読者質問欄

Q 市場のフォースの問題とは何ですか。

A 市場のフォースが人類の心臓、肝臓、脾臓を掴みました。私たちはあまりにそれに囚われているので、ほとんど何をすることもできません。人々はヒステリックなまでにもっと金持ちになろうとしており、ほとんど何物もそれを止めることができません。それを止めることができる唯一のものは株式市場の崩壊であり、それが人類を人生の現実に直面させるでしょう。そしてそれから私たちはマイトレーヤに耳を傾けるでしょう。他にどこにも行く場所がないとき、人は源に向かい、覚者方が問題への回答をお持ちであることに気づくでしょう。覚者方は単にその回答を世界に提示して私たちのために解決してくださることはできません。私たちがそれを欲しなければならず、喜んで、自主的に、全人類が生きるための選択と犠牲を行わなければなりません。

Q 株式市場が崩壊したら、飢える人々をどうやって援助できますか。

A 株式市場が崩壊したからといって、米や小麦の一粒も、リンゴの一つも世界から減るわけではありません。全く同じものが育てられ、生産され、加工され、全く同じ量の食料が生産されます。実際それは株式市場の崩壊とは何の関係もありません。世界の株取引きの 97.5パーセントは単なる通貨取引きです。それは世界の実体経済と何の関係もありません。それはただの賭博場であり、ルーレット賭博と何も変わりません。世界は大雑把に言っておよそ200人の人々に支配されています。彼らは世界のあらゆる国におり、株取引きへの投資以外のことは何もしていません。途上国と資源を分かち合うことは株式市場とは何の関係もありません。

編集者より:
私たちが最近受け取っている多くの質問は、以下に載せる、この雑誌に掲載されたベンジャミン・クレームによる回答と密接に関連している。これらの回答は未だに妥当性を持ち、読者はこれらを考察することで現在の問題に対処することができる。

Q 最近のアメリカでの出来事は、特定の勢力が、地球が人口過剰であると判断し、人口を減少させるために感染症を引き起こすワクチン接種のような手段を開発していることを示しています。これをやめさせ、自分自身や愛する人々を守るために何をすべきですか。

A これもアメリカから定期的に発信される陰謀論の一つです。これには何の中身もありません。リラックスしなさい!
(SI誌,2009年11月号)

Q UMTS携帯マストの電磁波は健康にどの程度有害ですか。私が働くオフィスは5階と最上階にあります。ビルの屋根は多くのマストで覆われており、私の同僚たちは電磁波の放射にさらされています。(1)この不安は根拠のあるものですか。(2)最近、二人の子供と職員が脳腫瘍で亡くなった後、アムステルダム西部の小学校からすべてのUMTSマストが除去されました。これらの脳腫瘍はUMTSマストによって引き起こされたのでしょうか。(3)この新しい技術による他の病気はありますか。(4)ワイヤレスのコンピューター・インターネット・ネットワークの電磁波にさらされることの危険はありますか。

A (1)いいえ。(2)その可能性は非常に低いです。(3)危険性は低いです。(4)実際にはありません。もしあったとしても、微々たるものです。(SI誌,2007年9月号)

Q ワクチンについての覚者方の助言は何ですか。それは非常に多くの子供たちにとって逆効果であるように思われます。ホメオパシー療法が実行可能で安全な代替案として促進されないのは恥ずべきことです。私たちは完全にワクチンをやめてしまうべきではないでしょうか。

A 全体として、ワクチンは幾つかのひどい子供の病気を除去する上で恩恵のあるものでした。ホメオパシーの「ノソーズ(nosodes)」(ワクチン)はそれらの病気の多くに利用できますが、ホメオパシーがより広く知られ、受け入れられるようにならなければ(それは今ゆっくりと起こっています)、ワクチンは「正常な」様式のままであり続けるでしょう。「完全にワクチンをやめてしまう」のは危険なことでしょう。(SI誌2000年10月号)

Q 将来の「荒野の体験」にどう対処するべきでしょうか。

A 私が言い続けているとおり、「注目を高く保ちなさい」。それが意味するのは文字通り注目を高く保つことですが、もちろんそれ以上の意味があります。それは世界中に伝導瞑想を広め、そして実践することと、現在進行中のキリストの再臨について知らせるという二つの方向への活動と行動によって生じる霊的緊張を保持することを意味するのです。これはそれ自体でかなりの達成です。
 ますます多くの人々は、私たちが話してきたことは、非常に実際的な観点から、彼らが関心をいだいていることについてであることを、すなわち世界全般、今日人々に非常に難しい選択を迫る世界についてであることを、理解し始めています。
 私たちの人生の仕事は確かに容易ではありませんが、それは限定されています。人類の一部として、私たちは生計を立てなければなりません。この‘いわゆる’不況と呼ばれる状況を通して、行路を見つけなければなりません。荒野の体験の苦痛に耐えなければなりません。そして、人類のすべてと同様に、それをくぐり抜けなければなりません。それによって動揺させられたり、打ち負かされることなしに、頭を持ち上げて、注目をさらに高く上げて、くぐり抜けなければなりません。なぜなら、私たちは、おそらく今まで認識してきたことよりもさらに偉大なることに関わっているからです。
(SI誌2011年1月号)