カテゴリー別アーカイブ: 読者質問

読者質問欄

 世界中のあらゆる講演において、そして生涯のほぼ毎日、ベンジャミン・クレームは広大な範囲に及ぶ大量の質問を受けました。この大量の記録から、過去の年月にベンジャミン・クレームと彼の師である覚者によって提供された回答を掲載したいと思います。そのいずれもこれまでシェア・インターナショナル誌に未掲載のものです。

Q:否定的な感情と過去の抑圧された感情をどうすれば取り除くことができますか。

A:私たちが誰であるかを再認識することによってです。私たちが真我の器(肉体、アストラル体、メンタル体)ではなく真我と同一認すればするほど、否定的な傾向を取り除くようになります。否定的な傾向は間違った同一認の結果です。私たちは感覚と同一認しています。大半は否定的な感情です。傷ついたり、ぞっとしたり、冷酷に感じたり、怒ったりし、それをリアル(現実)と考えます。それがリアルであることを当然と見なしています。しかし、それはリアルではありません。単に通り過ぎる感覚にすぎません。昨日それを感じることはなく、明日にも感じることはないものがどうしてリアルなのでしょうか。継続しないものはリアルではありません。一時的なものです。
 そうした感覚と同一認し、それを続かせるなら、それを自分の一部に組み込むことになります。この部屋にいる誰もが自己憐憫の傾向を持っているでしょう。自己憐憫は非常に否定的な経験であり、すべてを自分に関連づけます。それが否定的な状況をつくり出し、それと同一認するならば、それを単に強化するだけです。しかしそれと同一認しなければ、すぐに「それは自分ではない!」と言うでしょう。それを感じるけれども、「それは自分ではない」のです。それを体験しているのは誰か?  誰が経験しているのかを見つけなさい。それが重要なことです。あなたは経験していますが、経験しているのは誰なのでしょうか。あなたが決定的に重要な存在です。経験の背後にある真我としてのあなたが決定的に重要であり、あなたはそれと接触しているのです。「ああ、私は自分に失望している。なぜこのような否定的な感情を持つのだろう? なぜ誰も自分を好きになってくれないのだろう? なぜ成功できないのだろう?」。誰もが自分に失望しています。こうしたものはすべて、怒りの感情です。
 しかし、あなたは神であり、永遠なる偉大な神的存在であり、あらゆる知恵、あらゆる力、あらゆる神の愛を潜在的に持っています。それはあなたの中に潜在しており、顕示されなければなりません。その顕示を阻んでいるのは否定的な感覚、不十分だという思い、自己憐憫、貪欲、利己主義などです。
 最大の異端は分離という感覚です。それが最大の異端です。分離の感覚を取り除けば、あらゆるこのような傾向が取り除かれるでしょう。それは分離感の結果であり、誰かがあなたを貶めようとしているという感覚です。
 もちろん、私たちはそれが苦痛なのでこのような感情を抑圧します。それらが表面に出てきて「これが私なのか?」と言うのを許しません。もちろん、それはあなたではありません。それから距離を取れば、養分が枯渇して消滅します。否定的感情に集中すればするほど、それに養分を与えることになります。エネルギーを注ぐことになります。何でも注目を注げば育ちます。距離を取れば、養分を与えません。「それは私ではない、それは私ではない」と言えば、感情とあなたとの間に距離が生まれ、次第にそれは弱まり消滅します。なぜなら、それ以上養分を与えないからです。それが、抑圧なしに対処する方法です。抑圧も自己耽溺も効果がありません。
 大半の人々は感情を抑圧するか、それに耽溺します。心理学者は、「すべての感情を解放しなさい。怒りを表しなさい。ドアを蹴っ飛ばしなさい」と教えています。それは滑稽なことです。愚かなことです。本当に愚かなことです。大切なのは感情を否定することではなく、ただ見つめることです。それを取り除こうとせず、抑圧しようとせず、「これは間違っている。これは醜いことだ」などと言わずに、ただ見ることです。何も言ってはいけません。非難せず、耽溺もせずにただ見つめるならば、エネルギーを与えません。否定や抑圧なしに正しく見つめるとき、それは消滅し、あなたを捉える力を弱めます。そうすればするほど、否定的なものとあなたとのつながりは弱まります。そして自由になります。そのときに得られる自由を考えてごらんなさい。

Q:どうやって自分自身を見いだせばよいのでしょうか。個人的な使命をどうやって知ればいいのでしょうか。伝導瞑想をすればできますか。

A:確かに伝導瞑想はあなたが魂と接触するのを助けます。どんな瞑想であれ、それが瞑想の目的です。瞑想によって科学的な度合いは違いますが、瞑想は人が自分自身の魂と接触するための手段です。自分自身を見いだす最初の方法は瞑想を通じてです。
 瞑想はすべての人のためのものであり、進化の道を辿るにつれて次第に、魂はその人を導き、物質界の男女を何らかの瞑想へと導きます。最初はとても微弱なものかもしれませんが、次第にそれはその人の生活の強力な一部となり、これが魂との連結をもたらします。そして魂はその反映である物質界の男女を掴むことができ、その意志と目的へと方向づけます。魂の目的は奉仕することであり、魂と接触するや否や、人は奉仕したいと欲するようになります。それは自動的なものです。魂の目的は奉仕することだからです。奉仕したいと思うのは、パーソナリティーではなく魂です。ですから、奉仕への欲求なしに魂と接触することはあり得ません。奉仕するかどうかはあなた次第ですが、それがあなたの魂の目的であれば、もちろん、奉仕しないよりはした方が良いでしょう。

Q:あなたはマイトレーヤとの交信が、特に他人と一緒にいるときは、どれほど劇的なものかについて述べられました。彼がいかに現れたり消えたりするかについて、そして、すぐ傍にいるときには途方もない感覚体験をすることについて述べられました。

A:それはマイトレーヤに関することです。私の講演会でマイトレーヤにオーバーシャドウされるときのことです。彼の光が部屋を満たして私を取り巻き、すべての人ではありませんが、多くの人々がこの光を見ます。彼らにとってはこれが、私がキリストの存在について語ることが真実であることの確証となります。

読者質問欄

Q アリス・ベイリーの(ジュワル・クール覚者の教えとして書かれた)『ハイアラキーの外的顕現』という著書の中で、キリスト・マイトレーヤの再臨の前に覚者方が認知され尊重されるやり方で物質界で公に働かれると述べられています。あなたの情報では、その計画は変更されたのですか、それとも本の解釈が字義的すぎたのですか。
A その両方です。この理解は字義的すぎたかもしれません。しかし、大計画は「伸縮」されました。それは加速することが可能です。

Q パーソナリティーの統合に近づく人々の場合、仙骨のセンター(性センター)と喉のセンターの関係は何ですか。
A 統合に近づくにつれ、仙骨のセンターのエネルギーは上昇し、喉のセンターに焦点化し始めます。

Q 「平均的な人類」にとって、メンタル体の第1光線、第4光線、第5光線は全体人口の中でどのくらい優勢ですか。
A 第4光線のメンタル体は比較的多く、第5光線のマインドは比較的少ないです。「平均的な人類」においては第1光線のメンタル体はほとんど存在しません。

Q 人の性質のある性質を抑圧するよりもそれを「変性」させることについて話す方が容易です。しかし、実際にそれをどのようにするのでしょうか。
A 私たちは瞑想と奉仕を通じて自分自身の変性を成し遂げます。メンタル体を通して魂の光を持ち込むことでも、自分自身を変容または変性させることになります。

Q 直観はなぜ個人よりもグループを通して機能するのですか。
A 厳密に言えば、直観はブッディのレベルから来ます。グループ意識の状態はブッディです。そこでは分離した個人という感覚は存在しません。

Q 世界の主、サナット・クマラは、予測可能な未来に、目に見える認知されたアバターとして顕現されるでしょうか。
A いいえ。

Q ハイアラキーの覚者方は惑星ロゴスの意志をどの程度正確に知っているのですか。
A その覚者の地位によります。キリスト・マイトレーヤと仏陀は最も確かにロゴスの意志を知り、それをハイアラキーの覚者方全体に伝達されます。
(ベンジャミン・クレームのアーカイブより、日付不明)

Q イエスはマイトレーヤと交信しているのですか。(1993年11月11日、ゲリー・ライアン・ショーのラジオインタビューより)
A はい、絶え間なく。すべての覚者方は絶え間なくテレパシー的に交信しています。彼らはメンタル意識、グループ意識を共有します。分離した自己の感覚を持たず、グループとしての意識のみを持ちます。マイトレーヤの観点からは、彼と私たちの間に分離はありません。彼は言われました。「私とあなたを隔てるものは何もない。まもなく多くの者がこれを知るだろう」と。私はマイトレーヤを見たりマイトレーヤのビジョンを体験したりした人々からの大量の連絡を受けます。彼は様々なやり方で、最もありそうにない状況で彼らに現れます。それは世界中で起きています。

Q マイトレーヤは不死身だとあなたは言われますが、そうであれば、彼は私たちが伝統的にイエス・キリストと結び付けていた性質を持っているということですか。
A 彼は言われました。「わたしの愛する弟子イエスを求める者は、イエスの特性をわたしの中に見いだすだろう。教師としてのわたしを探す者は、より的に近い、わたしは教える者であるから」「わたしは新しい宗教を創始するために来たのではない。わたしは信奉者をつくるために来たのではない。わたしは人類に真我(神)の実現の術を教えに来たのである」。これはすべての人々に関わることです。それが私たちの人生の目標です。

Q イエスの並外れたエネルギーと霊的指導力に敏感な人々に対して、イエスがローマでしていることについてどう説明すればいいですか。
A 彼はローマ郊外にいて、弟子たちを通して働いています。かなり進化した親密な弟子のうち二人は、ローマ教皇庁の枢機卿で、法王の側近であり、大計画について正確に知っており、イエス覚者と意識的に協働しています。しかし、イエスは世界中に弟子を持ちます。彼は、いわば至るところのキリスト教会を監督しています。

Q イエスは家に住んでいるのですか。
A はい、ローマ郊外にある家に住んでおられます。

Q それが実際にどこにあるかご存じですか。
A ローマ郊外ということしか知りません。正確な場所は知りません。彼は私の直近の師(覚者)ではないのです。

Q マイトレーヤがあなたの直近の師ですか
A いいえ、違います。私の師はヒマラヤに住んでいます。マイトレーヤはすべての覚者方の師です。

Q あなたの師について教えていただけますか。
A 私が言えることはわずかです。彼は霊的ハイアラキーの年長のメンバーの一人です。彼の名前を明かすことは許されていません。たぶん大宣言の後に、私はそれを発表するでしょう。

Q でも彼はあなたと接触しているのですか。
A はい。私は一瞬一瞬、彼とテレパシー的に交信しています。

読者質問欄

Q 伝導瞑想グループの仕事は、アトランティス時代のラヤ・ヨガのニューエイジ的な一種ですか。〔ラヤ・ヨガとはチャクラまたは肉体のエーテル複体における中心を扱うヨガのことであり、チャクラを通してエネルギーを伝導するヨガである〕
A いいえ。伝導瞑想の仕事は、時代を通して継続的に行われてきた、より意識的で組織的なエネルギー配分の形態です。

Q 頭部の背後にある中心の機能は何ですか。頭部の中心でこれに対応する低位の中心またはチャクラは何ですか。
A それは脊柱基底部の中心の頭部の対応物です。

Q あなたは『伝導瞑想──21世紀のヨガ』という著書の中で、ゴータマ仏陀はシャンバラにおられると述べています。私の理解では、ゴータマ王子は、イエスが世界教師マイトレーヤによってオーバーシャドウされていたのと同じように仏陀によってオーバーシャドウされていました。では、シャンバラにいるのは誰なのですか。仏陀なのか、仏陀によってオーバーシャドウされていた器であるゴータマなのか。そして他の方はどこにいるのですか。
A 仏陀はシャンバラにおられます。ゴータマ王子であった存在はこの惑星に転生していません。彼は今、シリウスにいます。

Q 次のことは正しいですか。(1)ゴータマ王子は今、シリウスにいる。(2)仏陀はシャンバラにいる、なぜなら彼はすべての人間が覚者(第5段階のイニシエーションを受けた存在)になるまで人類と共に留まると約束されたから。もし仏陀がキリストと同じように魂の王国における地位だとすれば、マイトレーヤがキリストの地位にある今、仏陀の地位にあるのは誰ですか。これらのことについて明らかにしてください。
A (1)はい。(2)仏陀は役職ではありません。マイトレーヤは役職ではありません。しかし、キリストという「地位」はハイアラキーにおける一つの役職です。仏陀も、キリストであり世界教師であるマイトレーヤも、彼らの意識状態に関する神的なエネルギーを体現した個人です。仏陀は知恵の様相、キリストは愛の様相です。キリストはマイトレーヤが現在就いている役職であり、アクエリアス時代の終わりまで保持されるでしょう。

Q これは複雑な主題のようですが、治療に関してカルマはどのように働くかご説明いただけますか。
A カルマ的治療は次のように行われます。特定の状況において、覚者は法の下で一定の量のエネルギーを使うことができます。ある場合には、特に子供の場合、これは全体的なまたは部分的な治癒において十分でしょう。他方、より高齢な場合や、より重大な場合は、それは状況が悪化するのを防ぐだけでしょう。カルマ的状況が変われば、多かれ少なかれ、場合に応じて、より多くのエネルギーが利用可能になります。このパターンは、患者が治癒されるか、全体のカルマが許す程度に緩和されるまで続きます。

Q マイトレーヤはリンガムを生み出しますか。
A いいえ。

Q 人は転生し進化する中で十二星座を順番に進んでいくのですか。
A 魂のレベルではそうです。魂は十二宮の星座を進んでいきます。しかし、パーソナリティーのレベルではそうではありません。星座の順番どおりに進むわけではありません。

Q 人はイニシエーションを受けるためには特定の星座にいなければならないのですか。星座はイニシエーションの観点から重要ですか。
A パーソナリティーの観点からは重要ではありません。パーソナリティーの星座は役割を果たしません。魂の観点からは、イニシエーションを受けるためには、他のすべての条件が満たされたとすれば、「支配的な」星座は山羊座になければなりません。パーソナリティーの星座が山羊座にあることは、その人がイニシエーションを受けることを意味しません。

Q 上昇宮が何であるかを決めるのは何ですか。それは重要なことですか。
A いかなる転生においても、転生するエゴ(魂)の進化段階が、その人がどの上昇宮を持つかの要因です。

Q 魂はいつ次の器の性別を選ぶのですか。その理由は何ですか。男性の肉体をとったり女性の肉体をとったりするのはなぜですか。
A それは将来の転生の目的を決めるプロセスの中で決められます。魂はあらゆる体験を必要とします。

Q どのくらいが魂の選択で、どのくらいがランダムに行われるのですか。
A それはランダムな過程ではありません。選択は完全に魂によってなされます。

Q この転生で非常に男性的なタイプの女性であれば、次の人生では男性になるのですか。それとも前世で男性だったからそうなのですか。
A いいえ、必ずしもそうではありません。もっと複雑なものです。それは文化や、(家族と文化の両方における)条件付け、世代的な影響の問題です。光線の影響やその人の中での光線の相互作用の問題でもあります。

Q 家族のメンバーは多かれ少なかれ等しくカルマ的に互いにつながっていますか。あるメンバーが家族で全く「新しい」ことはありますか。
A 家族の一人か二人が全く「新しい」ことは確かに起こります。言い換えると、彼らは過去にその家族のグループに転生しませんでした。

Q カルマ的関係を持つ人々に会うよう導くのは偶然ですか、それとも魂の「操作」ですか。
A それは魂が特定の出会いを可能にするという問題です。それはカルマの問題でもあります。

Q あなたのように、同じ魂の光線を持つ国に転生する傾向がありますか。
A はい。例えば、英国や米国やその他の国々のような第2光線の魂を持つ国々にはより多くの第2光線の魂がいます。

Q ヒーリング・エネルギーとは何ですか。それは7光線から来るのですか。それともそれは別の、エーテル・エネルギーですか。
A ヒーリング・エネルギーはエーテル的であり魂からのものでもあります。

Q ヒーリングは基本的にエーテル体に影響するのですか。
A はい。

Q グループ・ヒーリングを司るものは何ですか。同じような進化段階ですか。それとも同じ覚者の下にあることですか。それとも同じ光線の影響ですか。
A グループ・ヒーリングは同じグループの覚者に関係しています。それはまた、グループにおける支配的な光線にも関係しています。

Q チャクラの目覚めは病気の原因となりますか。
A はい、それは混乱を引き起こし得ます。

読者質問欄

Q 家族の間でさえ政治について合意が全くできないのに、どうやって世界平和を築くことができるというのでしょうか。(2003年、アメリカ、ロサンゼルスでのベンジャミン・クレーム講演会)

A 世界の誰もが世界平和を維持することに責任があります。それは全員にとってそうであり、アメリカだけでなく世界の誰もが世界の平和に責任があります。現在、いわゆる民主主義国においては、機能するかどうか分からない制度の下で、カードで投票するだけであっても、誰もが投票とその結果に責任を持ちます。世界にいる何百万もの飢えている人々、貧しく飢えている人々、いかなる政党ともつながりを持たず、自分たちの必要を知らせる何の手段もない人々よりも、彼らには大きな責任があります。

Q 周辺に追いやられた人々の苦境はどうなるのですか。

A 言うまでもなく、彼らは最も困窮する人々です。しかし、彼らは声を上げることができず、マイトレーヤがまさにその声を与えるでしょう。マイトレーヤは世界の貧しい人々、飢えた人々、追放された人々、囚人たちに声を与えるでしょう。何十万もの人々が単に現在の政府と異なる見解を持っているという罪だけのために投獄されており、声を上げることができません。投獄され獄中で苦しむことが当然だと考えられています。しばしば拷問も受けています。マイトレーヤは彼らのために語り、声を必要としても上げることのできない人々のために語るでしょう。
 しかし、今日声を上げることのできる人々──教育があり、投票制度を持ち、ある程度の民主主義を享受している人々──には特別な責任があります。

Q マイトレーヤの存在は政治をどう変えますか。

A 私は政治的行動を通じて和合を獲得することと、教育を受け、はっきりとした見解を持つ世界の人々が、国際的な規模での和合の必要性を知り、認識し、理解することについて話しています。ですから世界のすべての国が共に働く必要があります。そうでなければ何も変わらないでしょう。

Q 平和は可能であると人々に確信させるものは何でしょうか。

A 多くの人々は、マイトレーヤが現れて話し始め、覚者方が一人ひとり出てこられて話し始め、世界が彼らに耳を傾け、変化が始まると想像しています。そんなに単純なことではありません。それは人類によって行われなければならないのです。つまり、100%の合意ではないにしても、世界の大半の人々のかなりの程度の承認が必要なのです。さもなければ、それは効果がないでしょう。人類の大多数の承認がないのに人々がマイトレーヤや覚者方の助言の力のみによって決意するならば、それは自由意志の侵害になるでしょう。私たちはもはや政党のような単純な多数派によっては行動しません。ある程度の合意がなければ、何も起こらないでしょう。変化はないでしょう。自由意志を侵害するのでそれを強制することはできません。強制しても持続しないでしょう。大多数の人々が承認しなければ、何を強制しても続きません。変化があったものはすべてオープンに議論できます。決定したすべては反対意見に対して開かれています。
 ですから、人々はこう考えるでしょう。「結局のところ、これが私たちにできる最良のことなのだろうか?」と。そして彼らは別のものにたどり着くでしょう。それは生きた創造的な過程です。単にある制度を別の制度に変えるということではないのです。現在の価値観を別の価値観に変え、それらの価値観はすべての人々に同じレベルで共有されるわけではありません。同じ強さで共有されるのでもありません。その価値観を持つと考える大衆によって共有されるのではありません。
 人間心理はとても複雑なものです──信念や希望の体系があります。しかし概して言えば、人類は、どんな時代においても、広く合意されたことを実行するようになるでしょう。人類の90%が変化に同意すれば、それは十分だと思います。ある政治的・経済的変化に同意するのが50%、55%、あるいは60%であれば、それは効果がないでしょう。それは持続しないので、変化への準備ができているとは言えません。
 世界には異なった考え方を持つ強力な勢力があります。それは常にそうでしたし、特定のやり方で物事を進める習慣は制度化されており、その習慣は非常に強力です。グラマーはあまりにも深いので、全体としての人類は、今や60億人を超えますが、合意に達するには長い時間と多くの内省が必要でしょう。

Q 変化はゆっくりであると言われるのですか。

A 間近な将来に劇的な変化を求めるべきではありません。変化は少しずつ、社会の混乱と破壊と紛争を最小限にして起こるでしょう。受け入れることができるものはすべて実行されるでしょう。受け入れられないものは、それが受け入れられるようになるまで延ばされ、信頼が築かれるときにのみ受け入れられるでしょう。その信頼は経済的変化、最初に起こる変化によって築かれるでしょう。それが私たちの問題すべてに対する答えでしょう。
 私たちのすべての問題を解決する出発点は、世界資源の経済的再分配における変化でしょう。それは私が何度も何度も、そして覚者方が何度も何度も書いてきたことですが、将来のすべての変化の鍵となるでしょう。なぜならそれは信頼を生むからです。信頼が生まれるとき、すべてのことは可能になります。そのとき政治の分野にも変化が起きます。政治の分野での変化が経済的な変化を起こし、これらの変化が地球のための純粋に現実的な分野において変化を起こします。

Q 国連は多くの分野で力不足であり、無力化しており、食糧援助などで役立っているにせよ、もっと多くのことをすべきだと考える人々がいます。多くの世界的な問題に対処するのに最良の方法は何でしょうか。

A 将来的に、国際的グループの大部分によって合意ができるでしょう。この状況で、国連は鍵となる要素であり、それ自身の役割を果たすでしょう。今日では残念ながら、アメリカの右翼集団に難色を示されています。
 国連ビルがニューヨークにあるのは幸運なことです。それがロンドンやジュネーブや東京にあれば、アメリカの大部分はそれに関係しないでしょう。支出金を支払おうとしないでしょう。何もしないでしょう。国連がやろうとするあらゆることに反対するでしょう。しかし、世界は国連にとても多くのものを負っています。
 それは地球の最大の教育者です。何百万、何千万もの人々にとって最大の医療資源であり、医療を受ける他の手段を持たず、十分な医療を提供する病院を持たない人々が、国連機関に医療を受けるのを頼っています。現代社会の勝利である国連がなければ、無数の人々がさらに欠乏していたでしょう。ですから私たちは持てる力のすべてを国連に与えなければなりません。

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世界中のあらゆる講演において、そして生涯のほぼ毎日、ベンジャミン・クレームは広大な範囲に及ぶ大量の質問を受けました。この大量の記録から、過去の年月にベンジャミン・クレームと彼の師である覚者によって提供された回答を掲載したいと思います。そのいずれもこれまでシェア・インターナショナル誌に未掲載のものです。

Q あなたは仏陀やマホメット、クリシュナ、孔子のような存在がすべて主マイトレーヤの弟子であるとお考えですか。
(1988年6月26日、アメリカ、テキサス州ダラスのベンジャミン・クレームのラジオ・インタビューより)

A クリシュナはマイトレーヤの一つの顕現でした。シャンカラチャリアはマイトレーヤの顕現でしたが、仏陀はそうではありません。ちょうどマイトレーヤがイエスの意識を通して働いたのと同じように、仏陀は彼の弟子の一人であるゴータマ王子を通して働かれました。それは偉大な教師方が現れる典型的な方法です。偉大な教師方の一人が現れたことのない時代は地球には決してありませんでした。

Q あなたが主マイトレーヤについて語るとき、宗教的な意味で定義づけているのではないのですね。

A そうです。彼は広い意味での教育者です。彼は言われます、「わたしは人類に真我実現の術を教えにやって来た」。私たちすべて、一人ひとりが、不滅の魂を持っており、人生における私たちの道、目標は、その特質を実現することであり、魂の神聖な特質を日常的な意味で生活の中に顕すことであり、それを私たちが間違って同一化しているこのパーソナリティーという装備を通して行うのです。私たちは、自分が肉体であると思っており、マインドであると思っており、感情であると思っています。私たちはそのどれでもありません。

Q キリストは黒人だったとか、白人だったとか、女性だったとか男性だったとか言う人々がいます。主マイトレーヤは浅黒い肌の持ち主ではないのですか。

A 彼はどんな姿も取ることができます。しかし、私たちは皆、キリストや仏陀やイマム・マーディについての想念形態を持っています。自覚はないかもしれませんが確かに持っており、彼は私たちがすでに持っている想念形態に合わせて現れます。私の師である覚者は、マイトレーヤは彼が現れる人々に合わせて外見を変え、それによってすべての人に彼が誰であるかが分かるようにすると言われました。

Q 私たち西側諸国に住む人が将来期待できる生活水準に近い国は今日世界に存在しますか。

A マイトレーヤに関する限り、彼は完全に分断された世界を見ます。彼は先進国と途上国を見ます。先進国は大半の食料、エネルギー、世界のあらゆるテクノロジーを生産し浪費しています。途上国は苦闘し、債務と不安定な通貨に苦しみ、途上国の5億人が文字通り餓死に瀕しています。これは犯罪であり、彼をこれほど「悲嘆させる」ものはありません。「この分離という罪悪は地上から追放されなければならない。それがわたしの目的であると断言する」と彼は言われます。
 彼が世界に御自身を明らかにするとき、彼は正義のための要求を掲げるでしょう。資源を再分配し、私たちがもはや世界のこのような途方もない不均衡を持たないことを求めるでしょう。そして彼は、平和を求める人間の必要への答えは、分かち合いと正義であり、分かち合いなしには、正義は存在せず、正義が存在しなければ、平和は存在しないと言われるでしょう。そして今日、平和なしには、私たちの兵器や核兵器により、世界は存在しなくなるでしょう。彼は私たちが自滅しないことを確かなものにしたいと欲しています。

Q キリストは、私たちがやがて世界政府を形成すると考えていますか。

A いいえ、私の理解する限り、計画されているのは、国連が一種の共鳴板としての場所になり、問題を戦争によって解決するのではなく、調整するための場となることです。それが世界の平和と正義のための強力な源となり、国連の新しい機関が設立され、世界の物資の平等な再分配を監督するようになるだろうと彼は言われます。

Q 私たち(アメリカ合衆国)のような民主主義とソ連のような共産主義はこれからも続くのでしょうか。

A 資本主義や共産主義という「主義」は人間がつくった用語です。マイトレーヤは、これからの世界は、合意に向かう政府形態へと進むだろうと言われます。政府は人々の必要から生まれ、民主主義や共産主義、ファシズムやいかなる「主義」でもなく、現実に生きる人々の普通の必要から生まれると言われます。「主義」はマインドの構築物にすぎず、それ以上のリアリティを持ちません。私たちが真に必要とするのはコミュニケーションであると彼は言われます。コミュニケーションの術が世界中の真の政府の条件を生み出すでしょう。私たち皆が一つの体制の下で生きるべきだという計画はありません。私たちは極端な右や左ではなく中心に向かって動き、合意がこれからの物事の進め方になるでしょう。

Q 核戦争への恐怖が大きな教訓になると考えるべきでしょうか。

A その教訓は終わりました。それは過去のものです。私たちは核戦争より先に前進しています。それはマイトレーヤがここにいるからというだけではなく、彼の行動の結果です。新しいテクノロジーが世界に与えられました。それは光のテクノロジーと呼ばれます。アメリカの科学者のグループとソ連の科学者のグループが今このテクノロジーを研究しています。それは現在の兵器をすべて時代遅れのものとし、地上のあらゆる兵器、戦車、銃、ミサイルはこのテクノロジーによって無力化されると彼は強く主張されるでしょう。

Q キリスト・マイトレーヤ、メシア(救世主)は、彼が欲するあらゆることをいつでも実現する力を持っているのでしょうか。

A はい、しかし彼は、常に法の中でその力を使用されます。つまり、彼はカルマの法則をご存じであり、完全にこの法の中で働きます。ですから彼は、1977年に世界に戻られる前に、腕を振って「わたしがキリストだ。わたしはここにいる。わたしの言うことをせよ」とは言いませんでした。彼は「夜中の盗人のように」世界に戻ってこられ、御自身を徐々に現されました。

Q 50億以上の人々が座して貪欲や金銭欲などについて合意することが期待できるでしょうか。

A もちろん、マイトレーヤの到来が世界の貪欲や金銭欲を弱めることはありません。貪欲な人は貪欲なままであり、権力を求める人は権力を求め続けるでしょう。しかし生活条件が変わることによって、彼らは世界への影響において余分なものとなっていくでしょう。世界はゆっくりと変化します──しかし私たちは自分自身を変える必要があります。それでもやはり、私たちは変化の勢いを感じ、未来は私たち皆のために移行するでしょう。

読者質問欄

ロシアによるウクライナ侵略を受けて、現在の暗い時代における慰めと実際的な利用と再確認のためになることを願って、以下の質疑応答と記事を集めた。これらの記事は新しいものではないが、その内容は再掲載にふさわしいものであると信じる。

 「目覚めようとしている! 目覚めようとしている! 世界は人類のものだよ、兄弟。……今日は兄弟姉妹たちが真理を語り、嘘を、嘘を、暴き出すのを聞くことができて誇りに思うよ。これは素晴らしいことだ。若い世代全体が、黒人も白人もみんなこの場所に集まってきている。こういうのを見るのが大好きなのさ。100万ポンドに代えても見逃したくないね。それに、ここにいる私の幼い兄弟たちみんな、私の幼い兄弟姉妹たちみんなが、遠いところからはるばるやってきているのだよ! 嬉しいよ、本当に嬉しいよ! われわれは目覚めようとしているのさ!……」
 「兄弟よ、目覚めないか!  信じていろよ。褒美から目を離さないようにしろよ。その褒美は人類そのものさ! 人類はわれわれみんなのものだからね」(マイトレーヤは2003年2月15日、ロンドンのハイド・パークで行われた大規模な平和デモにアフリカ系カリブ人の外観で現れた。シェア・インターナショナル誌 2003年4月号参照)
 この惑星全体に広まる現在の物質主義の不正を、心(ハート)のうちで拒絶する人々が今日たくさんいる。彼らは正義と平和を願い、それらの達成のために行進しデモをする。ますます多くの世界の民衆が一緒になるとき、強力な男たちの行動を変えるだけの力を持つことを認識し始めている。かくして、マイトレーヤは民衆を信頼し、彼らの要求に声を与える。かくして、彼は民衆の行進に参加し、彼の声を彼らの声に加えられる。(ベンジャミン・クレームの師、「暗闇の終わり」より、シェア・インターナショナル誌2005年7・8月号)

 祈りには真の価値があります。祈りが心(ハート)からのものであれば、神の代理者としてのハイアラキーからの助けを喚起します。しかし、私たちはただ祈るだけで、世界の問題を「神」に任せていてはなりません。それらは私たちの問題であり、私たち自身のあるいは人類の行動および非行動の結果です。私たちが成長し、真の人間(そして本当に聖なるもの)となるために、世界中の兄弟姉妹たちの苦難や苦しみや問題に対する責任を受け入れなければなりません。私たちは彼らと分離した存在ではありません。ですから行動と祈りは両立し得るのです。(シェア・インターナショナル誌1986年7・8月号)

Q:1945年に起こったことの後で、マイトレーヤをロンドンに呼んだのは祈りではなかったのですか。

A:可能な限り早く戻ってこられるというマイトレーヤの決断が発表されたのは1945年でした。この決断は、その大部分が、人類からの助けを求める祈願の叫びに応えてなされました。……
 人々はあらゆる言語で、特にマイトレーヤにではなく、「天上にいる」神に対して、「どうか、どうか、神さま、お助けください!」と叫びました。私たちが神に向かって、あるいはマイトレーヤや誰に対してでも、平和のために祈るのは、私の考えでは間違ったやり方だと思います。私たちは自分でそれをしなければなりません。平和をもたらすために、援助やエネルギーや導きやインスピレーションを求めて祈るのは結構ですが、平和を「つくる」のは私たちです。私たちはただ座って神が平和を生み出すと考えることはできません。神は平和をお持ちであり、神は平和です。平和はすでに存在しており、私たちがその平和を乱しているのです。(シェア・インターナショナル誌2003年12月号)

 マイトレーヤのメッセージは「分かち合って世界を救いなさい」という数語に要約できる。彼はこのようにして私たちが戦争、暴力、不和、飢餓、抑圧、恐怖の脅威を終わらせることができると確信している。彼はまた、私たちが彼の示唆を受け入れ、私たちが今やユニークな平和の時代の門口にあることを確信している。このことは、「第三次世界大戦は起こらない」ということを意味する。(シェア・インターナショナル誌1982年1月号)

Q:大宣言の日がしばらく遅れると仮定し、世界が危機に陥り、核戦争の瀬戸際にあるとしましょう。世界の主、サナット・クマラとハイアラキーはこの惑星が破壊されることを許すでしょうか。

A:ハイアラキーは、いやむしろ、ハイアラキーの背後にいるサナット・クマラが惑星の破壊および人類そのものの絶滅を許さないでしょう。また、マイトレーヤの臨在そのものが、平和のために必要な内的決意、つまり、分かち合いを人類が、意識しようがしまいが、すでになしたことの保証であると私は思います。マイトレーヤはこのことを何度も言われていますから、われわれはただ信じねばなりません。(シェア・インターナショナル誌1982年11月号)

Q:核の問題には、サナット・クマラが直接に関係しているということは本当ですか。

A:はい。1939年から1945年にかけての世界大戦の間に、原子爆弾の創造のための秘密が、ハイアラキーによって連合国の科学者たちに与えられたので、サナット・クマラが核兵器のいかなる使用にも、今は直接に関わっています。ですから、そのような破局を許されないと信じます。事故による戦争勃発はまた別の可能性であり、表面上はこれがいつ起こるかもしれない状況に見えます。そのような偶発性を防止するための安全装置は、いまだ誤りを免れない人間の手の中にあります。もしそのような核兵器の不慮の発射があるとすれば、それも一瞬のうちに、ハイアラキーは中性化することができます。この惑星を絶滅させることは許されないでしょう。(シェア・インターナショナル誌1982年11月号)

Q:伝導瞑想の仕事は現在、キリスト・マイトレーヤの出現をお待ちしている間、特に重要なのですか。

A:私が講演するあらゆる場所で伝導瞑想グループをつくっていることは大半の人々が知っており、今では世界の多くの地域、特にアメリカとオランダ、そしてイギリスで何百ものグループが存在します。伝導瞑想の仕事の重要性をいくら強調しても、しすぎるということは不可能なくらいです。キリスト・マイトレーヤと覚者方によって方向づけられたエネルギーを絶えず伝導するのです。これはおそらく、私たちすべてが簡単に行うことのできる最も重要な仕事であります──大計画に関連したどのような活動を行っていようが、他にどのような奉仕活動をしていようが、現時点において、瞑想や祈りと共に、霊的エネルギーの蓄えをつくるのに非常に重要であり、キリストを世界の外的舞台に呼び招き、彼の使命を十分に助けるために非常に大切な仕事です。(シェア・インターナショナル誌1982年8月号)

法の支配

 「法が衰退するときはいつでも、そしてあらゆる側に不法がはびこるときはいつでも、私は自分自身を顕す」(『バガヴァッド・ギーター』)。アバターであるクリシュナによってなされた、不法が蔓延するときに戻るという約束は、特に現在にふさわしいものである。この時代のアバターであるマイトレーヤが、不法が蔓延している今ここにいることは、その誓約の遵守である。ベンジャミン・クレームの師はこう書いている。「国家が大人になり成熟すると、他の諸国に対して、それまでとは全く異なった関わり方をする。その国は、相互の責任と必要についてすべての国家を結び付ける『法の支配』を尊重し始める。成熟していることの徴はまさに法に対する尊重の姿勢である。法は人間が共に生きるために必要と考えられたものである。……諸国家の間で、『法の支配』が無視されるとき、世界全体が苦しむ」(ベンジャミン・クレームの師、「究極の勝利」より、シェア・インターナショナル誌2004年4月号)

 マイトレーヤは言われる。「勝利のときも、敗北のときも、わたしはあなたと共にいる。 死の瞬間が訪れるとき、その人は一種の孤独を経験する。あたかも物事が自分から去っていくような気がする。その瞬間に、わたしはその人が執着を離すのを助けるのである」(シェア・インターナショナル誌1989年11月号)

 1989年、中国の北京の天安門広場で学生たちのデモが行われ、中国軍による虐殺に終わったとき、マイトレーヤの側近は次の情報を伝えた。
 「自由のための闘いの犠牲となった何千もの学生たちや一般人について、マイトレーヤの側近は、主(マイトレーヤ)が介入され、死の瞬間に彼らが苦痛を感じないようにされたと述べた」(シェア・インターナショナル誌1989年7・8月号)

 ベンジャミン・クレームは述べている。「シェア・インターナショナル誌は何度か、死の瞬間にマイトレーヤが臨在されることにより恐怖を平静さに転換した事例を報告してきた。例えば、天安門広場での虐殺の最中に、ある目撃者は、銃弾に倒れた人々の顔に平安と決意が見られたと述べている──マイトレーヤが介入され、彼らが死ぬ瞬間に苦痛を感じないようにされたのである」(シェア・インターナショナル誌1989年9月号)
 「別の目撃者は、神戸の震災の後、犠牲者たちの顔が穏やかな表情をしていたことを報告しているが、マイトレーヤは死への移行を容易にするために多くの時間を費やされた」(シェア・インターナショナル誌1995年6月号)
 「ボスニアもまたマイトレーヤが死の瞬間を滑らかにされた別の事例である」(シェア・インターナショナル誌1995年11月号)

読者質問欄

Q これは宗教的なメッセージですか。(2003年7月30日、ロサンゼルスでのベンジャミン・クレーム講演会)

A 私が提示しているのは情報であり、「情報」という言葉を強調したいと思います。私は福音伝道主義者ではありません。私は特に宗教的ではありませんし、どの宗教に属しているかも知りません。私はたいていの教会や寺院でくつろぐことができますが、宗教を教えるためにここにいるのではなく、宗教についてあまり知ってもいません。説教するつもりは全くありません。自分の知る情報をあなた方と分かち合うためにここにいるのであり、それはあなたが耳にすることのできる最も重要な情報であることは明らかです。特にこのような「困難な時代」においては。「困難な時代」という言葉は、現在の文明と文化の汚染を言い表すのに決して十分ではありませんが。

Q この30年間のあなたの活動を考えてみると、マイトレーヤや霊的ハイアラキーについて知っている人々もいるようですが、人類全体としてはそれについて何も知りません。(2004年、オランダ、アムステルダムでのインタビュー)

A 世界には65億人の人々がいます(2004年当時)。私はヒマラヤにいる師とテレパシー的な接触を持っています。私はロンドンに住んでいますが、師と私はいつでも話すことができます。私は彼に、このメッセージを聞いた人は全部でどのくらいいるのかを尋ねました。彼は「約3,000万人がこのメッセージを聞いた」と言いました。「メッセージに心を開いている人はどのくらいですか」と聞くと、師によれば「約2,000万人。2,000万人の人々は心を開いて信じている」ということでした。確信しているということではなく、その可能性に心を開いているということです。「確信している人はどのくらいいますか」。師は答えました。「約200万人」と。ですから、かなり大きな割合です。
〔編集者の註:ベンジャミン・クレームは2014年3月に同じ質問を受けた。〕

Q あなたの話を何人の人が聞きましたか。

A 私の師は、3,600万人が聞いたと言われました。その約3分の1、約1,200万人から1,300万人がそれを信じているか、本当だと受け入れています。3分の1は本当か分からないけれども心を開いています。3分の1は完全に拒否しています。

Q 政治家や世界の指導者、代表者もその中に含まれますか。

A マイトレーヤは舞台裏で、御自身の仕事の一部として彼らと会っています。世界の指導者、有名人、歴史に名を残すような人々と会っています。政府の長、外交官、ビジネスマン、社会的人物、一般の人々に至るまで様々です。マイトレーヤは、御自身のために働くことのできる人々にも姿を現しています。御自身の優先事項、計画を告げ、受け入れるならば共に働くよう伝えています。

Q マイトレーヤの計画とは何ですか。彼が私たちにもたらすメッセージは何で、世界の現状への関心事は何ですか。

A マイトレーヤの関心事は、私たちが自分自身を破壊しないことです。それは完全に可能だからです。

Q どうやって真我実現の道を選べばよいのですか。真我と接触することによってですか。(1990年、ロサンゼルスでのKLAインタビュー)

A マイトレーヤは、最初の段階は自分を知り自分を受け入れることであると言われます。あなたは誰の真似もしないで自分自身でいなければなりません。誰もが誰かを真似ています。自分の尊敬する人、偉大であると思う人──映画スターやポップスター、見栄えの良い人や金持ちの人──、あるいは自分が崇拝するものを真似ています。こうしたイメージを真似るのです。そのようにして、自らの個人性と同一化する能力を失い、輝きを失います。個人性という輝きを失ってしまえば、進歩することはできません。マイトレーヤは、まず初めに、自己を尊重しなければならないと言われます。犯罪や暴力、ドラッグなどはいつも自己尊重の欠如から起こります。ですから、私たちの都市で薬物依存や暴力や犯罪を克服するためには自己尊重を取り戻す必要があります。そうすれば、その自己尊重が徐々に自己認識につながります。自己認識は次第に真我実現につながります。瞑想はその真我実現への道ですが、それは形式的な瞑想ではなく、自分が本当に誰であるかという問題です。
 しかし、マインドの正直さを実行することも必要です。人はあることを考え、別のことを言い、また別のことをします。それはマインドの不正直さです。マインドの正直さとは、本当の考えを言い、本当の自分であり、自分でないもののふりをしないことです。
 人々は夢を生きています。アメリカン・ドリームがあります。あらゆる空想の中でそれをかなえようとします。人々はカウボーイのように手を脇につけて銃を構える用意をしたり、あるいは銃を取り出して遊び場にいるすべての人を殺したりします。映画や新聞で見たことがあるでしょう。人々は皆、自分の夢を、空想の生活を生きています。それはリアルではなく空想です。
 あなた自身でなければなりません。つまり、自分とは誰かを認識し、肉体ではなく自分の真の側面と同一化するということです。肉体と同一化すれば、肉体のあらゆる病気を表現することになるでしょう。しかし、それはどこにも導きません。感情と同一化すれば、完全な混沌につながります。それはあなたではありません。あなたはマインドの仕組みや構築物と同一化しています。「私はクリスチャンだ」とか「私は神学者だ」とか「私は民主主義者だ」などと言います。あなたはそれらのものではありません。あなたは不死の魂であり、それのみが、あなたが実現していくことのできるものです。それを本当に実現したとき、救済があります。それ以外の何も救済ではありません。それが真我実現です。
 もし私がマイトレーヤなら、真我実現をどうやって達成するかを告げることができるでしょうが、私はマイトレーヤではありません。マイトレーヤは、三つのこと──マインドの正直さ、スピリット(生気)の誠実さ、そして無執着──が不可欠であると言われます。肉体、感情的システムのエネルギー、マインドの構築物と同一化することに執着しないことです。あなたはこれらのものではありません。あなたは真我であり、真我を知ることで真我実現に達します。そのときにあなたは啓発され、私が何か他のことをあなたに言う必要はなくなります。

読者質問欄

2003年、アメリカ、ロサンゼルスでの質疑応答

Q 恐怖心は社会に、そして私たちにどう影響しますか。

A それが最大の問題です。私たちは平和に生きる方法を知りません。同時に、28カ国が大量破壊兵器を持っています。それはもし使用されれば、人間も人間以外も地球上のすべての生命を破壊します。人類は何度も絶滅の危機に直面しました──動物により、気候変動により。しかし、自ら発明した兵器による絶滅に直面したことはありません。
 戦争の恐怖、戦争に向かうという見込みという意味での冷戦は終わりました。過去10年から15年の間に途方もない変化が起こりました。冷戦が終わり、ソビエト連邦が崩壊し、国家が独立し、ドイツが統一され、南アフリカでアパルトヘイトが終わり、ネルソン・マンデラが 27年ぶりに解放されました。これらはほんの一例です。そして、9.11テロが起こるまでは、世界は再組織、再構築、回復と再生の道にありました。それは世界の歴史上かつてない達成でした。しかし突如として、世界貿易センタービルとペンタゴンへのテロ攻撃、そしてホワイトハウスへのテロ未遂事件以来、すべての局面はアメリカ国民、そしてとりわけ、この出来事に対するアメリカ政権の反応によって変化しました。
 その出来事では、何が攻撃の対象となったのでしょうか。世界貿易センタービルのツインタワー(西側の貿易力による世界の他の地域に対する支配の象徴)、ペンタゴン(世界最強の軍事力の象徴)です。ホワイトハウスは西側世界の権力の象徴と見なされました。なぜこれらの象徴が選ばれたのでしょうか。なぜ世界はこの災難に苦しんだのでしょうか。この世界の均衡の乱れが私たちを何十年も後退させました。

Q アメリカは9.11の攻撃にどう反応すべきだったのですか。

A あなた方の政府は大きな間違いを犯しました。英国政府に援助されて、9.11テロ攻撃への対処において恐ろしい間違いを犯しました。これらの西側権力と西側支配の象徴に対する攻撃は、悪意から起こったのではありません。それは世界全体の貿易、食料、福祉に対する傲慢なやり方の下で長年苦しんできた世界の一部とのカルマ的関係から起こったのです。世界の先進国のすべては、世界が彼らに属しているかのように開発と貿易の計画を所有し、好きなだけ侵略して分け前を取り、特定の国からすべてを奪い、それから他の国に移るというようなことをしてきました。彼らは世界を荒廃させました。西側諸国が世界資源を搾取してきたのです。これは私の考えではありません。私がでっち上げたことではありません。世界の誰もが知っている情報であり、誰もがそれが起こるのを許したのです。誰もが影響を受けることが起こるのを、なぜ許したのでしょうか。それが世界貿易センターとペンタゴンへの攻撃を起こしたのです。この国や他の国に対するテロ攻撃もそこから起こるのです。
 これは希望のメッセージです。あまり希望に満ちているようには聞こえませんね。しかし、いつでも希望はあります。人類にはいつでも希望があり、あらゆる困難にもかかわらず、人類は1,850万年生き延びてきました。それは大したことです。人類という実験は破棄されなければならないようにも見えますが、人類の良識と創意が勝利した時代があり、今日の私たちも、希望をもって将来を待ち望んでいます。

読者質問欄

2003年、アメリカ、ロサンゼルスでの質疑応答

Q これは希望のメッセージなのでしょうか。(2003年のロサンゼルスでのベンジャミン・クレーム講演会より)

A これは希望のメッセージであり、私はそう信じます。しかし、この希望のメッセージを広めるにあたっては、その希望の表れとは何で、私たちが共に平和に、安全に生きる前に世界に起きなければならない深い変化の障害となるものは何かを指摘する必要があります。
 誰もが平和、平等、正義、自由を求めていますが、正義、平和、安全はどこにもありません。なぜでしょうか。私たちは月に行ったり、火星にロケットを送ったり、あらゆる素晴らしい技術的な偉業を行うことができます。なぜ私たちは世界平和をつくれないのでしょうか。なぜ豊かな世界の中で何百万もの人々が飢え死にしているのでしょうか。なぜでしょうか。なぜ私たちは文明と呼ばれるものをつくりながら、貧しくて困窮している人々を追い詰めるような行為を日々行い、正しい関係の概念に反するようなことを行っているのでしょうか。

Q 「正しい関係」とは何を意味するのですか。

A 人間の進化における次のステップは、正しい人間関係を創造することです。豊かな世界の中で一人でも飢える子供がいるのなら、私たちは正しい人間関係を持つとは言えません。今日の政府が人々の最大の利益に反し、国連総会の賢明な助言に従わないのであれば、正しい人間関係など存在しません。この世界は恐怖心に満ちています。人間のあらゆる行動の中心には恐怖があります。恐怖が政府の行動を支配しています。それは文明と呼ばれるものの喉元にある第一の癌です。この恐怖心のために、私たちは害を及ぼすことのないように、良識や精神的能力、経験、志向が要求するような調整を行うことができないのです。

読者質問欄

Q あなたは霊性が経済に導入されていると仰っているように聞こえます。そうではないのですか。

A 私が言ったのは、人類は大きな霊的危機を経験しているということです。私たちは自分が誰であるかを知りません。私たちは自分が転生した神であり、人類は一つであることを知りません。今日どうやって生活すべきかを知りません。相互依存の観点から共に平和に生きる術を知りません。競争ではなく協力するにはどうすればいいかを知りません。私たちは競争を愛しており、あらゆる貪欲がそれを強化し、経済は苦境にあります。経済的な病で苦しんでいるのです。競争のあらゆる結果──犯罪、ドラッグ、飢餓──は、私たちが正しい生き方をしていないことから起こります。私たちは自分が誰であるかを知らないからです。それが霊的危機です。
 私たちは自分が存在として誰であるかを知りません。人間の構造が神の閃光であり魂を顕示するものであることさえ知りません。魂が物質界に男女として反映され、何度も何度も転生してくることを知りません。これが私たちの霊的な構造の現実であり、それは人々が最初に知っておくべきことですが、それを知らない人々がいます。誰もが、私たちの構造やここにいるのはなぜかを知らなければなりません。
 人生の目的とは何でしょうか。誰も知りません。なぜ私たちはここにいるのでしょうか。その目的は何でしょうか。私たちはいかに生きるべきかを知らず、それは重要なことではないと思っています。最大で最高のものを競って求め、それ以外は重要ではないと思っています。それは重要なのです。それが核心です。人間の霊的目的は正しい関係を表現することです。正しい関係は人間の進化における次の段階です。食べ物の有り余る世界で一人の子供が飢え死にするならば、正しい関係を持っているとは言えません。世界で一日に3万5,000人の子供が飢え死にしています。それは正しい関係ではありません。それが現実であり、そのためにマイトレーヤはそのように言われるでしょう。

Q 実在(リアリティ)は体験できるものですか。思考は人を実在の体験に導きますか。

A 実在は体験することしかできません。それが実在を知る唯一の方法です。実在に関しては、それは私たちが神と呼ぶあらゆるエネルギー、あらゆる出来事に由来する、と言えると思います。
 神が、教会の集まりに来る人々の頭の中の観念ではなくなる時が来るでしょう。週に一度目を向けて、その援助を求め、私たちの中ではなく外にあるかのように崇拝する対象ではなくなるでしょう。私たちはそれを経験によってのみ知ることができます。人々は私たちが神であり、私たちが神性と呼ぶものはあらゆる人間に内在し、私たちの本性そのものであることを知るようになるでしょう。神が存在しないところはありません。神は至るところにあり、それが一瞬一瞬の真実(リアリティ)です。ですから、週に一度教会に行って神を見上げ崇拝することによっては神を知ることはできません── 一瞬一瞬の体験として、私たちの生命に内在する神を体験することはないでしょう。マイトレーヤは言われます。「分かち合うとき、あなたは兄弟の裡に宿る神を認める」。それがあなたの真実(リアリティ)である、と。神は私たち皆の中にいます。神は私たちの本性です。神は彼や彼女といった個人ではありません。ある種の「それ」です。存在するあらゆるものの総計である「それ」であり、他には何もありません。思考を取り除くとき、神を知ることができます。思考を超えて行くとき、私たちが神と呼ぶことに合意するものを直接に体験することができます。それが実在(リアリティ)です。「それ」は私たちと分離したものではなく、私たち自身です。

(1998年11月21日、ロサンゼルスのタラ・センターでの質疑応答より)

Q死んだら何が起こるのですか。その過程はどのようなものですか。

A この肉体はエーテル物質体の凝集したものであり、赤ん坊が生まれる前に子宮の中に据えられます。それは魂によって魔法のように行われます。人が死んだ後、三つの恒久原子が残ります──物質恒久原子、情緒(アストラル)恒久原子、メンタル恒久原子です。この三つは破壊されません。魂はこれらの三つの恒久原子の周りにエーテル体を形成し、それが肉体として凝集し、子宮の中で赤ん坊となります。これら三つの恒久原子は過去の人生で到達したのと全く同じ率で振動します。ですから現在の人生で、あなたは過去の人生で達成した地点から始めます。望ましくは、誰もが特定の人生で波動率を高めることです。停止したままあまり多くのことをしなかった人生もあるかもしれません。すると魂はあなたを刺激するために何かをします。しかしすべてが順調であれば、この原子構造のあらゆる生命はどんどん亜原子の粒子で構成されるようになります。次第に原子から亜原子、すなわち光になっていきます。
 第5段階のイニシエート、すなわち覚者の身体は、光です。完全に固体のように見えるかもしれませんが、意のままに現れたり消えたりすることができます。すべての覚者がそのような性質の光の身体を持ちます。それが進化の目標です。誰もがいつの日か、復活した覚者になるでしょう。

Q あなたはイエスがローマ郊外に住んでいると言われました。彼と会って直接話をしたことはありますか。

A いいえ、ありません。私は長い間ローマに行っていませんし、もし行ったとしても、彼の住むローマ郊外に招かれるとは思いません。直接会う以外に覚者方と接触する方法は存在します。

Q そこに住んでいる人々は、彼が誰であるかを知っていますか。

A はい、知っている人もいます。ローマ教皇庁の教皇[ヨハネ・パウロ二世]の側近の中には、イエス覚者と近しい二人の弟子がいます。ローマ教皇庁は枢機卿から構成されており、彼らはバチカンを運営しています。そのうちの二人はイエス覚者の直接の弟子で、彼らは何年も、私の言うことが真実であると教皇を説得しようとしています。多くの人々が教皇ヨハネ・パウロ二世に私の本を送りました。教皇はそれをわざわざ読んでいないと思いますし、書いてあることはおおよそ分かっているがそれに同意はしていないと思います。しかし、彼自身は最近の著書で、世界には新しい仏陀を信じている人々がいるが、新しい仏陀のことを聞いてもそれを私たちのキリストと混同すべきではないと長々と論じています。それは同一の存在なのですが、教皇の観点からは明らかに、新しい仏陀は全く異なった存在なのです。

Q サン・ジェルマン覚者、またの名をラコーツィ覚者は、現在地上に生きていますか。そうだとすれば、どの国に住んでいますか。

A サン・ジェルマン覚者はもう存在しません。それは18世紀にすべてのヨーロッパの宮廷で知られていたサン・ジェルマン伯爵のことです。彼は19世紀に膨大な数のテクノロジーを世界に与えました。彼は今でもハイアラキーの中では「伯爵」として知られ、彼らの間のテレパシーによる会話の中では「伯爵」と呼ばれます。彼の本当の名前はラコーツィ覚者です。彼は非常に高貴なハンガリーの家系の出身で、ハンガリーのカルパチア山脈の中に暮らしています。彼は言わばヨーロッパの「摂政」であり、来るべきアクエリアス(宝瓶宮)の時代において非常に大きな役割を果たすでしょう。彼は将来世界で公に働かれる覚者方の一人です。