カテゴリー別アーカイブ: 読者質問

読者質問欄

「世界中のあらゆる講演において、ベンジャミン・クレームは広大な範囲の領域に及ぶ大量の質問を受けました。この大量の記録から、過去の年月にベンジャミン・クレームと彼の師である覚者によって提供された回答を掲載したいと思います。そのいずれもこれまでシェア・インターナショナル誌に未掲載のものです」

Q どうすれば兄弟たちの窮乏を自分自身のこととしてとらえることができますか。(2009年8月、サンフランシスコでの講演会)
A 分かち合うことを学び、分かち合いを提唱しなさい。あなたに可能な限り、あるいはそれより少し多く、世界の最も貧しい国々の兄弟たちを援助するための機関にお金を与えなさい。彼らは私たちが大量に食べて肥満している一方で飢え死にしているのです。
実際に行動しなさい。霊的な使命においては実用的でなければなりません。霊性とは実践するものです。マイトレーヤは宗教教師として来られるのではありません。彼は宗教には反対しませんが、宗教とは梯子のようなものであると言われます。それは屋根に上る助けにはなるが、いったん屋根に上れば、梯子は必要なくなります。あなたはそれを捨てて誰かに与えることができます。

Q マイトレーヤが新しい宗教をつくらないのだとすれば、彼は何をするのですか。
A マイトレーヤは新しい宗教をつくるために来られるのではありません。彼は私たちを神に近づくための別の方法へと導くために来られます。神の存在を知り、私たちが神であることを知り、神を崇拝するよりも神を呼び起こすための方法です。崇拝は過去のものです。
神はすべてのものの内に存在し、あなたが考える至るところに存在します。さらに、私たちの内にも存在します。宇宙のいかなる原子も他の原子と分離しては存在しません。私たちは完全に統合された宇宙、統合された原子の中に生きており、それはエネルギーです。顕現する宇宙全体の中にはエネルギー以外のものは存在しません。そのエネルギーは神的なものです。それは、愛、力、目的、知性などのあらゆる神的な特質を持っています。これらの神的なエネルギーが人類の上に作用するにつれて私たちは変化します。それが今起こっていることです。

Q アクエリアスのエネルギーとその影響についてもっと説明していただけますか。
A アクエリアスの時代には、アクエリアスのエネルギーが私たちを結びつけて統合するでしょう。それは統合のエネルギーです。それらは個人を通しては働かず、グループを通してのみ働きます。ですから、そのように試みている人もいますが、あなたは完全に個人的なやり方でアクエリアスの方法で働くことはできません。それは不可能です。アクエリアスのエネルギーは個人を通しては働きません。グループを通して働き、統合を生み出します。

Q 個人を犠牲にしての統合とはどういう意味ですか。
A 次の2500年、アクエリアスの時代の間に、私たちはあの和合、多様性の中の和合を生み出すでしょう。それは統合です。統合とはすべて同じであることではありません。異なるものすべてが一つになることです。私たちは皆個人です。すべての国家は個別に異なった特性、特質、光線構造、エネルギーの流れを持っています。それらは世界の中で異なった役割を持っています。
同時に、アクエリアスのエネルギーを通して、すべての違いが統合され、競争なしに共に働くようになるでしょう。競争は生命に反するものです。それは商業主義、市場のフォースに関係しています。それは競争のフォースです。しかし、人生とは協力であり、それが和合をもたらします。その和合は多様性の中から和合をつくり出すことの結果であり、多様性の中から統合を生み出すことの結果です。そうして世界の豊かな織物がつくられます。

Q これらのエネルギーは国際政治にも影響を与えますか。
A 他の国々が自分と同じようであることを求める国があります。彼らの態度は、自国と同じでなければ悪であるというものです。他の国々は同じようでなければならず、そうでなければ罰が下され、戦争が起きます。これは真理のこじつけです。人類は同じではありません。私たちは同じものを必要としますが、私たちは異なっています。異なった特質、果たすべき異なった役割があります。異なる集団、異なる国家、異なる人種は人類に与えるべき異なったものを持っています。そのすべてが必要です。それは巨大な大計画であり、有機的に、協力と正義と正しい関係と共に起こります。それが私たちがつくり出さなければならないものです。それ以外のことを唱える人々は幻想とグラマーに満ちています。

Q ソクラテスがギリシャで最も賢明な人物だったのは、彼が自分が賢明であると知らなかったからです。しかし、智恵の覚者方と呼ばれる存在は智恵の権威であると主張しています。ここに矛盾はありませんか。(2008年、サンフランシスコでの講演会)
A いいえ。矛盾はありません。なぜなら賢明であると主張した覚者は決しておらず、マイトレーヤも賢明であるとは主張されないからです。私は彼が賢明であると言えます。彼らは智恵の大師方です。それは彼らがブッディ界(聖なる直観の界)のレベルで働くことができる能力のための言葉です。それはすべての覚者方が働くレベルであり、それが神性の愛と智恵をもたらします。本当の意味はそういうことです。
彼らは賢明であり、彼らを見れば信じられないほど賢明であることが分かるでしょう。彼らは自らを智恵の権威であるとは呼ばないので、彼らになぜそうするのかと尋ねることはできません。彼らは決してそうしませんし、これからもしないでしょう。マイトレーヤもそうです。マイトレーヤは単純な男であり、信じられないかもしれませんが、自己の感覚を持ちません。覚者方もそうです。マイトレーヤはすべての覚者方の師であり、異常なまでに単純で謙虚な方です。これほど謙虚でありながら、その知識と智恵と愛が広大な人物はいませんでした。それでいて素朴で謙虚なのです。
彼は言われます。「私を追いかけてはならない。私を追いかけるならば、あなたは私を見失うだろう。」彼が「私を追いかけるならば」と言われるのは、彼の後を追いかけ、彼をキリストでありイマム・マーディでありマイトレーヤ仏であるなどと主張して自分のポケットに入れようとすることです。彼は全人類のための存在です。あなたがそうするならば彼を見失うでしょう。それが実際に起こっているのを私は知っています。

 

 

読者質問欄

Q マイトレーヤが知られるとき、何の愛も感じられない人々に対して、信じる人々にとってはどのような未来になるのでしょうか。(サンフランシスコでの講演、2005年8月)

A 同じであり、それ以上でしょう。世界は変わりますが、マイトレーヤがそれを行うのではありません。あなたがそれを行うのです。私たち皆がそれを行うのです。人類がそれを行うのです。マイトレーヤはずっと以前に言われました。「人間の手によって、人間の足によって、新しい世界はつくられ、時代の寺院は建てられるだろう」。「時代の寺院」とは正しい仕組みのことです。政治、経済、宗教、社会、科学などの。これらが未来の道です。そしてそれらは人々によってつくられるでしょう。※

 

Q マイトレーヤの臨在によって、私たちの生活はどう変わるでしょうか。

A 彼は時代の終わりのアバターとして新しい時代への道を開くために来られ、新しい時代のエネルギーを解放し、私たちを新しい時代へと導きます。それは、彼が言われるところの「誰も窮乏することなく、同じ日が二度と繰り返されることがない」(マイトレーヤのメッセージ 第3信)新しい時代です。

想像できますか。同じ日が二度と繰り返されることがないのです。私は、それを知って、「いや、それには耐えられない。毎日違うことをしなければならないなんて」と思う人々を知っています。まあ残念ながら、すべての人を喜ばせることはできません。

同じ日が二度と繰り返されないとき、すべては創造的で興味深く、すべてが新しくなり、あなた方はその創造性に関わります。どの日も同じようには感じられず、同じようには見えません。あなたはこんな風には思わないでしょう。「今日は何をしようか? 私は昨日あれをしたしその前の日はあれをした。仕事に行かないといけないし、それは同じことの繰り返しで、去年と同じことだ」。それが人類を殺しているものであり、単調な骨折り仕事が、人間をオフィスを運営する機械に変え、世界の企業を経営し、大企業のために金を稼ぐ機械に変えるのです。そのためにすべてが行われています。人々が単調な仕事を好んでいるからではありません。ただ生計を得るために行っているのです。

 

Q では、どうやってその「単調な仕事」から抜け出せばいいのですか。

A それは全く間違って組織されており、覚者方は答えをお持ちです。分かち合いが正義を生み出し、正義が平和を生み出し、その平和の中で私たちは国と国との関係、人と産業との関係のために働き、余暇の必要性を知ることができます。人生とは何かを体験するための余暇です。

 

Q その意味は何ですか。より多くの余暇と転生――その目的は何ですか。

A 私たちは物質を霊化するためにここにいます。それが私たちの役割であり、まず私たち自身の肉体の霊化を通してそれを行います。何度も何度も転生する中で、私たちは魂のエネルギーを引き付けます。それは光です。それはこのエネルギーをつくるものです。それを見れば光と呼びます。見なければそれを何と呼んでよいか分かりません。その光は原子的ですが、その光よりも高次の光があります。亜原子の光があり、人体を完成された覚者の身体に変えるのはそれです。転生するにつれて私たちはますます多くの亜原子の光を身体の中に引き付けます。それで私たちの身体は微妙に変化します。他の人々には同じに見えますが、微妙に変化しています。

レオナルド・ダヴィンチやイエスのような第四段階のイニシエートになるまでに、肉体は普通に見えても、実際にはその4分の3は光で、4分の1だけが実際の物質的素材です。第五イニシエーションは、復活と呼ばれます。聖書の物語は、この復活についてのものです。物質的な身体が覚者の身体に復活し、それは壊すことのできない身体です。死は克服され、その身体の中で自己の本性を知ります。あなたはあなたであるものです。あなたはあなたであるもの――すなわち神の息子として振る舞います。この部屋にいるすべての人が神の息子です。イエスだけが神の子なのではありません。誰もが例外なく神の息子です。私たちとイエスの唯一の違いは、彼は私たちよりも前に始め、私たちよりもずっと先に行っているということだけです。しかし、いつか、誰もが意識的に神の子となる日が来るでしょう。私たちは自分が誰かを知りませんが、実際には私たち自身なのです。覚者方は彼らの本性を知り、それを表現することができます。それが違いです。

 

※ 新しい時代の建設

ベンジャミン・クレームはマイトレーヤがずっと以前にこう述べたと引用している。「人間の手によって、人間の足によって、新しい世界はつくられ、時代の寺院は建てられるだろう」

次の引用文は、アグニ・ヨガの教えである『モリヤの庭の葉㈵(召命)』からのものであるが、これは実際にはマイトレーヤによって与えられたものである。「あなた自身の手によって未来の力は築かれるだろう」。そして「私たちによって、そしてあなた方によって、共に、霊的文化は築かれるだろう」。

『モリヤの庭の葉㈼(啓明)』:

「夜の行進の間に、道案内が道に迷った。しばらくすると、月光あふれる砂を見つめながら、土手に腰掛けておられるキリストを私は見つけた。私はキリストに言った。『私たちは道に迷ってしまいました。星の指図を待たねばなりません』

『ロスル・モリヤよ、全世界が私たちを待っているというのに、道に迷ったくらい何だというのか?』

それから、竹の杖をとり、自分の足あとのまわりに四角を書かれた。そして言われた。『まことに人間の足で』

それから手のひらのあとをつけ、それもまた四角で囲み、『まことに、人間の手で』

四角と四角の間に弧状のものをのせた柱のようなものを書かれた。そして言われた。『おお、アウムは何と人間の意識に浸透することか! ここに私はめしべとその上に弧状のものを描き、四つの方向に土台を置いた。私が用意しためしべが花開く寺院が、人類の足と手によって建てられる時には、建設者たちに我が道を通って行かせよう。道は私たちの前にあるのに、なぜ、道の示されるのを待たねばならないのか?』

それから立ち上がりながら、画を杖で全部消された」

(アグニ・ヨガ協会、1923、1924)

ベンジャミン・クレームも同様の言及を行っている(2001年の研修会基調講話『和合』)。「ずいぶん前に、アグニ・ヨガの教えの最初の本で、マイトレーヤはこう述べました。『人間の手によって、人間の足によって、新しい時代は築かれねばならない』。一つ一つの石が、一つ一つの煉瓦が、一歩一歩が、人間自身によってつくられねばなりません」

そしてキリスト・マイトレーヤからのメッセージの中で、マトレーヤご自身が人類の未来の仕事のこの側面について述べている。「わたしの到来はこの世を変換させる。しかし復興の主な仕事は、あなたがたによってなされねばならない。わたしは、計画の設計者にすぎない。わが友よ、兄弟たちよ、あなたがたが、輝ける真理の宮殿を喜んで築く者たちである」

(メッセージ第65信、1979年3月13日)

 

読者質問欄

Q 神であることを認識できる人々もいることは理解できますが、どうやってすべての人類がそのことを知るのですか。

A 人類に必要なのは、自分が何であり誰であるのかを教えてくれる存在です。私たちは自分が誰かを知りません。私たちはなぜここにいるのかを知りません。自分の人生の目的を知りません。死ぬときに何が起こるのかを知りません。世界の最も深い問題について実際のところ何の答えも知りません。

私たちは他の比較的重要でない、小賢しいことはよく知っています。私たちはどうやってお金を稼ぐかを知っています。アメリカ人はお金を稼ぐのがとても上手です。多くのアメリカ人は何百万ドルものお金を稼ぎます。今でもそうかどうかは分かりませんが、アメリカの子供の最優先の目標は、将来大統領か億万長者(望ましくはその両方)になることでした。誰が億万長者になりたがるのでしょうか。実際、今アメリカや世界にはあまりにも多くの億万長者がいて、少し行き過ぎになっています。今日では腐敗が進んでいるので億万長者になることはより簡単です。完全に腐敗していなくとも、金持ちになれる程度にずる賢ければ金持ちになることができます。

この国(アメリカ)や世界の何千もの人々がそうしており、金持ちになり圧倒的な富を持つことが世界の最も偉大な野心の一つになっています。私たちはあまりに物質主義、深い物質性に偏っており、それが主要な野心となっています。

私たちは自分がなぜここにいるのを気にしません。それを知っていると思っています。金持ちになるためにいるのだと思っています。しかし、物質主義についての話を聞いたこともなく、百万ドルとはどんなものなのかを知らない何百万もの人々についてはどうでしょうか。百万ドルどころか、日々の食べ物も知らず、アフリカの砂漠の太陽の下で飢え死にしている人々にとってはどうでしょうか。

Q 競争は間違っているとおっしゃるのですか。競争が世界を動かし、経済を助けると考える人々もいます。

A これが私たちの生きている世界であり、そこではすべての国が狂ったように互いに競争し、地球上につくられたケーキのより多くの取り分を得ようと争っています。幾つかの国、G8諸国がそのトップにあり、競争を勝ち抜いています。アメリカは最高の競争者です。彼らが競争のゲームを発明しました。だから得意なのです。今では七つの国だけが物質主義の地位においてアメリカと競争できるというほどそれを完成させました。最も豊かな八つの国々、G8諸国は、世界の問題を集約しています。彼らは市場のフォースを狂ったように盲目に追いかけることによって豊かになりました。経済学に市場のフォースの法則を適用すると狂気になりますが、それは正気と呼ばれています。世界の問題は、生態系のバランスと世界資源の持続可能性を維持することです。それが主要な問題です。安定した世界、持続可能な世界なしには、出口がありません。私たちは絶滅に向かって進んでいるのです。

私たちにはその力があります。核戦争を起こすこともできます。公にあるいは秘密に、24の国が核兵器を開発しています。28の国が何らかの大量殺戮兵器を持っています。そのうちの一部が用いられるだけでも、地球上のすべての生命、人間も人間以下の生命も含めて、何度も絶滅させることができます。私たちはそのような自滅のための力を持っており、それは私たちが平和に生きる力を持たず、生きる術を知らず、生存のためには自由と正義と平和が必要であることを知らないからです。私たちはどうすればいいか知りません。

私たちがそれをするのを助けるために、途方もない出来事が起こっています。世界教師マイトレーヤと彼のグループ、知恵の覚者方の出現です。

Q 正義と平和の関係は何ですか。

A 何よりも必要なのは平和です。なぜなら平和なしには世界に未来はないからです。そして平和のために必要なのは、とりわけ正義です。正義なしには平和はあり得ません。もしあなたが先進国でもG7諸国でもない3分の2の世界に住んでいたら、自分が正義の中で生きているとは思わないでしょう。世界人口の3分の2にとって正義は存在しません。G7諸国に住み、世界は自分たちのものだと思っているわずかの割合の人々以外には、正義は存在しません。しかし、世界の民衆は世界が彼らのものではないことを示すでしょう。世界は私たち皆のものであり、皆に平等に属しています。私は世界のすべてのものが完全に平等に分割されるべきだと言っているのではなく、必要に応じて分配されるべきです。

読者質問欄

Q 人間であるとはどういうことか定義できますか。私たちが神であるとはどういう意味ですか。(2005年8月、サンフランシスコでの講演)
A すべての偉大な教師方が宣言されたように、人間は神です。私たちそれぞれ、一人ひとり、すべてが、神の煌きであり、神と等しい存在であり、それ自身を個人の人間の魂として反映させ、私たちが鏡で見る物質界の現実の中でさらに低い波動の中で反映させます。しかし、私たちが鏡の中に見るのは、覚者方が言われるところの真我の宮殿です。それは真我ではありません。あなたはしばしば鏡で自分の姿を見るよう言われますが、あなたは真我を鏡の中に見ることはありません。あなたは肉体を見て、おそらくメンタル体と感情体に気づくようになるでしょう。しかし、それはあなたではありません。それは私たちではありません。私たちは基本的に人間の魂であり、さらに基本的には魂自身が神の閃光、神性の反映です。
人類がこのことに気づき、深く理解するや否や、それは変化します。自分が真我であり神の閃光であることを知れば同じ人間であり続けることはできません。それはあなたの人生の意味と目的を変えます。

Q 神であることを認識できる人々もいることは理解できますが、どうやってすべての人類がそのことを知るのですか。
A 人類に必要なのは、自分が何であり誰であるのかを教えてくれる存在です。私たちは自分が誰かを知りません。私たちはなぜここにいるのかを知りません。自分の人生の目的を知りません。死ぬときに何が起こるのかを知りません。世界の最も深い問題について実際のところ何の答えも知りません。
私たちは他の比較的重要でない、小賢しいことはよく知っています。私たちはどうやってお金を稼ぐかを知っています。アメリカ人はお金を稼ぐのがとても上手です。多くのアメリカ人は何百万ドルものお金を稼ぎます。今でもそうかどうかは分かりませんが、アメリカの子供の最優先の目標は、将来大統領か億万長者(望ましくはその両方)になることでした。誰が億万長者になりたがるのでしょうか。実際、今アメリカや世界にはあまりにも多くの億万長者がいて、少し行き過ぎになっています。今日では腐敗が進んでいるので億万長者になることはより簡単です。完全に腐敗していなくとも、金持ちになれる程度にずる賢ければ金持ちになることができます。
この国(アメリカ)や世界の何千もの人々がそうしており、金持ちになり圧倒的な富を持つことが世界の最も大きな野心の一つになっています。私たちはあまりに物質主義、深い物質性に偏っており、それが主要な野心となっています。
私たちは自分がなぜここにいるのかを気にしません。それを知っていると思っています。金持ちになるためにいるのだと思っています。しかし、物質主義についての話を聴いたこともなく、百万ドルとはどんなものなのかを知らない何百万もの人々についてはどうでしょうか。百万ドルどころか、日々の食べ物がどんなものかも知らず、アフリカの砂漠の太陽の下で飢え死にしている人々にとってはどうでしょうか。

 

読者質問欄

Q 私たちは政府から何を必要としますか。
(2007年6月14日、ロンドンでの講演会)

A 今日の世界を支配していると思っている人々は軍隊の力によって支配しています。それはすべてグラマーであり、自己観察の純粋な欠如です。彼らは世知に長けた人々ですが、本当の意味で賢明ではありません。戦略に長けているだけです。彼らは歪んだ知性であらゆる真実をその反対のものに変えますが、それは本当の賢さではなく、深い知性でもなく、世界にとって有益なものでもありません。世界にとって有益なのは、影響力のある地位にあって、その影響力を世界の改善のために使える人々です。より安全な世界、飢餓のない世界、失業のない世界、テロや戦争のない世界を生み出すためにです。それが人々が政府に求めるものです。

Q はい、しかしどうやって政府の注目を得るのですか。

A 政府は人々に仕えるために存在するのであって、その逆ではありません。間もなく人々はこの事実に目覚め、デモを行って、世界における正義を要求するでしょう。この世界を救うのは、鼓舞され教育を受けた世論の声でしょう。その教育はマイトレーヤから来て、人類の行動は起こり始めています。人々は力を示す方法の一つとしてデモに参加します。重要なのは、大義はとても単純だということです。大義は自由であり正義であり分かち合いです。鯨やキツネや動物を救うというのではなく、単純に世界の必要を見ることです。

Q 正義と平和はどう関係するのですか。

A 私たちが必要としているのは平和です。なぜなら平和なしには世界の未来はないからです。そして平和のために何よりも必要なのは正義です。正義なしには平和はあり得ないでしょう。あなたが世界の3分の2を占める世界──先進国やG7諸国ではなく──で暮らしていれば、あなたは正義の中に生きているとは思わないでしょう。世界の3分の2の人々にとって正義は存在しません。G7諸国に住み、世界は彼らに属していると考えているわずかな人々以外に正義は存在していません。しかし世界の人々は、世界は彼らに属しているのではないことを示すでしょう。それは私たちすべてに属しているのであり、私たちは皆平等です。世界のすべての物が完全に平等に分割されるべきだと言っているのではなく、必要に応じて分配されるべきです。

Q 難民問題についてどう思われますか。

A 私たちが今までのやり方を続けていけるのだと思っているとすれば、つまり、アフリカから来る人々がマルタやスペインやイタリアにたどり着こうとして、マルタの港の外側に放置されているというのであれば、私たちは考え直す必要があります。そのような非人道的なことを支持することはできません。非人道性は別の非人道性につながり、その一端を支持すれば、やがてすべての非人道性──テロや戦争──を支持することになります。そして結局はジョージ・ブッシュ氏やトニー・ブレア氏のように、良心や愚かさの自覚を欠き、自分に正直でいることができなくなります。

Q 大半の政治家は腐敗しています。どう解決すればいいのでしょうか。

A 政治には正直さが必要であり、新しい政治においてのみ正直さが存在するでしょう。それは覚者方がそれぞれのセンターで1975年から長年行って来られた仕事の成果です。彼らは確信を持つ人々、完全な正直さと信念を持つ人々と仕事してきました。能力の最善を尽くして世界に奉仕する人々です。彼らは覚者方によって教えられ、来るべき時代に生じる様々な問題へのアプローチを学んでいます。大宣言の日の後に彼らは権力の座に選ばれ、純粋な利他主義、明らかな知性と正しい思考によって影響を与え、全く新しい状況が生まれるでしょう。これは人類自身によって行われるでしょう。
マイトレーヤは言われました。「私は大計画の設計者であり、あなた方は真理の寺院を喜んで建築する」。真理の寺院とは新しい文明です。その文明はとても素晴らしく、想像することさえできません。それが求めるのは、私たちが一つであり、人類は一つであり、地球の資源を分かち合うことは家族において自然なことであると受け入れることだけです。それが家族の行うことです。家族はすべてを分かち合います。人類は家族であり、そのようにすべきです。マイトレーヤはそのように教えるでしょう。

Q 至るところの人々は恐れています。私たちは本当にマイトレーヤや覚者方を受け入れるでしょうか。どう思われますか。

A 何百万もの人々が受け入れるでしょう。人類がこれほど準備ができていることはこれまでありませんでした。人類は将来について恐れています。イランや北朝鮮やイラクについてのあらゆる話が多くの人々に不安を与え、ぐったりさせ、その結果としてストレスを与えます。皆がストレスの中に生きており、もうたくさんだと感じており、そこからどうやって抜け出せるかが分かりません。これ以上悪いニュースに耐えられないので、テレビや新聞を見ません。人々はその月に起こったことはすべて悪いことだとでもいうように悪いニュースを見ます。テレビでは悪いニュースしか流さず、新聞は悪いニュースだけを流しそうした方が売れるために、人々は悪いニュースしか目にしません。センセーショナルなものが売れるため、世界中のニュースはそのようなものを流します。
しかし、同時に覚者方は世界を見て、すべての方向、運動、反対の方向の流れをご覧になります。マイトレーヤと覚者方のエネルギーが世界に注がれ、諸階層を満たすのを見ます。そしてとりわけ偉大なるアバタ―、途方もない宇宙存在で、マイトレーヤがパレスチナでイエスをオーバーシャドウしたようにマイトレーヤをオーバーシャドウされる存在のエネルギーを見ます。
マイトレーヤが私をオーバーシャドウするとき、彼は平衡の霊によってオーバーシャドウされており、その存在は作用と反作用の法則と共に働いています。彼の仕事の影響は、現在の世界の暴力、憎しみ、不協和と不調和をその反対のものに変えるでしょう。それによって私たちは均衡の取れた調和した精神的肉体的平静の時代に入るでしょう。それは現在の暴力と憎しみと不協和と同じ割合で生じるでしょう。誰もこのことが起こっているのを知りません。彼らは不協和と不調和のみを見て恐れています。恐れる必要はないのです。すべては正しい方向に変わるでしょう。
今から車輪は戻り、また戻りつつあり、現在の汚泥が取り除かれるまで続き、人類は初めて目が覚めて、自分が世界を支配し、世界は自分に属していると考えている愚かな政府の長たちのグラマーとイリュージョンを見るでしょう。それが過去であり、それが双魚宮です。未来は今日の若者たちにかかっており、若者たちは慎重に優しく扱われなければならず、自らの地位を占め、年上の人々に、いかに生きるかと世界の必要を示すようにすべきです。

 

読者質問欄

Q 不朽の知恵の教えは誰に所属しているのですか。誰が促進しているのですか。
(ドイツ、ミュンヘンでの講演、2007年10月20日)
A 私たち(シェア・インターナショナルとその協働者)が所有しているのではないことは確かです。教えは、進化において私たちのはるかに先を行く人々の一団によって与えられています。知恵の覚者方であり、慈悲の主方であり、霊的ハイアラキーです。

Q あなたと覚者方はなぜこの仕事をするのですか。
A 今日と明日の世界のために世界を準備するためです。

Q あなたの言う覚者方や不朽の智恵について多くの人々が知っていると思われますか。
A 驚くべきことに、これが私たちの時代について非常に本質的な情報であり、覚者方が弟子を訓練する上での重要性と目的についての大切な情報であるにもかかわらず、これらの教えが存在することを知っている人々は非常にわずかです。私には途方もないことに思えますが、世界で最も重要なグループである知恵の覚者方、非常に進化しているためにもはやこの地上にいる必要すらない方々が、人目につかず静かに仕事を行い、地球の65億の人々(2007年当時)が彼らの存在について全く何も知らないのです。世界のほとんどの人々は彼らについて聞いたことすらなく、その仕事について何も知りません。それはあり得ないことに思われます。人々がこれらの教えを知らないなどということがどうしてあり得るのでしょうか。神智学やアグニ・ヨガの本を扱う書店に行けば、信じられないような知恵の書かれた本を見つけることができるのですが、人々はそうしません。今日の人類の意識とはその程度のものです。私たちはあまりにも物質主義に傾倒しているので、世界に与えられた最も重要な書物がただ無視され、大半は知られていません。もちろん、今起こっている途方もない出来事と共に、この状況は変わるでしょう。

Q 紛争や戦争や至るところの苦しみの中、すべてが絶望的に見えます。覚者方はこの状況についてどうお考えですか。
A 私たちは世界の出来事についての重要性を想像します──アフガニスタン、イラク、シリア、ブッシュ大統領、ブレア首相、それから地球上で終わりがないように見える恐ろしい状況など。しかし覚者方にとっては、これらの事は束の間の出来事であり、事実そうなのです。私たちはすべてを平面的に見ています。メディアに耳を傾け、パキスタンやイラクやその他の場所での恐ろしい出来事を耳にして、物事は悪化していると考えます。ますます多くの戦争と戦争の脅威、パレスチナのさらなる苦難など。そしてある意味で物事は悪化しています。しかし、覚者方は世界を異なった風に見ます。彼らは多次元的に見ます。物質界における出来事だけでなく、すべての階層をご覧になり、上のレベル、彼らの働くレベルにおいて起こっている変化を見ます。そしてその変化が階層を降りて支配的になる様子を見ます。私たちは物事の悪い流れしか見ませんが、彼らは良い流れを見ます。悪い出来事が起こっていないとは言いません、それは起こっていますが、彼らはより良い流れを見ているのです。これは高次のレベルではより支配的に、効果的に起こっており、物質界にまだ凝結化していないだけです。
もし覚者方がこれらを知っているならば、彼らはなぜブレア首相やブッシュ大統領のような人々が戦争を起こして世界に害を与えることを防がず、それが起こってから状況を緩和しようとなさるのかと、人々は疑問に思うかもしれません。それは合理的な疑問です。しかし、それは原因と結果の法則(カルマの法則)を完全に誤解していることを示しています。覚者方はなぜ戦争を防ぐために介入されないのでしょうか。それは、そうすることが許されないからです。それは自由意志の法であり、それなしには私たちは進化し成長することはありません。彼らにとってそれは神聖不可侵なものなのです。
進化するためには、私たちは自由意志の現実を理解し、自分の行動に責任を持たねばなりません。私たちは皆、地球で起こることに責任があります。「私ではない、ブッシュ氏の責任だ」とあなたは言うかもしれません。そうです。しかし私たちは彼を止めるために何をしましたか。ブッシュ氏を止めるために何かしましたか。ドイツは彼を止めるために何をしましたか。あなた方はドイツで一定の影響力を持っています。人々は自分の行動に責任を持たねばなりません。自分の個人的な行動にも、他人の行動にもです。言い換えれば、人類は目覚め、行うべきことと行うべきでないことについて政府に働きかけなければなりません。

Q なぜ女性の覚者はいないのですか。
A ベンジャミン・クレーム:現在のところ、女性の肉体を持った覚者はいません。覚者方は、ある意味では、男性でも女性でもありません。彼らはこの二つの側面を完全に均衡のとれた状態で持っています。魂の界では性別はありません。つまり男性も女性もないのです。そこでは、単に二つの極性を持った一つのエネルギーがあるにすぎません。電気の場合と同じように、一つは陽性でもう一つは陰性です。それらは極性を持つ同一のエネルギーです。覚者は完成された魂です。したがって、男性と女性の両方の側面を均衡の取れた状態で保持しています。しかし、彼らが肉体を採るときには男性の肉体を採用します(すべての覚者方が肉体を持っているわけではありません。現在、覚者方の3分の2程度、約40人が濃密な肉体を持っています)。それは、彼らが非常に強力に賦与しているエネルギーを(それらは男性的で、霊的な側面を持つものですが)世界につなぎ止め、現在の世界に顕現している強力な物質的な側面に関連付けるためです。これは、この惑星が到達した進化のレベルと関係があります。350年から400年も経過すれば状況が変わって、女性の肉体を持った覚者も現れ、男性の肉体を持つ覚者と女性の肉体の覚者との間のバランスが見られるでしょう。
これは女性に対する、あるいは女性の側面に対する偏見とは関係ありません。むしろ逆に、覚者方は女性解放運動を背後で刺激しています。彼らは、この新しい時代においては、女性が男性と完全に対等な地位を占めることが重要であると見ています。この新しい時代はターラの時代、つまり母性の時代として知られるようになるでしょう。マイトレーヤの時代は、母性の側面が顕現する時代です。女性とは母性であり、養育者としての側面です。それは子供たちを、家族を、文明を養育します。諸国家もまた男性あるいは女性に分類されます。女性的特徴を持つ国家は文明の座です。したがって、女性が社会生活の面で対等な立場でその役割を完全に果たすことが重要なのです。西洋においては、このことはかなり達成されています。しかし、悲しいことには、アジアの大部分の地域ではこのことはほとんど実現されていません。しばしば、女性はほとんど家財道具と同等なものと見なされています。大きな変化が起こらなければなりません。女性解放運動が覚者方によって鼓舞されたのはそのためです。 (『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』)

 

読者質問欄

Q:ハイダカン・ババジ(「ヒマラヤのアバタ―」、1970年から1984年まで最後に肉体にいた)はあなたの言われる覚者方と同じグループに属していますか、それとも異なった任務を持ちますか。彼の原則は、真実、簡素さ、そして愛です。(2007年、ドイツ、ミュンヘン)
A:(真の)ババジは私が通常用いている意味での覚者ではなく、言い換えれば、人類の進化を通って次第に完成され覚者となった方ではありません。(ヨガナンダの『あるヨギの自叙伝』に描かれている)ババジは、覚者方によって地球に招かれたアバタ―であり、数え切れない昔から地球におり、今後も無数の年月を留まることを誓っておられます。(2000年11月号の質疑応答では、ハイダカン・ババジ〔1952-1984〕は第三段階のイニシエートと記載されている)

Q:「私がマイトレーヤである」と多くの人が言うかもしれません。どうやって本物を見つければよいのでしょうか。(2007年、ミュンヘン)
A:それは個人的体験であり、個人的選択です。マイトレーヤを認知するのはあなた自身の直観でなければなりません。

Q:智恵の覚者方の出現の意義を説明していただけますか。(2008年、ミュンヘン)
A:これはとてつもない出来事であり、覚者方が日常世界に戻られるのは9万8千年ぶりのことです。初めて私たちは彼らをラジオで聞き、テレビで見ることができます。路上で彼らに「こんにちは、覚者さん、お時間はおありでしょうか」とか「サインをいただけますか」などと言えるようになるでしょう! 大計画では次第に40名の覚者方がこの世に出られます。実際、覚者方は人類と一緒に働きたがっておられ、協力して、一瞬一瞬を、意識的に活動することを望んでおられます。それは私たちがただ人類と呼んでいるレベルの人類と、すでに霊的ハイアラキーの一部となっている人類のグループと一緒に働くことです。ハイアラキーの中に片足を置いている人々がいます。彼らは何らかの段階のイニシエートであるため、ハイアラキーの一部なのです。多くの人々が、イニシエーションと呼ばれる大きな意識の拡大の第一段階を受けています。霊的ハイアラキーへともたらす第一段階のイニシエーションの瀬戸際に立っている人々が現在4~5百万人います。必然的に世界はその結果として大きく変わるでしょう。

Q:マイトレーヤはなぜ世界に戻ってこられるのですか。(2008年、ミュンヘン)
A:彼は人類が人生を、ギャンブルや株式市場や空想によるお金儲けの仕組みというバラ色のメガネを通してではなく、現実的に見るのを助けるために来られます。私たちが目撃している経済界は、空想の結果です。マイトレーヤは世界の株式市場を世界の賭博場と見なしています。事実そのとおりです。それは現実世界と現実の経済に何の関係もありません。それは賭博であり、主に物の価格や通貨の価値に関係しています。それは消滅しなければなりません。人類の主な病は、すでに持っているお金からお金を生み出し、さらにそれを続けることの必要性です。この賭博の強制と共に、人類は競争に憑りつかれています。競争は人類の必要の対極にあります。

Q:何らかの競争は私たちを生き延びさせるのに良いものではないですか。(2008年、ミュンヘン)
A:競争は分離するものであり、覚者方にとって分離が唯一の罪なのです。それらはすべて不完全というだけなのです。競争それ自体は人類を自らの必要から切り離し、より良いものへの志向から切り離します。それは国と国を対立させ、通常は大国と他の国々を対立させます。大国対小国です。勝つのは誰でしょう? 大国が勝ち、今日世界はG7諸国と、ゆっくりと競争に加わってきた極東の2、3の国によって支配されています。G7国家がG7の国々の面倒を見ています。彼らが世界を運営し、世界は持つ者と持たざる者に分かれています。その間の格差は社会にとって大きな危険です。多くの人類は、知らないで、投機と競争は人生で最もよいものだと信じています。それらが人間の最良のものを引き出すと思っています。マイトレーヤの観点からは、それは誰からも最悪のものを引き出します。分離、悪意、貪欲、勝つ必要といったものすべてが引き出されます。それらは、より良いものへの人類の志向にブレーキをかけ、私たちを今日のすべての生活を破壊している極度の商業主義へと導くので、人類を分離させます。商業主義は人々をゲーム版の駒に貶めます。雇われた会社にもっと利益をもたらさない人々は、無価値とされます。覚者の一人は、商業主義が人類ののどを絞め、あらゆる理性的で品のある行動を人類から搾り取っていると書いています。その結果、私たちは皆ジャングルの中にいます。私たちは互いにジャングルの中で戦っています。

Q:では解決法は何ですか。(2008年、ミュンヘン)
A:マイトレーヤは信頼の創造を呼びかけるでしょう。国々の間に信頼はありません。誰も誰かを信頼していません。ですから、誰も何もできません。銀行は以前のように貸し付けを行いません。彼は信頼の必要性について語るでしょう。そしてそれなしには何も良いことは起こらないと述べるでしょう。そしてもちろん競争は信頼を破壊します。それは正反対のものです。協力は人類にとって必要です。私たちは皆、貪欲と競争に囚われています。その結果は目の前にある通りで、私たちはそのように生きています。テレビをつけるたびに、企業のビジネスの話や、銀行の貸し付けの話などを聞きます。それが競争と貪欲の結果であり、それは愚かなことです。分かち合いが唯一の解決法です。

 

読者質問欄

Q:いのちについて説明していただけますか。(2009年、ドイツ、ミュンヘンでの講演)
A:惑星とは何でしょうか。偉大な天球が太陽系の中で他の惑星と関係し、太陽がその核となります。しかし、なぜその上に生命があるのでしょうか。私たちはなぜ転生しているのでしょうか。私たちはなぜ他の場所ではなくこの惑星にいるのでしょうか。そもそもなぜ存在するのでしょうか。この惑星が生命で満ちているのには理由があるはずです。すべての生命形態、人間、動物、植物、鉱物、それらはすべて全体の一部です。それぞれが別のものから生まれます。私たちは自分が進化の頂点にいると考えていますが、人間王国からはさらに霊的王国、魂の王国が生まれます。そしてほとんどの人類は人間の真の構造を知りません。ダーウィンの進化論を信じる人々は、私たちは知的な動物であり、動物から進化したと思っています。私たちはマインドを発達させて、月に行くロケットを造るなどのテクノロジーを生み出すだけの知力を持ったと考えています。この理論はある程度までは受け入れられますが、本質を逃しています。つまり、私たちは別の王国の一部だということです。人間王国から霊的王国が生まれることによって、この惑星の王国(そして進化のプロセス)は完了します。
生命は計画に従って進みます。太陽系は感覚を持つ生きた体であり、偉大な宇宙的存在の表現体です。その存在を男とか女とか認識できるものにたとえることはできませんが、偉大なる全体の計画は、地球という惑星が徐々に完成され、他のすべての惑星もそれに向かっています。私たちは計画に従ってここにいます。この惑星だけの計画ではなく、私たち自身よりも大きな計画です。私たちは計画に従って地球という惑星の進化の一部となり、それは地球に魂を吹き込んだ偉大なる宇宙的存在のマインドの中の計画です。
もし計画があるとすれば、その解説者がいなければなりません。それらの解説者たちは人類のメンバーの中から計画に従って進化し、計画の光の中で、自分自身の本質、つまり転生した魂になった人々です。地球のすべての男女、子供は魂であり、生きて成長し進化する魂です。それはさらに高位の(もし「高位の」と言ってよければ)魂の階層における反映ですが、さらにすべてを含む存在、つまり神の閃光──神的な閃光です。その神的な閃光は進化のずっと先にあり、ですからその波動も物質界にいる私たちからはずっと先にあります。私たちは転生した魂であり、私たちの真実の自己を、神性を、肉体、感情体、メンタル体を持つ人間のパーソナリティーを通して反映しています。ほとんどの人々は、自分がこれらの三つの表現体の一つだけのパーソナリティーだと考えていますが、実際には全体で、私たちは皆神の閃光の一つなのであり、私たち自身の惑星のレベルで神性はあらゆる側面で完全なのです。
地球よりもずっと進化した惑星も存在します。私たちの太陽系よりもずっと進化しているので、地球が最も低い中での最低に見えるような太陽系も存在します。私たちの太陽系が他の可能な太陽系の中で最も進化していると考えるべきではありません。しかし何百万年、文字通り何百万年もの人間進化を通して、何人かの個人は、魂としての彼ら自身の生命の特質を物質界で反映させ始めた地点まで上りました。魂は神性の反映です。魂はそれ自身のレベルで神的ですが、人間を通して物質界でそれ自身を反映させるためには、何度も何度も転生する必要があります。私たちは魂として反映された神の閃光であり、神は真の男女です。

Q:何人くらいの政府首脳がマイトレーヤについて知っていますか。
A:それを言うのは難しいです。彼を個人的に知っている人は誰もいません。聞いたことがある人はいますが、たぶん信じていないでしょう。ですから答えは、おそらくほとんど誰もいないということです。しかしながら、多くの国々で覚者方の弟子たちが外交分野で働いています。すべての政府にはそのような外交的中心、他国との問題を解決するためのスタッフを持つ部署があります。外交官たちはそのグループの一部です。様々な国を代表する外交的中心のメンバーの何人かは、覚者方の弟子たちです。外交分野で働くのは覚者の弟子たちだけではなく、宇宙の兄弟たちも、様々な国の外交分野の中の人々と接触しています。

Q:宗教は大切ですか。
A:人々は、宗教的な人々は特に、神(あるいは何と呼ぼうが)は、宗教と宗教の道を通してのみ知られると考えています。しかし、それは真実ではありません。覚者方にとって、神に導く道はたくさんあります。私たちは皆転生した魂であり、私たちすべてが潜在的には神々です。その神性は、科学、経済、宗教、芸術、政治など、あらゆる人生形態の中で顕すことができます。レオナルド・ダ・ヴィンチ、モーツァルト、デューラー、ベートーベンのような人々や、アインシュタインのような科学者は皆弟子たちです。意識的であれそうでない場合であれ、皆覚者方の一人の弟子たちです。モーツァルトが4歳でピアノを弾くことができ、6歳で作曲できたのはなぜでしょうか。彼が以前の人生で音楽家でなかったとしたらそんなことができたとは思えません。以前の人生で、それが魂の本性となるまで作曲や音楽に携わっていなかったとしたら、彼はモーツァルトではなかったでしょう。生命、人類の生命は、魂から来ます。才能、天分、芸術性、音楽を作る才能、偉大な文学を創作する才能──このすべては魂から来ます。

Q:あなたの講演会の最初と最後に起こる祝福のエネルギーが十分に強力に届くのは、3,000人くらいでしょうか。
A:制限はありません!

読者質問欄

世界中のあらゆる講演において、事実上生涯において毎日、ベンジャミン・クレームは広大な範囲の領域に及ぶ大量の質問を受けた。この大量の記録から、過去の年月にベンジャミン・クレームと彼の師である覚者によって提供された回答を掲載する。そのいずれもこれまでシェア・インターナショナル誌に未掲載のものである。

Q  マイトレーヤの再臨について緊急性の感覚を持たないグループが存在するのはなぜでしょうか。

A  あるグループにとっての問題の一つは、彼らが緊急性の感覚を持たないことです。ジュワル・クール(DK)覚者の書いたことを誤解して、マイトレーヤは2025年か2050年までは現れないと信じている二つの大きな秘教グループがあります。しかし、DK覚者は、彼が後述した最後の書物である『キリストの再臨』の中で、マイトレーヤは20世紀の半ば、1950年ころからその終わりにかけて肉体で現れるとはっきり述べています。実際には、20世紀の終わりに向けた、1977年でした。これらすべてにもかかわらず、彼らは2025年か2050年にマイトレーヤを待っています。なぜでしょうか。なぜなら、最初の本、『イニシエーション、人間と太陽系』の中で、DK覚者は、2025年か2050年ころにキリストの再臨を期待できるかもしれないと書いたからです。それは最初の本であり、1919年に書かれました。これらのグループは、最初の本を読んだが最後の本は読んでいないということでしょうか。最初の本と最後の本の間には30年の開きがあります。もちろん、ハイアラキーのアイディアと計画は、変化する状況に合わせて変化します。
その間、マイトレーヤは、1945年に、彼ご自身が可能な最も早い時期に戻って来られると発表されました。それは、およそ5年後の、20世紀の中間である1950年頃か、必要であれば、その後になると期待されました。ですから、最初の本の情報は、30年後には、最後の本が書かれた1948年か1949年の新しい状況に合わせて変化しており、マイトレーヤは20世紀の半ばか終わりにかけて出現されるだろうと言うことができたのです。ですから、状況は完全に新しくなっていたのです。なぜこれらのグループは、1919年に書かれた最初の本で与えられた情報を信じ、1949年に書かれた最後の本で与えられた情報を無視しているのでしょうか。一つの答えしかあり得ません――彼らのグラマーです。
彼らが後の日付よりも前の日付の情報を見て受け入れるのは、彼らのグラマーのためです。それはすべて同じ覚者によって、教えの計画の最初と最後に書かれたものです――そこには30年の違いがあります。
同じように、マイトレーヤが、非常に間もなくと言われるとき、私の言うことや私の師である覚者が言われることを受け入れることができます。それは本当に非常に間もなくであり、差し迫っており間近なことです。彼はそう言われるが、実際には間もなくではないのだと思うかもしれません。本当はまだ10年か20年かかるのだと思うかもしれません。それはあなたが選ぶことです。あなたのグラマーが、賛成か反対かのあなたの選択を決めます。その結果として、これらのグループは、マイトレーヤのための道を準備するという特定の奉仕の機会を失っています。彼らはもちろんまだ本を通して一般的な情報を知らせるという有益な仕事をしています。しかし、現実の間近な出来事については、彼らはバスに乗り遅れています。
幾つかのグループは眠っています。眠っているグループの一つは、私たちは第7ラウンドの終わりまでマイトレーヤを見ないと信じています。私たちは現在、惑星的表現の第4ラウンドの中間にいます。

 

読者質問欄

Q 私たちがマイトレーヤをまだ見ていないのは、私たちの活動不足や、十分に一生懸命働いていないためでしょうか。(2008年5月、日本の講演会)

A 私はずっと、マイトレーヤ出現のタイミングは大衆の期待の状態に関係していると言ってきました。それはもちろん彼の存在を信じるグループの責任です。しかし、それは単にマイトレーヤの実際の出現の道を準備しているグループの「落ち度」ではなく、政治、経済、社会、科学の分野で働いているすべてのグループの責任です。知ろうが知るまいが、すべてのグループがこの出来事を準備する自らの役割を持っています。
ジュワル・クール覚者は、大衆への準備的なアプローチという任務を担う、これらの少数の人々、大勢の人々ではなく、十分な規模のグループは、政治的なグループを除いて、最も困難な任務を持つだろうと書いています。
政治的グループの任務は、平和が有効であるような状況を生み出すことです。国際主義が創造され、明らかになるべきです。国際連合の創設はこの仕事の一側面でした。最もそれはあまり機能していませんが。
現在の世界の経済制度は、分かち合いの原則の支配にはほど遠い状況です。私たちのマインドがその方向に動いているとさえ言い難いです。ですからそれは準備的な仕事の一部です。
世界に善意はどれほど存在するでしょうか。善意の原則、善意のエネルギーは、人々がマイトレーヤの助言に正しく反応するために顕現されなければなりません。私たちは善意の人々を知っていますが、私たちはそのような人々と接触すべきです。善意を持たない人は世界に何百万人もいます。
人々は世界の状態を彼ら自身の狭い関係性に基づいて判断する傾向があります。マイトレーヤが世界に現れるにあたって、これらすべての要素を考慮しなければなりません。私たちの任務は非常に特別ですが、それは私たちだけの任務ではありません。それは様々なグループの任務であり、彼が語る時にはすでに人々がその方向で考えているように状況を変化させるのは、特に経済的グループの仕事です。
ですから、私たちのようなグループが、十分に働いていないのではないかと自分たちを責める必要はありません。私たちはもっと大きな視点から、私たちの仕事が他のグループ(政治、経済の分野で働くグループ)の仕事と関係していることを見る必要があります。理想的な方法は、緊急性の感覚を持ちながら、期待せずに着実に働くことです。私たちが行うことの結果を毎日気にしすぎないことです。そのうち雨だれが石を穿つということになります。毎日石に空く穴の大きさを調べていたら、惨めになるだけでしょう。