの間におり、彼らの師である世界教師、主マイトレーヤと共におられることを知っているからです。彼らは全知であり、人類のハートは健全であり、私たちすべてに内在する善きものに反応することができることを知っており、私たちはそれに反応して、政治的経済的社会的な変化を起こすこと、そしてそれは私たちが自滅しないことの保証であることを知っておられるからです。

Q 一言で要約すれば、新しい時代を特徴づける指針となる原則は何でしょうか。

A それは統合の原則でしょう。私たちは生活のすべての様相を統合し、人類全体を一つのグループに統合することを学ぶでしょう──長年夢見られてきた同胞愛が初めて現実のものとなるでしょう。この統合を起こす主な力は、私たちが一つの人類の兄弟姉妹であり、一つの聖なる源に属しており、それゆえに世界の資源を分かち合うことは世界で最も自然なことであることを受け入れることでしょう。私たちが家族の物を何でも分かち合うように、人類家族は分かち合うことの必要を認識し、それが最初の一歩となるでしょう。

Q あなたは将来起こるかもしれない多くの外的な変化について述べられました。それは人々の内面にも影響を与えると思います。マイトレーヤはメッセージ第3信でこう述べています。「道を示させてください──より簡素な生活に前進する道を。そこでは誰もが欠乏することなく、同じ日が二度繰り返されることはなく、同胞愛の喜びがすべての人々を通して顕される」。これらすべての変化は生活の内面にとって何を意味するのでしょうか。

A それは二方向のプロセスです。外的な変化は内的な変化である意識の変化に続いて起こるものでなければなりません。その意識の変化は世界に公に出現される覚者方の鼓舞と指導を通して起こるでしょう。
 彼らは人類に教え、私たちの行動の結果について示すでしょう。例えば、私たちが今生きているようなやり方を続けるならば、最終的には完全な混乱とゆっくりした自滅に終わることを示されるでしょう。さもなければ、私たちは、私たちが一つであり、一つの人類の兄弟姉妹であるという単純な前提を受け入れ、これを(認められた)事実であるとする状況をつくり出すでしょう。統合の高まりが資源の分かち合いをもたらし、私がいま述べているような変化につながるでしょう。
 内的な変化は人々の自己の深い感覚をもたらすでしょう。私たちは、隠者や修行者か宗教者以外には考えられないようなやり方で、私たちが聖なる存在であることを知るでしょう。それは生活のあらゆる分野におけるすべての人に開かれた経験でしょう。私たちが「神」と呼ぶものは私たち自身の内部にあり、その神、神性を毎瞬ごとに経験するようになるでしょう。そしてそれは政治、経済、宗教、科学、芸術、文化のすべての分野で表現され、このようにして私たちは、いわば多くの異なった糸から編まれた経験のすべてから巨大なタペストリー(壁掛け等に使われる織物)を生み出すでしょう。そして私たちはこの新しい地上における生命の性質による、私たち自身の美しいパターンを創造するでしょう。
(最初の三つの質疑応答の出典:ベンジャミン・クレームとディック・ラーソンとのインタビュー「21世紀への入り口」より)

Q 今日多くの人々が苦しんでいるインフルエンザ(流感)や繰り返す風邪の流行の原因は何ですか。

A 2003年という年は、世界にとって、そしてとりわけ出来事に対して恐怖心をもって感情的に反応する敏感で不安な多くの人々にとって、特に困難な年でした。呼び起されたストレスの結果として、自然災害と共に、様々な種類の流行病──SARSの出現からインフルエンザなど繰り返す伝染病──が生じました。人々が皆同じ伝染病や、伝染のパターンや周期に従うわけではありませんが、そのすべての根底にある原因はストレスです。
 免疫システムを築く必要があります。とりわけ、言うは行うより易しですが、誰もがもっと無執着になり、世界の出来事に感情や恐怖心で反応せず、マイトレーヤの臨在とその力のリアリティ(実在)を確信しなければなりません。彼の手を用いなさい。
(シェア・インターナショナル誌2004年2月号)

読者質問欄

「世界中のあらゆる講演において、そして生涯のほぼ毎日、ベンジャミン・クレームは広大な範囲に及ぶ大量の質問を受けました。この大量の記録から、過去の年月にベンジャミン・クレームと彼の師である覚者によって提供された回答を掲載したいと思います。そのいずれもこれまでシェア・インターナショナル誌に未掲載のものです」

Q 覚者方に止めることができるのなら、なぜ人々は毎日死んでいくのですか。

A なぜなら覚者方にはそれを止めることができないからです。止めることは許されていません。私たちは止めることができます。明日にでも止めることができます。明日から誰も死ななくて済むように、世界の資源を分配することができます。しかし、何百万もの人々が飢え死にしています。しかし、それは覚者方の責任ではありません。私たちの責任です。
 自由意志と呼ばれる偉大な法則があります。自由意志を支配する法則は、覚者方が、私たちが自分ですべきことを私たちのためにすることを許しません。そうするならば、私たちは決して成長しないでしょう。進化しないでしょう。覚者になることはないでしょう。もし覚者方が私たちのためにすべてをしてくださるならば、私たちはこの世における私たちの運命である進化を達成することは決してないでしょう。私たちはそれが自分の責任であることを認識しなければなりません。
 人々が死んでいくというのは恐ろしい犯罪です。人々は言います、「なぜ神はこれを許されるのだろう?」それは神とは関係がありません。私たちに関係があるのです。私たちは互いに責任を持っています。そのために私たちはここにいるのです。私たちはお互いの面倒を見るためにここにいるのです。それが家族のしていることであり、それに気づくのが早ければ早いほど、私たちの暮らしはよくなるでしょう。
 ですから、それは覚者方の問題ではありません。私たち個々人が、人間としての責任を担うべきであり、人間であるということは神であるということです。それは同じことです。
 個々の人類が、人類と呼ばれるものと神と呼ばれるものは同じであることに気づくときが来るでしょう。そこに区別はありません。何の分離もありません。それは全宇宙を通して同じです。すべての部分、生命のあらゆる要素は他の部分に関係しており、宇宙全体を通して分離しているものはありません。私たちは分離しているという考えは大いなる異端です。

Q 「愛」という言葉についてほとんどの人は、ロマンチックな愛や母の子に対する愛のようなことを思い浮かべると思います。愛にはそれ以上のものがあるのですか。愛についてもっと深い理解が存在するのですか。

A はい、そのとおりです。母子愛や恋愛も愛の一様相ですが、愛とは本当はとてつもないエネルギーです。それはキリスト原理、キリスト意識と呼ばれます。それは意識のエネルギーであり、物質の構成要素を結び付け、惑星を現実の凝集した状態に保つものです。「愛は世界を動かす」という言葉がありますが、文字通り愛は世界を動かしています。なぜなら、すべての生命の原子を共に保つあの凝集的な磁力的フォースがなければ世界は存在しないからです。
 この太陽系の本質は愛です──私たちの太陽系は第2光線であり、第2光線の本質は愛です。ですから、この太陽系に関する限り、神は愛です。イエスは人間として初めてこのことを示しました。愛としての神を人間として初めて完全な形で示しました。仏陀は、弟子であるゴータマを通して、同じ愛のエネルギーの知恵の様相を人間として初めて完全な形で示しました。マイトレーヤは、まだ完全な形で人間が示していない神の別の様相を持ち込まれます。私は彼の秘密を明かしたくありませんが、彼は私たちがまだ認識しておらず、来るべき時代に示すことになるであろう神の新しい様相を啓示されるでしょう。それが彼のもたらす啓示です。それはまだ知られていない神の新しい様相であり、まだこの世で断片的にしか示されていないものです。

Q マイトレーヤは愛の主と呼ばれますが、彼は「悲しみの男で悲嘆を知る者」であるとも読んだことがあります。マイトレーヤに関するこの記述はどちらも正しいですか。

A 「悲しみの男」という記述は、マイトレーヤを代理したイエスについてのものです。イエスはマイトレーヤによってオーバーシャドウされましたが、それは単にイエスについての記述ではありません。イエスは「悲しみの男であり悲嘆を知る者」であると考えられていますが、実際にそのとおりです。彼は十字架につけられましたが、この記述の真の意味は、マイトレーヤは世界の悲しみについて知っている者であるということです。彼はこの世の苦しみについて知っています。もしあなたが愛の主であるマイトレーヤの心の中を見ることができれば、そこには疑いなく神の愛を見るでしょう。しかし同時に、そこにあなたが見るのは彼が毎瞬、携えているものです。つまり、あらゆる悲しみ、悲嘆、苦しみ、屈辱、恥辱、全人類の絶望です。それがマイトレーヤの心にあるものです。あなたはそれに一瞬でも耐えることはできないでしょうが、彼はそれと共に歩んでおられます。彼はこの世におり、絶えず私たちの悲しみと共にあります。
 彼が言われたように、彼の見地からは彼と私たちの間に分離は存在しません。私たちのすべての悲しみ、痛み、苦しみ、悲嘆を彼は分かち合われます。絶望、何百万もの人々の絶望的な貧しい暮らしは、彼が日々働かれる中で、キリストにとっての生きた現実です。あの記述の意味はそういうことです。そしてそれ故に、彼が愛の主であるが故に、彼はこの悲しみの叫びに応えることできるのです。それが彼がこの世にいる理由です。私たちが彼を世界に呼んだのです。1914年から1918年と1939年から1945年の世界大戦を通じて(マイトレーヤの見地からはそれは一つの戦争です)、私たちの助けを求める叫びはマイトレーヤが何千年も暮らしているヒマラヤの高所に届きました。そして彼は応えられたのです。私たちは、「助けてください。私たちが苦しんでいるのをあなたはご存じです。これはあまりに恐ろしく、これ以上はやって行けません」と呼びました。そして彼は応え、決断し、1945年6月に、世界に戻るという彼の意図を発表しました。その決定は1977年7月に彼がロンドンに来た時に成就し、そこで認知されるのを待っています。
(1996年7月、ロサンゼルスでのディック・ラーソンによるインタビュー)

Q これらのグループにおける合意とは何を意味するのですか。

A 合意が生じるのは、あるグループの「すべての」メンバーが、自由意志から、その自由意志を、大計画のために用い、自己の意志ではなく、神の意志のために、大計画への奉仕のために用いるときです。そのとき合意は自動的に生まれます。誰もが客観的で「自己から離れて」、仕事の価値と仕事の活動のみを客観的なものとして見るならば、彼らは自由意志を正しく用いています。そうでなければ、彼らの動機は入り混じっています。

読者質問欄

「世界中のあらゆる講演において、そして生涯のほぼ毎日、ベンジャミン・クレームは広大な範囲に及ぶ大量の質問を受けました。この大量の記録から、過去の年月にベンジャミン・クレームと彼の師である覚者によって提供された回答を掲載したいと思います。そのいずれもこれまでシェア・インターナショナル誌に未掲載のものです」

Q 大宣言の日の後、人類が変化すると、宗教は崩壊するのですか。

A 全く違います。その反対です。しかし宗教は新しくなり、若返り、純化されるでしょう。古いドグマや教義はすべて宗教から取り除かれるでしょう。新たな生命と活力を持ち、人々のために新しい純粋さと現実性を持つようになるでしょう。そして進化し続けるでしょう。
 しかし、様々な宗教の中から次第に人々は神への新しいアプローチに引き寄せられるでしょう。それは新しい宗教と呼ぶことはできません。なぜなら信仰に基づいていないからです。それは信条に基づくものではありません。それは進化の科学であり、進化の過程の底にあるその科学に十分な関心を持つ人々がそれによって、マイトレーヤを通して、私たちが神と呼ぶものは私たちを超えたところ、空中、宇宙、私たちの周りのすべてに存在するという理解に至るでしょう。実際に、神が存在しない場所はありません。それが、神が存在するすべてです。しかし、マイトレーヤを通して、多くの人々は様々な宗教から引き寄せられ集合し、神への新しいアプローチを見いだすでしょう。それは、神と私たち各々の中にある神は同じ一つのものであるという認識です。私たちに内在する神性と私たちが神と呼ぶ超越的なものの間には分離や違いはありません。ですからもしそれを宗教と呼ぶならば、それが来るべき時代の宗教でしょう。
 しかしまだ長い間は様々な宗教がその純化された状態で続くでしょう。例えば、イエス覚者は、至るところのキリスト教団体の長です。彼の仕事は、これらの団体から、今日までキリスト教の多くを支配している人間のつくった教義やドグマを取り除くことです。

Q 魂が転生するのは、受胎の時ですか、誕生の時ですか。

A 実際、どちらでもありません。魂は赤ん坊の肉体のために器を準備します。魂はそれをエーテル肉体の中に設置し、それが次第に固い物質体になります。およそ第4週に、魂は将来の赤ん坊が第4週から5週になる頃にその物質に生命を与えます。

Q マイトレーヤは神の唯一の子ですか。

A 決してそうではありません! 全宇宙にそのような存在はいません。神の唯一の息子や娘であるような人間は存在しません。すべての男女、すべての子供は聖なる存在──神の息子や娘です。マイトレーヤにお会いしたら、「あなたは神の唯一の子ですか」と尋ねてごらんなさい。またはパレスチナでマイトレーヤを代理したイエスに対して、聖書に書かれているように彼は神の唯一の子なのかどうかを尋ねてみなさい。彼は、そうではない、そのような人はいない、と言うでしょう。「どうして私がそうであり得るでしょうか?」と。
 それは、聖パウロとして知られている弟子パウロであった──聖パウロ※としても知られている──偉大なる存在によって最初に提示され、拡張され、知られるようになった空想です。聖パウロはキリスト──つまりイエスを通して働いたキリスト──の神性を強調しすぎました。実際、彼はキリストに会ったことはありませんでした。彼は初め、「大管区指導者」としてキリスト教徒を迫害していました。彼は第3段階のイニシエートだったので、その仕事をとてもよく行いました。ダマスカスに行くまでは。ダマスカスへの途上で、彼は落馬し、3日間盲目になり、それから視力が戻りました。
 彼は元々サウルと呼ばれていました。そしてダマスカスへの路上でパウロになりました。彼は偉大なイニシエートであり、途方もない力と勇気を持っていましたが、狂信的でもありました。その狂信性がキリストの実在性についての歪曲の理由であり、実際、キリストを人類から切り離しました。彼の教えは神を人類から切り離しました。誰も神ではなく、それでもすべては神です。独自の神の子というような存在はいません。
※「聖パウロは確かに鼓舞されましたが、マイトレーヤによってオーバーシャドウされたのではありません。彼は第3段階のイニシエートでした。(この出来事は、聖書の中で、ダマスカスへ行く途中での彼の『転向』と彼が3日間盲目であったという話の中で、劇的に記録されています)。ジュワル・クール覚者の聖パウロに対する批判は、パウロが古いユダヤ教の教えに順応させるために、新しい教えを部分的に歪めたことに関連しています(にもかかわらず、パウロのことを『あの偉大なるイニシエート』と呼ばれていますが)。彼はイエスの神聖さを強調しすぎ、排他的なものにしてしまいました。聖パウロのあの神秘主義が、今日に至るまでキリスト教の教会のアプローチを彩っています」
(ベンジャミン・クレーム著『マイトレーヤの使命 第1巻』)

Q 私が自分自身の個人瞑想の形式を持たないならばどうすべきですか。

A あなたが個人瞑想のやり方を持たないなら、一つ簡単なやり方があります。あなたの頭の上に、輝かしい黄金の球体が火のように光っているのを視覚化しなさい。「アスピレーション」と呼ばれるリトグラフは、この黄金の光の球を描いています。このように視覚化できます。それは黄金の火のようですが、球体の形をしています。大きなグレープフルーツくらいの大きさで火のような球として思い描き、そこからエネルギーが黄金の雨のように降るところを想像しなさい。あなたが座っているところに、黄金の雨が降り注ぎ、とても微細な雨が静かに柔らかくあなたの頭と肩と周囲全体にシャワーのように降ってくるところを思い描きなさい。あなたはそれを視覚化し、想念形態を築きます。時々それが消滅し、どこにあるか分からなくなるでしょうが、何の緊張も感情的障害もなしに、ただ静かにそれを築き、再び頭上にそれを視覚化し、頭と肩を取り巻くのを想像しなさい。それが消えたら、何の興奮もなしに、ただ静かにもう一度築くのです。

アスピレーション(志向)

ベンジャミン・クレームの絵画「アスピレーション」(1964年)の解説:
「白い光で包み込んでいるような、白い形態に囲まれたバラ色の形態の中に、燃えるような金色の玉がある。金色の玉は魂を表している。黄金の火の玉、金色の火は、瞑想中、瞑想者の頭上に、人間の魂として思い描くことができる。これは人間の魂についての認識、魂との一体化へ向かっての志向を象徴的に表している。
 志向と瞑想を通して、パーソナリティー(肉体人間)はアンタカラーナ、すなわち光の橋によって魂と連結される。この絵では、アンタカラーナはバラ色を取り囲む白色の輪で象徴されている」
(『現代のマンダラと不朽の知恵──ベンジャミン・クレームの秘教芸術』)