新しい時代の徴、なぜ今なのか ――選集

Signs of the new time, why now ? ── a compilation

「奇跡」もしくは「新しい時代の徴」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。なぜ今、徴がこれほどまで広く見られるのかというテーマである。引用文は、マイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第Ⅰ巻と第Ⅱ巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

 人々がそのような徴を思い出し、それらを来るべき日々についての真の予告として受け入れる時が間もなくやって来る。それらを、歴史上のこのユニーク(独特)な時に、マイトレーヤと覚者たちの一団の出現と同時性を持たせた計画された顕現として理解するだろう。何か途方もない素晴らしいことが地球上で進行中であるということを人間に合図するそれらの徴はあまた存在し、変化に富む。見る目を持つ者たちにとってそれらは、人生にはまだまだ未知で神秘的な領域がたくさんあることを、人間がそれについてほとんど知らない法則があることを、そして何にも増して、人間はひとりではないということを、思い出させるものであった。

(『覚者は語る(Ⅱ)』─おびただしい徴─より)

……キリスト・マイトレーヤの到来は、聖骸布やその他の徴に左右されません。しかし今、全く予想外の出来事が起こっており、それはキリスト教徒の信仰だけではなく、人類の希望の光を甦らせるものであることを人類に示すための徴なのです。

(『世界教師と覚者方の降臨』)

 すべての側において、徴は確かに明らかであり、“奇跡の時代”に終わりがないというはっきりとした徴候がある。われわれの直中にある奇跡を、いかに遠回しであろうと、指している徴が、毎日のように沢山起こっているのを否定できる者はほとんどいない。「人の子」が確かに彼の民の中にいることを、長い待ち時間は終わったことを、この大教師は公に彼の使命を始めようとしていることを、そして新しい道が人間を彼らの運命づけられた未来へ前進するように招いていることを、間もなく世界は確実に知るだろう。

(『覚者は語る(Ⅰ)』─ 世紀の終わり─より)

 すべての奇跡の中で最も説得力のあるものはおそらくマイトレーヤ御自身の手形である。それは2001年にスペインのバルセロナのある家の浴室の鏡に奇跡的に現れた。その手形は単なる手の痕ではなく、立体的なイメージで、細部まで映し出されている。この“手”は、マイトレーヤの癒しのエネルギーと助けを喚起するための手段である。自分の手をこの手の上に置くか、ただ見つめることによって、マイトレーヤの癒しと助けを(カルマの許す範囲で)喚起することができる。マイトレーヤが完全に姿を現され、私たちがその顔を見るまでの間、彼はそのようにして私たちのすぐそばにいてくださる。マイトレーヤは「わたしの助けはあなたがたの意のままである。ただ求めればよいのである」と言われる。

(シェア・インターナショナル誌2008年12月号より)

 あなたがたは、もうすぐ、人それぞれのかたちでわたしを見つけるであろう。このことを告げにきた。わたしの愛する弟子イエスを求めるものは、イエスの特性をわたしの中に見いだすだろう。教師としてのわたしを探す者は、より的に近い、わたしは教える者であるから。徴を求める者は、それを見つけるであろう。しかし、わたしの顕れ方は、もっと単純である。あなたがたとわたしを分かち隔てるものは何もない。もうすぐ多くの者が、そのことに気づくであろう。

(『いのちの水を運ぶ者』第10信より)

 間もなく、この方が巧みにつくられた多くの奇跡によって、至るところにいる男女の心(ハート)がこの方を慕うだろう。癒しの水は一つずつ発見されるだろう。そして人間の宮殿の大浄化が始まるだろう。

(『覚者は語る(Ⅰ)』─扉を叩く者─より)

 [マイトレーヤは]水源をアクエリアス(宝瓶宮)星団からのエネルギーで活性化します。その治癒の水は陽極の水素原子を含み、そのペーハー(pH)は変えられています。最終的にマイトレーヤはそのような水源を世界中、777カ所につくられるでしょう。それが人類の健康を著しく改善させるでしょう。これまでにそのような水源が4カ所で発見されました──メキシコのトラコテ、インドのナーダナ、ドイツのノルデナウ、ケニヤのナイロビです。水源が「発見される」タイミングと様式や場所はマイトレーヤがコントロールされるでしょう。

(『大いなる接近』)

 われわれは一つの文明の始まりと終わりにいることを、世界の歴史の中で、桁外れの時代であることを忘れないようにしなさい。したがって人々は変化の痛みを感じるのだということを理解しなさい。ある人々にとっては自由への解放である。他の人々にとっては、保証と平穏の喪失である。しかし、我が兄弟よ、痛みは長く続かないだろう、すでに多くの人々はそうであることを知っている。あなた方がこの困難な時期を通り抜けるのを助けるための援助はあり余るほどある。この「時代」を喜んで受け入れなさい、そして新しい事どもの徴を認知しなさい。

(マイトレーヤからのメッセージ、『覚者は語る(Ⅰ)』)

 奇跡はあふれ、驚かせ続けるだろう。いわゆる科学者や専門家たちの絶望的な望みは、人間の目がとらえる証拠を否定するのには役に立たないことが証明されるだろう。これらの顕現が引き起こす希望に心(マインド)を向けることで、人々はそれらをマイトレーヤの賢明な言葉に関連づけるだろう。そして彼の導きに従うだろう。

(『覚者は語る(Ⅰ)』─ 奇跡の時代に終わりはない ─より)

“星”

 2008年12月12日に、シェア・インターナショナル・ファンデーションは世界のメディアを通して、「輝かしいパワーの星のような発光体」が非常に間もなく世界中で見られるだろうという情報を流した。その予報どおり、“星”についての最初の報告がクリスマス頃に届き始めて、その後世界中から“星”の目撃情報が寄せられ始めた。それは、イエスの誕生のとき3人の賢者(覚者)たちを東方からベツレヘムまで導いたと伝えられる聖書の物語の“星”に関連づけられる。現代の“星”と二千年前の“星”の両方とも、実際には宇宙船だったのであり、現代の“星”は世界の東、西、南、北と四つ出ており、世界中をカバーしている。そしてその“星”は、「徴」であり、われわれの惑星の霊的ハイアラキーの長である世界教師マイトレーヤ(いまだ名乗りあげないまま)の非常に間近に迫った公の出現の先触れなのである。

(『光の勢力は集合する』)

 彼は、人間の中の一人として現れ、彼の兄弟たち(人類)の必要と思いを声にするだろう。やがて時を経て、非常に多くの人々が反応するとき、彼の本当の名前と身分は確認されるだろう。その時までの期間は短いことが期待されるが、その認知の速度は人間自身の手のうちにある。今や世界的規模に広がっている奇跡現象の現段階はまだ続くだろう。そしてこの時期におけるその意義をもはや誰も否定することができなくなるまでこの過程に伴うだろう。

(『覚者は語る(Ⅰ)』─将来の青写真─より)

 [奇跡は]私たちが一つの時代の終わり、新しい時代の始まりに来たという徴であり、キリストがこの新しい時代を開始するために世界に戻られたという徴です。これらの徴は、人々の信仰と将来への希望を鼓舞し霊的基盤に基づいた生活に目覚めさせ、私たちが絶えず変化する世界に生きており、奇跡の日々は終わっていないということを彼らに認識させ続けるために与えられています。例えば、聖書の奇跡が、そしてそれ以前の時代の奇跡も、現在、毎日ほとんど毎時間ごとに世界中で繰り返されています。これらの出来事は人類にとって、キリストが世界に公に再臨する時が近づいているという非常に明確な証拠になっています。

(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』)

 世界中で、徴はその仕事を成し遂げた。人々はますますそれらの意義を認識し、それがもたらす慰めを新たな感謝の心でつかみとる。真理を知る者たちの心に新鮮な歓びが沸く──「使者」は真昼の光の中に出現すべく待っておられることを、彼の使命を始めるための呼びかけを待つのみであることを。間もなく召集がかけられ、新しい時代が始まるだろう。

(『覚者は語る(Ⅰ)』─ 運命の時─より)